寄付 2021年7月13日 19:00

【募集延長】「細胞療法」の新規開発基金プロジェクト

「細胞療法」の新規開発基金プロジェクト10月14日まで募集延長

京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)「細胞療法の新規開発基金」に、多くのご賛同とご支援を頂戴し、誠にありがとうございます。

本基金をもとに、早速、新規技術開発を始めており、一部は2021年6月下旬より試験的に臨床現場に導入されました。実証試験を繰り返しながら、さらなる開発を進めています(かるたすCARTAS:CAR-T Administration Scheduler、細胞療法依頼システムREACT-B:REservation and Application for Cellular Therapy Bundle)。

また、C-RACTに対する応援メッセージもたくさんいただいております。これらはスタッフ皆で目を通し、研究に対しての励みにしているとともに、細胞療法開発という我々に与えられた使命を改めて実感しているところです。

京都大学医学部附属病院 検査部・細胞療法センター 助教
新井 康之

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細胞療法とは?

「細胞療法」とは、自分自身(自家)の細胞または他人(他家)の細胞を用いてさまざまな病気の治癒を目指す方法です。

近年の細胞・遺伝子工学技術などの進歩により、多くの細胞療法が開発されています。

投与した細胞がそのまま疾患の治療に繋がるもの(例えば輸血療法)や、投与した細胞が別の細胞に形を変えて治療に役立つ細胞療法(例えば骨髄移植など)があります。

さらには、体から取り出した細胞を人工的に加工することで、治療効果を発揮させる細胞療法(例えばCAR-T細胞療法やiPS細胞療法など)もあります。

細胞療法技術の発展により、細胞のはたらきを自在にコントロールできるようになれば、従来の治療法(薬剤や手術、放射線療法など)では治せなかった疾患に対して、全く新しい側面からの治療ができる可能性があります。

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しかし、細胞療法が日常的に使えるようになるまでには、課題がまだまだ山積しています。

どうすれば細胞の機能を最大限に引き出すことができるのか?
どうすれば必要な細胞だけをうまく選び出して投与できるのか?

はたらく細胞たちの振る舞いを自由に操り、病気や怪我に悩む多くの患者さんによりよい細胞療法を提供できるよう、京都大学医学部附属病院細胞療法センター(C-RACT)は日々研究を重ねています。

以下改めて、新井先生から皆さまへのメッセージです。


ご賛同・ご支援への御礼と引き続きのお願い

C-RACTではいよいよ半年後に迫った、2022年春の新規細胞調製施設(クリーンルーム)の開設に向け、学内・学外の様々な研究室と協力し、新しい細胞療法開発の計画を複数立てております。
デジタル化など最先端の技術を駆使して、一日でも早く、有効なはたらく細胞たちを患者さんの手もとに届けることが出来るよう、スタッフ一丸となって日々努力しております。
我々の取り組みに、さらなるご賛同・ご支援頂きますようお願い申し上げます。

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※本プロジェクトは、税法上の優遇措置が適用されます。
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