寄付 2022年11月15日 18:30

『スマートウォッチで造影剤の副作用をモニタリング』募集開始のお知らせ

造影剤の副作用から患者さんを守りたい

日頃より、大学連携プロジェクトSecurite ACADEMIAへのご支援を頂き、誠にありがとうございます。
今日は、新たなプロジェクト「スマートウォッチで造影剤の副作用をモニタリング」が募集を開始しましたのでお知らせします。

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スマートウォッチで、副作用の早期検出・早期治療を可能に。 

レントゲン撮影やCT、MRI検査で利用される各種の造影剤は、大腸癌や食道癌といった様々な癌腫や、心臓や四肢の動脈狭窄といった血管病変の分布、程度、性状を詳細に評価するために使用されます。
一部の病気は造影剤の使用なしには診断が困難であり、また正確な病状評価なしには外科切除などの根治治療も効果を十分に発揮することはできません。
一方で造影剤投与後に様々な副作用が出現することが知られています。
非常に多く利用されているヨード系造影剤を例にとって示しますと、5%以下の頻度で発疹や吐き気、せきなどの軽度の副作用が出現し、0.04%以下と非常に稀ではありますが血圧低下や呼吸困難といった、命に関わる重大な副作用が出現することが知られています。
これらの副作用は投与直後に発生することもあれば、30分ほどして出現することもあります。

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造影剤検査後1時間程度は急性副作用の有無を注意深く観察する必要があります。
しかし、多数の患者さん全員に対して少数の医療者が体調を観察し続けることは現実的ではありません。
本研究の目的は発展著しいウェアラブルデバイスによる、簡易かつ実用可能レベルの患者モニタリングシステム構築です。
これらのデバイスを利用することで造影CT検査後の患者さんの体調を継続的にモニタリングし、副作用発生の際の早期検出、早期治療を可能にできるのではと考えています。
本システムにより重大な副作用への早期対応が可能となることを目指す、その主旨にご賛同いただければ幸いです。


 

プロジェクト概要

『スマートウォッチで造影剤の副作用をモニタリング』

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【目標金額】
1,000,000円

【募集期間】
2022年11月15日〜2023年3月31日

【資金の使途】
本プロジェクトでは、ウェアラブルデバイスによる患者モニタリングシステムを開発し、造影剤副作用の早期検出に貢献することを目標としています。
そのために、下記の資金の使用を予定しています。

1. システム開発に必要なウェアラブルデバイスの購入
2. Wifi/Bluetoothアクセスポイント増設
3. システム実装用の計算機確保
4. 京都大学病院内で研究実施のための倫理審査費用
5. データストレージ、開発端末調達

ご寄付頂いた方には、口数により、感謝状や詳細な活動報告書をお送り致します。
また、本プロジェクトは、税法上の優遇措置が適用されます。
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