寒梅酒造 四器ファンド ファンドニュース 2011年12月

被災地からのレポート2011年12月31日 10:21

【寒梅酒造】 年末のご挨拶

日頃大変お世話になりまして誠に有難うございます。

今年も一年、本当にお世話になりました。


今年一年は、本当に様々な経験をしました。

たくさんの方が悲しみ、たくさんの方が苦しみ、

今までに経験したことないことがたくさんありました。


しかし、それ以上に多くの方に支えていただき、励ましていただき、

人の温かさをすごく感じることができました。


今回の震災では、私たちだけでは絶対「復興へ・・・」

ということはできませんでした。

本当に人の想いや気持ちに助けていただき、

一歩前へ進めたと思います。


皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


今、12月から仕込みも始まり、

連日あわただしく新酒へ向け仕込みが行われています。

2013年の一月末には第一弾の新酒が完成いたします。

私たち自身もとても楽しみです。


これからも、どうぞ末永くよろしくお願い申し上げます


合名会社寒梅酒造 岩崎





 

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被災地からのレポート2011年12月19日 16:37

【寒梅酒造】 祈祷式&仕込みの様子

みなさん、こんにちは!

日本酒担当の朝香です。


今月7日より仕込みを開始した寒梅酒造さんから、

仕込みの様子および仕込みに先立って行われた祈祷式の

写真が届きましたのでアップします♪














最後は健弥常務も登場です♪


新酒のできあがりが本当に楽しみです!

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被災地からのレポート2011年12月8日 10:33

【寒梅酒造】 出資者の皆様へご挨拶

みなさん、こんにちは!

日本酒担当の朝香です。


本日は寒梅酒造より、出資者のみなさまにご挨拶の言葉を

頂きましたので掲載します。


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平成23年12月7日

ご出資いただいた皆様へ


拝啓

季冬の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。


東日本大震災から9カ月を迎えようとしています。

あっという間に過ぎ去ったこの数ヶ月間でしたが、

様々な経験をさせていただいた期間でした。

たくさんの方々にご支援していただき、たくさんの方々に出会い、

人のエネルギーや想いをとても強く感じることができました。


本日、弊社の23酒造年度の初洗米を行うことができました。

いよいよ明日から、また酒米を蒸す蒸気が上がります。

なんとも言えないとても重みのある一日です。

12月5日に新蔵をお引き渡ししていただくことができ、

かなり慌ただしい中スタートいたしましたが、日本酒を造れることが

こんなにも有難いことで、日本酒を醸造する環境があるということが

こんなにも恵まれていることだということを改めて実感しております。

今日というリスタートの日を迎えられましたこと、

本当に皆様方には心から御礼申し上げます。

この皆様のご支援を裏切らないように、

そして、今まで以上の蔵元になれるように、

誠心誠意努めて参りたいと強く思います。


私たちは、本当にまだまだ至らぬ点、ご迷惑をおかけする点が

多々あると思います。

しかし、必ず皆様に日本酒で恩返しできるように頑張ります。


どうぞ、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具


合名会社 寒梅酒造


代表社員/製造責任 岩﨑 隆聡

常務/麹担当 岩﨑 健弥

酒母担当 岩﨑 真奈

蔵人/売場担当 三嶽 雄紀

伊藤 英子

島田あや子

 

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いよいよ酒造りがスタートします!

新酒の完成が待ち遠しいですね♪

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被災地からのレポート2011年12月6日 23:37

【寒梅酒造】 「スコップ団」とのコラボレーション酒について

みなさん、こんにちは。

寒梅酒造の岩﨑真奈です。


宮城県も先日初雪を観測しました。

今日から仙台市内では冬のイベント「光のページェント」の点灯も始まり、

たくさんの人で賑わっています。

今年は震災の影響もあり、皆がこのページェントを心待ちにしていたようです。


そんな中、弊社でもいよいよ7日から新酒仕込みが始まります。

宮城県内の蔵元では一番遅いスタートとなりましたが、本当に楽しみです!

やっとやっと・・・。

なんだか感慨深いものがあります。

スタートラインに間もなく立てそうです!


そして、実は私たちが以前よりとても良くしていただいていた方が、

被災地で下記のような活動の団長を務めています。


「SCHOP DAN」(スコップ団)

http://schop-dan.com/

(注)移動先のページにおいて、音楽が流れますのでご注意ください。


震災直後から被災地へ行き、救援活動、動物救助活動、

そして被災した家屋の清掃活動を全国から1000人が集まり行っています。


そして今、ある救援活動をしたおばあちゃんの言葉から一つの事が始動しています。


(以下、団長のお話より抜粋)


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『花火大会 2012年3月10日【天国にぶっ放せ】』


避難所から初老の女性を車に乗せて、私たちの倉庫にお連れした時の話です。

「主人とはケンカなんてしたことなかったの。」

「そうなんですか~。仲良しですね。」

「うん。本当の意味でのケンカはありますよ?議論みたいな。ちょっとした。

それがなくなったら人はお終いでしょ?」

「はぁ。」

「でも、その日は、本当にくだらないことで意味のない感情上のケンカを

してしまったの。初めて。」

「はぁ。」

「彼は車で、すごいスピードで出て行っちゃって「行ってらっしゃい」も

言わなかったし、行ってきますもなかった。そのままぶつかって死んじまえ!

って思っちゃったの。」

「・・・。」

「そのまま、あの人は、津波で死んでしまったの。だからね、私の一番の後悔は、

食料や水を蓄えておかなかったことじゃないの。懐中電灯もなにもいらない。

もし運命で彼が死んでしまう事が避けられないにしても、愛していたって

伝えたかったってことなのよ。」

「・・・。」

「あなたは、何でもしてくれる。本当にありがとう。」

「とんでもないです。」

「でもね、モノじゃないのよ?」

「分かります。分かってやってます。俺もそうだ。」

「私の想いを、いつか天国に届ける企画を立ててくれないかしら?」

「分かった。考えます。チカラもつけます。」

「その時は、私は元気だよって彼に伝えたい・・・。」


これが【天国へぶっ放せ】の始まりです。

お墓へのお菓子やお花。

お供えは、合理的に考えれば無駄な事かもしれません。

でも、人間だからやるのです。

感情があるから、そうするのです。


私達もいつか死ぬ。

その時、感情が残っているのであれば、私はお供えは嬉しいと感じるだろう。


今回の花火は、お供えです。

雲が邪魔をしても、雲の上まで飛ばせば花火は見える。

スッと生まれて、ドンとキレイな大輪を咲かせて、散る。

まるで人生のようです。


咲ききることが出来なかった方が大半です。

だから、ドンと咲かせよう。


人生のような花火を、一番感謝すべき日だった3月10日に。


僕はどうしてもあげたい。.


ご協力、応援の程、よろしくお願い致します。


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今回、このスコップ団の方たちと弊社がコラボレーションし、

「団酒」を醸すことになりました。


被災した皆様、そして皆とともに一歩前へ歩んでいけるように、

願いを込めて私たちも精一杯醸します。


ぜひ、皆様お楽しみにしていてください。


 

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