ファンドについて 2021年9月30日 18:30

『共助』でコロナ禍に挑むー『奥播磨ファンド2021』最新情報

今年の新酒仕込み量に込められた想い

兵庫県姫路市安富(やすとみ)町で全量純米蔵を営む下村酒造店では、今年も10月から新酒の仕込みが始まります。 米と米麹だけで醸す「奥播磨」。
今年は、仕込み量を過去数十年で最低水準の250石(1石は一升瓶100本)とすることにしました。
その量には、下村酒造店ならではのこだわりがあります。
今日は、この仕込み量にまつわるエピソードをご紹介します。

/data/blog/archive/original/52521.jpg

 

『共助』でコロナ禍に挑む

今年の新酒の仕込み量を最低水準にまで減らす理由は、長期化するコロナ禍が要因です。
250石であれば、仮にコロナ禍が続いたとしても、今年は酒屋への出荷継続が可能であると、7代目の下村元基社長は判断しました。

/data/blog/archive/original/52524.jpeg
下村元基 社長

コロナ禍の長期化で、飲食業界は大きな打撃を受け、日本酒蔵元の中には、新しい販路を作るためにホームページで電子商取引を始めるところも少なくありません。
そんな中、下村酒造店は、全国で約140か所に厳選した酒屋との取引を大切なものと考え、酒屋経由での販売にこだわってきました。
約130年の歴史のある下村酒造店の下村社長は、「ECサイトにも、観光にも依存しない弊社は古臭いだけなのかもしれませんが、取引先のことを思っていたらそうなっていました」と話します。
仕込み量を減らすということは売る商品が減るということで、少なからず機会損失を伴います。
しかし、下村社長は「機会損失よりも最悪の事態に対処することが今こそ大切」と、仕込み量をピーク時の6割減とする決断をしました。
これにより、約束してきた安富町中の酒米「兵庫夢錦」の全量買付が可能になると共に、取引先への安定した出荷に繋がります。

まさに「共助」で、コロナ禍に挑んでいます。

/data/blog/archive/original/52525.jpg

下村酒造店の家訓は、『手造りに秀でる技はなし』。
世の中の変化に対応しながらも、手作りで丁寧な造りという本質はぶれずに、昔ながらの製法を守っています。
「ちゃんと作って、ちゃんとしたお取引先に買ってもらわないとだめだという考え方をこれまでずっとやってきて、功を奏したから、コロナ禍でもなんとかやっていけていると思いました」と話す下村社長。

この伝統の味を守り、次世代に繋いでいくために、是非本ファンドでご支援ください。

ファンドの詳細

/data/blog/archive/original/52523.jpg
まもなく収穫が始まる酒米

 

ファンド概要

『奥播磨ファンド2021』

/data/blog/archive/original/52522.jpg

ファンド情報
一口:¥32,400
募集総額:¥20,010,000
事業者:株式会社下村酒造店
募集期間:2020年7月28日〜2021年10月31日
分野:食品製造、酒
商品(購入):
本ファンドは半分出資・半分購入ファンドです。
1口金額30,000円(取扱手数料を除く)のうち、15,000円が商品の購入代金となり、15,000円が出資金となります。
購入分の商品は、皆さまのお好みに合わせてお選びいただけるよう、AからEまでの5つのコースをご用意しました。
1年以上経った熟成ものと、しぼりたての比較を楽しんでいただけるコースもあります。
詳しくはファンドの詳細ボタンよりご確認ください。


ファンドのお申し込み
 
ニュースカテゴリ
アーカイブス
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.