西日本支社
2017年1月18日 16:18
阪神大震災からの完全復活。資本性のファンド資金を活用しさらなる飛躍を目指す
こんにちは。ミュージックセキュリティーズの杉山です。私が繰り返し見ては、見る度に勇気をもらえる動画があります。
かつて「履き倒れ」の町として知られ靴の一大産地であった神戸市の長田区にある靴工房、株式会社ベルが2013年につくった動画です。
今日は、現在「ベル商品開発成長ファンド」を募集中の株式会社ベルについてご紹介します。
私はセキュリテがオープンした2009年にミュージックセキュリティーズに転職しました。最初の2年間は海外のマイクロファイナンスファンドを担当しました。その後、2011年の東日本大震災以降、2013年6月に西日本支社に来るまでは、セキュリテ被災応援ファンドが私の仕事の中心でした。(現在は、セキュリテ熊本地震被災地応援ファンドも担当しています)
最大余震のあった2011年4月11日に最初に東北に行って以来、半ば使命感のようなものすら抱きながら、いかに事業者さんに資金を届けるかということに専心し取り組んできました。そんな私が、東日本大震災から3年目、2013年6月の西日本支社オープンに合わせて大阪に赴任し、一番最初に出会った事業者さんが、ベルの高山さんでした。
きっかけは、高山さんからの一通のお問い合わせメールでした。
そのメールは、前向きでありながらも、震災以降のご苦労と悔しさが伝わってくるものでした。
以下に少しだけ、抜粋します。
「震災というものはその時の瞬間的な被害だけでなく、その後の2次的3次的被害や傷跡が3年~5年にかけて重くのしかかってくる」
「人間で言いますと、筋力知力、技能をしっかり身につけて参りまして、あとは金融という血液が足らずに、せっかくの勝機をゆっくりすすまなければならない状況」
そして、
「メーカーとしての直営店をオープンさせるという夢を実現させたく、ご相談を持ちかけました」とありました。
読んだ瞬間すぐに連絡をとり、翌週お会いしました。そして、私は「ベルのファンドをつくる」と心に決めましたが、実際、ファンドを募集するまでにはかなりの時間を要しました。
当時ベルは、金融機関からの融資は難しい状況でしたし、店舗出店という新規事業でもあったので、当社の審査も相当に厳しいものでした。高山さんには、かなりの量の資料をご提出頂き、非常に多くの、中には失礼にあたるような質問にも、すべて誠実に対応して頂きました。
審査の過程は、事業者さんの素晴らしさを日々再認識する過程でもありました。
そして募集開始できたのが、神戸店と京都店を新規オープンするための「神戸のやさしい靴工房ファンド」でした。
このファンドから3年。ベルは、店舗出店や海外販売の開始など、目標を一つ一つクリアし、確実な成長を遂げています。金融機関からの融資も受けられる状態になっています。
これまでに4本のファンドを募集し、現在、募集しているのが5本目のファンド「ベル商品開発成長ファンド レインブーツ編」です。
このファンドが、これまでのファンドと異なるのは、店舗の開店や既存商品ではなく、じっくりと新商品を開発し事業を拡大するために「資本性借入金」として資金を募集しており、分配金が6年後に一括で投資家の皆さまへ償還させていただく条件となっている点です。この条件で調達した資金は、資本性借入金と呼ばれ、金融機関からは資本として評価できる資金となり、増資に近い効果となり、企業としての信用力が高まることになります。
一括償還となるため、投資家の皆さまにとってはリスクが高くなりますが、その分、事業計画達成時には、投資家の皆さまへの償還率は139%(税引き前)と、セキュリテの平均的なファンドの中ではかなり高いリターンを予定しています。(2015年12月期実績で推移した場合の償還率は121.5%を予定しておりますが、それよりも下回った場合は分配金が投資金額を下回るリスクもございます。)
ファンドのプロジェクト概要には、ベルにとってなぜこの資金が必要なのか、高山社長のインタビューの中でご説明いただいています。
また、過去に募集したファンドの実績についても、年末に公開しております。
ファンドの詳細はこちら
(写真左から、ベルの高山さん、杉山、ベルの佐藤さん)
昨日で阪神大震災から22年を迎えました。
この22年間の皆さんの辛さやご苦労は、私の想像も及ばないものでしょう。
しかし私はいつも、大きな夢を持ち不屈の精神で事業を推し進める高山さんやベルの皆さんの姿に、神戸の復興を重ね見て、希望をもらっています。
担当者としてのお付き合いも4年目になり、今年は昨年以上にベルにとって更なる飛躍の年になると期待しています。夢と希望のあるファンドです。
ぜひご検討ください!
ミュージックセキュリティーズ・杉山
※ この記事は昨年の「阪神大震災からの完全復活。ファンと夢を実現する会社」の記事もとに再構成しています。
かつて「履き倒れ」の町として知られ靴の一大産地であった神戸市の長田区にある靴工房、株式会社ベルが2013年につくった動画です。
今日は、現在「ベル商品開発成長ファンド」を募集中の株式会社ベルについてご紹介します。
私はセキュリテがオープンした2009年にミュージックセキュリティーズに転職しました。最初の2年間は海外のマイクロファイナンスファンドを担当しました。その後、2011年の東日本大震災以降、2013年6月に西日本支社に来るまでは、セキュリテ被災応援ファンドが私の仕事の中心でした。(現在は、セキュリテ熊本地震被災地応援ファンドも担当しています)
最大余震のあった2011年4月11日に最初に東北に行って以来、半ば使命感のようなものすら抱きながら、いかに事業者さんに資金を届けるかということに専心し取り組んできました。そんな私が、東日本大震災から3年目、2013年6月の西日本支社オープンに合わせて大阪に赴任し、一番最初に出会った事業者さんが、ベルの高山さんでした。
きっかけは、高山さんからの一通のお問い合わせメールでした。
そのメールは、前向きでありながらも、震災以降のご苦労と悔しさが伝わってくるものでした。
以下に少しだけ、抜粋します。
「震災というものはその時の瞬間的な被害だけでなく、その後の2次的3次的被害や傷跡が3年~5年にかけて重くのしかかってくる」
「人間で言いますと、筋力知力、技能をしっかり身につけて参りまして、あとは金融という血液が足らずに、せっかくの勝機をゆっくりすすまなければならない状況」
そして、
「メーカーとしての直営店をオープンさせるという夢を実現させたく、ご相談を持ちかけました」とありました。
読んだ瞬間すぐに連絡をとり、翌週お会いしました。そして、私は「ベルのファンドをつくる」と心に決めましたが、実際、ファンドを募集するまでにはかなりの時間を要しました。
当時ベルは、金融機関からの融資は難しい状況でしたし、店舗出店という新規事業でもあったので、当社の審査も相当に厳しいものでした。高山さんには、かなりの量の資料をご提出頂き、非常に多くの、中には失礼にあたるような質問にも、すべて誠実に対応して頂きました。
審査の過程は、事業者さんの素晴らしさを日々再認識する過程でもありました。
そして募集開始できたのが、神戸店と京都店を新規オープンするための「神戸のやさしい靴工房ファンド」でした。
このファンドから3年。ベルは、店舗出店や海外販売の開始など、目標を一つ一つクリアし、確実な成長を遂げています。金融機関からの融資も受けられる状態になっています。
これまでに4本のファンドを募集し、現在、募集しているのが5本目のファンド「ベル商品開発成長ファンド レインブーツ編」です。
このファンドが、これまでのファンドと異なるのは、店舗の開店や既存商品ではなく、じっくりと新商品を開発し事業を拡大するために「資本性借入金」として資金を募集しており、分配金が6年後に一括で投資家の皆さまへ償還させていただく条件となっている点です。この条件で調達した資金は、資本性借入金と呼ばれ、金融機関からは資本として評価できる資金となり、増資に近い効果となり、企業としての信用力が高まることになります。
6年後の目標償還率は139%。増収増益で成長中のベルの新たな挑戦
一括償還となるため、投資家の皆さまにとってはリスクが高くなりますが、その分、事業計画達成時には、投資家の皆さまへの償還率は139%(税引き前)と、セキュリテの平均的なファンドの中ではかなり高いリターンを予定しています。(2015年12月期実績で推移した場合の償還率は121.5%を予定しておりますが、それよりも下回った場合は分配金が投資金額を下回るリスクもございます。)
ファンドのプロジェクト概要には、ベルにとってなぜこの資金が必要なのか、高山社長のインタビューの中でご説明いただいています。
また、過去に募集したファンドの実績についても、年末に公開しております。
ファンドの詳細はこちら
(写真左から、ベルの高山さん、杉山、ベルの佐藤さん)
昨日で阪神大震災から22年を迎えました。
この22年間の皆さんの辛さやご苦労は、私の想像も及ばないものでしょう。
しかし私はいつも、大きな夢を持ち不屈の精神で事業を推し進める高山さんやベルの皆さんの姿に、神戸の復興を重ね見て、希望をもらっています。
担当者としてのお付き合いも4年目になり、今年は昨年以上にベルにとって更なる飛躍の年になると期待しています。夢と希望のあるファンドです。
ぜひご検討ください!
ミュージックセキュリティーズ・杉山
※ この記事は昨年の「阪神大震災からの完全復活。ファンと夢を実現する会社」の記事もとに再構成しています。
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