被災地応援ファンド 2015年3月3日 10:24

佐藤造船所 (宮城県石巻市/船舶の製造・修繕等)の場合

東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
 
【佐藤造船所の場合】
 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。

(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
当初の計画より進んでいない
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
昨年の方がよい


◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。

施設設備の復旧が進まず、仕事の依頼も、内容によっては受けることができず、お断りせざるを得ない状況が続いている。
漁業者については、震災前と同様の通常のサイクルに戻っている。


◆現在、直面している課題を教えてください。

資金調達、行政との交渉

この1年間をかけて、施設設備の復旧工事について、行政と一進一退を繰り返しながら、交渉してきたが、今般、ようやく合意にいたった。

しかし、内容は、当初予定したいた計画とは大きく異なり、費用も多くかかることから、これからは資金調達が課題になってくる。


◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。

去年も書いたが、官民の枠を超え、現状に即した中長期を見据えた支援を、できる限り迅速に行ってほしい。


◆2015年の抱負を教えてください。

震災から丸4年が経ち、ようやく施設復旧についての目処が立ちました。
まもなく現在ある施設の解体工事も始まります。
1日も早く復旧させ、事業を進めていけるよう最善を尽くしてまいります。

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