イベント
2018年6月13日 17:40
クルミドコーヒー経営報告会に行ってきました!
皆さんこんにちは。ミュージックセキュリティーズの新入り、吉山(証券会社出身、沖縄生まれ、B型)です。
いつもセキュリテニュースをご覧いただきありがとうございます。
去る6月2日に「クルミドコーヒーファンド」の第1回経営報告会に参加させていただきましたのでレポートします。
一言で言うと、顔が見える投資ってこういうことか…と感じ入るイベントでした。
報告会は国分寺の、部屋の外には広いテラスが広がる、自然光がとても気持ちいい会場で行われました。
全体の流れとしては、経営状況の振り返りや、今後の計画、スタッフの方が考えていること等を聞き、投資家からの質問を受けるというものでした。上場企業の決算説明会と同じ流れではありましたが、もう、その場の空気感が「クルミドコーヒー」独特のものでした。
まず経営報告において、7年先(会計期間)を見据えて、ファンドの対象店舗である、クルミドコーヒー2号店の「胡桃堂喫茶店」の「型」が定まったとの話がありました。
従業員にも利用者にも無理のない運営にするため、営業時間を少し減らしたこと。そのため売上進捗も弱まったが、スタッフと話し合う時間が確保でき「型」が出来たという話でした。
どういったお店にしたいか、そのためにどのような動き方をしたいか等を話すそうです。
売上進捗が減速したことも、背景から正直に伝えることに少し驚きました。
今後の計画については、国分寺発祥といわれるような「名物」を胡桃堂喫茶店から出していきたいことや、知り合った人の中にあるいつまでも残るような考えを自分たちで出版する事業の話等がありました。
お店のメニューについて、世間のイベントに合わせるのでなく、畑でその時期採れる旬のものを提供しようという話は「それなら食べてみたいなぁ」と思いました。独特の時間間隔を感じる話でしたね。
最後の投資家の皆さんからの質問は、経営方針に対する突っ込みや、運営に関する具体的なことが知りたいといったものでした。
ここまで事業説明を聞いてきたのに、経営者の影山さんが「来年の今頃はどういうことを言っているか想像つかない」と言ったときに、投資家の皆さんがどっと微笑んだのが印象的でした。
投資先の胡桃堂喫茶店のことを知りたいために色々質問をしたりするのに、「分からない」という言葉は笑って受け止めるんだ…と営業者と投資家の関係性が面白いなぁと思いました。
全体的に感じたことは、経営方針と、事業計画、採用方針、社員の方の考え方が一貫しているということでした。
そしてそれを当たり前のこととして、投資家が受け取り、優しいまなざしを胡桃堂喫茶店に向けている。
このように経営方針などを聞いて投資出来たら、リターンを目指すという意味でも、自分のお金の行く先を感じるという意味でも、投資が楽しくなるだろうな、と思います。セキュリテは株と違って、市場への上場審査ほどの審査をしませんし(収益性等独自の審査はあります)、投資信託等と違っていつでも売り買いできる便利さもありません。しかし、営業者が「自分のやりたいこと」に忠実に取り組んで、それに共感して投資できる機会は、ほかの投資商品では無いと思うんです。
社会的課題の解決とかソーシャルビジネスという言葉があるけど、あえてそういった用語で表現しなくても、その場の雰囲気が、社会的課題なんか溶かしていくものだと感じさせてくれました。
胡桃堂喫茶店が使っているのはクラウドファンディングという仕組みだけど、クラウドファンディングも、その仕組みがあればもうそれでいいってものではないと思います。
営業者が仕事を頑張りながら楽しんでて、投資家も普段の生活を頑張ってそして投資を楽しんでる…豊かな心を持つ人が、クラウドファンディングという仕組みの上に集まってきたからこういう報告会になったんだと思いました。
ミュージックセキュリティーズの社員として、こういった場をもっと作っていけるように、頑張ります。
足りないところもあるかと思いますが、弊社の活動をたまにチェックしていただければ幸いです。
胡桃堂喫茶店とクルミドコーヒーを経営する影山さんのレポートはこちらです。
経営者としての視点で、当日の報告会について書かれています。
ゆっくり、いそげ?セキュリテ自由帳
クルミドコーヒーファンドについてはこちら
https://www.securite.jp/fund/detail/2929
いつもセキュリテニュースをご覧いただきありがとうございます。
去る6月2日に「クルミドコーヒーファンド」の第1回経営報告会に参加させていただきましたのでレポートします。
一言で言うと、顔が見える投資ってこういうことか…と感じ入るイベントでした。
報告会は国分寺の、部屋の外には広いテラスが広がる、自然光がとても気持ちいい会場で行われました。
全体の流れとしては、経営状況の振り返りや、今後の計画、スタッフの方が考えていること等を聞き、投資家からの質問を受けるというものでした。上場企業の決算説明会と同じ流れではありましたが、もう、その場の空気感が「クルミドコーヒー」独特のものでした。
まず経営報告において、7年先(会計期間)を見据えて、ファンドの対象店舗である、クルミドコーヒー2号店の「胡桃堂喫茶店」の「型」が定まったとの話がありました。
従業員にも利用者にも無理のない運営にするため、営業時間を少し減らしたこと。そのため売上進捗も弱まったが、スタッフと話し合う時間が確保でき「型」が出来たという話でした。
どういったお店にしたいか、そのためにどのような動き方をしたいか等を話すそうです。
売上進捗が減速したことも、背景から正直に伝えることに少し驚きました。
今後の計画については、国分寺発祥といわれるような「名物」を胡桃堂喫茶店から出していきたいことや、知り合った人の中にあるいつまでも残るような考えを自分たちで出版する事業の話等がありました。
お店のメニューについて、世間のイベントに合わせるのでなく、畑でその時期採れる旬のものを提供しようという話は「それなら食べてみたいなぁ」と思いました。独特の時間間隔を感じる話でしたね。
最後の投資家の皆さんからの質問は、経営方針に対する突っ込みや、運営に関する具体的なことが知りたいといったものでした。
ここまで事業説明を聞いてきたのに、経営者の影山さんが「来年の今頃はどういうことを言っているか想像つかない」と言ったときに、投資家の皆さんがどっと微笑んだのが印象的でした。
投資先の胡桃堂喫茶店のことを知りたいために色々質問をしたりするのに、「分からない」という言葉は笑って受け止めるんだ…と営業者と投資家の関係性が面白いなぁと思いました。
全体的に感じたことは、経営方針と、事業計画、採用方針、社員の方の考え方が一貫しているということでした。
そしてそれを当たり前のこととして、投資家が受け取り、優しいまなざしを胡桃堂喫茶店に向けている。
このように経営方針などを聞いて投資出来たら、リターンを目指すという意味でも、自分のお金の行く先を感じるという意味でも、投資が楽しくなるだろうな、と思います。セキュリテは株と違って、市場への上場審査ほどの審査をしませんし(収益性等独自の審査はあります)、投資信託等と違っていつでも売り買いできる便利さもありません。しかし、営業者が「自分のやりたいこと」に忠実に取り組んで、それに共感して投資できる機会は、ほかの投資商品では無いと思うんです。
社会的課題の解決とかソーシャルビジネスという言葉があるけど、あえてそういった用語で表現しなくても、その場の雰囲気が、社会的課題なんか溶かしていくものだと感じさせてくれました。
胡桃堂喫茶店が使っているのはクラウドファンディングという仕組みだけど、クラウドファンディングも、その仕組みがあればもうそれでいいってものではないと思います。
営業者が仕事を頑張りながら楽しんでて、投資家も普段の生活を頑張ってそして投資を楽しんでる…豊かな心を持つ人が、クラウドファンディングという仕組みの上に集まってきたからこういう報告会になったんだと思いました。
ミュージックセキュリティーズの社員として、こういった場をもっと作っていけるように、頑張ります。
足りないところもあるかと思いますが、弊社の活動をたまにチェックしていただければ幸いです。
胡桃堂喫茶店とクルミドコーヒーを経営する影山さんのレポートはこちらです。
経営者としての視点で、当日の報告会について書かれています。
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