歌津小太郎こぶ巻ファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2013年4月29日 22:46

看板も掲げ、いよいよ操業開始です!

4月22日にオープンし、少しずつ操業を開始していた歌津小太郎さんの新工場を訪問させていただきました。
以前の記事でご紹介したときには完成間近で中は空っぽでしたが、今は加工設備も入り、またスタッフの方が明るい赤の衣装に身を包んでてきぱきと仕事をされ、活気溢れる新工場となっていました。震災から2年たつとはいえ、瓦礫の山やさら地も多く残る中、こういった様子を見られるのは大変うれしいことです。
 
歌津小太郎
煮物用の昆布や、めかぶの加工品の製造過程を見せていただいたのですが、その緑の色の美しさ、あざやかさにびっくりしました。また、めかぶを実際にいただいたのですがそのおいしさに、感動してしまいました。

歌津小太郎
めかぶ といえばスーパーでもパックで販売しているものをよく見かけますが、こちらのものは全く違います。理由を聞いて納得しました。めかぶのよしあしというのは今までよく知らなかったのですが、めかぶにも新芽 というのがあるようです。お茶のようですね。もちろん大きく育ててから収穫したほうが目方があがって高く売れます。ですが、本当においしいのはやわらかい新芽。
そういった本当においしいものを知っている地元の企業だからこそ、作れるのがこういった商品なんですね。つけこむたれも試行錯誤しながら商品開発をされているそう。めかぶの新芽が持つ、独特のさわやかな香りを活かした、絶妙な味わいです。
商品作りについてだけではなく、震災当時やその後のお話をきかせていただき、目頭が熱くなりました。自分たちが商売ができるのは、それを支えてくれるお客様のおかげ。だからこそ、そんな地域の方々のために自分たちにできることをしたい。そういった思いから、自分たちのことより先にまず地域のこと、と考えられ、未来道づくりをはじめ地域の復興に取り組んでこられたとのこと。地域で商売をしている事業者さんには、横のつながり、また長年のお付き合いから生まれる信頼感があり、だからこそ復興時に担える役割が大きいそうです。

歌津小太郎さんはひとつのお店、商店という存在以上の、かけがえのない存在なのだと感じました。地域において大きな役割を担う、地元で愛される企業を守ることは、その地域のコミュニティの存続にかかわり、一企業の再建ではなく、地域の復興、再生ということなのだと思います。そういった意味で、歌津さんを支援することには、一企業の支援以上の大きな意義があると強く感じました。
最後に、千葉さんがおっしゃっていた、「震災後に『頑張る』という言葉は今使わなくていつ使うのか という思いでがんばってきた という言葉がすごく印象的でした。『頑張る』という言葉、我慢してやりぬく といったネガティブにも聞こえる意味あいを帯びることも最近は多いようですが、千葉さんの使う『頑張る』はとても強い意志と前向きさが感じられる一言でした。

歌津小太郎
(左は看板を運ぶ千葉さん)
歌津小太郎
(左は小太郎社長、右は千葉さん)
歌津小太郎
(右は小太郎社長の奥さま)
歌津小太郎
(社員の皆さん)


(ミュージックセキュリティーズ・岸野)
 
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(宮城県南三陸町)
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