寄付
2022年1月6日 10:18
人道危機が続くアフガニスタンで、お母さんと赤ちゃんの命をつなぐ国連人口基金(UNFPA)の緊急医療キット
国連人口基金(UNFPA)は「すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされる世界」を目指して、150か国以上でリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)などに関する活動を行っています。現在、「セキュリテ」にて、女性の健康と権利を守り、未来へと命をつなぐための寄付を呼びかけています。
▲ アフガニスタン首都カブールのマラライ産院で生まれた赤ちゃん ©UNFPAアフガニスタン
UNFPAが活動を展開しているアフガニスタンは、世界で最も「妊産婦死亡率」が高い国の一つとされ、妊娠出産に伴う合併症により、女性が「2時間に1人」のペースで命を落としています。首都カブールが2021年8月にタリバンに陥落後、人道危機により妊産婦を取り巻く状況はさらに厳しさを増しています。
アフガニスタンの公衆衛生への投資は、過去20年間で基礎的なヘルスケアを大きく前進させ、妊産婦死亡率は、2000年の出生10万あたり1,450人から、2019年には出生10万あたり638人にまで減少しました(注1)。しかし、この数字は今なお世界で最も高い妊産婦死亡率の部類に入っており、現在起こっている人道危機に速やかに対処しなければ、これまでの前進を台無しにするだけでなく、400万人以上の女性と少女の生命に重大な影響をもたらすとされています。
首都カブールにあるマラライ産院では、帝王切開による20人を含め毎日約85人の赤ちゃんの誕生をサポートしていますが、現在、機材や医薬品など必要な医療物資のすべてが足りていないだけでなく、冬の到来にも関わらず、暖房設備と燃料もない状態が続いています。また、アフマド・シャー・ババ病院のアキラ・バーラミ医師は「以前は国際NGOから定期的に支援を受けていましたが、2021年8月の出来事の余波でスタッフはアフガニスタンを去ってしまいました。今、私たちは医薬品の供給がなく深刻な状況です」と話しています。
UNFPAは女性の健康と権利を守る活動(注2)を現地で続けており、2021年10月には97,000人以上に、産前産後ケア、安全な出産、家族計画など、命を救うリプロダクティブ・ヘルス・ケアと保護サービスを提供しました。同12月現在、UNFPAはカブールと15の州で、上記2施設を含む病院とモバイルヘルス・チームを通じて、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)に関する緊急医療キットを300個以上を提供。このキットには、妊産婦の安全な出産をサポートするとともに、母子の健康ニーズに応えるために必要な医薬品と機器(少なくとも328,000人分)が含まれており、今後も追加の配布を計画しています。
マラライ産院のシャハラ・オルズガニ助産師長は「病院の物資が底をつき、援助物資が途絶えた今、緊急医療キットが極めて重要なのは言うまでもありません」と話しています。
▲ アフガニスタンで配布されているUNFPAの緊急医療キット ©UNFPAアフガニスタン
アフガニスタンのように、世界では今この瞬間も人道危機下で国際的な支援を必要としている人たちがたくさんいます。
3000円あれば、紛争や災害など人道危機下にある妊産婦5人に、緊急時でも安全に出産が行えるよう最低限のアイテムを詰めた「緊急出産キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。このキット1個で、お母さんと赤ちゃん2人分の命を守ることができます。
1万円あれば、紛争や災害など人道危機下にある女性と少女たち6人に、健康管理に必要な最低限のアイテムを詰めた「ディグニティ(尊厳)キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。3万円あれば、助産師に妊産婦14人の出産を安全にサポートするのに必要な物資を届けることができます。
UNFPAへのご寄付は1口1000円から受け付けています。10万円以上のご寄付をいただいた方には、UNFPA特製オリジナルグッズを進呈いたします(先着100名様限定)。
女性の健康と権利を守り、これから生まれてくる新しい命を安全に迎えることができるよう、皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。
◇ 国連人口基金(UNFPA)支援寄付のキャンペーンサイトはこちら ◇
(注1)Trends in Maternal Mortality
(注2)Afghanistan Humanitarian Response
▲ アフガニスタン首都カブールのマラライ産院で生まれた赤ちゃん ©UNFPAアフガニスタン
UNFPAが活動を展開しているアフガニスタンは、世界で最も「妊産婦死亡率」が高い国の一つとされ、妊娠出産に伴う合併症により、女性が「2時間に1人」のペースで命を落としています。首都カブールが2021年8月にタリバンに陥落後、人道危機により妊産婦を取り巻く状況はさらに厳しさを増しています。
アフガニスタンの公衆衛生への投資は、過去20年間で基礎的なヘルスケアを大きく前進させ、妊産婦死亡率は、2000年の出生10万あたり1,450人から、2019年には出生10万あたり638人にまで減少しました(注1)。しかし、この数字は今なお世界で最も高い妊産婦死亡率の部類に入っており、現在起こっている人道危機に速やかに対処しなければ、これまでの前進を台無しにするだけでなく、400万人以上の女性と少女の生命に重大な影響をもたらすとされています。
首都カブールにあるマラライ産院では、帝王切開による20人を含め毎日約85人の赤ちゃんの誕生をサポートしていますが、現在、機材や医薬品など必要な医療物資のすべてが足りていないだけでなく、冬の到来にも関わらず、暖房設備と燃料もない状態が続いています。また、アフマド・シャー・ババ病院のアキラ・バーラミ医師は「以前は国際NGOから定期的に支援を受けていましたが、2021年8月の出来事の余波でスタッフはアフガニスタンを去ってしまいました。今、私たちは医薬品の供給がなく深刻な状況です」と話しています。
UNFPAは女性の健康と権利を守る活動(注2)を現地で続けており、2021年10月には97,000人以上に、産前産後ケア、安全な出産、家族計画など、命を救うリプロダクティブ・ヘルス・ケアと保護サービスを提供しました。同12月現在、UNFPAはカブールと15の州で、上記2施設を含む病院とモバイルヘルス・チームを通じて、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)に関する緊急医療キットを300個以上を提供。このキットには、妊産婦の安全な出産をサポートするとともに、母子の健康ニーズに応えるために必要な医薬品と機器(少なくとも328,000人分)が含まれており、今後も追加の配布を計画しています。
マラライ産院のシャハラ・オルズガニ助産師長は「病院の物資が底をつき、援助物資が途絶えた今、緊急医療キットが極めて重要なのは言うまでもありません」と話しています。
▲ アフガニスタンで配布されているUNFPAの緊急医療キット ©UNFPAアフガニスタン
アフガニスタンのように、世界では今この瞬間も人道危機下で国際的な支援を必要としている人たちがたくさんいます。
3000円あれば、紛争や災害など人道危機下にある妊産婦5人に、緊急時でも安全に出産が行えるよう最低限のアイテムを詰めた「緊急出産キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。このキット1個で、お母さんと赤ちゃん2人分の命を守ることができます。
1万円あれば、紛争や災害など人道危機下にある女性と少女たち6人に、健康管理に必要な最低限のアイテムを詰めた「ディグニティ(尊厳)キット」をそれぞれ1個ずつ届けることができます。3万円あれば、助産師に妊産婦14人の出産を安全にサポートするのに必要な物資を届けることができます。
UNFPAへのご寄付は1口1000円から受け付けています。10万円以上のご寄付をいただいた方には、UNFPA特製オリジナルグッズを進呈いたします(先着100名様限定)。
女性の健康と権利を守り、これから生まれてくる新しい命を安全に迎えることができるよう、皆様のあたたかいご支援をお待ちしております。
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