旧セキュリテニュース 2013年12月13日 11:22

想像がつきますか?タイの山岳部での雨季

A.W.E. Intertrade Co., Ltd.(AWE)の自社農場は、
バンコクから500キロ離れたタイ東北部のルーイ県の山岳部にあります。 

乾季と雨季がある気候との戦いはつきもの。
今日は、代表の柳沢さんが2008年頃初めてこの自社農場で雨季を経験したときの
話をお伝えします。

タイの山岳部での雨季はどのようなものでしょうか?!

(↓農場の全景)


(↓ハウスの様子)



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とにかく雨季の雨量は想像を絶するものだ!
まず、どこからともなく強風が吹きだす!
そして数分後には辺りが雲で真っ暗になりだす。
そうすると、その真っ黒な雲の上が時折、ピカッと光だし、遠くの方からゴロゴロッ!と
不気味な雲の下に稲妻のラインが眩しい光で走りだし、爆音のような音と同時に
一粒一粒が小指の爪くらいありそうな雨がバシバシバシッドバッ!と降り落ちてくる!
それはもはや雨というよりは滝だ! 
その滝のような音をたてながら降り注ぐ雨の中、金属音のようなギギギギィーゴゴォーン
という音と同時に稲妻がすぐ手がとどきそうな空中の上を走り抜けていくのだ!
その音は身体に振動し、その光はカメラのフラッシュのように眩しく光り、
生きた心地がしないというのはこのことである!

山の中でも一番怖かったのは、農場の少し上の辺りの大きな木が一本伸びており、
その木に雷が直撃するのを見たときである!
それはまさに一瞬の出来事で、凄い光で眩しいと思った瞬間にドゴーン!という
爆音が響き、地面まで響き渡った!
するとその雷が落ちた木は上の方が引き裂かれ、その引き裂かれたところから
真っ黒に焦げ煙をあげていた!
我々はただ農場に建てられた小さな木造の小屋の中で姿勢を低くかがめ
おびえながらその豪雨と雷がおさまるのを待つだけだ。

そして2時間くらいすると嘘のように豪雨と雷は無くなるのだが、
農地は悲惨なものである!
畑はおよそ40センチくらいの高さで土をもってつくっているのだが、
豪雨が去った後の畑は真っ平らになっている。
雨が流れたあとが、まるで土砂崩れ現場のように溝の形を作り全部流されてしまう!
この状況を見たら虫による被害などかわいいものである。
とにかくほんの2時間ほどの間に、何週間もかけて作った畑も新芽もすべて
流されて無くなってしまった!

ところが不思議なことに血の気が引くほどショックを感じるのだが、
そのときは生きていて良かった!と不思議に思った。
そして不思議なことに、今ではそれにも慣れてきてしまっているのだ!
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一方で、乾季には雨が一滴も降らず炎天下の日々が続くそうです。

このような雨季と乾季との戦いの中でも
AWEは複数箇所で多品種の野菜を栽培することで
一年を通して毎日野菜をバンコクのマーケットへ送り届けています。

野菜の品種や生産量を増やし、市場のニーズに応えるため、
より多くの農村の農家の方々の農業技術や生活水準をあげるため、資金が必要です。

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