寄付
2022年2月9日 14:02
コロナ禍のフィリピンを襲った台風22号の爪痕【UNFPA支援寄付】
国連人口基金(UNFPA)は「すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされる世界」を目指して、150か国以上でリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)やジェンダー平等などに関する活動を行っています。現在、「セキュリテ」にて、女性の健康と権利を守り、未来へと命をつなぐための寄付を呼びかけています。
▲ 大きな打撃を受けたミンダナオ島のヘルスセンターを訪れるUNFPAのスタッフ ©UNFPAフィリピン
UNFPAが活動を行っているフィリピンでは、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に加え、昨年12月にビサヤ地域とミンダナオ地域を襲った台風22号(フィリピン名:オデット)の爪痕が、妊産婦、高リスク妊娠の女性、ジェンダーに基づく暴力の被害者らに大きな影響を及ぼしています。
この大型台風による被害の全体像は今も完全に把握されていませんが、フィリピンでは900万人以上が影響を受け、うち9万1000人以上が妊産婦とされています。新型コロナ患者の対応に追われる医療施設では、さらに台風により建物被害がでるなどし、分娩のために病院を訪れた妊産婦たちがそのまま送り返されるといった事例が起きています。
UNFPAは被害発生直後から現地国連チームと連携し、被害状況の把握に努めながら、政府やNGOなどのパートナー団体と協力し、救援活動を続けています。被害発生から1か月以上が経過した現在も、被災者の多くは依然として食料、飲料水、電気、通信回線などライフラインへのアクセスを必要としています。同時に、妊娠中の女性の健康と出産のサポートや、女性に対する暴力への対応と予防なども大きな課題となっています。
▲ 被災地に届けられたUNFPAの緊急援助物資 ©UNFPAフィリピン
被災時に妊娠中だったジェーンさん(20歳)は、台風で自宅が倒壊した数日後に陣痛がはじまりました。いくつかの医療施設を訪ねましたが、いずれも台風で大きな被害を受けており、施設での分娩を断られてしまいました。最終的に約20キロ離れた場所でUNFPAの緊急援助施設「マタニティ・テント」にたどり着き、そこでヘルスワーカーのサポートのもと赤ちゃんを無事に出産することができました。
妊娠8か月のジョリーナさん(23歳)が住んでいるブルゴスは、最も深刻な影響を受けた地域のひとつで、電気を復旧するにはまだあと半年近くかかるとみられています。街から最も近い産院は台風で被害を受けてしまったため、彼女は約50キロ離れたシアルガオ島の医療センターまで行き、出産する予定です。
▲ まもなく出産を迎えるジョリーナさん ©UNFPAフィリピン
フィリピンをはじめ、世界では今この瞬間も人道危機下で国際的な支援を必要としている人たちがたくさんいます。
3000円あれば、紛争や災害など人道危機下にある妊産婦5人に、緊急時でも安全に出産が行えるよう最低限のアイテムを詰めた「緊急出産キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。このキット1個で、お母さんと赤ちゃん2人分の命を守ることができます。
1万円あれば、紛争や災害など人道危機下にある女性と少女たち6人に、健康管理に必要な最低限のアイテムを詰めた「ディグニティ(尊厳)キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。3万円あれば、助産師に妊産婦14人の出産を安全にサポートするのに必要な物資を届けることができます。
UNFPAへのご寄付は1口1000円から受け付けています。10万円以上のご寄付をいただいた方には、UNFPA特製オリジナルグッズを進呈いたします(先着100名様限定)。
女性の健康と権利を守り、これから生まれてくる新しい命を安全に迎えることができるよう、皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。
◇ 国連人口基金(UNFPA)支援寄付のキャンペーンサイトはこちら ◇
▲ 大きな打撃を受けたミンダナオ島のヘルスセンターを訪れるUNFPAのスタッフ ©UNFPAフィリピン
UNFPAが活動を行っているフィリピンでは、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に加え、昨年12月にビサヤ地域とミンダナオ地域を襲った台風22号(フィリピン名:オデット)の爪痕が、妊産婦、高リスク妊娠の女性、ジェンダーに基づく暴力の被害者らに大きな影響を及ぼしています。
この大型台風による被害の全体像は今も完全に把握されていませんが、フィリピンでは900万人以上が影響を受け、うち9万1000人以上が妊産婦とされています。新型コロナ患者の対応に追われる医療施設では、さらに台風により建物被害がでるなどし、分娩のために病院を訪れた妊産婦たちがそのまま送り返されるといった事例が起きています。
UNFPAは被害発生直後から現地国連チームと連携し、被害状況の把握に努めながら、政府やNGOなどのパートナー団体と協力し、救援活動を続けています。被害発生から1か月以上が経過した現在も、被災者の多くは依然として食料、飲料水、電気、通信回線などライフラインへのアクセスを必要としています。同時に、妊娠中の女性の健康と出産のサポートや、女性に対する暴力への対応と予防なども大きな課題となっています。
▲ 被災地に届けられたUNFPAの緊急援助物資 ©UNFPAフィリピン
被災時に妊娠中だったジェーンさん(20歳)は、台風で自宅が倒壊した数日後に陣痛がはじまりました。いくつかの医療施設を訪ねましたが、いずれも台風で大きな被害を受けており、施設での分娩を断られてしまいました。最終的に約20キロ離れた場所でUNFPAの緊急援助施設「マタニティ・テント」にたどり着き、そこでヘルスワーカーのサポートのもと赤ちゃんを無事に出産することができました。
妊娠8か月のジョリーナさん(23歳)が住んでいるブルゴスは、最も深刻な影響を受けた地域のひとつで、電気を復旧するにはまだあと半年近くかかるとみられています。街から最も近い産院は台風で被害を受けてしまったため、彼女は約50キロ離れたシアルガオ島の医療センターまで行き、出産する予定です。
▲ まもなく出産を迎えるジョリーナさん ©UNFPAフィリピン
フィリピンをはじめ、世界では今この瞬間も人道危機下で国際的な支援を必要としている人たちがたくさんいます。
3000円あれば、紛争や災害など人道危機下にある妊産婦5人に、緊急時でも安全に出産が行えるよう最低限のアイテムを詰めた「緊急出産キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。このキット1個で、お母さんと赤ちゃん2人分の命を守ることができます。
1万円あれば、紛争や災害など人道危機下にある女性と少女たち6人に、健康管理に必要な最低限のアイテムを詰めた「ディグニティ(尊厳)キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。3万円あれば、助産師に妊産婦14人の出産を安全にサポートするのに必要な物資を届けることができます。
UNFPAへのご寄付は1口1000円から受け付けています。10万円以上のご寄付をいただいた方には、UNFPA特製オリジナルグッズを進呈いたします(先着100名様限定)。
女性の健康と権利を守り、これから生まれてくる新しい命を安全に迎えることができるよう、皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。
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