セキュリテニュース

被災地応援ファンド2015年2月25日 10:00

三陸味処三五十 (岩手県山田町/飲食業・食品加工)の場合

東日本大震災から4年。
被災地の37社の事業者に現状と課題、必要としていることは何かを聞きました。
今私たちに求められているもの、できることは何でしょうか。
 
 
【三陸味処三五十の場合】
 
◆この1年間を振り返り、事業全体の進捗を教えて下さい。
 
(a)ファンド募集時に作成した事業計画に比べ、いかがですか
ほぼ計画通り
 
(b)昨年に比べると、いかがですか。
今年の方がよい

 
◆その原因や昨年との違いなど、具体的に教えてください。
 
キリン財団の採択を受けて研究資金を獲得することができました。
これによりかねてから試作を行っていた商品を完成させることが可能となりました。
また、以前に「トモダチ基金」の採択を受けて得た資金で購入したプレハブ冷凍庫が
稼働開始し、食材や研究材料の保管量が増大したことによって店舗での営業、
試作に機動力が大きく付加されることともなっております。
 
弊店の商品であるアカモクの佃煮「山田のおみごと」は平成25年に
食料産業局長賞を受賞し、以後、その名声もあって順調に売上を伸ばしており、
1年で1万個の販売数に達しました。
この商品の原材料であるアカモクの機能性成分の研究も大学を始めとした
産学官連携の中で究められつつあり、臨床試験での成果発表が待たれるところです。
また、別の大学では医療分野での有効性の実証試験に移行し、
弊店も可能な限り協力をしております。
 
「山田のおみごと」のこれまでは被災地の商品という色があったと思われますが、
震災の記憶も薄れていく中で国からの表彰があり、加えて機能性食品や医療への
可能性があることは商品としての付加価値が高められることであり、
今後に期待を持つこととなりました。
 
店舗での営業も順調であり、地元のお客様の
ほか、遠来の観光客もわざわざ尋ねて頂いております。
アカモクの認知度も向上し、「あかもくラーメン」が人気を増してきました。
 
店主である大杉繁雄は震災後の心労と激務により、
10月25日に脳梗塞で倒れて現在リハビリ中です。 
しかし意欲は以前にも増しており、本人が医者に語ったのは
「料理が出来るように回復したい」というもの。全く気落ちせず、
自身の回復状況を冷静に見つめる判断力も、焦燥に対する自制力も強く、
リハビリしつつ読書にも余念がありません。

 
◆現在、直面している課題を教えてください。
 
人材の確保, 店舗再建
 
1.人材の確保
震災により住居を失い、人口流出の影響か求人を出しても応募者がありません。
2.その他
店舗再建は国の「四分の三補助」の認定を受けて可能となっておりますが、
土地の嵩上げが始まったばかりで再建の目途は未定に思えます。

 
◆課題の中で、出資者もしくは弊社がお役に立てそうなことがあれば教えてください。
 
出資者の皆様、ミュージックセキュリティの方々にご相談も多々あると
考えておりますが、町の計画の確実性が確認されてからのこととなります。

 
◆今後、事業を進める上で、国や行政、金融機関や企業、個人等から期待する施策や取り組み、関わり方等、あれば教えて下さい。
 
復旧・復興の計画と地域の基幹産業

 
◆この1年、出資者とのつながりの中から起きたことで、何か印象に残っていることはありますか。
 
ミュージックセキュリティーズを介しての受注の際の荷造りは、強い感謝を感じております。

 
◆2015年の抱負を教えてください。
 
新商品を完成させ、既存商品の「山田のおみごと」と併せて
ギフトセットを構成したいと考えております。
一介の飲食店がギフトを作ることは珍しく、是非にも成功させたいものです。

 
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【商品を買って応援】



 
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