寄付
2023年1月26日 18:30
今日は、「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」の次なるフェーズ3への資金募集が始まりましたのでご案内します。
本プロジェクトのフェーズ2(2022年1月〜2022年12月)では、目標金額を大きく上回るご寄附をいただき、“骨髄性白血病”、“骨・軟部肉腫”、“婦人科悪性腫瘍”などを対象とする3種類のCAR-T細胞の臨床試験(2種類は実施中、1種類は準備中)に係るスタッフの人件費と固形がんを標的とする新しいCAR-T細胞の研究費として使用させていただきました。
そして、今回募集を開始したフェーズ3(2023年1月〜2023年12月)では、フェーズ2で創出した世界初の新規CAR-T細胞の実用化に向けて、臨床試験の準備に取り掛かりたいと考えています。
このCAR-T細胞を患者の体内に戻す治療法(CAR-T細胞療法)は、最も有望な次世代がん治療法の1つで、一部の血液がんにおいては臨床応用が進んでいます。
国立大学法人信州大学 学術研究・産学官連携推進機構/遺伝子・細胞治療研究開発センターでは、未だ臨床応用されていない新しいCAR-T細胞の研究開発に取り組んでいます。
信州大学医学部小児医学教室の中沢洋三教授は、CAR-T細胞開発を牽引する日本のトップランナーの1人です。
中沢教授の研究チームは、小児とAYA世代(15〜39歳の思春期・若年成人)の難治性がんを主な対象に、新しいCAR-T細胞の開発を行っています。
小児がん・AYA世代がんの多くは希少がんと呼ばれるまれながんですが、がんの種類が多いのが特徴です。
今後、これらのがん種のそれぞれに有効なCAR-T細胞を開発していくためには、標的となるタンパク質ごとに最適な人工レセプターを新しくデザインする必要があります。
これらの新しい人工レセプターを搭載させたCAR-T細胞は、難治性の成人がんにも効力を発揮することが期待できます。
このような新しいCAR-T細胞の研究開発には、長期間にわたる膨大な基礎研究が必要となります。
しかし、国からの研究費・事業費だけでは、基礎研究のための材料費や人件費、臨床開発に不可欠な特許費用に十分に対応できていないのが現状です。
信州大学発のCAR-T細胞の研究開発と実用化を推進・加速させ、1人でも多くの小児がん・希少がん・難治性がんと闘う患者さんに、1日でも早く有望な治療薬を届けられるように、本プロジェクトへの寄附をお願いいたします。
なお、本プロジェクトは税法上の優遇措置が適用されます。
【目標金額】
5,000,000円
【募集期間】
2023年1月1日〜2023年12月31日
【基金の使途】
CAR-T細胞に係る研究
小児がん・希少がん・難治性がんと闘う患者さんへ、有望な治療薬を届けたい。
小児・若年がん患者に届け 信大発CAR-T細胞 -フェーズ3-
日頃より、大学連携プロジェクトSecurite ACADEMIAへのご支援を頂き、誠にありがとうございます。今日は、「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」の次なるフェーズ3への資金募集が始まりましたのでご案内します。
本プロジェクトのフェーズ2(2022年1月〜2022年12月)では、目標金額を大きく上回るご寄附をいただき、“骨髄性白血病”、“骨・軟部肉腫”、“婦人科悪性腫瘍”などを対象とする3種類のCAR-T細胞の臨床試験(2種類は実施中、1種類は準備中)に係るスタッフの人件費と固形がんを標的とする新しいCAR-T細胞の研究費として使用させていただきました。
そして、今回募集を開始したフェーズ3(2023年1月〜2023年12月)では、フェーズ2で創出した世界初の新規CAR-T細胞の実用化に向けて、臨床試験の準備に取り掛かりたいと考えています。
小児がん・希少がん・難治性がんと闘う患者さんへ有望な治療薬を届けたい
CAR-T細胞は、がん患者のリンパ球に、がんの目印となる標的タンパク質と結合する人工レセプター(キメラ抗原受容体;CAR)を搭載させた遺伝子改変免疫細胞の総称です。このCAR-T細胞を患者の体内に戻す治療法(CAR-T細胞療法)は、最も有望な次世代がん治療法の1つで、一部の血液がんにおいては臨床応用が進んでいます。
国立大学法人信州大学 学術研究・産学官連携推進機構/遺伝子・細胞治療研究開発センターでは、未だ臨床応用されていない新しいCAR-T細胞の研究開発に取り組んでいます。
信州大学医学部小児医学教室の中沢洋三教授は、CAR-T細胞開発を牽引する日本のトップランナーの1人です。
中沢教授の研究チームは、小児とAYA世代(15〜39歳の思春期・若年成人)の難治性がんを主な対象に、新しいCAR-T細胞の開発を行っています。
小児がん・AYA世代がんの多くは希少がんと呼ばれるまれながんですが、がんの種類が多いのが特徴です。
今後、これらのがん種のそれぞれに有効なCAR-T細胞を開発していくためには、標的となるタンパク質ごとに最適な人工レセプターを新しくデザインする必要があります。
これらの新しい人工レセプターを搭載させたCAR-T細胞は、難治性の成人がんにも効力を発揮することが期待できます。
このような新しいCAR-T細胞の研究開発には、長期間にわたる膨大な基礎研究が必要となります。
しかし、国からの研究費・事業費だけでは、基礎研究のための材料費や人件費、臨床開発に不可欠な特許費用に十分に対応できていないのが現状です。
信州大学発のCAR-T細胞の研究開発と実用化を推進・加速させ、1人でも多くの小児がん・希少がん・難治性がんと闘う患者さんに、1日でも早く有望な治療薬を届けられるように、本プロジェクトへの寄附をお願いいたします。
なお、本プロジェクトは税法上の優遇措置が適用されます。
プロジェクト概要
『「小児がん・希少がん・難治性がんに挑む信大CAR-Tプロジェクト」小児・若年がん患者に届け 信大発CAR-T細胞 -フェーズ3-』【目標金額】
5,000,000円
【募集期間】
2023年1月1日〜2023年12月31日
【基金の使途】
CAR-T細胞に係る研究
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