sugi 2019年7月31日 23:31

日本人移住120周年の国から

先日、眞子さまがご訪問されたことで、その事実を初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
今年は、日本人がペルーに初めて移民として移住してから、120周年の年にあたります。

ペルーが皆さんにとって、距離的にも、心理的にも、とても遠い国だろうということを、私はよく理解しています。
私自身を振り返っても、仕事でペルーに関わる以前はそうでしたし、今でも、距離については慣れるということもなく、出張で行くたびに、その遠さにはクラクラしてしまいます。

でも、そんな遠い国に、今のように簡単に通信や往来できる技術もない時代に、おそらく十分な情報もないまま、日本から移住した先人たちがいて、現地で生活基盤を築き、今日まで脈々と暮らしてこられているということに、驚きと畏敬の念を禁じえません。
私たちが想像もできないご苦労があったことでしょう。

言葉も通じず、他に頼れる人もいない異国の地で、お互いに支えあい、生活や事業を進めるために始めたのが、日本の「頼母子講(たのもしこう)」と言われる相互扶助の金融であり、これがAbacoの前身となりました。
そして、今のAbacoにも、そのDNAが脈々と受け継がれています。

私は、これまでのセキュリテの海外のファンドを見てきていますが、特にAbacoが、顕著に違うなぁ、と思うことがあります。
それは、セキュリテの出資金が、「祖国」日本からの、日本の個人の皆さんからの資金であるというそのこと自体に、とても大きな意義と喜びを感じているということです。(Abacoには日系人以外のスタッフもたくさんいますが)。

先日届いたAbacoの副社長のヘルマンからのメッセージを聞きながら、私はそんななことを思いました。
前置きが長くなりましたが、日本語字幕の準備も整いましたので、ぜひ、ご覧ください。
(Youtubeの字幕機能をオンにして視聴ください。字幕機能の詳しい説明はこちらをクリックください。)


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本日は以上です。まだミャンマー滞在中ですがペルーの話題をお届けしました。

本ファンドは、ペルーの中小零細事業者を支援するファンドですが、同時に、ペルーの日系コミュニティへの敬意と連帯の気持ちを表すために出資する、という参加の仕方もあってもいいのではないかと思います。
ぜひご検討ください。

【ファンド詳細はこちら】
Abacoペルーの生産者事業拡大ファンド


(ミュージックセキュリティーズ・杉山)
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