LIVING IN PEACE BLOG 2010年03月

勉強会・セミナー2010年3月20日 11:02

4/2 LIP主催 映画上映会のご案内

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◆Living in Peace 主催 映画上映会◆
記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」
◆4/2(金) 18:50~21:00@東京ボランティアセンター(飯田橋)◆
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2月の「国連フォーラム-私の提言セミナー」にて発表をさせていただいた通り、
Living in Peace(以下、LIP)では、「すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを」
を合言葉に、教育プロジェクト「ユメノワ」の準備を進めています。
今回はその一環として、現在教育プロジェクトが活動中である児童養護施設の現状を
より多くの方々と共有するため、児童養護施設を舞台とした記録映画
「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」の上映会を開催いたします。

児童養護施設は全国に約570あり、3万人以上の子ども達がそこで生活しています。
入所理由となる家庭の状況は様々ですが、平成19年度の厚生労働省の調査では半数以上
の子どもが「虐待経験有り」とされており、非常に困難な環境の中で生活してきた
子ども達であることがわかります。彼らが心に負った傷を癒し、希望を持って自身の未来
に向かって歩んでいくためには、より多くの支援が必要不可欠です。

私たちは児童養護施設の現状について学ぶ中でこの映画「葦牙」に出会いました。
「葦牙」をご覧いただくことによって皆様も、児童養護施設とそこで生活する子ども達に
ついて理解を深めていただけることと思います。

当日は「葦牙」の監督である小池征人氏を会場に迎え、映画に込められた思いや制作秘話
などについてもお話いただく予定です。

多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

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【映画情報】

記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」
小池征人監督作品

◆ 内容(葦牙オフィシャルウェブサイト http://www.kazesoyo.com/index.html より)

<子どもたちの“こころ”を作る物語>

1990年から顕著になってきた児童虐待は年々拡大し、かろうじて救われ、施設に保護されている
子どもの数は3万5千人に及びます。これは幸運にも保護された児童の数です。表に表れない数
は30万人とも推定されています。
未来の担い手である子どもたちの受難の先に見えるのは、ほころび始めた私たちの社会です。
岩手県盛岡市にある児童養護施設「みちのくみどり学園」は盛岡市だけにとどまらず、
岩手県の様々な地域と連携し、子どもたちの“こころ”の回復に取り組んでいます。一関市室根の
太鼓合宿、西和賀町の生活体験合宿。そして、職員と子どもたちの共同作業から生れる弁論大会。
この作品には“人・自然・文化”のつながりを活かした子どもたちの“こころ”を作る物語が
描かれています。


<『いのちの作法』のスタッフが贈る“受難と再生”のドキュメンタリー>

“児童虐待”という未来殺しとも呼べる大きな問題に『いのちの作法』で岩手県西和賀町の
生命行政を描いた小池征人監督が視線を向けた本作。これに呼応して、撮影に一之瀬正史、
音楽に森拓治・長谷川光など、『いのちの作法』のスタッフが再集結しました。
さらに編集には『アレクセイと泉』や『バオバブの記憶』の村本勝が参加。
子どもたちの“受難と再生”に向き合い、4ヶ月間の合宿撮影で記録された80時間の映像から
紡ぎだされる物語は私たちに未来のあり方を指し示してくれます。


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【開催概要】

◆ 日時 : 2010年4月2日(金) 18:50~21:00 (受付18:30~)
※映画上映会終了後、近くのお店で懇親会を開催いたします。
お手数ですが参加申込の際に参加or不参加の旨、ご連絡下さい。

◆ 会場 : 東京ボランティアセンター(飯田橋)
アクセス : http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html

◆ 内容 :
映画上映会 記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」

◆ 定員 : 80名

◆ 参加料 : 1,500円

◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/a96LRo
お名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、懇親会参加or不参加、
本上映会を知ったきっかけを明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。


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◆ 主催 :特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/
貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の
金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会や
フォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについての支援を行っている。
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お知らせ2010年3月14日 23:02

LIPオススメ。 期間限定、エシカル・ジュエリー情報

皆さんこんにちは。リビングインピース(LIP)の高橋です。
今日は、メンバーが見つけた期間限定のファッションイベント情報をお届けします。
LIPの目指す「すべての人にチャンスを」に通じるものがありますよ!


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今週末は、 春らしい陽気でしたね。
冬物のコートでは暑すぎて 、途中からは手に持って歩きまわっていました。
さて、季節の変わり目に気になるものと言えば、次のシーズンのファッション。手袋を取ってストールやマフラーも外して、春夏らしい大き目のアクセサリーを薄着の服に合わせたい季節になってきました。

今回は、 そんな人にお勧めのHASUNAを紹介します。 HASUNA:
http://www.hasuna.co.jp/
HASUNAはエシカル・ジュエリーの制作・販売を行っている会社で、社長の白木夏子さんは、LIPのメンバーとも同年代の81年生まれ。「途上国の人々と対等の立場で、一緒にいい世界をつくりたい」という白木さんの言葉にLIPと通じるものを感じ、さっそく、期間限定(3月12日~24日)で渋谷の東急百貨店の出店会場に行ってきました。



「エシカル・ジュエリー」とは?

実は私がこの言葉を知ったのも、 つい先日のことで、ランチをしながら同僚にHASUNAと白木さんのことを教えてもらったのが切っ掛けでした。
調べてみると、英語のEthicalは「道徳の」という意味ですが、経済活動の場面では「環境や社会貢献に配慮する」という意味があることが分かりました。



「エシカルではないジュエリー」とは?

「エシカルではないジュエリー」で思い出すのが、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ブラッド ・ダイヤモンド」ではないでしょうか。映画は、内戦下のシエラレオネを舞台にし、紛争資金を調達するため不法に取引されるダイヤについて描かれています。アフリカ諸国を始めとしたダイヤを持つ国は、天然資源の恩恵を受けて、人々の生活を向上させています。
その一方で、自然が産み出した美しい鉱物が紛争の資金源ともなり、紛争の長期化にも繋がっています。
そんなダイヤモンドには、価値を決める“4つのC”―Color(色)、Cut(カット)、Clarity(透明度)、Carat(カラット) ― があるそうですが、さらに5つ目のCとして“Conflict”があり、紛争だけではなく、児童労働や搾取といった問題も含まれているそうです。



HASUNAが作る「エシカル・ジュエリー」とは?

使われている素材は、不法に採掘されたダイヤではなく、発展途上国からのフェアトレード素材やリサイクル素材、中南米のベリーズで採れた貝殻や牛の角など。素材調達、加工、流通を経て身につける私たちの手元に届くまで、生産に関わる人から身に付ける人までが、全て笑顔になれることを目指して作られたジュエリーです。
エシカル・ジュエリーや白木さんについて調べ出すと、色々お伝えしたいことはあるのですが、そんなことは商品を見たらあんまり関係なくなってしまいました。
お店の許可を得て写真を撮らせていただきましたが、ひとつひとつの商品が本当に素敵です。






ピカピカに磨かれたピンクのサンゴのネックレス、耳元で揺れる角とゴールドで作られたピアス、エスニックファッションにぴったりのネックレス、リングもカラフルでとってもおしゃれで、 どのジュエリーも 、身につけていると大地の元気を貰えそうな作品です。



ご紹介したい話も商品も沢山ありますが、このまま調べ続けると期間限定のショップが終わってしまいそうなので、ブログを更新することにします。
皆さんも、春夏用にお気に入りのジュエリーを見つけに行って下さい。
店員さんも、とっても話しやすい素敵な女性で、楽しくショッピングができると思います。
私も もうちょっと考えてお気に入りを見つけたいと思います!


追伸:
後から知ったのですが、なんとLIPのマイクロファイナンスプロジェクトのリーダーの杉山もHASUNAの大ファンでした。
昨年末に放映されたワールドビジネスサテライトの中で、カンボジアのマイクロファイナンス機関を訪問した時につけているのも、HASUNAのルワンダコレクションです!


[WBS][動画]日本マイクロファイナンス その可能性は…
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/img20091215_o1.html

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2010年3月13日 14:09

2/26LIP主催 国連フォーラム「私の提言」セミナーの報告

こんにちは。Living in Peace(以下、LIP)メンバーの高橋です。
このところ日がのびてきて、会社の窓から見える夕方の景色が前より明るく感じます。

さて、今日は2月26日に行われた勉強会についてご報告します。
このイベントは、国連に関心を持つ有志によって設立された団体「国連フォーラム」に、代表の慎が「私の提言」として寄稿した内容を基に質疑応答を交えて行われました。
*詳細はこちらをご覧ください。
http://www.unforum.org/teigen/25/bbs.php

この日は、雨にもかかわらずたくさんの方がおいでくださり、とてもうれしく思いました。

 


慎の発表で印象に残ったのは、マイクロファイナンスへの投資残高は増加している一方で、資金は大手のマイクロファイナンス機関(以下、MFI)に偏りがちになること。問題の背景にはコスト構造があり、中小のMFIの中には、採算性を度外視しなければならないところがあること。このような現状を踏まえて、LIPが目指すのは、パートタイムの強みである、例えば、人件費がほとんどかからないなどの利点を活かして、3年以内に世界基準の調査能力をつけ、コスト効率を最大化する調査システムを作ること、でした。

LIPは、メンバーがパートタイムで活動しています。そのため、活動においては時間的制約等がありますが、慎の言葉でとても心に響いたのは、「制約条件は創造性をもたらすものであり、マイナスとは言い切れない。むしろ試す価値のあるもの。」でした。何についても言えることですが、できない要素ではなく、できることを見つけて前に進むことが大切なのではないでしょうか。

その後の質疑応答では、慎の活動の原動力について、また、LIPが計画しているMFIの調査方法や、実際に現地でのMFIがどのようにビジネスをしているのか(融資額や金利など)に質問がおよびました。

慎の発表の後、LIPの教育プロジェクトについて、リーダーの松田から紹介がありました。


プロジェクトは、「すべてのこどもに夢をくれる大人との出会いを」をマントラに、名前を「ユメノワ」とし、出会い編、冒険篇、旅立ち編で構成されています。


教育プロジェクトの活動内容については、初めて公にその詳細をお知らせすることとなりましたが、活動に興味や関心をもたれた方がさっそくいらっしゃり、私もいくつか質問を受けました。

今後、LIPがマイクロファイナンス、教育と、二つのプロジェクトを柱にどのように変化し、目標である「すべての人にチャンスを」に向けて歩んでいくのか楽しみです。
そして、こちらをお読みの皆さんには、これからのLIPにますます期待していただきたいと思います。
また、LIPは、特に教育プロジェクトを中心に現在メンバーを募集しておりますので、興味のある方はぜひご連絡ください。

セミナーの後は、会場近くで懇親会を行いました。
こちらも多くの方が参加され、おいしいベルギービールとお料理を囲んで、とても盛り上がりました。

次回は、3月19日(金)に日本財団ビルにてLIPメンバーより「マイクロファイナンス機関への調査システム~フィリピンフィールドワークより~」と題してセミナーを行います。

http://www.musicsecurities.com/blog/community_news.php?ba=b10770a30580

懇親会も予定していますので、こちらもどうぞお楽しみに!
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

筆責 高橋正子
 


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勉強会・セミナー2010年3月7日 19:12

3/19 LIP主催セミナーのご案内

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◆Living in Peace 主催セミナー◆
「マイクロファイナンス機関への調査システム~フィリピンフィールドワークより~」
◆3/19(金) 19:00~20:45@日本財団ビル(赤坂)◆
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2月に行われた「国連フォーラム-私の提言セミナー」に引き続き、
Living in Peace (以下、LIP) 3月のセミナーは「マイクロファイナンス機関への調査システム~
フィリピンフィールドワークより~」と題して、マイクロファイナンス機関(MFI)の信用力を測る
ための調査について発表させていただきます。

1月初旬にLIPメンバーがフィリピンのグラミンファンデーション(注1)へ研修に行って参りました。
今回のセミナーでは3週間の現地研修にて目の当たりにしたMFIの現状を中心に、
世界トップクラスである彼らのMFIデューデリジェンス(投資判断を行う際の事前調査)および
最先端のMFI関連ビジネスについてお話させていただきます。

海外では大手金融機関も注目しているマイクロファイナンス投資ですが、実際の投資は
大手マイクロファイナンス機関(MFI)に集中しています。
この一因はマイクロファイナンス投資を行うための事前調査に非常にコストがかかるため、
投資ファンドは大規模な投資を行わざるを得ず、その結果、数百-数千万円程度の
資金ニーズしかない中小のMFIへの投資が行われないためです。

中小のMFIへの投資を促進するためにも、LIPでは低コストで中程度以上のパフォーマンスを
達成するMFI調査システムを開発することを中長期的な目標の一つに決めております。

目標達成に向けてのワンステップということで、フィリピン現地研修の経験を踏まえ、
LIPが考えるマイクロファイナンス調査システムについても併せて発表させていただく予定です。

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

(注1)
1997年ワシントンにて設立。貧困層への金融サービスの提供・情報へのアクセスにより、
世界の最貧層が自分自身で貧困から抜け出すことができることを目標に掲げている。
MFI支援を主な活動内容としており、資金の提供・テクノロジーの提供・トレーニングプログラム
の提供など、ひと・モノ・お金の側面からMFIを支援している。現在37カ国にて活動中。

(注2)
第2種金融商品取引業者の登録のないLiving in Peaceは、金融商品の勧誘、
募集等の行為は一切行っていません。現在募集中のマイクロファイナンスファンド
「カンボジア2」については、提携先のミュージックセキュリティーズにお問い合わせください。

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【開催概要】

◆ 日時 : 2010年3月19日(金) 19:00~20:45 (受付18:30~)
※セミナー終了後、近くのお店で懇親会を開催いたします。
お手数ですが参加申込の際に参加or不参加の旨、ご連絡下さい。

◆ 会場 : 日本財団ビル(赤坂)

◆ 内容 :
「マイクロファイナンス機関への調査システム~フィリピンフィールドワークより~」

◆ 報告者 :高間剛 (ストックホルム環境研究所)
<プロフィール> 高間剛 (たかま・たけし)。 途上国などをバックパッカーの後、2005年に、オックスフォード大学環境学部博士過程修了。現研究所で、主に途上国(アフリカ)の気候変動やエネルギー問題など、持続可能な開発に関わる調査プロジェクトを行う。オックスフォード大学のフェロー職やコンサルティング業務を兼任。今年1月にグラミン・ファウンデーション・マニラ支部でMFIの調査方法を学ぶ。現在、日本の某離島から在宅勤務中。

◆ 定員 : 100名

◆ 参加料 : 1,000円

◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/9CRGN6
お名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、懇親会参加or不参加、
本セミナーを知ったきっかけを明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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◆ 主催 :特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/
貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の
金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会や
フォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについての支援を行っている。
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