ファンドについて
2019年8月2日 12:15
一人でも多くの「できる」の為に
皆さまは、ペルーという国にどういったイメージをお持ちでしょうか?
「マチュピチュ」や「ナスカの地上絵」などの観光資源が豊富で、日本との関りが深い親日国というイメージのあるペルーですが、一方で、都心部と農村部の経済格差が激しく、貧困から抜け出せない人達が多勢います。
その背景には、多くの低所得層が金融システムにアクセスできていないこと、農村地域での金融機関の拠点数の少なさ、国民のお金に関する知識が乏しいこと等が挙げられます。
2016年の銀行保険監督庁、及び生産省の統計によると、ペルーには174万の正規企業が存在しますが、その99.5%が中小零細企業で、そのうち、金融システムを通じて融資にアクセスできているのは、わずか6.7%しかありません。
ペルーの日系人が作ったアバコ貯蓄信用協同組合「Cooperativa de Ahorro y Credito ABACO」(以下、Abaco)は、既存の金融システムではカバーできない、地方の小規模農業生産者や中小零細事業者への融資を行っています。
南米ペルーの農村部や山間部で、ほんの少しの資金がないために農機具等が買えず生産性の低い事業をせざるを得なかったり、組織化されていないために市場での交渉力がなく買い叩かれてきた小規模農業生産者や事業者のために、Abacoが直接生産者に対して融資を実施したり、生産者を顧客に持つマイクロファイナンス機関に融資をします。ペルーはアマゾン地域や山岳地域などがあり、Abaco単体でペルー全域をカバーすることが難しい為、地域の農業生産者と密接に関わるマイクロファイナンス機関と協力しています。
そうすることで、より広範囲に金融サービスを提供することができているのです。
たとえば、チチカカ湖のマス養殖事業者である「Piscis(ピシス)」は、5年間で販路の拡大に成功しました。これまでは、欧州や北米向けの輸出が中心でしたが、シンガポールや、香港、台湾など、アジア市場の開拓にも積極的に取り組み、今年の夏には初めての日本への輸出が実現しました。
Piscis(ピシス)以外にも、チチカカ湖には小規模生産者も含めると数百以上の事業者があり、Abacoも複数の事業者を支援しています。「Titicaca Trout (チチカカ トラウト)」もその一つで、Abacoから運転資金として約1000万円の融資を受け、養殖に必要な資材を購入しました。それまでは高利子で毎月の返済がある借入をしていましたが、Abacoからの融資は、収穫時期に合わせた返済をすることができ、資金繰りが楽になりました。
また、オクサパンパ郡にある創業5年のコーヒー農園を営む企業は、Abacoから融資を受けて約3年。取引先の拡大につながっています。
次に資金を調達できた際には、200万円の焙煎機を購入し、農園でコーヒーの試飲をしながら新しい品種や肥料を試すなどして、コーヒー豆の更なる品質向上をしていきたいと考えています。
この他にも、ABACOからの融資を受けて、事業を軌道に乗せた生産者は数多くあります。その力強い声をお聞きください。
本プログラムのイメージ動画:「Ahora tenemos poder!!-融資が力の源に-」
Abacoは、こうした地場の中小零細事業者に対し、融資を通じて生産性を高め、成長を後押ししています。
そして、この取り組みを支援するファンドが「Abacoペルーの生産者事業拡大ファンド」です。2014年に、米州開発銀行グループのIDB Labとミュージックセキュリティーズ株式会社が連携して、第1号ファンドとなる「Abaco小さな農家応援ファンド」を募集してから5年、このプログラムは順調に成長し、今回が第2号ファンドとなります。
一人でも多くの「できる」の為に、日本からペルーへのお金の流れで、社会的インパクトを起こします。
【Abacoペルーの生産者事業拡大ファンドの詳細・お申込はこちら】
https://www.securite.jp/fund/detail/5339
一口金額:31,500円
募集総額:51,000,000円
事業者名:Cooperativa de Ahorro y Credito Abaco(アバコ貯蓄信用協同組合)
参加人数:57人
地域:海外 ペルー
分野:農業・畜産・林業、ファイナンス
募集期間:2019年7月11日~2019年11月30日
特典:本ファンドに投資家特典はございません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
本ファンドの注目ニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇Abacoからのメッセージ
https:// www.securite.jp/fund/detail/5339?a=1
◇日本人移住120周年の国から
https://www.securite.jp/news/director_blog?a=39
「マチュピチュ」や「ナスカの地上絵」などの観光資源が豊富で、日本との関りが深い親日国というイメージのあるペルーですが、一方で、都心部と農村部の経済格差が激しく、貧困から抜け出せない人達が多勢います。
その背景には、多くの低所得層が金融システムにアクセスできていないこと、農村地域での金融機関の拠点数の少なさ、国民のお金に関する知識が乏しいこと等が挙げられます。
2016年の銀行保険監督庁、及び生産省の統計によると、ペルーには174万の正規企業が存在しますが、その99.5%が中小零細企業で、そのうち、金融システムを通じて融資にアクセスできているのは、わずか6.7%しかありません。
ペルーの日系人が作ったアバコ貯蓄信用協同組合「Cooperativa de Ahorro y Credito ABACO」(以下、Abaco)は、既存の金融システムではカバーできない、地方の小規模農業生産者や中小零細事業者への融資を行っています。
南米ペルーの農村部や山間部で、ほんの少しの資金がないために農機具等が買えず生産性の低い事業をせざるを得なかったり、組織化されていないために市場での交渉力がなく買い叩かれてきた小規模農業生産者や事業者のために、Abacoが直接生産者に対して融資を実施したり、生産者を顧客に持つマイクロファイナンス機関に融資をします。ペルーはアマゾン地域や山岳地域などがあり、Abaco単体でペルー全域をカバーすることが難しい為、地域の農業生産者と密接に関わるマイクロファイナンス機関と協力しています。
そうすることで、より広範囲に金融サービスを提供することができているのです。
たとえば、チチカカ湖のマス養殖事業者である「Piscis(ピシス)」は、5年間で販路の拡大に成功しました。これまでは、欧州や北米向けの輸出が中心でしたが、シンガポールや、香港、台湾など、アジア市場の開拓にも積極的に取り組み、今年の夏には初めての日本への輸出が実現しました。
Piscis(ピシス)以外にも、チチカカ湖には小規模生産者も含めると数百以上の事業者があり、Abacoも複数の事業者を支援しています。「Titicaca Trout (チチカカ トラウト)」もその一つで、Abacoから運転資金として約1000万円の融資を受け、養殖に必要な資材を購入しました。それまでは高利子で毎月の返済がある借入をしていましたが、Abacoからの融資は、収穫時期に合わせた返済をすることができ、資金繰りが楽になりました。
また、オクサパンパ郡にある創業5年のコーヒー農園を営む企業は、Abacoから融資を受けて約3年。取引先の拡大につながっています。
次に資金を調達できた際には、200万円の焙煎機を購入し、農園でコーヒーの試飲をしながら新しい品種や肥料を試すなどして、コーヒー豆の更なる品質向上をしていきたいと考えています。
この他にも、ABACOからの融資を受けて、事業を軌道に乗せた生産者は数多くあります。その力強い声をお聞きください。
本プログラムのイメージ動画:「Ahora tenemos poder!!-融資が力の源に-」
Abacoは、こうした地場の中小零細事業者に対し、融資を通じて生産性を高め、成長を後押ししています。
そして、この取り組みを支援するファンドが「Abacoペルーの生産者事業拡大ファンド」です。2014年に、米州開発銀行グループのIDB Labとミュージックセキュリティーズ株式会社が連携して、第1号ファンドとなる「Abaco小さな農家応援ファンド」を募集してから5年、このプログラムは順調に成長し、今回が第2号ファンドとなります。
一人でも多くの「できる」の為に、日本からペルーへのお金の流れで、社会的インパクトを起こします。
【Abacoペルーの生産者事業拡大ファンドの詳細・お申込はこちら】
https://www.securite.jp/fund/detail/5339
一口金額:31,500円
募集総額:51,000,000円
事業者名:Cooperativa de Ahorro y Credito Abaco(アバコ貯蓄信用協同組合)
参加人数:57人
地域:海外 ペルー
分野:農業・畜産・林業、ファイナンス
募集期間:2019年7月11日~2019年11月30日
特典:本ファンドに投資家特典はございません。
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◇Abacoからのメッセージ
https:// www.securite.jp/fund/detail/5339?a=1
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