寄付 2022年7月29日 09:30

次世代の医師養成を止めないために

みなさま

暑中お見舞い申し上げます。
暑さ厳しき折、ご健康にはくれぐれもお気をつけくださいますよう、お祈り申し上げます。
本日は、次世代の医師養成を止めないための京都大学医学研究科プロジェクトをご紹介させていただきます。

医学生は大学入学後、6年間かけて医学・医療に関する体系的な知識の習得に加え、臨床実習を通して、医師として必要な態度や技能を取得します。 しかしながら、現在のコロナ禍において、医学部学生の臨床実習が制限され、オンラインでの臨床実習に頼らざるを得ない状況です。2020年夏からは患者さんとの対面実習も再開されましたが、現状を鑑みると楽観視できないところです。 そのようななか、医学部の教職員は工夫を凝らし、できる限りオンライン上で技能を学生へ伝える努力をしていますが、実際に手を動かして、その反応から学ぶ、という経験を学生が得ることは非常に困難で、医師になるための手技を獲得できているのか、経験不足ではないか、といった学生・教職員からの不安の声が絶えません。

医学部学生が自信をもって医師としての第一歩を踏み出すために、そして何よりも患者さんに寄り添える技能・体験を持った医師を我々医学部が送り出すために、本プロジェクトでは、臨床実習での学びを補完できる、バーチャルリアリティ(VR)技術などを使用した、遠隔・自宅学習教材システムを作成し、オンライン臨床実習のみとなった場合でも医師として適切な態度や技能の学びを確保したいと考えています。
 
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仮想の患者で診察手技を学習する様子
 

臨床実習で医学生は何を学んでいるのか

臨床実習に参加する学生は、附属病院や他の実習協力病院での臨床実習を通して、医師としての態度と医師としての技能を獲得します。 臨床現場でしか得られない学びがあることは事実です。 しかし、一部でも、臨床現場以外の場所でそれらを学ぶことができれば、コロナウイルス感染症のような状況が発生しても、彼らの学びを止めずにすむかもしれません。 そのような教材を作成するための方法として、私たちは、バーチャルリアリティ技術に注目しました。近年、様々な領域でバーチャルリアリティ技術を教育に応用する方法が検討されています。医学生の臨床現場での学びをバーチャルリアリティ技術で補うこと、そして、平時であれば、その学びを強化すること。これが私たちが目指すゴールです。

従来のバーチャルリアリティ技術では、画面の中でモノに触れることはできませんでした。コントローラーを振動させることで、リアクションは作れましたが、モノに触れている触覚を感じ取ることまではできませんでした。触覚を教材の中で感じ取ることができれば、医学生の学びは飛躍的に高まることでしょう。 そこで、このプロジェクトでは、ハプティクス技術をバーチャルリアリティ教材に応用することを計画しています。ハプティクス技術では、手のひらや甲につけた超薄型振動ユニット(アクチュエーター)の振動を感じ取ることで、人間の脳の錯覚を利用して、あたかもそこにモノに触れているかのように感じさせることができます。押されたり、引かれたり、抵抗を感じたり、表面がツルツルなのかデコボコなのかを感じさせることができるのです。

本プロジェクトの詳しい詳細は、こちらです。
「バーチャルリアリティ技術を用いた臨床実習教材の動画」も掲載しております。
ご覧いただきまして、理解を深めていただければ幸いです。


本プロジェクトは、セキュリテと京都大学医学部教育研究支援基金(KMS-FUND)と連携し、寄付を受け付けております。京都大学寄附金取扱規程に則り京都大学へのご寄付として取り扱われます。
京都大学にて特典もご用意しております。7月31日(日)まで募集させて頂いております。

    「”触れる” VR教材システム開発基金」
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【募集期間】
第1次:2021年8月1日〜2022年1月31日
第2次:2022年2月1日〜2022年7月31日

【基金の使途】
開発予定の遠隔・自宅学習教材システムは、既存のVR技術のみでは付加することが不可能であった感覚である触覚を、ハプティクス技術により組み込んだ、「さわれるVR教材」です。
※ハプティクス技術:利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得る新しい技術です。
URA:https://academia.securite.jp/donation/detail?c_id=8



ミュージックセキュリティーズ 産学官連携推進室
京都大学医学部教育研究支援基金(KMS-FUND)
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