星のり店ファンド ファンドニュース 2012年09月

被災地からのレポート2012年9月21日 14:40

包装の達人を紹介!

御出資・応援頂いております皆様、

またまたご無沙汰で失礼致しておりました。
お蔭様で星のり店は営業、養殖作業を順調に進めております。
焦らず、着実に亀さん歩きです。

6月末から始まったお中元、そして8月末まで続いた盆礼お返し商品で、
連日包装、発送作業に追われました。
応援を頂いている皆様のお陰と、感謝致しております。
ありがとうございました。
今日は星のり店専属、包装の達人を紹介いたします。
星のり


歩ちゃん&アシスタント???雛乃ちゃんです。
すばやく、美しく、何でも包装してしまう歩ちゃん。 凄~~い!

さてさて、養殖現場は前代未聞の作業に入っています。
深夜午前0時から朝方4時まで陸上採苗、種付けの真っ最中です。
3時間位仮眠を取り、7時頃から確実に胞子が網に付着しているかを確認し、
網のストック作業を開始、11時頃に終了。

何で深夜作業なの?
今日で5日目です。残り3日で終了予定ですので、
作業終了後に胞子の成長具合と網への付着状態を船長(星 博)が報告致しますのでお待ち下さい。

朝夕はだいぶ涼しくなってきましたが、厳しい残暑です。
どうぞ、皆様お疲れになりませんようにお過ごし下さい。
星陽子の久々のレポートでした。



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被災地からのレポート2012年9月8日 16:39

浦戸諸島での採苗の風景です!

こんにちは。星のり店のFacebookページの管理人です。

星のり
浦戸諸島での採苗の風景です。
採苗は、海苔筏の網に、海苔の赤ちゃんである胞子をつける作業です。

海苔種は牡蠣の殻についておりまして、光を浴びると胞子を放出します。
放出する基準は、光を浴びた総時間が大きな要素になっているようです。
ですので、このように自然光ではなく、
ライトを当てて胞子を誘発させることもできるのですね。
十分に光を浴びた胞子は、30分ほど光を当てると
「朝が来た」と思って胞子を出します。
その胞子を、水車で回した網につけていきます。

つけてすぐには海には出さずに、一旦冷蔵庫に保存。
この保存の意味は2つあり、胞子が発芽してから海に出すことと、
水温が17度以下になるのをまつためです。
(もしかしたら、この知識はちょっと違うかも知れません・・・)

海苔の面白いところは、養殖作業のほとんどをコントロールできるところです。
他の養殖もの、例えば貝などは、養殖といっても
その育て方は養殖半分・天然半分のイメージです。
三陸のホヤの採苗も、12月ころに牡蠣殻を海に入れて、
胞子の付着を待つ天然採苗が中心のようです。

(ただし、ホヤは人工採苗の試みもなされているようです。

ですので、今年のように熱い夏の年は、海の水温が落ちるのが遅いですから、
それに合わせて光の照射をコントロールします。
光を当てる時間を減らして、胞子の放出も遅めにするのですね。

いやー、海苔は奥が深いですね~!!

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