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社長コラム2009年11月19日 16:12

「肝属(きもつき)川」を想う

株式会社 トップライン
代表取締役 中村 義幸
 

「川」と聞いて想い浮かぶ光景は人によって千差万別だと思う。同じ河川でも河口部と源流部とでは、生態系を含めてまったく違う表情をみせる。また、普段穏やかな流れを見せている身近な川も、豪雨時には恐ろしい様相に急変する。

全国に109ある一級河川の中で最南端を流れる肝属川は、水を一杯たたえて悠然と流れる姿とは程遠い。排水路と見間違えそうな箇所もある。高隈山系に端を発し、波見・柏原に至るまで34kmと長さは九州管内の一級河川20本中19番目と短く、勾配がきついためである。この短い肝属川に支川が35本もあるという。

肝属川をはさんで、今でも隣接町の飛び地が結構みられる。昔、川を行政区の境界としていた時代のなごりである。現在のように捷水路(ショートカット)や堤防の整備が充分ではなかった頃は、暴れ川として流域は水害に悩まされた。特に、昭和13年には259名もの犠牲者を出している。

また、肝属川流域には弥生時代・古墳時代の遺跡やクマソ・ハヤトに関する神話、神武天皇にまつわる伝承が数多くあり、古くから人々の生活に関わってきたことがわかる。江戸時代には河口部は内外の貿易船で活況を呈したそうだ。全国に名を馳せた商家もあった。後に、肝属川の一部を利用して志布志湾と錦江湾を運河で結ぶといった壮大な計画もあったと聞く。昭和30年、支川である串良川の上流に高隈ダムの建設が着工され、灌漑事業完成後は笠野原台地に大きな恵みをもたらした。さらには、ノボリコ(ウナギの稚魚)捕りのシーズンには河口付近に灯りがずらりと並び、その光景は風物詩となっている。

長年にわたり歴史・文化・経済を育んできた肝属川の、文句もいわずに全てを受け入れてきたその姿には頭が下がる思いだが、昨今では水質汚濁がすすみ、九州でもワースト上位の常連になってしまった。家畜の死骸が流れていることもあるという。

汚濁源として畜産廃水に起因するものが約1/2、一般家庭からの生活廃水に起因するものが1/4を占めている。川面が泡立ったり、悪臭を放つ場面も稀に見られる。流域の自治体や農協では畜産環境センターや堆肥センターを整備したり、公共下水道整備や小型合併処理浄化槽の設置に力をいれて汚名返上に躍起になっている。「川は、流域に住む人々のこころの鏡」という言葉を聞いたことがあるが、今の状況を考えると私共、流域住民の意識改革が急務なのかもしれない。現に、行政に頼らず汚染防止に取り組む市民グループが様々な形で立ち上がってきているのは朗報といえる。各種団体単独での活動には限界がある。行政レベルでの連絡協議会はあるようだが、同じ流域に住むものとして対立構造ではない、行政と市民の分け隔てのない横のつながりが今後の課題となる。

長年、治水事業と環境保護は相反するものといわれてきた。しかしながら、その後の時代的背景や社会構造の変化に伴い、近年、河川制度をとりまく状況も大きく変化した。河川は単に治水や利水の役割を担うだけでなく、潤いのある水辺空間や多様な生物の生息・生育環境として位置付けられ、また、地域の風土と文化を形成する重要な要素としてその個性を活かした川づくりが求められてきている。

極論かもしれないが、長い目で見ると小さな生き物が棲息できないような環境は、人間にとっても望ましくない環境といえる。

明治二十九(一八九六)年の旧河川法から続く「治水・利水第一主義」の方針を、旧建設省は実に百年ぶりに転換し、平成九(一九九七)年に改正された河川法には、環境保全への配慮が盛り込まれた。河川行政に「多様な生物の棲む環境としての河川」という新たな視点が加わった瞬間である。地域住民と川との垣根を低くして親水機能をもたせた、いわば共生の時代にふさわしい新工法も着手されている。

これまでの防災機能を維持しながら自然環境を復元する河川工事の手法「多自然型工法」だ。肝属川においても新工法による整備が相当すすんできている。

役所が発注する工事を、業者がただやるだけだったのは過去のこと。これからの時代はそうはいかない。ノウハウを持っている土木業者が環境と調和した川づくりの一翼を担う。単なる発注者と受注者の関係ではなく、受注者も提案型企業となって、市民の目線で取り組む姿勢が必要となる。そこには、工事の完工が終わりではなく、始まりなのだという意識も求められる。多様な生物を育む河川と地域住民との共棲と調和が生まれたときに初めて完工したといえる。このことは、この新工法が画一的なものではなく、現場の数だけバリエーションがあることを示している。言い換えれば環境調和型の工法に「絶対」というものがないことを提起している。これからの時代は、多自然型工法が普通の方法と呼ばれるのが望ましい。

せっかく、親水機能をもった環境調和型の護岸が出来ても肝心の水が汚くては、生物はもちろんのこと人々も寄り付かない。本当の意味での工事の完成には流域住民の協力が不可欠である。川に対するイメージは、子供時代に経験した原体験に基づくものが多いと思う。子供に川の絵を描かせると、日本の子供達は水色の美しい川の姿を描くという。これは世界的に見ても珍しいことらしい。子供達は正直だ。地域の川に入れば直感的に足の裏できれい・きたないを感じ取ってしまう。肝属川流域の子供達が、妙な川の絵を描きはじめない内に、自分達の世代で汚したものは自分達の世代で修復すべきだろう。

日本は古来、秋津島・瑞穂の国と呼ばれ山紫水明の幽玄な美しい国とされてきた。やはり、身近には美しい川があって欲しい。また、私達にはきれいなまま次世代へ受け渡す責任がある。

 

 

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社長コラム2009年11月19日 16:09

「中国雲南省の旅 (日本人のルーツを求めて)」

中村 義幸

 
平成15年2月8日(土)~2月15日(土)の一週間、鹿屋市国際交流協会主催のツアーに親子三人で参加してきました(総勢28名、8歳~72歳)。(鹿児島←→上海の直行便が週に2便あります)

目的地は、中国の西南部に位置する雲南省で、ミャンマー・ラオス・ベトナムに国境を接していて少数民族の宝庫といわれている地域です。
省都?は昆明(人口370万人)で、足をのばして大理(人口42万人)・麗江(人口30万人、標高2,400㍍)まで行って来ました。

中国東方航空の座席に着くと、早速中国語が目に飛び込んできます。「安全帯」(シートベルト)、「救生衣」(救命胴衣)、「在座椅下」(座席の下に在る)。機内誌の広告欄には「労力士」(ロレックス)。


現地ガイドの話によると、現在の中国の総人口は13億人で、戸籍の無い人がこの他に3億人居るという壮大なお話でした。

三日目、数名の方が高山病と下痢で入院するといったハプニングもありましたが、私共は鈍感なのかピンピンしておりました。
たしかに、頭は痛くなりましたし(空気が薄い?)、日本から持参したスナック菓子の袋は気圧の変化の為、パンパンに膨れ上がっておりました。

「日本人のルーツを求めて」というテーマでしたが、箸は当然のこと、雅楽に使用する楽器の「笙(しょう)」、鳥居の原型?、狛犬(こまいぬ)等、今の日本にみられる物を一杯見ることが出来ました。

今回通訳を兼ねて同行した、鹿児島に来ている中国人留学生の実家(人口700人の村、白族)にも寄りましたが、村総出の大歓迎を受けてビックリでした。
千人分の料理を準備されたそうですが、完食したそうです。
(現地の人にとって、御馳走はお正月・結婚式・お葬式・来客の時だけらしい)

民族衣装をまとって沢山の踊りを披露してくれたのですが、その中の棒踊りのリズムと舞いが、鹿児島の踊りと似ていると年輩の方が話していました。沖縄の建造物にソックリの建物もありました。

京セラの稲盛会長(鹿児島出身)や京大グループの梅原猛先生等が、第5の世界文明になるかもしれない「長江文明」の遺跡発掘に尽力していますが、今回、私共は長江(揚子江)上流の少数民族の一部がその昔、騎馬民族や漢族の迫害を受けて川沿いに逃げ、海を隔てて琉球諸島や九州にたどり着いたのではという仮説をたてて参加したのでした。

結論としては、断定は出来ませんが充分その可能性はあるという確信は持てました(あくまでも素人判断です)。

沖縄に住む人には「蒙古斑(お尻の青いアザ)」がある人と無い人が居るようなので、中国大陸から渡ってきた人と南の島のポリネシアやミクロネシアから渡ってきた人が混在しているのではないかと思われます。
http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/

 

上海国際空港までは約一時間半で、東京←→鹿児島間よりも近いくらいです。

国際空港(浦東空港)から国内線用の虹橋空港迄の移動中、天気は晴れているのに薄曇り状態でした。スモッグの影響だと思います。

上海ではリニアモーターカー(ドイツ製)の試運転中で、完成すると35㎞の区間を7分間で結び、料金は2500円ということでした。

 

高速道路は「快速道路」と呼ばれ、制限速度は120㎞/hです。舗装はあまり良くなくバスは跳ねるように揺れて、帰国後メモ帳の文字を読もうとしても、自分の字なのに判読不能状態でした。

途中、アパートの窓からは棒が二本突き出され洗濯物がはためく光景が見受けられました。

一万円を両替すると680元でした。一元がおよそ15円の換算です。定番の自転車はさすがに多かったですが、昔懐かしいボンネット型トラックが走っていました。ハンドル部分がオートバイ型のオート三輪も頑張っていました。田舎へ行くと馬車(ロバ)や耕運機型のトラックも多数見ることが出来ました。
「汽車」(自動車)、「火車」(列車)。

タクシーはフォルクスワーゲン・アウディ・シトロエンが多いです。日本車はほぼ全メーカーのものを滞在中に見ることが出来ました。(すべて左ハンドル)
ナンバープレートの数字はお金を出すと好きな数字をリクエスト出来、人気のある数字は「8」(財が貯まるという言葉と通ずる)と「6」(物事がうまく進むという言葉と通ずる)です。

ガソリンは三元の表示があったので45円/㍑くらいです。「中国石化集団」というスタンドが多いようです。給油機が24基くらい並ぶ大きなスタンドもありました。

ビールは色々な現地メーカーが出しておりますが、350ミリリットル入りの缶で60円くらいです。ホテル内では約150円でした。アルコール度数は4%未満のものが

ほとんどで、現地で生産されている「アサヒビール」も3%代でした。

 

麗江の食堂の値段表示は5元前後だったので、一品あたり75円程度です。


ドアの表示、「推」(押す)・「拉」(引く)。

 

上海あたりの大都市で働く人の月給は約3万円ということでした。地方都市になると1万円、田舎になると1万円以下です。家賃は千円/月。

10年間勤務すると80㎡のアパートを国から貰えるそうです。定年時には広いアパートを貰えるそうです。チャッカリして、貰ったアパートを人に貸して家賃収入を得る人もいるそうです。マンションも建設ラッシュでしたが、100~120㎡で一千万円と高額で、別荘(一戸建てのこと)になると二千~三千万円ということでした。

(上海市内)

途中、絹工場の見学をしましたが春産の繭(まゆ)一個から1200㍍、秋産の繭からは600㍍の絹繊維がとれるそうです。

一人っ子政策ですが、双子とか三つ子の場合は認められるそうです。うろ覚えですが、お金を出すと二人目以降もOKだったような・・・。(メモ帳判読不能)
戸籍のない子供達は、学校に行くことが出来ないそうです。

ゴルフ人口は少なく、グリーンフィが2万円です。

街並みで一番最初に目に付いたのが、街路樹の下部1㍍くらいを白く塗られていることでした。聞くところによると石灰で、虫除け効果と夜間ヘッドライトで反射して交通事故防止になるんだそうです。
食事は中華料理店でお馴染みの円卓でしたが、料理は残すのが美徳らしいです。つまり食べきれないほどの接待を受けたという意味です。昆明では芋虫と蜂の揚げ物が出ましたが、見た目を気にしなければポテトチップス感覚で美味しかったです。小三の息子もチャレンジしていました。

中国の料理が辛かったり油っこかったりする一つの理由は水が悪いせいだと

思います。日本料理のようなおひたしとかお吸い物とか繊細で微妙な味は出せ

ないのだと推測しました。

 

中国国内には56民族が居て、雲南省内には26民族住んでいるそうです。

イ族は酒に強く、虎を崇拝しています。家を訪問すると玄関先で先ず三杯お酒を飲むのが礼儀だそうです。(酔っ払いを大虎、駆けつけ三杯はこの辺が起源??)
結婚するにあたり、男性は三年間婿入りして嫁家族のために働き、それが済んでからは一切働かなくて良いそうです。

タイ族の男性は7~15歳まで出家してお坊さんにならないと男になれないそうです。建物や門には孔雀の彫刻がありました。

ナシ族の男性は、結婚前にひたすら人馬の如く働き、家を建てて嫁を迎えてしまうとその後は一切働かなくて良いそうです。

 

中国の田舎といえば「ニーハオトイレ」です。仕切はありますがドアがありません。こちら向きにしゃがんで用を足しますが最初は抵抗がありました。旅行の終わり頃になると「人に見られないと用が足せない」と豪語する御婦人メンバーもおりました・・・。カミさんの話によると、現地の若い女性は新聞を読む振りをして顔を隠していたそうです。「頭隠して尻隠さず」の意味もよぉ~く理解出来ました。

 

中国人留学生が通訳を兼ねて同行していたので、彼の出身大学である昆明の「雲南農業大学」を表敬訪問しました。農業大学ですが、体育学部・外国語学部・人文社会学部・経済貿易学部・基礎情報学部を備えた総合大学でした。戴(ダイ)副学長が迎えてくれました。日本からの留学生も在学しているそうです。

中国には農民が10億人居るので、指導的立場の人材育成・農業技術の全体的な把握と普及、社会への貢献、中国全土に知識と技術を発揮させる。環境破壊・汚染防止。生物多様性の保護。砂漠化防止等々を目的にしているそうです。
WTOに加盟したので、国益のために世界標準を睨みつつ競争力を付けるのが今後の課題と言っていました。

雲南省だけで中国全土の動植物種の半数以上を保有しているので、農業近代化の過程で貴重な品種を絶やさないように配慮していくそうです。
蜜蜂・ハチミツ・ローヤルゼリーの研究にも力を入れており、製品の即売所もありました。日本企業とも共同研究しており、100万元(約1500万円)の寄附を受け、「山口喜久二ローヤルゼリー科学研究室」と個人名を冠した真新しい研究棟が建っていました。 http://jrj.co.jp/index2.html

 

大学構内の桜並木は2月というのにすでにサクランボの実が付いていました。

ツツジが咲き、ブーゲンビリアも満開で季節感というか、暑いのか寒いのか判らなくなりました。

麗江近辺は東洋蘭(春蘭・寒蘭)の産地らしく一株数百万円もする品種もあるそうです。

畑の土の色は煉瓦色の赤土です。粘土質なのかホクホクとした感じがありませんでした。

山間地では段々畑や棚田が多く、信じられないような高所や斜面まで耕作していました。耕運機は見あたらず、鍬一本で畑を耕す人の姿がほとんどです。
道路の工事現場でも人海戦術で頑張っていました。大きな樹木や森林はほとんど見られませんでした。

日本に帰ってきて感じたのは鬱蒼とした杉山の緑の濃さと多さです。

ナシ族では東巴(トンパ)文字という象形文字が今でも使われています。
http://www.chokanji.com/tompa/index.html

 

帰国して静かだと思ったら、車のクラクションの音が無いためでした。中国では高速道路に限らず、追い越す時には必ずといって良いほどクラクションを鳴らしまくります。

滞在中、2/14のバレンタインデーを迎えましたが、「情人節」といって中国でもチョコレートを売っていました。
買い物をする時には半値位まで値切るのが当たり前で、ウチのカミさんは味をしめて定価から三分の一、四分の一への値段交渉の過程を楽しんでいました。
旧暦の正月(春節)が本格的なお正月のお祝いで、今年は2/1から一週間ほどお休みでした。旅行中、お正月の飾りが街中で見ることが出来ました。車にも赤い布をつけて走っていました。民家の玄関の両脇にはおめでたい文字を並べた紙が貼ってありましたが門松らしきものは見あたりませんでした。

商店は一間半ほどの間口でハーモニカの吹き口のように並んでいました。
中には潰れたようなお店や倒産したようなホテルも見受けられました。
共産国なのに倒産とは奇妙な印象でした。現地のガイドさんに競争原理が入ってきて、やりにくくなったのでは??と尋ねると、逆に成功するチャンスもあるのでやりがいがあるとの答えでした。

そのガイドさんは毎朝、ホテルの両替所のレートをチェックしていて一喜一憂していました。お金に関してはシビアな感覚を持っています。

18年前に新婚旅行で中国に行った時には、人民服も多く、男性も女性も同じデザインの黒ブチ眼鏡をかけていましたが、今では非常にファッショナブルになっていました。ただし、スカート姿の女性は滞在中一人しか見ませんでした。

ホテルやレストランの係りの人も、以前は愛想も悪かったですが、現在は
サービスというかホスピタリティ(もてなし)が格段に向上していました。

隣国とは地続きで接しているため防衛というか防御に対する感覚が日本と違い、大抵の家は塀で囲まれており、塀の上には尖ったガラスが埋め込まれていました。

全体的な印象としては、中国は一つの国としてみるのは難しいナということです。56もの民族が住んでいて、ウイグル自治区などでは目の色も言葉も違うそうです。
裸足で歩いている人からリニアモーターカーまで何でもアリです。

ホッとするような日本の原風景があるかと思えば、発展のエネルギーに満ち溢れた大都市もあります。

バリアフリーとかリサイクルといった面ではまだまだ途上のようでした。


国を治める為政者にとっては大変なご苦労があると思われます。
その点、日本は海に囲まれていて、国土面積も人口も生活水準もそこそこバランスが取れていて政治家にとってはやりやすい国なのでは??と感じました。

反面、外交音痴なのもうなずけました。

 

以上、記憶を辿っての旅行記でした。                  

謝々、多謝!!

 

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社長コラム2009年11月5日 14:28

世界湖沼会議出席並びに北米・南米視察報告

中村 義幸


  この度、北米・南米を訪問する機会に恵まれましたので、ご報告させて頂きます。

  月刊 生活排水社の企画で、「第7回世界湖沼会議参加と北米・南米生活排水視察団」(団長:北尾高嶺 豊橋技術科学大学教授)の参加募集があったので応募したところ、全国から15名の参加がありました。



  期  間  平成9年10月25日~11月5日(12日間)

  視察地  ロサンゼルス、マイアミ(USA)、サンパウロ、リオデジャネイロ(ブラジル)、
       ブエノスアイレス、サンマルチン・デ・ロス・アンデス(アルゼンチン)
  言  語  ブラジル(ポルトガル語)・アルゼンチン(スペイン語)

  通  貨  10月24日現在
ア  メ  リ  カ:1米ドル=Q.80
ブ  ラ  ジ  ル:1レアル=I.20
ア ル ゼ ン チ ン:1アルゼンチンペソ=Q.21

  時  差  アメリカ東海岸:-14時間、アメリカ西海岸:-17時間
ブラジル・アルゼンチン:-12時間


・ 米国への機中にて

今年の7月より、米国の航空会社は国内線・国際線を問わず、全席禁煙となりました。

空港ビルも館内全面禁煙となり、愛煙家にとっては厳しい移動となりました。十数時間に及ぶ機中は、満席状態で身動きが取れず、真ん中に座った私はトイレに行くにも一苦労でした。ユナイテッド航空の客室乗務員は、こちらが手を貸してあげたくなるほどの高齢の方が勤務していて、老眼鏡をかけてがんばっていました。制服も地味で、日本の航空会社のような華やかさはありませんでした。


・ ロサンゼルス空港にて

空港に降り立ってから、タバコを吸おうと思い外に出てみると、空気の悪いのには閉口しました。

朝夕のラッシュ時には、市街地の上空はスモッグでかすんでいました。

12月1日からの「京都会議」で米国は当初、地球温暖化ガスの削減率0%を主張していましたが、身をもって理解できたような気がしました。


・ ロサンゼルスの現地ガイド談

米国は車社会で16歳になると車の免許を取り、高校への通学にも車で乗りつけるそうです。

ただし、学校の駐車場には限りがあるので全員には駐車スペースが行き渡りません。

どう割り振るか?日本でしたら上級生が優先されるでしょうが、米国では成績順に割り当てて、成績の悪い人はスクールバスで通学するそうです。その結果、どの学生も良く勉強するそうです。日本車がずいぶんと目にとまりました。

米国内の大都市になりますと、中華街・日本人街・韓国人街といったように移民系の人々が集まって出来る独特の街があるそうですが、商売をはじめる人がいるとすると、それを聞きつけた人は、ある程度その商売が軌道にのるまで親身になって応援するそうです。

日系人の場合は、最初だけお祝いで盛り上げて、その後は「そのうち来るから…」と言ったきり、知らん顔をしているそうです。なんとなく、わかるような気もします。

ハリウッドのチャイニーズシアター前には、映画俳優の手型・足型が路上のセメント面に押してあるので有名ですが、西部劇で名をはせたジョン・ウェインは、手のひらではなく「げんこつ」を押してありました。男らしくていいじゃないかと思われますが、これには訳がありまして、身長が165cmで手が小さいので「げんこつ」になったのだそうです。彼の映画の撮影現場には、ジョン・ウェインセットというのがあって、ジョン・ウェインを大きく見せるために廻りのセットは小さ目に作られたそうです。ドナルド・ダックは大きな足型を残していました。マリリン・モンローはハイヒールの足跡を残していましたが、さすがに人気があるらしく、擦り切れて跡が薄くなっておりました。見学者はご多分にもれず、日本からの団体客が圧倒的に多かったです。私もその中の一人でしたが…。


・ロサンゼルス市の下水処理システム

ロサンゼルス市は、サンタモニカ湾の水環境の保全に向けて4つの下水処理施設(965.4 平方キロメートル・400万人対象)を10ヶ年計画で整備中。事業費は30億ドル以上。

全量きれいな処理水の状態で放流できるようになったのは、1988年以降。それまでは、流入汚水の2/3が一次処理のみで放流されていたそうです。日本のシステムとの相違は、それぞれの施設が管路で繋がっていて連携をもって運転されている点。各々が挟雑物・汚泥貯溜槽をもつのではなく、4つの処理施設のうち1ヵ所に管路を通じてまとめて処理されます。二次処理水は、凝集剤を加えた後にろ過装置を通し、塩素消毒を行った後、還元剤を用いて脱塩素され再利用水になります。一部は河川に放流されていました。

アメリカ南西部は乾燥地帯で処理水は貴重な資源として再利用されています。

再利用法:公園・道路緑地帯・ゴルフ場・墓地等のかんがい用、発電所の冷却水用、道路清掃用として。

下水道汚泥は、コンポスト(堆肥)化を推進しています。

日本の下水処理水の再利用率は0.7%なので、近年の給水制限や節水等の問題や、将来の水需要の増加や渇水対策を考えた場合、もっと処理水の再利用率を高める必要があります。

水洗トイレの洗浄水に飲料水レベルの水を使用している日本は、世界の中でも少数派。


・ マイアミ市の都市景観

フロリダ半島先端部にあるマイアミ市は、リゾート地として全米各地より家族の保養や老後の安住の地として、また海外からの観光客でにぎわっていました。海辺と人間の居住区の間がうまく調和して一体になっています。海岸の景観にも気を配り、日本で見られるテトラポットのような無粋なものは見当たりませんでした。半分オープンスペースを設けている買い物広場は、開放的でバンドの生演奏も常時行われ、買い物や食事が楽しく出来るように演出されていました。マイアミ海岸では、トップレスの女性も見受けられましたが、自然と溶け込んでいて妙な違和感はありませんでした。街中でも水着姿で買い物をする老若男女がいて活気づいていました。


・ マイアミ空港にて

サンパウロへの移動日が野球のワールドシリーズ決勝戦の日で、「マイアミマーリンズ」の優勝がかかっていました。飛行機出発の時間がちょうど8回の頃で、マーリンズが同点に追いつくとTVの前は大騒ぎでした。予定時刻が過ぎても搭乗案内がないので、不思議に思っていたら、機長をはじめクルー達が皆TV観戦していました。結局、延長戦になりマーリンズの優勝を見届けてから搭乗案内が始まりました。国民性の違いでしょうか?文句を言う人は誰一人居ませんでした。優勝が決まった瞬間、そこに居合わせた男女は誰構わず抱き付いてキスの嵐でしたが、私には、おこぼれが廻りませんでした…。


・ サンパウロ森林院

広大な森林を抱えるブラジルにあって農地の獲得は、伐採による森林開発と焼畑により無秩序に行われてきました。その結果、1980年の中頃までに毎年200万haの森林が被害を受けたといいます。この開発を食い止めるため、ブラジル政府は全土の環境保護計画を1988年に制定しました。現在では、このプログラムによって森林保全が行われています。アマゾン流域の熱帯雨林は、その広大な面積ゆえ、ブラジルのみならず全世界の環境への影響力をもっているので環境保護計画の制定は喜ばしいことです。

サンパウロ森林院は、1896年に植物研究所として農務局の所管で発足しましたが、1987年3月より環境局へ移管されました。現在、森林の保全・種子管理・林産物の利用技術開発・環境教育等の業務を行っています。森林保護は、主に水源涵養林としての観点から行われています。日本でも水源涵養の視点で森林を見つめ直すべきと思います。渇水対策や水害防止効果を考えるとその経済効果は意外と大きいのではないでしょうか。


・ サンパウロ市内排水処理

サンパウロ市は標高800mのところに位置し、サンパウロ州全体の人口は1,100万人です。

下水道普及率は90%を超えています。しかし実際は、産業廃水並びに生活排水共に全く未処理のまま放流されています。単なる下水路でしかありません。市内を流れるティエテ川は、嫌気状態が進み黒色を呈し、すさまじいまでの異臭と水面一面に広がるゴミとで悲惨な状況でした。この川は、イグアスの滝(幅4km・落差65m)を経由して、ラプラタ川へ流れ込んでいます。下流域のウルグアイやアルゼンチンにとっては迷惑な話です。

ゴミ処理に関しては、広大な土地を持っていることもあり、ほとんど埋立て処理でフィリピンでも問題になったスモーキーマウンテン同様の状態でした。この排水処理やゴミ処理の状況は、他の都市でも似たり寄ったりで、リオ・デ・ジャネイロのリゾート地として有名な、コパカバーナ海岸やイパネマ海岸も汚染が進んでいると考えられます。

生活環境の改善を考えた時、必要なものは、処理施設等のハード面も大切ですが、環境教育といったソフト面も大切に思います。しかし、貧富の差が激しく多民族性・文盲率が高いなど、今日明日の食事にありつくことが問題とされている現状では、環境保全より経済発展が優先されるのかもしれません。日本においても、大戦後の復興期では、経済発展・開発最優先で、のちに公害病が出現しましたが、歴史は繰り返されるのでしょうか?

経験してきたものを糧に、先進国が途上国に出来る事は何なのか、あらためて考えさせられました。医療の世界でも治療より予防が重視されていますが、環境面でも同じです。


・ サンパウロ市内にて

F1レーサーで、若くして事故死したアイルトン・セナが埋葬されている墓地へ行きました。セナが埋葬されている場所は、広々とした墓地のほぼ中央で、一本ぽつんと植えられている木の下でした。世界各地から墓参りに来た人の花があふれて、ひときわ目立っていました。現地ガイドの話によると、土葬の場合、一ヵ所に5名分が重ねるように埋葬できるそうです。

世界一のサッカースタジアムへ行きました。15万人収容できるそうです。グランド整備の人が念入りに手入れをしていました。毎日使用される施設ではありませんが、貧しい生活をしている人がいる一方で、このような施設にお金をかけることから、さすがサッカー王国だと実感しました。建設時の雇用効果は大きかったでしょうが、完成後は普段ひっそりとしていました。

サンパウロ市内でも一番の高級住宅地には豪邸が軒を連ねておりましたが、ご多分に漏れず、ユダヤ系の成功者が多いそうです。その一方で、板にトタンを差し掛けただけの簡単な住居の前では、子供たちがパンツ一つでボールを蹴っていました。官庁街では、地震が少ないためか、大きなガラスをふんだんに使ったモダンな作りの建物が多かったです。

南米の空港では、あちこちに灰皿があり、米国とは明らかに喫煙に関する意識が違いました。


・ リオ・デ・ジャネイロ市内にて

リオ・デ・ジャネイロはポルトガル語で「1月の川」と言う意味だそうです。海に面しているためか、サンパウロと比べると開放的で明るい雰囲気の町でした。リオのカーニバルといった先入観があったせいかも知れません。ホテルは、コパカバーナ海岸やイパネマ海岸に面して建てられており、長く続く砂浜を一望にできました。海岸では様々な露店が軒を連ね、多くの人で賑わっていました。大西洋に足を浸そうと砂浜に一歩踏み込めば、そこには、目のやり場に困るようないでたちの男女で、また、これが同じ人類かと思われるようなプロポーションで歩いている人・甲羅干しをしている人、人・人・人…まるで別世界でした。洋服を着ているこちらが恥ずかしくなり、早々に退散しました。

コルコバードの山頂には、大きなキリスト像が両手を開いて十字架のように立っています。そこへはケーブルカーでいくことができます。ケーブルカーが出発するといきなり若

い女性が一人一人の写真を撮り始めるので、何事かと思うと帰りの車中で出来上がった写真を販売するのだそうです。山頂のトイレは本来無料なのですが、子供が入り口に箱を置いてチップを強要しておりました。北米・南米を通じて、慣れないチップ制度に戸惑いましたが、チップ制度は貴重な収入源としてまた、コミュニケーションの手段として、生活

の中に深く根付いていました。小銭を用意するのが少々不便でした。

ブラジルでは、ビールが安くて350mlの缶でしたら、コーラ等のジュースと変わらぬ価格で販売されていました。呑ん兵衛には、こたえられない環境です。「ピンガ」というサトウキビが原料のブラジル焼酎は、鹿児島の黒糖酒よりも甘みが強く、薄い褐色の色も着いていて39°という強さの割には、ストレートで飲みやすかったです。五合瓶位で約400円という価格も魅力でした。本場のブラジルコーヒーは、苦みと酸味が強くて同行した人々の間では不評でした。男女共にジーンズを履いている人が多かったです。

南半球では、初夏ということもあり、観光客も多く見受けられました。


・ブエノスアイレス市内にて

ブエノスアイレスはスペイン語で「空気のきれいなところ」という意味で、アルゼンチンの首都です。市内を流れるラプラタ川の対岸は、ウルグアイです。ラプラタ川の川幅は、42kmで向こう岸は見ることができず、川面は海のように波立っていました。川の色は、上流の土壌を運んでいるためか、茶褐色でした。河口付近の川幅は220kmあり、そこにある中州は、年間50mのペースで大西洋の方へ移動しているそうです。日本の川のイメージと、あまりにもかけ離れた壮大なスケールに圧倒されました。思わず、中国の人が瀬戸内海を見て「日本にも大きな川があるのですネ」と言った逸話を思い出してしまいました。

市内の「7月9日大通り」は、道路幅が150mありました。街の建物は、整然としていて美しい印象を受けました。日本車や東洋人は、ほとんどお目にかかれず、異国情緒たっぷりでした。ホンダのシビックが300万円位するそうです。さすがにラテン系の国だけあって、公園のここかしこで若いカップルが人目もはばからず、抱き合っておりました。


・ 世界湖沼会議

第7回世界湖沼会議は、アルゼンチン南西部のアンデス山脈のふもと、ラカール湖畔のサンマルチン・デ・ロス・アンデス市(人口2万人)で開催され、36カ国から420人が参加しました。テーマは、「持続可能な湖沼と貯水池の利用(きれいで自然な湖沼環境の保全)」で、他に「淡水資源の管理」・「湖沼管理と生態系保全のためのモデリング手法」・「環境教育と市民参加」等、7つのセッションに分かれていました。

ラカール湖は、海抜1,200mに位置し、面積49k㎡・平均水深166mで、ラニン国立公園内にあります。その湖水は、アンデス山脈を縫ってチリ側の太平洋へ注いでいます。

湖の流域では、鱒類の養殖も行われ、ある程度商業ベースにものっているようですが、禁漁期間を設けて水産資源の保護を行っていました。国立公園の保護官は、公園内の状況を熱心に説明してくれ、我々のどんな質問にも丁寧に答えてくれました。その姿から、誇りを持って職にあたっていることを感じとる事ができました。

  標高が高いこともあり、湖を取りまく山々の頂には、残雪が見受けられ、澄みきった空の青さと雪の白さが湖面に映り、この世のものと思えぬ、心洗われる風景でした。

市内のレストランでは、牛肉はもちろん、鹿肉や鱒・きのこ・ハーブ・チーズ等、自然の恵み一杯のメニューでした。

国際会議場となったホテルでは、現地の女子高生達がボランティアとして参加してましたが、我々日本人のつたない英語と、彼女たちの習いたての英語が通じたといっては、飛び跳ねて喜ぶ姿が今でも目に焼き付いています。一般的に、南米では英語とトラベラーズ・チェックは通用しないと考えた方がよろしいようです。


・最  後  に

ブラジルでは、ガソリンエンジン車の約半分が、サトウキビからつくった「ガソホール」を燃料にしていますが、年々利用者は減ってきているようです。し尿やゴミに関しては、きちんとした処理場による処理は、行われていないようでした。リオデジャネイロで見た散水ろ床方式の汚水処理施設も、目詰まりが激しく計画設計通りの能力を発揮していないように思われました。念願の南十字星を見る事ができ感激しました。治安に関して悪いといわれていましたが、同行メンバーで被害にあった方はおりませんでした。


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スタッフ日記2009年10月15日 13:54

新型インフルエンザに関する注意喚起

日本国内での新たな発生と蔓延の防止を願って、関係者に正確な情報提供が必要と考え掲載致します。
FAO(国連食糧農業機関)とOIE(国際獣疫事務局)によるガイドラインより⇒ こちらをクリック

      正確な情報に基づく、冷静な対応が望まれます。

      [ 関連情報・・・ ]
          o 鹿児島大学獣医公衆衛生学 岡本嘉六教授
          o 豚肉の安全性について (食品安全委員会)
          o 新型インフルエンザへの対応 (首相官邸)
          o 豚インフルエンザQ&A (動物衛生研究所)
          o 「新型インフルエンザ」に関する情報 (鹿児島県)
          o 「新型インフルエンザ」から「豚」の呼称が消えた理由
          o 豚インフルエンザウィルス検査の結果について (農林水産省)


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ニュース2009年9月20日 13:52

『素敵な宇宙船地球号』 (テレビ朝日)でえこふぁーむの豚足等が使用されます

『素敵な宇宙船地球号』 (テレビ朝日) 23:00~23:30放送予定の 「地球号食堂」 ~厳選! こだわり食材を探せ!~
『ラーメン』の回に於きまして、えこふぁーむの豚足とチャーシュー用の豚肉が使用される予定です。

      ( 花組様 からの御依頼)
      麺担当は こちら⇒ http://w960.blog13.fc2.com/blog-entry-1348.html

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ニュース2009年9月19日 13:51

『NHKワールド』 にて、えこふぁーむの取り組みが、全世界同時放映されました

午前9:10~9:54 『NHKワールド』 にて、
えこふぁーむの取り組みが、全世界同時放映されました。

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スタッフ日記2009年9月15日 13:50

朝日新聞にえこふぁーむの取組みが掲載されました

朝日新聞の らうんど九州 ビジネス仕掛け人に
「 荒れた山畑養豚で再生 」 の見出しで、えこふぁーむの取組みが掲載されました。

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ニュース2009年9月4日 13:44

第4回ソーシャル・ビジネスアワード「奨励賞」に選出されました


社会的企業家によるソーシャル・ビジネスを支援する組織、
特定非営利活動法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン
(SIJ 代表理事 谷本寛治〔一橋大学大学院商学研究科教授〕) より、



表彰式 は、  第5回ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング(於:アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ内)) 席上で行われました。

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ニュース2009年9月3日 13:48

「中日韓農業発酵技術普及会」に講師として招聘されました

(社)農山漁村文化協会 の御紹介で、中国江蘇省鎮江市にて開催される「中日韓農業発酵技術普及会」 (鎮江市人民政府主催)に講師として中村社長が招聘されました。
土着菌発酵床について講演しました。

関連情報・・・

      ・自然と人間の調和~農家レベルの交流をめざして
      ・日本と中国を結ぶアイガモ農法
      ・カモが「米」をしょって来た

現地での様子は、まとまり次第ご報告致します。

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スタッフ日記2009年9月2日 13:42

平成21年度・九州環境クラスター大学で講演を行いました

長崎県雲仙市にて開催された、
財団法人九州産業技術センター九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ(K-RIP) 主催の
「平成21年度・九州環境クラスター大学」 で専務中村えいこが 環境コミュニティービジネスの 講演 を行いました。

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