イベント
2024年11月26日 10:00
セキュリテ「日本酒まつり」始まります
日本酒と当社のつながりは、セキュリテが始まるもっと前までさかのぼります。
私たちに日本酒のことを最初に教えてくれたのは、戦後初の全量純米蔵を実現させた神亀酒造の小川原良征専務(当時)でした。
初めて募集した日本酒ファンドは2007年の「神亀ひこ孫ファンド」。
この日本酒1号ファンドは、伝統的な米と米麹のみから造る純米酒をさらに3年熟成させるという、非常に原価がかかる上に、仕込みから収益化するまでに4年近くを要するという、既存の金融機関では対応が困難な事業でした。
しかし、「長期熟成の純米酒」ができるのを楽しみに、喜んで待つことができる個人のお酒ファンの方々から、ファンドを通じて資金を集めることで、資金調達が実現できました。
このファンドは、当時「世界初の日本酒を対象としたファンド」ということでも度々メディアにも取り上げられました。
その後、神亀酒造率いる「全量純米蔵を目指す会」の参加蔵のファンドを次々につくりました。
私たちはすっかり純米酒に魅了されました。
この純米酒ファンドの経験がきっかけになり、2009年、様々なジャンルの事業者のためのファンドのプラットフォームとして「セキュリテ」を立ち上げました。
それから15年。
これまでに、全量純米を目指していない蔵のファンドもつくりました。
最新設備を導入し四季醸造に取り組む蔵のファンドもつくりました。
少量生産で地元でしか手に入らない酒を造る蔵のファンドがあれば積極的に海外への輸出に取り組む蔵のファンドも、鑑評会や海外コンペでの金賞を目指し獲得する蔵のファンドがあれば、逆に、そうした名声には関心のない蔵のファンドもつくってきました。
見境が無いと思われたかもしれません。
でも、そうした酒造の一つ一つに出会う度に、それぞれに哲学があり、思いがあり、美味い酒があり、そして、ファンがついていることを知りました。
これまでに当社では日本酒のファンドを中心に、焼酎、泡盛、みりんなどを含む、いわゆる伝統的酒造りのためのファンドを、61蔵に124ファンド、総額にして1,486,850,000円の募集をしてきました。
今、日本酒業界を取り巻く環境は、決して明るいとは言えません。
国内の消費量の減少や後継者不足、経営難などから、廃業を余儀なくされた蔵が多くあります。
実際、この半世紀で酒蔵の数は半減しています。
しかし、明るいニュースもあります。
2024年12月には、日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しです。
日本に古くから続く、こうじ菌を使い、米と水のみから造られる日本酒の世界が、国際的にも注目を集めることになりました。
奇しくも、この記念すべきタイミングで、「セキュリテ日本酒まつり2024」を初開催いたします。
今回、私たちが誇る日本酒を造る文化や楽しむ文化を次の世代につなぎ、活性化させていくことを目指し、日本酒を「継ぐ」と「注ぐ」をかけて、「日本酒ツイデ盛りアゲル」をテーマに掲げました。
期間中、日本酒ファンドのご紹介はもちろん、皆さんから「日本酒の思い出」を寄せて頂く大人の作文コンクールや、蔵元と一緒に日本酒を楽しめるイベントなどを実施予定です。
皆さんと一緒に日本の伝統的酒造りを盛り上げていけますと幸いです。
私たちに日本酒のことを最初に教えてくれたのは、戦後初の全量純米蔵を実現させた神亀酒造の小川原良征専務(当時)でした。
初めて募集した日本酒ファンドは2007年の「神亀ひこ孫ファンド」。
この日本酒1号ファンドは、伝統的な米と米麹のみから造る純米酒をさらに3年熟成させるという、非常に原価がかかる上に、仕込みから収益化するまでに4年近くを要するという、既存の金融機関では対応が困難な事業でした。
しかし、「長期熟成の純米酒」ができるのを楽しみに、喜んで待つことができる個人のお酒ファンの方々から、ファンドを通じて資金を集めることで、資金調達が実現できました。
このファンドは、当時「世界初の日本酒を対象としたファンド」ということでも度々メディアにも取り上げられました。
その後、神亀酒造率いる「全量純米蔵を目指す会」の参加蔵のファンドを次々につくりました。
私たちはすっかり純米酒に魅了されました。
この純米酒ファンドの経験がきっかけになり、2009年、様々なジャンルの事業者のためのファンドのプラットフォームとして「セキュリテ」を立ち上げました。
それから15年。
これまでに、全量純米を目指していない蔵のファンドもつくりました。
最新設備を導入し四季醸造に取り組む蔵のファンドもつくりました。
少量生産で地元でしか手に入らない酒を造る蔵のファンドがあれば積極的に海外への輸出に取り組む蔵のファンドも、鑑評会や海外コンペでの金賞を目指し獲得する蔵のファンドがあれば、逆に、そうした名声には関心のない蔵のファンドもつくってきました。
見境が無いと思われたかもしれません。
でも、そうした酒造の一つ一つに出会う度に、それぞれに哲学があり、思いがあり、美味い酒があり、そして、ファンがついていることを知りました。
これまでに当社では日本酒のファンドを中心に、焼酎、泡盛、みりんなどを含む、いわゆる伝統的酒造りのためのファンドを、61蔵に124ファンド、総額にして1,486,850,000円の募集をしてきました。
今、日本酒業界を取り巻く環境は、決して明るいとは言えません。
国内の消費量の減少や後継者不足、経営難などから、廃業を余儀なくされた蔵が多くあります。
実際、この半世紀で酒蔵の数は半減しています。
しかし、明るいニュースもあります。
2024年12月には、日本の「伝統的酒造り」が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しです。
日本に古くから続く、こうじ菌を使い、米と水のみから造られる日本酒の世界が、国際的にも注目を集めることになりました。
奇しくも、この記念すべきタイミングで、「セキュリテ日本酒まつり2024」を初開催いたします。
今回、私たちが誇る日本酒を造る文化や楽しむ文化を次の世代につなぎ、活性化させていくことを目指し、日本酒を「継ぐ」と「注ぐ」をかけて、「日本酒ツイデ盛りアゲル」をテーマに掲げました。
期間中、日本酒ファンドのご紹介はもちろん、皆さんから「日本酒の思い出」を寄せて頂く大人の作文コンクールや、蔵元と一緒に日本酒を楽しめるイベントなどを実施予定です。
皆さんと一緒に日本の伝統的酒造りを盛り上げていけますと幸いです。
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