セキュリテからのお知らせ 寄付
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寄付
2021年4月15日 10:00
募集開始「細胞療法の新規開発基金 」
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みなさま
「細胞療法の新規開発基金 〜はたらく細胞をもっと自由に操るために〜」
寄付プロジェクト開始について、お知らせ申し上げます。
細胞療法とは、自分自身の細胞または他人の細胞を用いて、さまざまな病気の治癒を目指す方法です。近年の細胞・遺伝子工学技術などの進歩により、多くの細胞療法が開発されています。細胞療法技術の発展により、細胞のはたらきを自在にコントロールできるようになれば、従来の治療法(薬剤や手術、放射線療法など)では治せなかった疾患に対して、全く新しい側面からの治療ができる可能性があります。
しかし、細胞療法が日常的に使えるようになるまでには、課題がまだまだ山積しています。そこで、当社は、京都大学医学部教育研究支援基金と連携し、京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)が執り行う細胞療法の開発研究を加速するため、寄付金の募集を開始させていただきます。
京都大学にはさまざまな研究室があり、多種多様の研究が行われています。その中から、細胞療法に関係する研究のシーズを見つけ出し、患者さんへの治療法として確立させることで、新たな細胞療法の開発を支えています。京都大学病院では、細胞療法センター(C-RACT)が中心となって血液内科や小児科と連携し、さまざまな細胞療法が行われています。
細胞療法の研究テーマは多岐にわたりますが、細胞療法センター(C-RACT)が注目していることの一つは、細胞領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)です。細胞の培養や分離作業の指示、手順、記録、細胞の状態や保存状況を全て電子化して、作業の質を確保し、研究完了までの時間を短縮することで、1日でも早くはたらく細胞を患者さんの手許に届けることを目指しています。
このたび、京都大学医学部附属病院細胞療法センターで開発される工程管理システムは、既存の電子カルテ、輸血・細胞療法部門システム、さらには彼らが開発したCAR-T細胞療法進捗管理システム「かるたす」(CAR-T Administration Scheduler) と接続することで、細胞療法を取り巻く全ての情報が一元的に管理され、本領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の完成形に近づきます。
本研究成果は、京都大学にとどまらず、全国・全世界の細胞調製施設でも利活用可能になる予定で、世界の細胞療法領域全体のレベルアップに繋がることが期待されています。京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)が中心となって執り行う研究開発へのご理解とご支援を宜しくお願いいたします。
基金名:「細胞療法の新規開発基金 〜はたらく細胞をもっと自由に操るために〜」
募集期間:2021年4月15日から2021年7月14日まで
募集総額:200万円
募集サイト:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=10
特典:
1万円以上 御礼状
5万円以上 御礼状+成果報告書
10万円以上 御礼状+成果報告書+芳名台帳記載
20万円以上 御礼状+成果報告書+芳名台帳記載+最新装置の記念銘板にお名前刻印
【本件に関するお問い合わせ先】
◇ミュージックセキュリティーズ株式会社 産学官連携推進室
Securite ACADEMIA E-mail: ac@musicsecurities.com -
寄付
2021年3月19日 16:30
活動報告「大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクト」
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みなさま
日頃は、大学連携プロジェクトSecurite ACADEMIA(寄付)へのご理解とご参加を誠にありがとうございます。本日は、東京大学基金「大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクト基金」より、活動報告をさせていただきます。
「大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクト基金」は、昨年の12月1日より当社にてご紹介させていただいておりまして、今月末に募集終了いたします。残り13日となりました。最後までご支援のほど、宜しくお願いいたします。2020年活動報告 -KAGRAが観測を開始-
2020年2月25日、観測開始直後のKAGRA制御室の様子
●大型低温重力波望遠鏡KAGRAが観測を開始
2019年に完成したKAGRAは、感度出しのための調整ののち2020年2月に観測を開始しました。新型コロナウイルスの感染が世界的に広がり、残念ながら米国のLIGOやイタリアのVirgoが観測を中断してしまう中、4月にはKAGRAはドイツのGEO600との国際共同観測を約2週間行い、世界の重力波観測ネットワークの一員となることができました。その後、2022年に予定されている次回の国際共同観測にむけ、KAGRAの感度を高めるためのアップグレード作業を開始しました。
●研究環境の整備
岐阜県飛驒市の施設である北部会館(岐阜県飛驒市)全体を、宇宙線研究所附属重力波観測研究施設の実験施設として改修し、若手研究者や学生用の研究スペースとして使用しています。日頃から、研究者や学生が活発な研究活動を行うなど、KAGRAでの重力波観測に向けて、大変貴重なスペースとなっています。
●岐阜県飛騨市との連携
岐阜県飛驒市と宇宙線研究所は、学術研究の発展や人材育成、地域の活性化を目指し、「岐阜県飛驒市と東京大学宇宙線研究所との連携協力に関する協定書」を2017年1月22日に締結しました。この協定を受け、北部会館を、岐阜県飛騨市から無償で使用許可を受けて、宇宙線研究所附属重力波観測研究施設の実験施設として改修して使用しています。この他にも、サイエンスカフェや一般向け見学会の開催など、KAGRAの様々なイベントの運営にも多大な支援を受けています。
●広報活動
宇宙線研究所主催のイベント等において、KAGRA基金のPRを行いました。
2020年11月22日、23日に開催されたオンライン一般公開の様子
引き続きご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
<詳細>
「大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクト基金」【目標金額】1,000,000円
【募集期間】2020年12⽉1⽇〜2021年3⽉31⽇
【基金の使途】若手研究者や大学院生等の研究環境の充実
【特典】- 1,000円以上:お礼状
- 100,000円以上:KAGRA実験室入口ネームプレート設置
- 300,000円以上:安田講堂への銘板設置(1/2プレート)
- 1,000,000円以上:安田講堂への銘板設置(1プレート)
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寄付
2021年3月11日 18:30
東日本大震災から10年 / 八木澤商店、新ファンド募集開始
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本日、東日本大震災から10年を迎えました。
「セキュリテ」では、東日本大震災が起きた2011年の3月18日に「セキュリテ被災地応援ファンド『復興義援金』」を立ち上げ、その後、4月25日には投資と寄付を組み合わせる形で、最初の被災地応援ファンドを募集し、その後、38社40本のファンドに10億円を超える温かい資金が集まりました。
しかし、天災に限らず様々な苦難や課題が生まれる今日、復興には届かない事業者さまがまだ多くいらっしゃいます。
「セキュリテ」では、その次の10年間も、事業者さまのニーズに応え、共に前に進んでいくための取り組みを行って参ります。
アスクル ミュージックセキュリティーズ 東日本復興支援
〜事業応援プロジェクト〜
本プロジェクトは、アスクル株式会社と当社ミュージックセキュリティーズ株式会社が共同で進めているものです。
東日本大震災の復興を支援するため、「セキュリテ」を通じ、岩手県・宮城県・福島県で事業を営む事業者さまへの資金調達・寄付を組み合わせた新たな支援を実施することを決定しました。
2月22日より下記両社サイト上での告知ならびに支援対象事業者の公募を開始しています。
本プロジェクトの進捗等お知らせして参りますので、ご支援いただけましたら幸いです。
・セキュリテ: 「東日本復興支援」
・アスクルCSRサイト: 「東日本復興支援」
◇新ファンド募集のお知らせ
「八木澤商店新社屋/味噌工場建設ファンド」
東日本大震災における被災地応援ファンドの中で、岩手県陸前高田市の八木澤商店のファンドには、3,000人を超える出資者から約1億5000万円の資金が寄せられました。
その八木澤商店が、10年の時を経て再びファンドを立ち上げ、本日より募集を開始しましたのでお知らせ致します。
募集金額は、3,000万円で、被災前に立地していた地区に再び建設される新社屋と味噌工場の運転資金(人件費、原材料費など)にあてられます。
代表取締役の河野通洋さんは、「七転八倒の10年間だったが、やっと、スタートライン、未来に光が見えてきた。震災でなにもなくなったけど、また発酵の町になって戻ってきたんだと、町の人たちに思ってもらいたいですね」と語ります。
200年以上の歴史を有する八木澤商店の次の100年に向けた取組みをご支援ください。
【ファンド情報】
一口: 32,400円(手数料2,400円含む)
募集総額: 30,000,000円
事業者: 株式会社八木澤商店
募集期間: 2021年3月11日〜2022年3月31日
分野: 食品製造、酒
ファンドの詳細はこちら
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寄付
2020年12月8日 19:21
【Securite ACADEMIA】宇宙開発と小児医療の2プロジェクトで寄付募集開始
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皆さま、 こんにちは。
この度、「Securite ACADEMIA」から、新たなプロジェクトへの寄付募集が開始されましたのでお知らせします。
イーロン・マスクの新型宇宙船打ち上げ成功や日本の小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還成功など、宇宙が一挙に身近なものになりつつあります。
そんな中、この度宇宙に大接近するプロジェクトが開始しました。
宇宙に鳴り響いていると考えられる重力波という波動現象を観測しようという大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクトです。
2015年にノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章教授が率いて、400人余りの国内外研究者が協力するプロジェクトで、目的は、大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)で、宇宙に鳴り響いていると考えられる重力波という波動現象を観測することです。
宇宙に存在する万物を内包する入れ物である時空の根源的性質に迫り、ブラックホールが生まれる瞬間を観測するなど重力波天文学に貢献することを目指しています。
梶田教授は、日本政府の理解と財政的支援を得て観測が開始されたKAGRAについて、「国際的に競争力と魅力を持って重力波天文学の創生に挑戦し続けるには、皆様のご支援が必要。
みなさんと共に、重力波で観測する新たな宇宙の目撃者になりたいと思っています」と、話しています。
ミュージックセキュリティーズ産学官連携推進室は東京大学基金と連携し、寄付金の募集を開始しました。
是非、ご理解とご協力をお願いいたします。
【詳細はこちら】
募集期間:2020年12月1日から2021年3月31日まで
募集総額:100万円
特典:
1,000円以上 お礼状
100,000円以上 KAGRA実験室入口ネームプレート設置
300,000円以上 安田講堂への銘板設置(1/2プレート)
1,000,000円以上 安田講堂への銘板設置(1 プレート)
日本人死因1位のがん(悪性新生物)。
様々な治療法が研究される中で注目されているのが、信州大学医学部小児医学教室の中沢洋三教授が研究開発するCAR-T細胞療法です。
これまで有望な治療薬が見つかっていない小児がん・希少がん・難治性がんの治療に成功する可能性のあるこの治療法の研究を加速させます。
同分野で日本のトップランナーの一人と言われる中沢教授の研究が注目される理由は、現在のCAR-T細胞療法の多くがウイルスの感染力を利用して免疫細胞の遺伝子を改変するものであるのに対し、ウイルスでなく酵素を使って遺伝子を組み替えていることです。
この簡単、安価、安全、高機能なCAR-T細胞の製造法が、CAR-T細胞療法のブレークスルーとなりうる革新的技術として国内外からの視線を集めています。
さらに中沢教授らは、世界で初めてGM-CSF受容体タンパク質を標的とするCAR-T細胞(GMR CAR-T細胞)を開発し、国の事業として急性骨髄性白血病と若年性骨盤単球性白血病を対象とする医師主導治験の準備を進めています。
しかし、国の事業費だけでは基礎研究費や臨床開発に不可欠な特許取得に係る経費が十分でないのが現状です。
信州大学発のCAR-T細胞の研究開発と実用化を推進・加速させ、さらに信州大学に世界的なCAR-T細胞研究開発基盤を構築することを目的に、本プロジェクトへの寄付金を募集します。
【詳細はこちら】
募集期間:2020年12月7日から2021年12月31日まで
募集総額:1,000万円
特典:
1,000円以上 研究活動レポート
20,000円以上 信州大学広報誌「信大NOW」/ 研究活動レポート
200,000円以上 オリジナル記念品/ 信州大学広報誌「信大NOW」/ 研究活動レポート
両プロジェクトともに、税制優遇措置が受けられます。
寄付後、寄附先の大学より送られてくる領収書を控除証明書として確定申告書に添付し、所轄税務署へご提出ください。
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寄付
2020年11月16日 13:00
ご寄付の御礼と復興支援金贈呈式完了のお知らせ
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【寄付】熊本県南部豪雨の復興支援金プロジェクトへご支援いただきましたみなさま
2020年7月4日から発生した熊本県南部豪雨災害による球磨焼酎製造業、
観光産業へのご支援としまして本プロジェクトにご参加いただきましたみなさま、厚く御礼を申し上げます。
先般以下の通り贈呈式を執り行いましたのでご報告いたします。
なお、本プロジェクトオーナーである株式会社グローカル・クラウドファンディングと当社ミュージックセキュリティーズ株式会社による、
合算の寄付金額を贈呈しております。
皆様からお預かりした「意思あるお金」は、責任をもって、当該産業の復興支援に役立たせていただきます。
ご参加いただきましたみなさまに、あらためて御礼申し上げます。・贈呈式概要
(1)開 催 日:2020年 10 月 23 日(金)
(2)場 所:肥後銀行 人吉支店 2階会議室
(3)贈 呈 額:6,919,288円
【内訳】球磨焼酎酒造組合様 3,459,644円
人吉温泉観光協会様 3,459,644円
(4)出 席 者:6名
受 贈 者:球磨焼酎酒造組合 代表理事 鳥飼 和信 様
一般社団法人 人吉温泉観光協会 代表理事 北 昌二郎 様
贈 呈 者:株式会社グローカル・クラウドファンディング 代表取締役 荒川 浩二
ミュージックセキュリティーズ株式会社 代表取締役 小松 真実
立 会 者:熊本県県南広域本部球磨地域振興局 次長 田口 雄一 様
肥後銀行 人吉ブロック 統括店長 西 章文
・セキュリテ寄付「熊本県南部豪雨の復興支援金」内訳
寄付額:3,268,461円
事務手数料控除: 163,423円(※)
贈呈額:3,105,038円(※)決済手数料等、最低限の事務経費として5%を控除させていただいております。
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寄付
2020年10月29日 18:40
新型コロナウイルス感染症対策に関わる基金からのお知らせ 【Securite ACADEMIA】
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皆さま、こんにちは。
平素より、【Securite ACADEMIA】の取り組みにご理解を賜り、
まことにありがとうございます。
7月14日から募集を開始しておりました
『日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金』の受付がまもなく終了となります。
これまでに、目標金額を上回る¥10,578,000の寄付がありましたこと、
この場を借りて深く感謝申し上げます。
この寄付金は、パスツール研究所と京都大学の共同研究所に最新機種の検出装置
「Luminex MAGPIX Instrument」を導入するための資金として使用させていただきます。
10月31日まで申し込みを受け付けております。
【詳細はこちら】
『新型コロナウイルス感染症緊急対策基金』では、現在、第2次募集を受け付けております。
【期間限定】2020年7⽉1⽇〜2020年12⽉31⽇
第2次期間中に集まった寄付金は、第1次と同様に、
新型コロナウイルス感染症の医療対策
(治療薬・ワクチンの開発、感染防止対策、医療体制の充実等)などのほか、
Post-Coronaの社会における新しい日常「ニューノーマル」の
追求 に資する教育や研究にも拡大し、即時性を追求し、
新型コロナウイルス感染症緊急対策基金運営委員会の提案のもと
総長が決定し活用いたします。
本プロジェクトは、セキュリテと東京大学基金との連携プロジェクトです。
東京大学へのご寄付として扱われ、税法上の優遇措置が適用されます。
【詳細はこちら】
【大学連携プロジェクトSecurite ACADEMIA(寄付)】
「スーパー酵母2020」東京大学大学院理学系研究科
「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」東京大学社会連携本部
「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター
今後も【Securite ACADEMIA】では、大学と支援者が繋がり、
長期的な研究支援への参加ができるプラットフォームとして、
理工系、生物系、人文社会系、新領域系、全ての研究領域に着目したプロジェクトを立ち上げて参ります。
皆さまには、引き続きのご理解とご支援を頂けましたら幸いです。
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寄付
2020年9月9日 16:34
【Securite ACADEMIA】日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金(9/30まで)
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皆さま、こんにちは。
今日は、「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」のプロジェクトオーナーである京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター センター長で、
疾患ゲノム疫学 教授でいらっしゃいます松田文彦先生から預かりました研究内容についてご紹介します。
本プロジェクトの意義がご理解いただける内容ですので、是非ご一読ください。
「皆様、はじめまして。
京都大学医学研究科の松田文彦と申します。
7月14日のフランスの革命記念日に、在東京フランス大使館のローラン・ピック大使ほか多くの皆様のご支援を受けて、この基金を立ち上げることができました。
我が国では現在COVID-19感染者の増加に歯止めがかかりませんが、症状が出てPCR検査を受けた人たちの何倍も多くの感染者が隠れていることが指摘されています。
そういう人たちは不顕性感染と呼ばれていますが、その数を明らかにするためには、COVID-19の原因となるウイルスSARS-CoV-2に対する抗体を持っているかを調べる抗体検査を高い精度で行うことが不可欠です。
現在抗体検査に使われている検査キットは、検出力に問題があり、国が6月上旬に東京、大阪、宮城でおこなった調査でも、結果に曖昧な点が多く残っています。」
▲京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター センター長
疾患ゲノム疫学 教授
松田文彦氏
「私達は、感染症研究で100年以上にもわたり世界をリードし続けてきたフランスのパスツール研究所との共同研究を長く続けております。
そういった長期間の信頼関係を通じて、今回パスツールで新規に開発され、フランス人を対象とした試験で極めて精度の高いことが確認された抗体検査法を我が国に導入する合意を得ました。
まずはそれを用いて京都大学病院の医療従事者の感染の実態を明らかにし、日本人に対する有効性が検証され次第、調査の対象を一般住民にも拡大し、我が国のCOVID-19の感染症対策に貢献していきたいと考えています。」
▲パスツール研究所感染症機能遺伝学ユニット長
アナワット・サクンタバイ氏
また、パスツール研究所感染症機能遺伝学ユニット長 京都大学特別招聘教授であるアナワット・サクンタバイ氏より、ご挨拶が届いています。
「COVID-19の発生により引き起こされた困難な状況下にもかかわらず、COVID -19対策に関わる日仏国際共同研究に対して大きなご支援いただきまして、心からお礼申し上げます。
いただきましたご寄付は、Covid-19の蔓延を防ぐために、京都大学病院の医療従事者の血清学的検査を実施するためにありがたく使用させていただきますが、生物医学分野に横たわる多くのギャップ(溝)を乗り越えるために計画されているより広範な日仏共同研究を推進するための大きな支えともなります。
現在、革新的な技術を実用化し現場に導入するに際して、乗り越えなければならない溝が多数存在します。
パスツール研究所は、ウイルスの生物学研究の長い歴史の中で様々な発見を重ね、またそれに基づいた多くの革新的技術を生み出してきました。
しかしながら、そういった革新的技術から生まれる新たな製品を世界の人達に手頃な価格で提供することは、依然として困難です。
政府からの支援は常に限られていますし、工業界から支援を受けて生まれた製品は人々が容易に手を出せない価格が設定されてしまいます。
皆様からいただきましたご寄付で、基礎科学・橋渡し研究*・公衆衛生学の間の溝、学界と産業界の間の溝、社会科学と生命科学の間の溝、そして最後に、東西の溝、例えば日本とフランスの溝を埋める重要な戦略を開始したいと考えております。
今後は本研究の進捗状況に加え、より野心的な「Bridging Gaps」計画の新たな展開について、常に最新情報をお届けします。
皆様のご支援は、私達が「違い」を生み出すための大きな支えとなります。
ご支援に心より感謝いたします。」
* 基礎研究の成果を病気の診断や新たな治療法や薬剤の開発に活用することを目指した研究
(日本語文責:松田文彦)
本プロジェクトにご参加いただいた方に、以下の特典をご用意しています。
期間内の寄付累計額に応じて進呈させていただきます。
〇パスツール研究所・京都大学国際共同研究ユニットが開催する一般向けウェビナーへご招待
〇駐日フランス大使からの感謝状
〇最新装置の記念銘板にお名前の刻印
〇在日フランス大使館のカクテルパーティご招待/パスツール研究所・京都大学国際共同研究ユニットが開催する国際シンポジウムご招待
〇医学研究科長からの感謝状
募集期間は今月30日まで。
寄付者には、税制上の優遇が適用されます。
何卒、ご支援のほど宜しくお願いいたします。
【詳細はこちら】
【大学連携プロジェクトSecurite ACADEMIA】
「スーパー酵母2020」東京大学大学院理学系研究科
「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」東京大学社会連携本部
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寄付
2020年8月12日 14:46
8月8日は球磨焼酎の日
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2020年7月4日に発生した熊本県南部豪雨災害で、甚大な被害を受けられました皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
本日、8月8日は「球磨焼酎の日」です。
「球磨焼酎」は、世界貿易機関(WTO)に地理的表示の産地指定を受け、国際的にそのブランドが保護されています。スコッチウィスキー、ボルドーワイン、バーボンウィスキーなどと肩を並べる、日本有数の米焼酎です。
お米のみを100%原料として、人吉・球磨地方の地下水で仕込んだ醪(もろみ)を蒸留し、ここで瓶詰めした焼酎のみを「球磨焼酎」と呼びます。
昔から、お米を作るには88の手間がかかると言われており、「米」の字を分解すると八十八になることから「米の日」である8月8日を「球磨焼酎の日」とされているそうです。
皆様、本日は是非、被災された人吉・球磨地方の皆様の復興を祈り、球磨焼酎で乾杯しませんか?
球磨焼酎酒造組合さまのホームページにて詳しい内容をご覧いただけます。
http://jp.kumashochu.or.jp/blog200807141837.html
皆さまのご支援お待ちしております。
▶【寄付】人吉・球磨地域の球磨焼酎蔵元と観光産業の復興のための支援金の受付はこちら
(※ 本記事は、 株式会社グローカル・クラウドファンディング(GCF)のサイトから転載しております。GCFは、弊社が株式会社九州フィナンシャルグループ等と共同運営する会社です。)
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寄付
2020年8月12日 12:25
渕田酒造本店の被害状況(8月4日)
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2020年7月4日に発生した熊本県南部豪雨災害で、甚大な被害を受けられました皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
人吉・球磨地方には27蔵の球磨焼酎の蔵元があります。
球磨村唯一の焼酎蔵元「渕田酒造本店」では、濁流が蔵を襲い、2階部分まで浸水したそうです。
豪雨で店は屋根まで浸水。仕込みに使うかめやタンクも濁流に漬かりました。
道路寸断の影響もあり、まだまだ復旧には時間がかかります。
「できる事から息長く」
皆さまのご支援お待ちしております。
▶【寄付】人吉・球磨地域の球磨焼酎蔵元と観光産業の復興のための支援金の受付はこちら
(※ 本記事は、 株式会社グローカル・クラウドファンディング(GCF)のサイトから転載しております。GCFは、弊社が株式会社九州フィナンシャルグループ等と共同運営する会社です。)
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寄付
2020年8月7日 20:00
京都大学 パスツール研究所 ご挨拶
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皆様、はじめまして。
京都大学医学研究科の松田文彦と申します。
7月14日のフランスの革命記念日に、在東京フランス大使館のローラン・ピック大使ほか多くの皆様のご支援を受けて、この基金を立ち上げることができました。
その後3週間という短い間に、73人もの方々にご賛同とご寄付をいただきまして、心から感謝いたしております。ほんとうにありがとうございました。
我が国では現在COVID-19感染者の増加に歯止めがかかりませんが、症状が出てPCR検査を受けた人たちの何倍も多くの感染者が隠れていることが指摘されています。
そういう人たちは不顕性感染と呼ばれていますが、その数を明らかにするためには、COVID-19の原因となるウイルスSARS-CoV-2に対する抗体を持っているかを調べる抗体検査を高い精度で行うことが不可欠です。
現在抗体検査に使われている検査キットは、検出力に問題があり、国が6月上旬に東京、大阪、宮城でおこなった調査でも、結果に曖昧な点が多く残っています。
私達は、感染症研究で100年以上にもわたり世界をリードし続けてきたフランスのパスツール研究所との共同研究を長く続けております。
そういった長期間の信頼関係を通じて、今回パスツールで新規に開発され、フランス人を対象とした試験で極めて精度の高いことが確認された抗体検査法を我が国に導入する合意を得ました。
まずはそれを用いて京都大学病院の医療従事者の感染の実態を明らかにし、日本人に対する有効性が検証され次第、調査の対象を一般住民にも拡大し、我が国のCOVID-19の感染症対策に貢献していきたいと考えています。
今後このブログで、我が国のCOVID-19感染の現状と、感染拡大を防ぐ対策で何が足りないのか、なぜ精度の高い抗体検査を実施するべきなのかなどについて、私なりの考えを紹介させていただきます。
頻繁に更新というわけにはまいりませんが、時間がある限り情報を提供させていただきます。
最後になりましたが、あらためまして今回の基金にご賛同いただきましたことに、深くお礼を申し上げます。
どうかひき続き、よろしくお願い申し上げます。京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター
松田文彦
続いて、パスツール研究所感染症機能遺伝学ユニット長、アナワット・サクンタバイ教授からのご挨拶を掲載させて頂きます。
COVID-19の発生により引き起こされた困難な状況下にもかかわらず、COVID -19対策に関わる日仏国際共同研究に対して大きなご支援いただきまして、心からお礼申し上げます。
いただきましたご寄付は、Covid-19の蔓延を防ぐために、京都大学病院の医療従事者の血清学的検査を実施するためにありがたく使用させていただきますが、生物医学分野に横たわる多くのギャップ(溝)を乗り越えるために計画されているより広範な日仏共同研究を推進するための大きな支えともなります。
現在、革新的な技術を実用化し現場に導入するに際して、乗り越えなければならない溝が多数存在します。パスツール研究所は、ウイルスの生物学研究の長い歴史の中で様々な発見を重ね、またそれに基づいた多くの革新的技術を生み出してきました。しかしながら、そういった革新的技術から生まれる新たな製品を世界の人達に手頃な価格で提供することは、依然として困難です。政府からの支援は常に限られていますし、工業界から支援を受けて生まれた製品は人々が容易に手を出せない価格が設定されてしまいます。
皆様からいただきましたご寄付で、基礎科学・橋渡し研究*・公衆衛生学の間の溝、学界と産業界の間の溝、社会科学と生命科学の間の溝、そして最後に、東西の溝、例えば日本とフランスの溝を埋める重要な戦略を開始したいと考えております。
今後は本研究の進捗状況に加え、より野心的な「Bridging Gaps」計画の新たな展開について、常に最新情報をお届けします。
皆様のご支援は、私達が「違い」を生み出すための大きな支えとなります。ご支援に心より感謝いたします。
パスツール研究所感染症機能遺伝学ユニット長
京都大学特別招聘教授
アナワット・サクンタバイ(日本語文責:松田文彦)
* 基礎研究の成果を病気の診断や新たな治療法や薬剤の開発に活用することを目指した研究
「日仏共同研究による新型コロナウイルス感染症対策基金」(募集期間:7月14日〜9月30日)https://www.securite.jp/ac/UKyoto2/
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