マイクロファイナンス

現地訪問記2011年3月8日 18:14

スタディツアー報告 vol.3:優秀な人の「就職先」としてのマイクロファイナンス機関-参加者の感想②

今回は、ツアー参加者の一人、古川さんから寄せられた感想をご紹介します。古川さんは、大学4年生で、卒業式と就職を目前に控えてのツアー参加ということだけあり、雇用の受け皿としてのマイクロファイナンス機関という、投資家目線とはまた異なる観点から、コメントを頂きました。

-----------------------------
マイクロファイナンス・スタディーツアー感想

こども
(珍しそうに私たちを見つめるこの男の様子が印象的だったと、古川さんが選んでくれた1枚です。)

私が今回このスタディーツアーに参加した動機は「マイクロファイナンスの現場を知りたい!特に融資を受ける側!」という一点でした。二年前にムハマド・ユヌスさんの自伝を読んで以来、マイクロファインスについて学んでいましたが、現場がわからなかったため勉強のイメージ・方向性があいまいのまま学んでしまったという反省がありました。その現状を打開しようと思い、今回参加を決意しました。

実際にツアーに参加させてもらい、当初の現場を見るという目標を達成したのみならず、融資側からの話を多く聞けて、マイクロファイナンスに関する知識も深める事が出来ました。特に印象的だった事はカンボジアと日本のマイクロファイナンスに関する認識の広がり・深さの違いというものです。具体的にマイクロファイナンス機関で働いている人の(日本の銀行業でMBAを持っている人に比べて)非常に多くの方々がMBAを持っており、またビジネススクールではマイクロファイナンスを仕事とするための勉強を行っている、という話を聞いた時の事です。

国の経済力の違いがあるので一概に比較はできないと思いますが、非常に優秀な方々がマイクロファイナンス機関に勤めており、勤め先として超一流であるという事実は、日本で学んでいた時には想定していなかった事でありました。カンボジアにおいてはMBAを持つ非常に優秀な人材を集めて、よりよい融資をしていきたいというマイクロファイナンスに対する認識の深さと、MBAを持っている人の就職先としてマイクロファイナンス機関が選ばれる認識の広さの両面を実感しました。

そして何よりの収穫は、人との出会いです。マイクロファイナンスに対する思いは共通のものとして持っていても、非常に様々なバックグランドを持った方々が参加者として集まり、6日間終始共に行動し、話をしていく中で参加者の方々の中からも非常に多くの事を学ぶ事が出来ました。特にLIP所属の杉山さん、大杉さん、現地ガイドのソチアさん※1、HISの木村さん※2のおかげでこのツアーがより充実したものとなりました。本当にありがとうございました。
LIP、ミュージックセキュリティ、HIS、そして参加者の方々の今後の発展を心より祈念しております。


古川隆太郎

-----------------------------
4CO
(チャンカールー支店の融資担当者達。右端はまだ新卒・入社1週間の新人。その隣は、働きながら大学院に通うベテランスタッフ)

今回、セイラニティ本社での講義の中で、CEOのセタさんから、セイラニティの人事や採用についてのお話も伺いました。設立当初は、内戦の影響等もあり、学歴の高い人材はあまりなく、高卒の人でも雇っていたが、最近は、大卒というのを採用条件にしている、と言っていました。国が安定してきたこと、そして、マイクロファイナンス機関の業務が非常に専門化していることの現れであると感じました。

※1現地日本語係員の方です。
※2本スタディツアーの担当者の方です。
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.