LIVING IN PEACE BLOG

2010年3月13日 14:09

2/26LIP主催 国連フォーラム「私の提言」セミナーの報告

こんにちは。Living in Peace(以下、LIP)メンバーの高橋です。
このところ日がのびてきて、会社の窓から見える夕方の景色が前より明るく感じます。

さて、今日は2月26日に行われた勉強会についてご報告します。
このイベントは、国連に関心を持つ有志によって設立された団体「国連フォーラム」に、代表の慎が「私の提言」として寄稿した内容を基に質疑応答を交えて行われました。
*詳細はこちらをご覧ください。
http://www.unforum.org/teigen/25/bbs.php

この日は、雨にもかかわらずたくさんの方がおいでくださり、とてもうれしく思いました。

 


慎の発表で印象に残ったのは、マイクロファイナンスへの投資残高は増加している一方で、資金は大手のマイクロファイナンス機関(以下、MFI)に偏りがちになること。問題の背景にはコスト構造があり、中小のMFIの中には、採算性を度外視しなければならないところがあること。このような現状を踏まえて、LIPが目指すのは、パートタイムの強みである、例えば、人件費がほとんどかからないなどの利点を活かして、3年以内に世界基準の調査能力をつけ、コスト効率を最大化する調査システムを作ること、でした。

LIPは、メンバーがパートタイムで活動しています。そのため、活動においては時間的制約等がありますが、慎の言葉でとても心に響いたのは、「制約条件は創造性をもたらすものであり、マイナスとは言い切れない。むしろ試す価値のあるもの。」でした。何についても言えることですが、できない要素ではなく、できることを見つけて前に進むことが大切なのではないでしょうか。

その後の質疑応答では、慎の活動の原動力について、また、LIPが計画しているMFIの調査方法や、実際に現地でのMFIがどのようにビジネスをしているのか(融資額や金利など)に質問がおよびました。

慎の発表の後、LIPの教育プロジェクトについて、リーダーの松田から紹介がありました。


プロジェクトは、「すべてのこどもに夢をくれる大人との出会いを」をマントラに、名前を「ユメノワ」とし、出会い編、冒険篇、旅立ち編で構成されています。


教育プロジェクトの活動内容については、初めて公にその詳細をお知らせすることとなりましたが、活動に興味や関心をもたれた方がさっそくいらっしゃり、私もいくつか質問を受けました。

今後、LIPがマイクロファイナンス、教育と、二つのプロジェクトを柱にどのように変化し、目標である「すべての人にチャンスを」に向けて歩んでいくのか楽しみです。
そして、こちらをお読みの皆さんには、これからのLIPにますます期待していただきたいと思います。
また、LIPは、特に教育プロジェクトを中心に現在メンバーを募集しておりますので、興味のある方はぜひご連絡ください。

セミナーの後は、会場近くで懇親会を行いました。
こちらも多くの方が参加され、おいしいベルギービールとお料理を囲んで、とても盛り上がりました。

次回は、3月19日(金)に日本財団ビルにてLIPメンバーより「マイクロファイナンス機関への調査システム~フィリピンフィールドワークより~」と題してセミナーを行います。

http://www.musicsecurities.com/blog/community_news.php?ba=b10770a30580

懇親会も予定していますので、こちらもどうぞお楽しみに!
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

筆責 高橋正子
 


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