ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

sugi2021年1月16日 22:00

「ブレンドファイナンス」について(1)

当社では「ブレンドファイナンス」の手法を強みとしています。事業者の皆さまの多様な資金ニーズに対して、個人からの小口出資を募るセキュリテのファンドを中心に寄付や購入、法人からの出資や寄付などを組み合わせ、事業者の皆さまにとって最適な資金調達をご提案しています。

また、今週からは、セキュリテのインタビューシリーズ「私のブレンド・ファイナンス」も始まりました。そこでは、少し視点を変え、セキュリテのファンの方々が、どのようにご自身のポートフォリオの中で、セキュリテのインパクト投資やその他の投資、寄付を位置づけ、組み合わせているか、当社への期待なども含め、お話頂く企画になっています。

▶「私のブレンド・ファイナンス」第1回はこちら:
 「自分のお金が循環しながら社会を豊かにしている実感(ゲスト下山俊一さん)

しかし、この「ブレンドファイナンス」という言葉ですが、多くの方は聞いたこともないのではないでしょうか。調査したことはありませんが、認知度がわずかに6%しかなかった「インパクト投資」という言葉以上に、一般の方には馴染みがないのではないかと想像しています(インパクト投資の認知度については、こちらの記事をご覧ください。)。

そこで、今回から複数回に分けて「ブレンドファイナンス」を取り上げ、当社としてどのような意味で使っているのか、ブレンドファイナンスの世界的な動向、募集中のブレンドファイナンスのファンドの紹介をしていきたいと思います。

 

|ミュージックセキュリティーズの「ブレンドファイナンス」


ブレンドの意味
ブレンドファイナンスは、英語で書くと「Blended Finance」のことであり、その発音から日本では「ブレンディッドファイナンス」や「ブレンデッドファイナンス」と言われることもあります。

このBlendedの使い方は、「Blended Coffee(=ブレンドコーヒー)」のブレンドの使い方と同じです。ストレートコーヒーやシングルオリジンコーヒーが単一の生産国や生産者等に限定したコーヒーであるのに対して、ブレンドコーヒーは、産地や豆の銘柄、焙煎度合いなどが異なる複数のコーヒー豆を混ぜ合わせてつくったコーヒーです。

同様に、ブレンドファイナンスも、字義通りには、ブレンドされた、つまり混ぜ合わされた金融、性質の異なる資金が組み合わされた金融という意味になります。

当社では、ブレンドファイナンスという言葉を意識する前から、性質の異なる資金をブレンドすることにより、これまで必要な資金を調達できなかった事業に資金調達ができ、また、これまで投資には縁のなかった人に参加の機会をつくれるということを、日々の取り組みの中で経験的に理解し、積み重ねてきました。

「性質の異なる資金」というのは、出し手(個人か法人か、官か民かなど)、リスク許容度や期待リターン、投資動機などが異なる資金ということです。お金のリターンがどこまで求められるのか、返済の必要のない資金なのか、商品やサービスでお返しする形でいいのか、といったことを考慮しながら、投資、寄付、あるいは購入を組み合わせてファンドやプロジェクトを組成しています。

寄付と投資のブレンド~セキュリテ被災地応援ファンド
例えば、2011年の東日本大震災の後には、「セキュリテ被災地応援ファンド」として、被災事業者を応援したい個人から、寄付と出資を組み合わせる形で資金を募集しました。1口1万円(+取扱手数料500円)のうち、半分の5千円を出資金、半分の5千円を義援金として、約40の事業者に総額10億円以上をお渡しすることができました。

出資者からみれば、1口1万円を拠出した瞬間、期待利回りはマイナス50%になるという、金融商品として異例のファンドでしたが、被災により大きなダメージを受けた事業者に、通常のファンドを組成することは難しく、また、資金使途が明確な形で義援金を出したい、という個人のニーズにも合致することで、このファンドは成立しました。(震災から10年の特設ページはこちら

個人×銀行×財団の資金のブレンド~ソーシャルインパクトボンドファンド
また、日本で最初の個人が小口で参加できるソーシャルインパクトボンドの事例となった「広島県がん検診推進SIBファンド」も、当社のブレンドファイナンスの一例です。このファンドは、「ソーシャルインパクトボンド」という官民連携の枠組みの中で、金融機関からの融資、財団からの出資、そしてセキュリテを通じた個人からの小口出資という異なる性質の資金がブレンドされました。

▶「広島県がん検診推進SIBファンド」のスキーム図
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公的資金の「呼び水効果」を活用したふるさと投資
その他、ブレンドファイナンスにつながる取り組みとしては、2013年以降、当社が全国の自治体と取り組んできた「ふるさと投資」の枠組みがあります。この枠組みでは、自治体が補助金や助成金等の公金を、地域の中小事業者に直接事業資金として投入するわけではありませんが、彼らがファンドを組成するための費用の一部として拠出することで、事業者が、ファンドを通じて、その数倍から十数倍もの民間資金を、主に域外の個人投資家から調達することを可能にするものです。

上記は、公的資金による「呼び水効果」が発揮された例ですが、実はブレンドファイナンスが特にSDGs達成のためのファイナンスとして、国際機関等で注目されているのは、公的資金の入れ方次第で、まさにこうした呼び水効果が狙えるからです。この辺りのことは、次回、もう少し書きたいと思います。

法人投資家のニーズに応えるSDGファンド
セキュリテでは主に、個人からの小口出資を募るファンドを扱っていますが、SDGs達成に寄与する事業に投資したい、という法人投資家のニーズに応える為、当社では昨年より「サステナビリティ部」を設け、法人向けのSDGファンドの組成にあたっています。

SDGsの達成につながるような社会的リターンが大きい事業の場合、一般的な事業と比較して、事業全体の経済的リターンが小さいものも多く、資金調達が困難な場合があります。そうした場合に、ブレンドファイナンスの手法が生かされます。

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​(出所:当社のサステナビリティ部のページより)


では、今回はここまでとして、次回は、世界的にブレンドファイナンスがどのような文脈で使われているのか、その考え方や取り組みについて、簡単にご紹介したいと思います。
 


(文責:杉山章子)

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(プロフィール)セキュリテを立ち上げた2009年にミュージックセキュリティーズ入社。マイクロファイナンスファンドや東日本大震災の被災地応援ファンドを主に担当し、弊社西日本支社開設時から4年間は西日本支社長として大阪オフィスにて勤務。これまでにファンドの組成営業、運営、監査、広報・マーケティング等、セキュリテに関する幅広い業務を担当し、執行役員や取締役も歴任。
国際基督教大学卒業。米国コロンビア大学国際公共政策大学院修了。

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sugi2021年1月9日 22:00

寄付より手軽!?~「インパクト投資のエコシステム」の続き

先日、「インパクト投資のエコシステム」というタイトルで記事を書きました。自分で書いておきながら何ですが、エコシステムという言葉で、伝えたかったことが表現しきれているのか、少しもやもやしていた部分がありました。

その後、この記事は多くの方に読んでいただき、また、年末に実施したオンラインイベント「ミャンマーMJI年末大感謝祭~ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」の中のトークセッションの中でも取り上げて頂き、皆さんからとても示唆に富むフィードバックを得ることができました。

皆さんのご意見や会話を通じて、言い足りなかったことが見えてきましたので、今日は、前回の続きとして、少し補足したいと思います。

 

|インパクト投資についてのご意見

必ずしも、私の記事へのご意見ではなく、イベントやインパクト投資に関してのご意見なのですが、「我が意を得たり」の感がありましたので、少し引用してご紹介します。まずは、投資を、資産形成だけでなく、社会に参加し、お金をよりよい社会づくりに役立てる手段と考えていらっしゃる下山俊一さんのブログからです。
 
「私が投資したお金は、誰かのビジネスの元手になり、付加価値を生み、その一部がリターンとして戻ってくると同時に、その過程で人々の生計向上や雇用創出などの社会的なインパクトを生んでいきます。投資は、投資する個人の資産を増やすためだけではなく、社会全体を豊かにすることができるお金の循環であり、かつそこには持続性があります。」

(出所:ブログ「セルフ・リライアンスという生き方」より、「MJIのミャンマーオンラインイベント(ミュージックセキュリティーズ・Living in Peace・リンクルージョン)」の記事から抜粋

続いて、ミャンマーで国際協力のお仕事に従事されている鈴木亜香里さんのブログからです。その名も「インパクト投資は、寄付よりも気軽にできる!​」というタイトルの記事で、少し長めに引用させていただきますが、できればリンク先の記事から、全文ご覧ください、
 

「以前の私は、寄付とインパクト投資が似ていると思い、比較して考えていました。でも、今回気づいたのは、「インパクト投資と比べるべきは、銀行預金、または普通の投資だ」ということです。

これまで、私はインパクト投資のことを、寄付の変形版だと捉えていました。クラウドファンディングに似ているイメージです。クラファンのリターンの代わりに、インパクト投資では分配金がもらえると思っていたのです。

この考え方だと、「最近いろんなクラファン支援してるし、寄付もいっぱいしているから、インパクト投資はやめておこうかな・・・。お財布厳しいし」となってしまいます。実際、私はそう思って、インパクト投資は1つしかしていませんでした。

しかし、インパクト投資は、投資ですからお金が返ってくるんです。社会的に良いことをするためにお金を出すので寄付と似ていますが、実は違うんですね。

投資をする方はよく「お金を働かせる」という言い方をしますよね。インパクト投資では、「私のお金さん、社会をよくするために働いておいで~」と旅をさせることができるんです。そして、ちょっとパワーアップしてお金が戻ってくる!


銀行に預金が大量にあるならば、少しインパクト投資に回すというのはぜんぜんアリ!「どこに寄付しようか、クラファン支援しようか、インパクト投資にしようか」ではなくて、「銀行に預けておくよりは、インパクト投資でもしておくか」という感覚が正しのかなと思います。」

(出所:ブログ「NGOミャンマー駐在員のハリキリノート」より、「
インパクト投資は、寄付よりも気軽にできる!​」の記事から抜粋)


こちらの記事を読んで、私は、こういうことが言いたかったのだ、と一人納得していました。
 

|なぜ、インパクト投資の認知が広がらないのか


また、下山さんも書かれていますが、オンラインセミナーの中で、認定NPO法人Living in Peace(LIP)のキョウさんが、「コロナをきっかけに寄付は盛り上がったけど、インパクト投資に対する理解は広がっていない、ビジネスを通じた課題解決を支える投資の意義がまだまだ理解されていない」ということを指摘していました。(インパクト投資の認知度が上がっていないことについては、こちらの記事をご覧ください。)

その指摘に対して、セミナー中、私はうまいコメントを返すことができず、これまで、ひとりもやもやと考えていました。なぜインパクト投資の認知や投資の拡大が、遅々として進まないのか。 

恐らく、投資に対してのハードルというのは、次のようなものではないでしょうか。
1.仕組みが複雑で難しそう
2.何に投資していいのか分からない
3.手続きが煩雑で面倒くさい(本人確認や銀行口座の登録等)
4.金銭的な負担が重そう

しかし実際には、いずれもそれほどの高いハードルはありません。上記のそれぞれについて、ご説明もできますし、前回書いたエコシステムの記事も、セキュリテのインパクト投資を理解する一助になれば、と書いたものです。ただ、今思えば、言いたいことはもっとシンプルだったのに、随分まわりくどい書き方をしてしまったし、少し難しく考えすぎていたな、と先にご紹介した出資者の方のブログ等を読んで、反省しました。

私が伝えたかったことは、セキュリテのインパクト投資は、
・1口数万円から手軽にできる。
・社会の課題解決や誰かの役に立つのが実感できる。
・(事業がうまくいけば)分配金もあるから、少ない元手でも継続的に出資が続けられる。
ということでした。

エコシステムという言葉を使いましたが、要は、
「投資」→「分配」→「再投資」
の資金循環によって、持続的可能な応援投資ができる、ということです。

例えば、この10年間で、カンボジアのファンド(1口3万円)、ベトナムのファンド(1口3万円)、ミャンマーのファンド(1口3万円)に参加したいと思った時に、もしその資金の募集が寄付であれば、総額9万円を手元に用意する必要がありますが、投資であれば、最初の3万円だけ用意できれば、その後は、分配金だけを使って次のファンド、そしてそのファンドの分配金を使って、また次のファンド、という風に、半永久的に資金を循環させることができます。

そう考えると、投資のハードルの一つである、金銭的な負担も、見方が変わるのではないでしょうか。

なお、少し脱線しますが、セキュリテで、分配金を引き出さずにそのまま次のファンドに出資することができるのは、当社では、皆さまの分配金を信託設定した口座にて分別管理を行い、「支払い留保金」という仕組みを構築しているからです(詳しくは、「セキュリテの「信託」による分別管理」の記事をご覧ください)。これも、インパクト投資を楽しんで頂くためのセキュリテならではの特長であり、工夫の一つです。

さて、この記事が2021年の最初の投稿になりますので、私の今年の抱負も書かせていただきます。
今年はインパクト投資の認知を増やし、一人でも多くの方に、実際にインパクト投資のはじめの一歩を踏み出して頂く年にできればと思います。そのために私ができることとして、インパクト投資の仕組みや魅力について、発信を続けていきたいと思います。このブログも、週に1回ペースを目標に更新してきたいと思います(できるかな。。。最初から少し不安ですが)。

ということで、最後は改めて、今おすすめのインパクト投資のファンドを一つご紹介します。
 

ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド

本ファンドは、ミャンマーの農村部で、新たな金融と流通を創るリンクルージョン社の挑戦を応援するものです。
リンクルージョン社では、新年の第一声として、ファンド対象事業である配達サービスを利用する顧客の声をファンドニュースの記事で紹介しています。
こちらの記事を読めば、本事業の意義をよくご理解いただけると思います。

顧客の声(エモンさん/32歳)
ファンド詳細ページはこちら:

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本年の「インパクト投資始め」に、ぜひどうぞ!


(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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sugi2020年12月26日 16:00

インパクト投資のエコシステム

セキュリテを通じたインパクト投資のエコシステム、というテーマで、少し書いてみたいと思います。

「エコシステム」とは、もともとは自然界における「生態系」のことです。生物と周りの環境を包括した言葉で、例えば、食物連鎖などの物質の循環等、動物や植物、微生物等がそれぞれが相互に作用し、協調のとれた状態で、その生態が維持されている様子を指すことが多いと思います。

ここでは、当社のセキュリテというインパクト投資のプラットフォームを通じて、事業者やその先のお客様、出資者や当社、その他のパートナーの皆さまが、どのように関係し、この仕組みが持続的に維持されているのかを、エコシステムという言葉を使って考えていきます。
 

1.きっかけ


個人的な話になりますが、先日、ファンドの分配金を使って、リンクルージョン社の「ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド」(以下、「農村LMファンド」と言います)に1口出資をすることができました。それをきっかけに「エコシステムだ…」ということを考えるようになりました。

私は、2009年からセキュリテのファンドへの出資を続けています。最初の数年はその都度、新たな資金を投入して出資をしていましたが、最初のファンドから分配金が入って以降は、基本的にファンドの分配金を、新たなファンドへの出資に充てています。もちろんタイミングによっては、分配金だけでは足りないこともあり、そうした際には、不足分については新たに資金を投入しながら、少しずつ、自分のセキュリテポートフォリオを増やしてきました。

今回は、以下の通り、「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド1」(以下、「MJIファンド」と言います)の分配金を含め、今年の9月25日から12月9日までの間に入った複数のファンドの分配金が合計36,601円あり、そこから32,400円を使って、「農村LMファンド」に1口出資しました。

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(上記の画像は、私のセキュリテ「マイページ」からの抜粋です。MJIファンドの分配金は3口分の金額です。画像中、「遅延損害金」の記載がありますが、支払い期日に遅れる場合には、分配金と共に遅延損害金が支払われます。特に今年はコロナの影響で支払を遅延するケースが見られます)

セキュリテのファンドは、金融商品にはなりますが、元本保証はなく、一定程度のリスクがあり、かといって、ハイリターンも指向しておらず、資産形成目的の投資にはおすすめはしておりません。出資の際には、必ずそのお金が、余裕資金かどうか、なくなっても生活に困らないお金かを確認した上で、出資いただいています。実際、私自身も、出資に際し新たな資金を入れる場合には、月々のキャッシュフローの中から、出せる範囲での小口の出資をしています。

実は今回の出資にあたり、正直なところ、今年は何かとお金がかかり、手元の資金が心許なかったので、新たな資金は入れずに、分配金だけで出資を完結できたことは、とても有難かったです。この時に、すごく思ったのは、「これが寄付だったら、できなかったな」ということでした。そもそも最初のファンドが寄付であれば、分配金は生じませんし、また、今回のミャンマーのファンドが、寄付の募集であれば、手元資金が心許ない中、出せない金額ではなかったとしても、「寄付しよう」という気持ちにはなれなかっただろうな、と思いました。

ファンド対象の事業が継続し、資金が循環している間は、元手を増やさなくても、分配金を使用して継続的にファンドへの出資ができること、つまり持続的な資金循環が生まれうることが、セキュリテのエコシステムの核であると言えると思います。

 

2.ミャンマーでの循環


今回、通常の分配金からの再投資、ということ以上に「エコシステム」ということを意識したのは、「MJIファンド」の初めての分配金を「農村LMファンド」へ、つまり、ミャンマーからミャンマーへの再投資につなげることができたからでした。

ここで、MJIファンドの分配金がどのように生まれ、LMファンドへの出資金が今後、どのように使われていくのか、少し紹介したいと思います。

まず、MJIファンドは、MJIがミャンマーでマイクロファイナンス事業を行うためのファンドです。出資金はMJIが行う貸付への原資となり、ミャンマーの主に女性たちに貸し出されました。マイクロファイナンスを借りた女性たちは、その資金で事業を行い、事業の売り上げの中から、利子をつけて、MJIに借入を返済します。MJIの売り上げの源泉は、借り手の皆さんが支払う利子であり、セキュリテの出資者の皆さんへ支払われる分配金も、元を辿れば、借り手の皆さんが支払う利子が源になっています。

次に、農村LMファンドについてです。このファンドの営業者であるリンクルージョン社は、ミャンマーにおいて、①マイクロファイナンス機関向けのシステム提供や業務改善支援、②農村の小規模商店向けの食品・日用雑貨等の配達サービスの事業(コマース事業)を行っています。今回のファンドでは、このうち、②のコマース事業のための運転資金や設備資金に使われます。では、この「運転資金」とは、いったい何なのでしょうか。

このサービスの主な利用者は、農村部で自宅の軒先等を活用した小売店を営む女性たちです。彼女たちが直面する課題の一つが商品の仕入れですが、リンクルージョンは、こうした女性たちから、電話一つで注文を受け、翌日には商品の配達を行っています(事業の詳細は、ファンドページでご確認ください)。

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(小売店を営む女性。後ろに見える食品や化粧品等を仕入れて、販売しています)

中でも、このビジネスモデルの中で、私が特に素晴らしいなと思っていることは、リンクルージョンでは、その商品の代金を、注文時でも、納品時でもなく、後日に回収しているのです。そうすることで、女性たちは商品が売れた後に、その売り上げの中から支払えるようになります(とはいえ売れなかったら払わなくていいわけではありません)。これは、女性たちにとっては大きなメリットですが、リンクルージョンの視点に立つと、商品の仕入れから売上の回収までに時間がかかり、大きな負担になります。つまり、ここにも「運転資金」が必要になります。​

説明が長くなりましたが、ここで言いたかったことは、MJIファンドを通じて、ミャンマーの女性たちの事業により生み出された分配金が、農村LMファンドに出資されると、その資金は再び、ミャンマーの女性たちの事業のために使われ、彼女たちの事業の売上から、リンクルージョンを通じて、再び、私たちに分配金として戻ってくることになる、ということです。

実際、MJIのお客様の多くはこうした小規模商店を営んでおり、リンクルージョンの契約商店の約10%がMJIの借り手ということですから、MJIファンドの分配金をリンクルージョンに投資することでも、再び、MJIのお客様にも役に立てていただけます。もちろん、理想を言えば、MJIファンドの分配金は、次のMJIファンドに再投資できればいいのかもしれません。しかし、そのために分配金を支払い留保金として寝かせておくのは、もったいないことです。

お金は誰かのために生かされてこそ、価値が発揮され、社会的インパクトも生まれます。農村LMファンドは、期末一括分配のファンドで分配金が出るのは2025年9月頃になりますが、その時に、MJIか、リンクルージョンのファンドか、はたまた全く別のミャンマーのファンドが出ているかは分かりませんが、また新たな投資機会があることを楽しみに、現在、分配金をお持ちの方も、そうでない方も、ぜひこの機会にファンドへのご参加を検討いただければ嬉しいです。

(※なお、セキュリテのファンドは、元本保証はしておらず、ファンド対象事業の業績により、元本を割れることや、全く分配がされないこともありますので、ご留意ください。ファンドのリスク等の詳細は、各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください)

 

3.10年でアジア3か国周遊~カンボジア→ベトナム→ミャンマー~


似たような話にはなりますが、次は時間軸を変えて、みてみたいと思います。

既に書いた通り、セキュリテでの私の最初の投資体験は2009年、日本で初めてのマイクロファイナンスファンドとして募集開始した「カンボジアONE」という、カンボジアのマイクロファイナンス機関向けのファンドからです。

これは、私が初めてつくったファンドでした。私は、当時(実は今も)、認定NPO法人のLiving in Peace(以下、「LIP」と言います)というNPOのマイクロファイナンスプロジェクトに所属し、仕事の傍ら、主に週末や終業時間後に活動をしていたのですが、このファンドを、マイクロファイナンスに関連するファンドを作りたいがために、ミュージックセキュリティーズに転職して、今に至っています。その時から、マイクロファイナンスのファンドに関して、当社はLIPと業務提携をしています。

そのLIPと当社で作ってきたマイクロファイナンスのファンド「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド」のシリーズは、2009年にカンボジア、2012年にベトナム、そして少し時間をおいて、2019年にミャンマーと展開してきました。その数14本。私も、すべてのファンドには参加できていないのですが、できる範囲で8本のファンドに出資しました。

そして、幸いなことにこれらのマイクロファイナンスのファンドに関しては、すべてプラス償還をしました。(為替変動により、想定より大きくプラスに働いたものもあります)。

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(上記の画像は、私のセキュリテ「マイページ」からの抜粋です)

私もこの時の分配金を使って、その後、他のファンドの出資に充ててきましたが、当時、同じように多くの出資者の方が、カンボジアのファンドの分配金を使って、ベトナムのファンドに出資していました。私は、その時にも、今回と同じように、寄付と投資の違いや、投資による資金の循環について、考え、何かしら発信していたと思います。しかし、今回がその時と少し違うのは、最初のカンボジアのファンドを募集してから、既に10年以上が経過しているということです。

「お金を働かせる」という表現がありますが、カンボジアへの最初の1口から始まって、この間、引き出さずに再投資をくり返した場合に、その1口がカンボジアで働き、日本に帰ってきて、その後、ベトナムで働き、また日本に帰ってきて、一度、日本国内の地方創生の事業に出稼ぎに行き、帰ってきて、次はミャンマーに働きに行く、まさにそのような、小口投資を通じた資金循環のエコシステムと言えるような事象が、セキュリテのインパクト投資のプラットフォームでは、起きているのです。自分は日本にいながらにして、新たな資金を投入することなしに、最初の元手だけで、3か国を周遊しながら、誰かの役にたち、価値を生んでいるのです。

ーー

以上が、「セキュリテを通じたインパクト投資のエコシステム」について、今回、私が考えたことです。

私は必ずしも、寄付を否定するつもりはありません。寄付でしか成り立たないプロジェクトや状況もありますし、セキュリテでも分配金を寄付する仕組みや、特に自然災害等の後には、義援金プロジェクトを募ったりしています。

一方で、個人の信条としては、その取り組みが「持続可能である」ということを非常に重視しています。持続可能性は、ファンド対象事業に関してだけではなく、個人の寄付行動や、投資行動についても、同様に考えています。世界をより良い方向に、継続的に前に進めていくには、事業を行う人だけではなく、事業を応援する、支える側の私たちのお金の出し方も、持続可能でなければなりません。

先日、こちらのブログで、「インパクト投資に関する意識調査」からの雑感 という記事でご紹介しましたが、国内ではインパクト投資の認知度はわずか6%、インパクト投資に限らず、投資経験自体がない人が過半数という状況です。いったい何がそこまで投資のハードルをあげているのでしょうか。

今回、書いた通り、セキュリテを通じてのインパクト投資は、1口数万円の小口から、非常に簡単に始められます。そして、分配金を引き出すことなく、腰を据えて取り組めば、うまくいけば半永久的に新たな出資を続けることができます。もちろん投資なので、お金が十分に戻らないこともあります(私が出資したファンドの中にも元本が割れているファンドは複数あります)ので、そこは自己責任で、「この事業なら、この社長なら、仮に事業が失敗しても、自分は納得する」という先を選んでください。

セキュリテを通じたインパクト投資の資金は、長期にわたり取り組むことで、時と場所を変えて、自分の選んだ先で社会的インパクトを創出することができます。この記事を見た方が、一人でも初めての投資に踏み出していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ私たちの仲間になってください。


<オンラインイベント「ミャンマーMJI年末大感謝祭」(12/29)のご案内>
さて、最後に一つご案内させてください。
以下の通り、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」をテーマに掲げたオンラインイベントを開催します。
今回の記事でも言及した、セキュリテのインパクト投資のエコシステムを構成する心強い仲間たち、MJI、リンクルージョン、LIPと共に、お贈りする年末大感謝祭です。
師走のお忙しい時期ではありますが、ぜひご参加ください。

詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/

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(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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sugi2020年12月15日 18:00

ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス

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12月29日(火)、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」というテーマを掲げ、ミャンマーのマイクロファイナンス機関で、「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド」を活用しているMJI主催のオンラインイベント「ミャンマーMJI年末大感謝祭」が開催されます。

本イベントは、ミュージックセキュリティーズのマイクロファイナンスファンドのパートナー、認定NPO法人Living in Peaceの代表、キョウさんのお声がけのもと、MJIの代表の加藤さん、現在セキュリテで「ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド」を募集中で、今年の日経ソーシャルビジネスコンテスト大賞を受賞したリンクルージョンの黒柳さん、私と他数名のLIPとMJIのメンバーとで、どんなことをお伝えするイベントにしたいか、あれこれディスカッションをしながら、企画を練りました。

最終的には、このコロナ禍で、非常にご苦労をされながらも、先日無事に「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド1」の初めての「分配金」の支払いを完了することができたMJI加藤さんの、「出資者を始め、応援してくださった皆様への感謝の気持ち、そして分配金の裏側にある『社会的投資』がもたらした様々なストーリーをお伝えしたい」という想いを前面に押し出して、MJIの「年末大感謝祭」とさせて頂きました。

もちろん、この1年間、支えて下さった皆さまへの感謝の気持ちをお伝えしたいのは、加藤さんだけでなく主催者一同、同じ気持ちです。
今回は、それに加え、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」という大きなテーマを掲げさせていただきました。私たち自身も明確な答えがあるわけではありませんが、日頃直面していることや分かってきたこと、考えや想いを共有し、参加者の皆さんとの質疑応答等を通じて、新たな発見や気付き、来年以降の取り組みへのヒントが得られるのではないかと、期待しています。

年の瀬のお忙しい時期ではありますが、ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
 

【開催日時】
2020年12月29日(火)16:00~17:30 (オンライン開催)

【プログラム】
第一部MJI の現状報告とこの1年間の振り返り』(計25分)
  • 代表加藤より御礼と本会の説明(各団体の紹介を含む)
  • 「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド」の状況とファンド1の第1回分配報告
  • MJIミャンマー現地スタッフより御礼並びに事業進捗報告

第二部『特別トークセッション~ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス~』 (計45分)
  • 新型コロナウイルスが経済と貧困に及ぼす影響と今後のマイクロファイナンス機関の役割
  • コロナ禍でも前進するソーシャルビジネスの可能性
  • ソーシャルビジネスと社会変革を支えるソーシャルインパクト投資

Q&A (計20分)
*プログラムは営業者の都合により内容が変更される場合があることをご留意ください。

詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/


(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

 

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sugi2020年12月3日 15:00

【採用ページ更新】人材募集中の進行中プロジェクトをご紹介します

当社に入社して頂いた後、具体的にどんな仕事に携わっていくのかを、次回ご紹介すると前回の記事で書きましたが、この度、当社の採用ページを更新しましたので、ぜひそちらでご覧ください。

▶当社の採用ページはこちら:
http://www.musicsecurities.com/recruit
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▶(参考)採用にあたり、スキルより重視していること
https://www.securite.jp/news/director_blog?a=55
 

<転職希望者にオンライン面談実施中>まずはお気軽にご相談ください
応募をご検討中の方やお悩み中の方は、まずはオンライン面談にお申込みください。
・事業内容や社風、働きやすさ等、ミュージックセキュリティーズのことをもっと知りたい
・自分の経歴やスキル、性格が、ミュージックセキュリティーズの業務に向いているか不安
等々、何なりとお尋ねください。担当者(12月は杉山)がお答えします。

▶お申込み方法recruit@musicsecurities.com まで「オンライン面談希望」と記載の上、ご連絡ください。後日、杉山からメールにて日程調整のご連絡を差し上げます。

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(杉山章子/プロフィール)
セキュリテを立ち上げた2009年にミュージックセキュリティーズ入社。マイクロファイナンスファンドや東日本大震災の被災地応援ファンドを主に担当し、弊社西日本支社開設時から4年間は西日本支社長として大阪オフィスにて勤務。これまでにファンドの組成営業、運営、監査、広報・マーケティング等、セキュリテに関する幅広い業務を担当し、執行役員や取締役も歴任。


 
(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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sugi2020年11月30日 17:00

採用にあたり、スキルより重視していること

現在、当社では「インパクト投資の拡大を支える人材」を積極採用しています。

インパクト投資の市場を拡大することは、SDGsの達成のために、いや、それに限らず単純に、持続可能で暮らしやすい未来をつくるためには、とても大切なことだと私は考えています。私自身は、その部分の思いが根底にあるので、今のこの仕事を続けていると思います。

しかし、はっきり言って、当社の仕事は難しいです。日本における投資への敷居は根強く高く、インパクト投資の認知度はまだまだ低くなっています。そうした環境要因に加え、当社では投資対象を予め制限することなく、非常にオープンに幅広く扱っているため、初めての事業分野や地域、課題に直面することも多く、何が正解か、誰も分からない中で、自分で考えて答えを出さないといけないからです。

さらに現在は、先行き不透明なコロナ禍における事業計画と向き合う必要があります。採用の募集要項に、好ましい経験やスキルを本気で挙げだしたらきりがないほど、ハイスペック人材を求めることになってしまうでしょう。

一方で、この仕事をしてきた中で分かったことは、ハイスペックで、すべての要件を満たした理想的な人材だからと言って、当社の求める仕事、つまりは、事業者や出資者の皆さまの期待や要請に応える仕事ができるわけではない、ということです。

では、採用にあたって何が重要か。私の考えは、まずは当社のミッションや目指す方向を共有いただけるかどうか、その上で、別の言葉で言えば、「ミッションドリブン」な人かどうか、ということです。うまくできなかった時やつまづいた時に、そこであきらめずに、しっかり踏ん張って、状況を打破していくためには、「自分が何のためにこの仕事をしているのか」という根っこがあるかどうかが、分かれ目になると思います。

私自身のことを考えても、人と比べて特に優れたスキルがある、ということではなく、「途上国の女性たちのビジネスのために資金を届けたい」、「被災地で事業再建に取り組む事業者さんに協力したい」という思い先行で、困難を乗り越えてくることができました。

以下が、当社のミッションからの抜粋です。
 

『金融』を通じた、新たな価値の提供

当社は、金融庁に登録する金融機関として、既存の金融機関では届かないニーズに応え、インディペンデントな創作活動と研究開発、産業振興による地域創生、貧困削減、そして、震災からの復興が実現する為、新たな価値を提供していきたい、そして、新しい金融の枠組みを作り出したい、と考えています。



こうしたミッションを実現すべく、当社には現在「セキュリテ事業部」「サステナビリティ部」「アライアンス部」の三部門があります。個人からの小口の資金を集める「セキュリテ」だけでなく、法人投資家のニーズに応えたファンドをつくる「サステナビリティ部」、そして外部連携によるミッション実現を目指すのが「アライアンス部」です。

いずれの部でも共通するのは、当社の理念の延長線上にある「インパクト投資の拡大を支える人材」が必要だということです。

長くなってきましたので、入社後、具体的にどんな仕事に携わっていただけるかについては、次回またご紹介したいと思います。

▶当社の採用ページはこちら:
http://www.musicsecurities.com/recruit

ここまで、読んで、もし当社への転職に興味を持っていただけた方、詳しい話を聞きたい方は、もし宜しければ、オンライン面談にお申込みください。年内の面談は、私が担当しますので!

<転職希望者にオンライン面談実施中>まずはお気軽にご相談ください
応募をご検討中の方やお悩み中の方は、まずはオンライン面談にお申込みください。
・事業内容や社風、働きやすさ等、ミュージックセキュリティーズのことをもっと知りたい
・自分の経歴やスキル、性格が、ミュージックセキュリティーズの業務に向いているか不安
等々、何なりとお尋ねください。担当者(12月は杉山)がお答えします。

▶お申込み方法recruit@musicsecurities.com まで「オンライン面談希望」と記載の上、ご連絡ください。後日、杉山からメールにて日程調整のご連絡を差し上げます。

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(杉山章子/プロフィール)
セキュリテを立ち上げた2009年にミュージックセキュリティーズ入社。マイクロファイナンスファンドや東日本大震災の被災地応援ファンドを主に担当し、弊社西日本支社開設時から4年間は西日本支社長として大阪オフィスにて勤務。これまでにファンドの組成営業、運営、監査、広報・マーケティング等、セキュリテに関する幅広い業務を担当し、執行役員や取締役も歴任。


 
(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

※ オンライン面談の内容について、一部修正しました。(2020.11.30)

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sugi2020年11月24日 22:00

「インパクト投資に関する意識調査」からの雑感

昨年、日本で初めてインパクト投資の認知度を広く調べた調査ということで、本ブログでも少しご紹介した、社会変革推進財団(SIIF)による「インパクト投資に関する消費者意識調査」が今年も行われ、その結果が、公開されています。

▶昨年の結果を紹介した本ブログの記事はこちら:「インパクト投資」を考える (2)
▶今年のSIIFの調査結果はこちら:「インパクト投資に関する消費者意識調査 2020年度」

今年もこちらで少しご紹介したいと思います。
まずは認知度から。

「インパクト投資」について多少でも知っている人 6.1%
「インパクト投資」という言葉を聞いたことがない人 82.8%

(出所:SIIFの調査結果PDFの15P)

昨年から全く増えていません。数字だけみると、昨年の6.8%から減っていますが、統計的な誤差の範囲ということで、認知度については「横這い」というのがSIIFの見解です。
この1年で、「SDGs」と言ったインパクト投資と切り離せないような言葉が大分普及してきたような印象があったので、個人的には少し意外でもあり、残念な結果でもありました。

また、投資経験と今後の投資意向について尋ねた設問では、

投資経験がない 54.8%
今後も投資に関心がない 45.6%

(出所:SIIFの調査結果PDFの11P)

となっています。そもそもの投資経験や投資への関心自体が、相変わらずの低さです。
この調査を担当された方も書いていますが、「老後、年金だけでは2,000万円足りない」とあれだけ大きく騒がれても、なかなか関心は投資に向かないようです。(多くの方は、節約や貯蓄、就労の継続などを軸に考えているのでしょうか。投資もしたらいいのに…。)
私にすぐに答えはないのですが、「インパクト投資を増やしたい」と考える上では、なぜこんなにも投資に関心がないのか、今後、突き詰めて考える必要があると思いました。

設問の中で、セキュリテのファンドに該当する「投資型クラウドファンディング」については、今後投資したいと考える人が、株式への投資の5.5ポイント増に次いで高いことは、絶対数が少ない中ではありますが、希望の持てる側面です。

投資型クラウドファンディングに投資したことがある 1.5%
今後(継続することも含めて)、投資型クラウドファンディングに投資したい 5.9%(+4.4pt)

(出所:SIIFの調査結果PDFの11P)

今年度の調査では、インパクト投資の認知度に加え、潜在顧客層の属性や価値観、関心投資分野についても調べられています。
レポートでは、調査の結果から、インパクト投資が重点ターゲットとすべきセグメントについて、セキュリテとは異なる立場から、次のような提案がされています。
 
・インパクト投資に割いてもよい金額が「50万円未満」の層は、人数は多いものの、獲得できる金額規模は小さい。
・金融機関が、インパクト投資の商品組成や顧客開拓にかけるコストと、獲得できる市場規模を勘案すると、インパクト投資への期待金額「50万円以上」の層(=世帯年収630万円以上、または、世帯金融資産1,400万円以上の層)が、顧客開拓の重点ターゲットセグメントになるのではないか。

(出所:SIIFの調査結果PDFの23P、29P)

上記について、皆さん、どう思われますか。

既存の金融機関の目線で考えれば、いや、一般的な経済合理性で考えても、コストの観点から、大口のお客様を狙っていくというのは、よく分かる話です。その方が、ビジネスとして成り立たせることが簡単だからです。

しかし、セキュリテの通常のファンドでは、あえてそこを狙ってはいません。
小口でいいので、たくさんの方に、参加していただきたいと思っています。
事業者さんに同じ1,000万円をお届けするとしても、1人の方からの1,000万円よりも、1万円ずつ1,000人の方からの1,000万円の方が、その後の事業推進への力が​圧倒的に大きいと信じているからです。

私にとってのセキュリテは、小学生の時に読んだ「スイミー」の小魚たちのような、ドラゴンボールの「元気玉」のような、ラグビーで言う「One for all, All for one」のような。まさにそういうようなサービスです。

ただ、話を戻すと、それを実現するのは、本当に簡単ではありません。
当社は間もなく創業20年を迎えますが、20年経っても、周囲に同じようなことをやっている会社はほぼありません。
いわゆるクラウドファンディングの会社は複数ありますが、金商法に則った投資のファンドで、個人からの小口出資で、投資対象が地場の中小企業で、等々となると、どうでしょう。

これまでも、真似されることはよくありましたが、簡単に成功できる、簡単に儲かるビジネスではないからこそ、当社は当社の立ち位置で事業を続けてこれたのかな、と思います。

長くなりましたが、今回の調査の結果を見て、改めて、当社は当社のやり方で、会員の皆さまの思いが込められた温かい資金を1口1口積み上げて、社会課題の解決のために奮闘する事業者の皆さまへ届け、インパクト投資の市場を広げていきたいなぁ、と思いました。

最後に、せっかくですので、現在募集中のファンドの中から、一つ、インパクト投資におすすめのファンドをご紹介します。

ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド
本ファンドは、ミャンマーの農村部で、新たな金融と流通を創る社会起業家の挑戦を応援するものです。

ファンド詳細ページはこちら:

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このファンドについては、また後日、詳しく紹介したいと思います。
ご関心のある方は、ぜひ、ファンド詳細ページをご覧になってみてください。

(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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sugi2020年6月27日 00:05

さんま昆布巻になれなかった「さんまの尻」の実力

南三陸の歌津小太郎さん初の半調理品「サンマと昆布でまねっこセット」をご紹介します。
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半調理品とは、ご自宅のキッチンで簡単に調理ができるように、あらかじめ下ごしらえをした食材のことで、今回は、歌津小太郎の味を再現できるようになんと「秘伝のたれ」までセットにした、至れり尽くせりの商品です。

実は、この商品を開発することになった背景には、コロナの影響で、お中元用に用意していた商品ラインアップを絞った結果余ってしまった昆布と、さんまの昆布巻きを作る際に、太さが足りず切り落とし、普段ならすり身などにしてしまう「さんまの尻」の存在がありました。それを使って、どうやったら皆さんに喜んで頂けるか、ということを考えに考え抜いて考案された商品なのです。



今回のセットには、上の3点セットが2セット入っています。
<内容>
さんま(尻) (150g)×2
結び昆布  (100g)×2
秘伝たれ (300ml)×2

つくり方は、いたって簡単。レシピ通りにつくる場合、お鍋の他には、追加の材料や包丁、まな板等、一切必要ありません。

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あらかじめ結んで柔らかく煮てある昆布、あらかじめ骨まで柔らかくなっているサンマの尻をお鍋にあけて、秘伝のたれを注ぎます。
そして、あとは煮るだけ! 超簡単です。

アレンジとしては、お好みでショウガや鷹の爪を入れて煮るのもおすすめだそうです。

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上の写真は、私がただ自宅で作った際にスマホで撮影したものですが、実は、この商品をセキュリテで販売するにあたっては、当社の方で事前に商品撮影をしました。

当時は既に在宅勤務をしていましたが、自粛ムードも強く、商品撮影の時には「三密」回避のため、なんと屋外で調理して、撮影したのです。

その時の様子がこちら。

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ちょっと笑えますよね。

まるでキャンプ。

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もちろん試食も外で。

この時、実は歌津小太郎さんが、あらかじめ完成品をつくって送ってくれたものと、その場で調理したものがあり、食べ比べました。
正直に言うと、歌津さんがつくって送ってくれたやつの方がおいしかったです。後から聞くと、煮ものは少し時間を置いた方が味がなじんでおいしいということでした。外では調理時間も短かったので、まぁそうかな、と思います。

では、その場で調理したものがどうだったかというと、これが、サンマの尻が、あまりにもサンマとして美味しくて感動しました。
こんなサンマ、みたことないし、売ってないし、これだけで買いたい、と思うほどです。
さすが、歌津小太郎さんのサンマ昆布巻きのサンマです。
ちょうどセッティングがキャンプ風だったこともあり、このサンマはスキレットとか使って、アウトドアでもいろいろな料理が作れるな、とアイディアが浮かびました。

もしかしたら、歌津小太郎さんにとっては、心外かもしれませんが、、、、
2セットあるので、1セットはレシピ通り、2セット目は、昆布とさんまと秘伝のたれを別々にアレンジして食べたり、というのを楽しんでみるのもいいかもしれません。
三つ合わさって歌津小太郎の味になるのは間違いないのですが、それぞれの材料が既にエース級なので、それをつかって何をつくっても間違いないものができるのではないかと思いました。


◇歌津小太郎 サンマと昆布でまねっこセット(販売期間は6月30日まで!)
https://www.securite.jp/store/detail/2548

(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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kage2020年4月28日 14:00

「こく・ぶんじ券」とは?

どうもこんにちは。
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主の影山です。
クルミドコーヒーファンド」や、今回の「みんなで乗り切る新型コロナウイルス対策プロジェクト [クルミドコーヒー券]」では大変お世話になっております。

今回は、国分寺を中心とした地元の仲間たちへの応援を呼びかけさせてください。

国分寺では2012年、有志が集まって地域通貨の取り組みを始め、名前を「ぶんじ」としました。以来、17,000枚の「100ぶんじ」と、1,000枚の「500ぶんじ」を発行してきました。参加店舗は35ほどですが、個人で関わってくださっている方が多いのが一つの特徴で、おそらく400~500人くらいの方の名刺入れやお財布の中に、1枚以上のぶんじが入っているのではないかと思います。

このぶんじは、まちのごみ拾い活動や、農作業のお手伝いなど、まちのため、まちの仲間のために汗をかく(貢献する)ことで手に入れることができます。手に入れたぶんじは、35を越えるまちのお店で「100ぶんじ=100円相当」として使うことができるほか、仲間同士で感謝の気持ちを伝えたいときなどにも使われています。

使うときには1つルールがあり、裏面のふきだしにメッセージを書き込むことになっています。その「メッセージを書く」という行為がきっかけとなって、自分の受け取ったものが単なるモノではなく、誰かの仕事であることを想像できるようになるわけです。そうすると自然に、そのことへの感謝の気持ちも湧いてくるものです。
感謝の気持ちを伝えられた贈り手はうれしくなり、「もっとよろこんでもらおう」と前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになります。こうして、地域通貨ぶんじが流通することを通じて、国分寺のまちに、お互いのことを思いやった後味のいい交換が増えていくことになります。

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新型コロナウィルスの影響は日本中のあらゆる業種に及んでいます。そして、このセキュリテに限らずさざまなプラットフォームで、寄付や応援が募られています。お一人お一人それぞれが、自分にとって関わりの深い、思い入れのある先に対して気持ちをお寄せになったり、行動されていることと思います。

国分寺のお店も苦しい状況に置かれています。そして、お店をたたむかどうかというような話題が耳に入るようになってきて改めて、まちのお店は、単独のお店としてだけ日々あるわけではないことを感じています。お互いに卸し、仕入れるの関係があったり、お互いがお互いのお客さんだったり。何かあれば悩みを打ち明け合い、助け合ってもきました。生産する人がいれば、消費する人もいて、ときにそれが入れ替わったりもする。そういう実経済的にも精神的にも結びついた「まちの経済」とでもいうような生態系のなかで、個々のお店は存在させてもらっているのだと思います。

今回、この「こく・ぶんじ券」に参加してくださった各店も、自分たちの生き残りのためというより、自分たちも呼びかけに参加することでまちの仲間の力になれたならという思いで、多くが手を挙げてくださいました。まちが死んでしまえば、個々のお店だって生き残れない。ぼくらの経済はそういう成り立ち方をしているんだと実感しています。

この「こく・ぶんじ券」にご支援いただくことは、奇しくもその限界が見えつつあるように思う「不特定多数を対象としたグローバル経済」を補完する存在としての「顔の見える地域の経済」に対して、応援していただくことにもなるのかと思います。
今回のウィルス禍が落ち着きましたら、ぜひ「500ぶんじ」をお持ちになって、国分寺のまちに遊びにいらしてください。そして、お互いがお互いのことを思ってする仕事とはどのようなものなのか、「後味のいい交換」とはどのようなものなのか、ぜひ身体で感じていただけたらなと思います。そして、こうした、人の幸せにつながる新しい経済づくり、よろしければご一緒しませんか?
 
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
ご支援賜れましたら、こんなに心強いことはありません。
がんばります。

クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店
店主 影山知明

※なお、クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店は今回の呼びかけには中心的に関わっておりますが、ご寄付くださった資金の分配は辞退させていただきます。もう十分に、「クルミドコーヒー券」の方でご支援いただいておりますので。ご支援くださった方々のお名前を見て、涙が出ました。お金だけでない大きな大きなエールをいただいています。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
 


■「みんなで乗り切る新型コロナウイルス対策プロジェクト」の詳細はこちら

■「こく・ぶんじ券」のお申込はこちら



 
【関連記事】
明日をつくるつながり(フコク生命)
https://fukoku100.jp/anniversary/feature/tomorrow/kokubunji/chiki_tsuka.html
 
「お金ってなんだろう?」「地域をどうしていきたい?」と問い続ける地域通貨「ぶんじ」がつくる新しい地域(greenz.jp)
https://greenz.jp/2015/08/19/bunji_kageyama/
 
「お金の使い方」を変える ~地域通貨「ぶんじ」~(イーズ未来共創フォーラム)
https://www.es-inc.jp/insight/2017/ist_id008811.html

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sugi2020年4月28日 09:00

【先払いお食事券を利用する際のお願い】ぜひ現金との併用をお願いします

※ 内容を一部追記し件名を修正しました。(2020年4月28日)

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飲食店への寄付や先払いお食事券の販売を「みんなで乗り切る新型コロナウイルス対策プロジェクト[飲食店編] 」にて、3月19日から4月30日までの予定で受け付けています。

私たちがセキュリテで応援している事業者さんの中には、飲食店を営んでいる方がたくさんいます。
今回のコロナショックで、真っ先に影響を受けた業種の一つです。
不要不急の外出を控える行動が、そのまま飲食店の売上の減少につながります。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、事業者さんからのSOSも届くようになり、当社として一体何ができるのか。

慣れないリモートワークの日々ですが、チャットツールやウェブ会議等を活用し、社員各々が考え、事業者さんの声や情報収集したことをもとに、検討してまいりました。
アイディアは出てくるものの、無利子の融資や給付金等、政府の中小企業向けの各種の緊急支援策や、民間のクラウドファンディングの取り組みが出てくる中で、必ずしも今このタイミングで当社がやることにあまり意味はないのではないかと思うこともありました。
しかし、飲食店の窮状を聞くにつけ、微力であったとしても、自分たちにできることで少しでも役に立つことならやるべきではないのかとチームがまとまりました。

そこで今回のお食事券のアイディアについて、真っ先に相談したのがミュージックセキュリティーズの経営メンバーの一人で、クルミドコーヒーと胡桃堂喫茶店という2つの飲食店のオーナーでもある影山さんでした。

しかし、

「結局は将来の売上の先食いでしかない」

影山さんからは、ばしっと言われてしまいました。
分かってはいたつもりですが、やっぱりそうですよね…。
先払いお食事券の仕組みでは、結局、将来キャッシュが入らないので、本質的な解決にはならないと。

とはいえ、先立つものは、目の前のお金です。

影山さんから以下のアドバイスを得て、
〇(将来の売上の先食いではあるが)10万円単位になれば、今の役に立つ。10万円、20万円は、小さなお店にとっては大きい。
〇 送金タイミングが5月だと、ちょっと遅いと思う。現時点で苦しいところは相当苦しいと思う。
〇 支援先にどのお店かを選べるのも大事だが、応援という意味で、どこのお店かを問わない人はけっこういると思う。

私たちは今回のプロジェクトを「事業者さんファースト」の視点から組み立てました。

<プロジェクトの特徴>
〇 迅速に運転資金を提供するため、募集期間は4月末までですが、中間払いを実施し、事業者さんの4月の月末の支払いにも使っていただけるようにしました。4月中旬と5月中旬の2回に分けて振り込む予定です。(4月分は、4月22日に送金完了しています)
〇 お食事券は1000円相当のお食事券を1枚1000円で販売し、おつりのお渡しもできません。(他のクラウドファンディングでは、購入金額に上乗せした金額の飲食ができるちょっとお得なお食事券が多いようです)
〇 法律との兼ね合いもありますが、お食事券の使用期間は6月からの6か月間とし、その間に利用がない場合には、寄付されたものとみなします。
〇 寄付の受付を実施。寄付先を当社にお任せ頂くタイプの寄付の他、個別のお店に寄付をしたい場合は、お食事券を購入する際に、寄付であり使う予定のないことを記載いただけます。

とにかく私たちのプロジェクトでは、どうしたら飲食店の力になるか、ということだけを考えて、プロジェクトの細部を決めていきました。
なので、申し訳ないのですが、お金を出される方に対しては、全くお得感の無い設計になっています。

その上で、本日はさらに皆さんにお願いしたいことがあります。

「このお食事券を使ってお店に行く際は、どうぞキャッシュも同時に使ってください。」

さすがにこれを書くのには、ちょっと気が引けました。
1万円を超える額のお食事券を買ってくださる方も多くいらっしゃるからです。

もちろんたくさんご支援頂くのは大変嬉しく、お食事券として普通にご利用いただけばいいのですが、ただ、この金額が大きくなればなるほど、逆に6月以降、お店の負担になってくるんじゃないかと、心配になってきます。

皆さんは、飲食店の原価率や利益率がどれぐらいか、ご存知でしょうか。
当然、事業形態やメニューによって異なりますが、一般的には、飲食店の収益構造は、原価率(売上に占める食材費等の割合)が30%程度、そこから家賃や人件費等の経費を抜いた営業利益の割合(利益率)は、売上に対して10~15%と言われています。

営業利益=売上高ー売上原価(食材費等)ー経費(賃料・人件費・光熱費など)

今回、皆さんにお支払い頂くお食事券の代金は、4月分と5月分の経費の支払いに充当していただくことを想定しています。
そうなると、皆さんが実際に行く際のお食事の原価については、結局、皆さんが先払いしたお金以外から手当てをする必要があるわけです。

では、お店でどれぐらいのキャッシュを使ったらいいのか。
やはり、原価相当として30%、プラスαで、できれば全体のお会計の半分ぐらいはキャッシュだと、いいのではないでしょうか。
(なお、これは完全に私個人の考えで、決して、各お店の事業者さんが言っているわけではありませんのでご注意ください)
例えば、当日お店で4000円ぐらい使いたいなぁ、と思ったら、今2000円分のお食事券を買って、来店時に現金2000円を足してお支払いする、そんな感じがお勧めです。

我ながら、一方でお食事券を売りながら、かなり厚かましいお願いをしているな、という自覚はあります。

うまく言えないのですが…。
「セキュリテ」は、消費でもなく、寄付でもなく、投資のプラットフォームです。
しかし、投資とは言いながらも、資産運用や資産形成目的の投資とは全く異なります。
ここに集まる方々は、どこに集まる方々とも違っています。
「投資家」というより「出資者」という方がしっくりきます。

そんな皆さんには、この飲食店の苦境に対して、お客様や消費者の目線ではなく、事業を共に進める仲間として「増資の気持ち」で、趣旨にご賛同いただければと思います。

私のこんなお願いすら、セキュリテの会員の皆さんにはご理解いただけると信じてこれを書いています。

本プロジェクトの受付期間も今月4月30日までとなりました。
ぜひ多くの方のご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

みんなで乗り切る新型コロナウイルス対策プロジェクト[飲食店編]
コロナショックを乗り越えて、美味しいものを食べに行こう!


<支援タイプ一覧>
・飲食店を寄付で応援
・羽田バル券(東京都大田区)
・佳肴 みを木券(東京都中央区)
・OGA BREWING 券(東京都三鷹市)
・クルミドコーヒー券(東京都国分寺市)
・ [寄付で応援] こく・ぶんじ券(東京都国分寺市)
・一本杉 川嶋券(石川県七尾市)
・mai mai 雑穀おにぎり券(東京都千代田区))
・ひょうご五国ワールド 神戸三宮横丁券(兵庫県神戸市)
・ほやおやじのほやゼミ食堂券(宮城県仙台市)
・アンカーコーヒー券(宮城県気仙沼市)

最後まで読んで頂き、有難うございます。

(ミュージックセキュリティーズ・杉山)
 

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