セキュリテからのお知らせ

ニュースリリース 2021年1月8日 13:53

【不動産ニュース】不動産流通研究所などのニュースで三菱地所と弊社の取組が紹介されています。

【不動産ニュース】

1月6日付の不動産流通研究所のニュースで三菱地所と弊社の取組が紹介されました。

しなの鉄道の車両更新ファンドの販売を入口に、三菱地所と弊社共同で長野東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向けた取り組みを開始するという内容です。
 

12日付の週刊ビル経営でも、同様のニュースを報じていただいています。

 

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ニュースリリース 2021年1月7日 18:37

【信濃毎日新聞】紙面でしなの鉄道の車両費用調達ファンドについて紹介されています。

信濃毎日新聞の1月7日付朝刊紙面でしなの鉄道の車両費用調達ファンドについて紹介されています。

紙面なので、こちらではリンクが貼れないことをご了承ください。
 

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ファンドについて 2021年1月7日 18:30

ミャンマーからご挨拶

皆さま、こんにちは。

ミャンマーから新年のご挨拶とともに、現地の様子が届きましたのでご紹介します。

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「ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド」の事業者であるリンクルージョン株式会社は、ミャンマー連邦共和国において、低所得・貧困層向け小口融資を行うマイクロファイナンス機関向けのシステム提供や業務改善支援、農村の小規模商店向けの食品・日用雑貨等の配達サービス事業を行っています。
ミャンマーの地方部では物流インフラや流通網が未成熟で、女性店主が大半を占める小規模商店は1時間以上かけて仕入れに行かなければなりません。
この課題の解決のため、配送拠点を整備し、商店が携帯電話での注文で仕入れができる仕組みをつくっています。

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この配達サービスを利用するミャンマーの小売店を経営する女性の声を紹介します。

顧客の声(エモンさん/32歳)

「リンクルージョンの配送サービスを使い始めて1年半になるわね。
今年はコロナの流行でみんな苦しい思いをしてきたけど、どんな時も休まずに商品を届けてくれて本当に感謝してるの。
みんなが出歩かなくなって、街や市場まで買い物に行く人も減ったわ。
実はその分、うちで買い物してくれるようになったのよ。
だから休まず配送してくれたことが、売り上げの増加につながってるの。」

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エモンさんは、シャワークリームやコスメなど美容商品の販売も始め、前年に比べ売り上げが2倍に増えたそうです。
このように、皆さまからファンドでお預かりした資金は、確実に現地の人々の生活を豊かにするために活用されています。

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また、当ファンドについて、セキュリテのお客様である下山俊一(しもやましゅんいちさん)さんが、ご自身のブログでご紹介くださっています。
下山さんは、昨年末行われた、MJI主催で、当社と認定NPO法人Living in Peace(LIP)、本ファンドの事業者であるリンクルージョンが一堂に会するオンラインイベントにも参加されています。
本ファンドへの理解が深めていただける内容ですので、ここに共有させていただきます。(なお、掲載については、下山さんの了解を得ています。)

セルフ・リライアンスという生き方

【詳細はこちら】

一口       ¥32,400
募集総額     ¥50,010,000
事業者      リンクルージョン株式会社
参加人数     230人
募集期間     2020年9月8日~2021年2月28日
分野       小売、ファイナンス
特典
・オンライン事業報告会
対象口数:1口以上
会計期間中に1年に1回開催されるオンライン事業報告会にご参加いただけます。報告会においては、事業計画の進捗に加え以下のSDGsのモニタリング指標の達成状況についてもご報告します。

※開催時期や実施方法等は、募集終了後にお知らせいたします。

・現地スタディツアー
対象口数:10口以上
顧客の生活・ビジネスの様子、スタッフが働く姿を現地で実際にご覧いただけます。

※航空費、宿泊費、移動費、食費等、ツアーにかかる費用は出資者のみなさまのご負担となります。また、開催時期や実施方法等は未定です。
※「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド」「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2」の投資家特典「現地スタディツアー」と同時期の開催を予定しております。当該ファンド特典をご利用される方は、1度のミャンマー渡航で両ファンドの現地ツアーに参加する事が可能です。

【ファンドのお申し込みはこちら】
 

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ニュースリリース 2021年1月6日 16:32

【乗りものニュース】鉄道系メディアでしなの鉄道の車両更新ファンドの話題が取り上げられています。

【乗りものニュース】など複数の鉄道系メディアでしなの鉄道の車両更新ファンドの話題が取り上げられています。
それぞれのURLは、以下の通りです。

乗りものニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/e510d06c765e525c1676fa4149b9215fa871b5dd

鉄道プレスネット

https://news.railway-pressnet.com/archives/20463

鉄道コム

https://news.yahoo.co.jp/articles/a63e84f589e89d32381469265ac771590a3cf7a9

鉄道チャンネル

https://tetsudo-ch.com/11072224.html

レイルラボ
https://raillab.jp/news/article/23779
 

レスポンス

https://response.jp/article/2021/01/08/341959.html

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ニュースリリース 2021年1月6日 10:00

しなの鉄道 SDGs配慮の車両更新ファンド組成へ

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令和3年1月6日
                                 しなの鉄道株式会社
ミュージックセキュリティーズ株式会社
 
                               しなの鉄道 SDGs配慮の車両更新ファンド組成へ
            ―第三セクター鉄道会社における新型車両設備投資へのファンド活用は日本初―
 
この度、しなの鉄道株式会社(以下、「しなの鉄道」)とミュージックセキュリティーズ株式会社(以下、「MS社」)は、しなの鉄道の車両更新(新型車両の導入)に必要となる資金の一部を、インパクト投資(※1)を活用したブレンド・ファイナンス(※2)にて募集することで合意にいたりました。2021年1月14日から募集を開始します。
 
しなの鉄道の新型車両の導入は、長野県が推進する『脱炭素化社会づくり』にも沿った消費電力の大幅な削減とともに、沿線地域の様々な地域活性化の取り組みにも連動させることで地域経済の活性化にも寄与するSDGsに貢献するESG投資(※3)です。また、第三セクター鉄道会社の新型車両としての設備投資へのファンド活用は、日本で初めてです。(※4)
 
現行の115系と比較して、新型車両SR1系の導入による消費電力の削減効果は2両編成1kmあたり消費電力量が、115系が5.03kWhに対してSR1系が3.02kWhとなり、約40%の削減につながります。今回の2両導入により、年間で約273,130kWhの消費電力が削減され、年間で約160tのCO2が削減されることにつながると考えられます。予定している46両すべてが新型車両となった場合は、年間で約3,600t以上のCO2の削減が予想されます。
 
募集金額は5,000万円で、個人から3,000万円、機関投資家等の法人から2,000万円集めることを目指します。個人法人いずれも前述のCO2削減等の社会的リターンと金銭的リターンを設計しております。個人と機関投資家等の法人では、投資の動機が異なると考え、個人は、投資の楽しみと体験する楽しみ、また鉄道ファンにとっても楽しめるような設計、法人は投資すること自体がSDGsへの貢献につながるような設計と致しました。
 
個人投資家は、決済頂く金額のうち、半分が投資、半分が体験や沿線の特産品などの購入に充てられます。購入分に関しては、個人投資家が投資後に選択できるようになっており、観光列車の食事付き乗車券と沿線の日本酒・ワインや特産品の提供、沿線温泉地の宿泊券がセットになったプランや、旧型車両115系部品取り体験とオリジナルグッズがセットになったプラン(応募多数の場合抽選)も用意しております。
個人投資家の参加は、しなの鉄道の新たなファンの獲得や沿線地域の魅力発信など「関係人口」(※5)の増加につながるため、地域活性化への貢献が期待されます。
 
また、今回の車両更新がSDGs目標7の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標11の「住み続けられるまちづくりを」、目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献され、法人投資家にとっては、投資することそのものがSDGsへの貢献につながると考えております。CSRの観点でも、本ファンドへの投資メリットを提供できると考えております。
 
今回のファイナンスは、第三セクター鉄道会社であるしなの鉄道にとって、自治体にかかる損失補償のリスク軽減につながる新たなリスクマネーの調達で、県民や市民の皆様の負担軽減にもつながると考えております。
 
なお、今回のファンド組成にあたっては、MS社と長年連携関係にあり、しなの鉄道とも沿線活性化について協定を締結し取り組みを進めている三菱地所株式会社が両者の仲介をしました。
 
※1:インパクト投資とは、リターンだけでなく社会や環境にインパクトを生み出す組織やファンドへ投資することです。
※2:ブレンド・ファイナンスとは、個人と法人、官と民など、期待リターンが異なる投資家に対して、異なる条件を提示することで、事業者側に有利な資金募集を可能とする方法です。
※3:ESG投資とは、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。(経済産業省ウェブサイトより)
※4:MS社調べ
※5:「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手になることが期待されています。(総務省ウェブサイトより)


ファンド詳細
  • 一口:個人¥50,000 法人\1,000,000
  • 募集総額:¥50,000,000(個人\30,000,000 法人\20,000,000)
  • 募集期間:2021年1月14日―2021年6月30日
  • 会計期間:2021年7月1日~2031年6月30日(10年間)
  • 事業計画達成時の償還率:個人107.2% 法人108.8%(いずれも源泉徴収前)
  • 事業者:しなの鉄道株式会社
 
 
【本リリースの取り組みが貢献する主なSDGs】
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【本件に関するお問い合わせ先】
しなの鉄道株式会社 経営戦略部営業課
TEL:0268-21-4702
ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
TEL:03-5948-7301        E-mail: mspr@musicsecurities.com
 

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ニュースリリース 2021年1月6日 10:00

地域を支える「しなの鉄道沿線活性化」に向けた連携開始


               
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                                                                                                              2021年1月6日
報道関係各位                              
                                                                                                           三菱地所株式会社
                                                                              ミュージックセキュリティーズ株式会社


                 地域を支える「しなの鉄道沿線活性化」に向けた連携開始
                                   ~国内初の車両更新ファンドを立上げ~

 

三菱地所株式会社(以下、「三菱地所」)およびミュージックセキュリティーズ株式会社(以下、「ミュージックセキュリティーズ」)はこのほど、長野県東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向けた取り組み(以下、「本取り組み」)を開始します。
 
本取り組みとして、ミュージックセキュリティーズは、三菱地所と提携関係にあるしなの鉄道株式会社(以下、「しなの鉄道」)における車両更新に向け、1月14日にファンド(以下、「本ファンド」)を募集開始します。ファイナンスを通じて鉄道における環境性能の向上に寄与するとともに、地域の足である第三セクター鉄道会社を支え、関係人口1の増加や地域活性化につなげてまいります。
 
インパクト投資2である本ファンドは、期待リターンの異なる複数の金融商品を組み合わせ、法人や個人から資金を調達するファイナンス・スキームで、本スキームによる第三セクター鉄道会社向けファンドは国内初※3の取組みとなります。投資家は社会的リターンだけでなく経済的リターンを得ることも可能なスキームのため、持続的な支援につながります。
 
三菱地所は本取り組みにおいて、大手町・丸の内・有楽町地区の事業者や就業者などに向けた情報発信や接点づくりなどについて支援する方針です。
 
今後も三菱地所およびミュージックセキュリティーズは、地域社会の要請に応じて、長野県東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向けた地元企業支援を継続的に推進してまいります。
 
※1 関係人口:関係人口とは、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、関係人口と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手になることが期待されています。(総務省ウェブサイトhttps://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.htmlより)
※2 インパクト投資:リターンだけでなく社会や環境にインパクトを生み出す組織やファンドへ投資すること。
※3 ミュージックセキュリティーズ調べ

本リリースは、関係各社の事業展開に関する情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。

【各社コメント】
三菱地所は、2016年9月に八十二銀行のほか、三菱グループの金融機関との間で長野県の地方創生に関する連携協定を締結、総合デベロッパーとして長年培ってきたノウハウを活かし、観光振興に向けたリゾート事業発展に資する施策や、快適なまちづくりの推進のための開発手法などについてサポートを行ってまいりました。具体的には、しなの鉄道が2019年2月に実施した軽井沢駅北口東側遊休地の活用事業に関するコンペティションに参加し、優先交渉権を獲得、同事業の検討を進めると共に、2020年9月には出資先企業と連携して長野県上田市でプログラミング教室を開催する等、グループ会社、出資協業先等とも連携して長野県・しなの鉄道沿線地域の活性化に向けた施策を進めてまいります。
 
ミュージックセキュリティーズは、2008年に三菱地所が運営するベンチャー支援施設に入居、以降三菱地所と各種事業で協業を進めており、その一環で今回の提携に至りました。2015年から八十二銀行と連携を開始し、2016年には、信濃毎日新聞と「CF信州」を運営しています。今後は、長野県しなの鉄道沿線エリアを中心とした立地企業に向け組成するファンドを通じて、エリア立地企業の資金需要に対応、支援していきたいと考えております。
 
【本リリースの取り組みが貢献する主なSDGs】

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                                  <本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
                                             三菱地所株式会社 広報部
                                               TEL:03-3287-5200
                              ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報チーム
                             TEL:03-5948-7301 E-mail: mspr@musicsecurities.com


 

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ニュースリリース 2021年1月5日 17:32

【日本経済新聞】電子版でしなの鉄道のインパクト投資について紹介されています。

日本経済新聞】電子版の本日、午後5時の記事で、しなの鉄道のインパクト投資について紹介されています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODB0528R0V00C21A1000000

(有料会員限定記事です)
この件につきましては、明日1月6日に、詳細をプレスリリースで発表させていただきます。

 

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ご挨拶 2021年1月1日 00:00

2021 新年のご挨拶

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
この新しい年も、ミュージックセキュリティーズを宜しくお願い致します。

2020年、期待で胸躍る年の始まりでしたが、
蓋を開けてみると、世界中が未曾有の危機といえる一年でした。
健康を維持するのがこんなに大変だったり、会いたくても会えなかったり、何か困ったことが色々起こったり、もちろんお金だったり、時間や空間の制約が多くて、不自由なことばかりでした。

この一年ほど、自由でありたいと思った年はありませんでした。
2000年、「もっと自由な音楽を。」モットーに、当社を創業しました。
自由への渇望が、新しい金融事業を創る頑張りの源でした。

渇望する自由が、
いつでも背中を押してくれると信じています。

2021年こそ、誰もが自由を手に入れられるよう、
皆さんと力を合わせていきたいと思っています。

私は20年間も支えていただいて、今、感謝を噛み締めています。
本当にありがとうございます。

今日から始まる次の20年も、ぜひご一緒させて下さい。

この素晴らしい新しい年、
心から、皆様のご多幸をお祈りしています。
 
2021年 元旦
ミュージックセキュリティーズ株式会社
代表取締役 小松真実


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ニュースリリース 2020年12月27日 11:24

【財経新聞】楽天証券、ファンド型クラウドファンディングの募集開始へ 業界初

楽天証券は24日、クラウドファンディングサービスの提供開始に伴い、業界初となるファンド型クラウドファンディングの募集を開始すると発表した。28日より取り扱いを開始する。

楽天証券、ファンド型クラウドファンディングの募集開始へ 業界初 | 財経新聞 (zaikei.co.jp)

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「ゆっくり、いそげ」セキュリテ自由帳 2020年12月26日 16:00

インパクト投資のエコシステム

セキュリテを通じたインパクト投資のエコシステム、というテーマで、少し書いてみたいと思います。

「エコシステム」とは、もともとは自然界における「生態系」のことです。生物と周りの環境を包括した言葉で、例えば、食物連鎖などの物質の循環等、動物や植物、微生物等がそれぞれが相互に作用し、協調のとれた状態で、その生態が維持されている様子を指すことが多いと思います。

ここでは、当社のセキュリテというインパクト投資のプラットフォームを通じて、事業者やその先のお客様、出資者や当社、その他のパートナーの皆さまが、どのように関係し、この仕組みが持続的に維持されているのかを、エコシステムという言葉を使って考えていきます。
 

1.きっかけ


個人的な話になりますが、先日、ファンドの分配金を使って、リンクルージョン社の「ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド」(以下、「農村LMファンド」と言います)に1口出資をすることができました。それをきっかけに「エコシステムだ…」ということを考えるようになりました。

私は、2009年からセキュリテのファンドへの出資を続けています。最初の数年はその都度、新たな資金を投入して出資をしていましたが、最初のファンドから分配金が入って以降は、基本的にファンドの分配金を、新たなファンドへの出資に充てています。もちろんタイミングによっては、分配金だけでは足りないこともあり、そうした際には、不足分については新たに資金を投入しながら、少しずつ、自分のセキュリテポートフォリオを増やしてきました。

今回は、以下の通り、「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド1」(以下、「MJIファンド」と言います)の分配金を含め、今年の9月25日から12月9日までの間に入った複数のファンドの分配金が合計36,601円あり、そこから32,400円を使って、「農村LMファンド」に1口出資しました。

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(上記の画像は、私のセキュリテ「マイページ」からの抜粋です。MJIファンドの分配金は3口分の金額です。画像中、「遅延損害金」の記載がありますが、支払い期日に遅れる場合には、分配金と共に遅延損害金が支払われます。特に今年はコロナの影響で支払を遅延するケースが見られます)

セキュリテのファンドは、金融商品にはなりますが、元本保証はなく、一定程度のリスクがあり、かといって、ハイリターンも指向しておらず、資産形成目的の投資にはおすすめはしておりません。出資の際には、必ずそのお金が、余裕資金かどうか、なくなっても生活に困らないお金かを確認した上で、出資いただいています。実際、私自身も、出資に際し新たな資金を入れる場合には、月々のキャッシュフローの中から、出せる範囲での小口の出資をしています。

実は今回の出資にあたり、正直なところ、今年は何かとお金がかかり、手元の資金が心許なかったので、新たな資金は入れずに、分配金だけで出資を完結できたことは、とても有難かったです。この時に、すごく思ったのは、「これが寄付だったら、できなかったな」ということでした。そもそも最初のファンドが寄付であれば、分配金は生じませんし、また、今回のミャンマーのファンドが、寄付の募集であれば、手元資金が心許ない中、出せない金額ではなかったとしても、「寄付しよう」という気持ちにはなれなかっただろうな、と思いました。

ファンド対象の事業が継続し、資金が循環している間は、元手を増やさなくても、分配金を使用して継続的にファンドへの出資ができること、つまり持続的な資金循環が生まれうることが、セキュリテのエコシステムの核であると言えると思います。

 

2.ミャンマーでの循環


今回、通常の分配金からの再投資、ということ以上に「エコシステム」ということを意識したのは、「MJIファンド」の初めての分配金を「農村LMファンド」へ、つまり、ミャンマーからミャンマーへの再投資につなげることができたからでした。

ここで、MJIファンドの分配金がどのように生まれ、LMファンドへの出資金が今後、どのように使われていくのか、少し紹介したいと思います。

まず、MJIファンドは、MJIがミャンマーでマイクロファイナンス事業を行うためのファンドです。出資金はMJIが行う貸付への原資となり、ミャンマーの主に女性たちに貸し出されました。マイクロファイナンスを借りた女性たちは、その資金で事業を行い、事業の売り上げの中から、利子をつけて、MJIに借入を返済します。MJIの売り上げの源泉は、借り手の皆さんが支払う利子であり、セキュリテの出資者の皆さんへ支払われる分配金も、元を辿れば、借り手の皆さんが支払う利子が源になっています。

次に、農村LMファンドについてです。このファンドの営業者であるリンクルージョン社は、ミャンマーにおいて、①マイクロファイナンス機関向けのシステム提供や業務改善支援、②農村の小規模商店向けの食品・日用雑貨等の配達サービスの事業(コマース事業)を行っています。今回のファンドでは、このうち、②のコマース事業のための運転資金や設備資金に使われます。では、この「運転資金」とは、いったい何なのでしょうか。

このサービスの主な利用者は、農村部で自宅の軒先等を活用した小売店を営む女性たちです。彼女たちが直面する課題の一つが商品の仕入れですが、リンクルージョンは、こうした女性たちから、電話一つで注文を受け、翌日には商品の配達を行っています(事業の詳細は、ファンドページでご確認ください)。

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(小売店を営む女性。後ろに見える食品や化粧品等を仕入れて、販売しています)

中でも、このビジネスモデルの中で、私が特に素晴らしいなと思っていることは、リンクルージョンでは、その商品の代金を、注文時でも、納品時でもなく、後日に回収しているのです。そうすることで、女性たちは商品が売れた後に、その売り上げの中から支払えるようになります(とはいえ売れなかったら払わなくていいわけではありません)。これは、女性たちにとっては大きなメリットですが、リンクルージョンの視点に立つと、商品の仕入れから売上の回収までに時間がかかり、大きな負担になります。つまり、ここにも「運転資金」が必要になります。​

説明が長くなりましたが、ここで言いたかったことは、MJIファンドを通じて、ミャンマーの女性たちの事業により生み出された分配金が、農村LMファンドに出資されると、その資金は再び、ミャンマーの女性たちの事業のために使われ、彼女たちの事業の売上から、リンクルージョンを通じて、再び、私たちに分配金として戻ってくることになる、ということです。

実際、MJIのお客様の多くはこうした小規模商店を営んでおり、リンクルージョンの契約商店の約10%がMJIの借り手ということですから、MJIファンドの分配金をリンクルージョンに投資することでも、再び、MJIのお客様にも役に立てていただけます。もちろん、理想を言えば、MJIファンドの分配金は、次のMJIファンドに再投資できればいいのかもしれません。しかし、そのために分配金を支払い留保金として寝かせておくのは、もったいないことです。

お金は誰かのために生かされてこそ、価値が発揮され、社会的インパクトも生まれます。農村LMファンドは、期末一括分配のファンドで分配金が出るのは2025年9月頃になりますが、その時に、MJIか、リンクルージョンのファンドか、はたまた全く別のミャンマーのファンドが出ているかは分かりませんが、また新たな投資機会があることを楽しみに、現在、分配金をお持ちの方も、そうでない方も、ぜひこの機会にファンドへのご参加を検討いただければ嬉しいです。

(※なお、セキュリテのファンドは、元本保証はしておらず、ファンド対象事業の業績により、元本を割れることや、全く分配がされないこともありますので、ご留意ください。ファンドのリスク等の詳細は、各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください)

 

3.10年でアジア3か国周遊~カンボジア→ベトナム→ミャンマー~


似たような話にはなりますが、次は時間軸を変えて、みてみたいと思います。

既に書いた通り、セキュリテでの私の最初の投資体験は2009年、日本で初めてのマイクロファイナンスファンドとして募集開始した「カンボジアONE」という、カンボジアのマイクロファイナンス機関向けのファンドからです。

これは、私が初めてつくったファンドでした。私は、当時(実は今も)、認定NPO法人のLiving in Peace(以下、「LIP」と言います)というNPOのマイクロファイナンスプロジェクトに所属し、仕事の傍ら、主に週末や終業時間後に活動をしていたのですが、このファンドを、マイクロファイナンスに関連するファンドを作りたいがために、ミュージックセキュリティーズに転職して、今に至っています。その時から、マイクロファイナンスのファンドに関して、当社はLIPと業務提携をしています。

そのLIPと当社で作ってきたマイクロファイナンスのファンド「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド」のシリーズは、2009年にカンボジア、2012年にベトナム、そして少し時間をおいて、2019年にミャンマーと展開してきました。その数14本。私も、すべてのファンドには参加できていないのですが、できる範囲で8本のファンドに出資しました。

そして、幸いなことにこれらのマイクロファイナンスのファンドに関しては、すべてプラス償還をしました。(為替変動により、想定より大きくプラスに働いたものもあります)。

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(上記の画像は、私のセキュリテ「マイページ」からの抜粋です)

私もこの時の分配金を使って、その後、他のファンドの出資に充ててきましたが、当時、同じように多くの出資者の方が、カンボジアのファンドの分配金を使って、ベトナムのファンドに出資していました。私は、その時にも、今回と同じように、寄付と投資の違いや、投資による資金の循環について、考え、何かしら発信していたと思います。しかし、今回がその時と少し違うのは、最初のカンボジアのファンドを募集してから、既に10年以上が経過しているということです。

「お金を働かせる」という表現がありますが、カンボジアへの最初の1口から始まって、この間、引き出さずに再投資をくり返した場合に、その1口がカンボジアで働き、日本に帰ってきて、その後、ベトナムで働き、また日本に帰ってきて、一度、日本国内の地方創生の事業に出稼ぎに行き、帰ってきて、次はミャンマーに働きに行く、まさにそのような、小口投資を通じた資金循環のエコシステムと言えるような事象が、セキュリテのインパクト投資のプラットフォームでは、起きているのです。自分は日本にいながらにして、新たな資金を投入することなしに、最初の元手だけで、3か国を周遊しながら、誰かの役にたち、価値を生んでいるのです。

ーー

以上が、「セキュリテを通じたインパクト投資のエコシステム」について、今回、私が考えたことです。

私は必ずしも、寄付を否定するつもりはありません。寄付でしか成り立たないプロジェクトや状況もありますし、セキュリテでも分配金を寄付する仕組みや、特に自然災害等の後には、義援金プロジェクトを募ったりしています。

一方で、個人の信条としては、その取り組みが「持続可能である」ということを非常に重視しています。持続可能性は、ファンド対象事業に関してだけではなく、個人の寄付行動や、投資行動についても、同様に考えています。世界をより良い方向に、継続的に前に進めていくには、事業を行う人だけではなく、事業を応援する、支える側の私たちのお金の出し方も、持続可能でなければなりません。

先日、こちらのブログで、「インパクト投資に関する意識調査」からの雑感 という記事でご紹介しましたが、国内ではインパクト投資の認知度はわずか6%、インパクト投資に限らず、投資経験自体がない人が過半数という状況です。いったい何がそこまで投資のハードルをあげているのでしょうか。

今回、書いた通り、セキュリテを通じてのインパクト投資は、1口数万円の小口から、非常に簡単に始められます。そして、分配金を引き出すことなく、腰を据えて取り組めば、うまくいけば半永久的に新たな出資を続けることができます。もちろん投資なので、お金が十分に戻らないこともあります(私が出資したファンドの中にも元本が割れているファンドは複数あります)ので、そこは自己責任で、「この事業なら、この社長なら、仮に事業が失敗しても、自分は納得する」という先を選んでください。

セキュリテを通じたインパクト投資の資金は、長期にわたり取り組むことで、時と場所を変えて、自分の選んだ先で社会的インパクトを創出することができます。この記事を見た方が、一人でも初めての投資に踏み出していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ私たちの仲間になってください。


<オンラインイベント「ミャンマーMJI年末大感謝祭」(12/29)のご案内>
さて、最後に一つご案内させてください。
以下の通り、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」をテーマに掲げたオンラインイベントを開催します。
今回の記事でも言及した、セキュリテのインパクト投資のエコシステムを構成する心強い仲間たち、MJI、リンクルージョン、LIPと共に、お贈りする年末大感謝祭です。
師走のお忙しい時期ではありますが、ぜひご参加ください。

詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/

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(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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