星のり店ファンド ファンドニュース 2012年10月

被災地からのレポート2012年10月18日 05:57

松島湾で採苗した海苔網を、冷凍庫に保存しました

はじめまして。
セキュリテ被災地応援ファンド応援団の瀬戸と申します。
星のり店の大ファン、そして七ヶ浜に住んでいるということもありまして、僭越ながらブログを書かせて頂く事になりました。
今後とも、よろしくお願い致します。

さて、先日16日、松島湾で育苗しました海苔網を、七ヶ浜に持って参りました。


育苗は、川が運ぶ豊富な栄養塩、そしてそれが湾により保たれる松島で行われます。
そして、その後の本養殖は、七ヶ浜の南側である松ヶ浜で行われます。

ただし、松島湾から持って来ました網を即座に七ヶ浜の海に網を張るのではなく、ある程度海水温が下がるまでは、一旦冷凍庫に保存します。
ですので、「松島湾で育苗→冷凍保存→七ヶ浜で本養殖」といった流れになります。
そこで、この日は冷凍保存の作業を致しました。



ご自宅から浜への移動。
陽子さんの表情は、星のり店の入り口にある「(有機)で元気!!」の看板とは裏腹に、不安気に見えます!?



網に薄っすら無精髭のようなものが生えていますよね。
これが海苔です!
イメージとしては、高校2年生ぐらいまでは松島湾で育てるのですが、今年は海水温が高いため、小6ぐらいからなかなか育ちませんでした。
そこで、粘るか?引き上げるか?は、漁師の勘がモノを言います。
星船長の判断は・・・後者です!



海苔網を天日干ししております。

海苔網は、ちょっと前まで海につかっておりましたから当然湿っておりますが、このままですと冷凍保存はできません。
その理由は、水分が凍ることによって体積が増えるため(氷の体積>水の体積)、海苔の細胞を傷つけてしまうからです。
そこで、このように天日干しすることによって、水分を飛ばします。

(一歩進んだ海苔知識)
逆に乾かし過ぎも禁物です。
海苔は一定の水分を保とうとするため、過乾燥になりますと、細胞内の水分を外に出そうとします。
そうなると、細胞内の成分濃度が変化するため、これも芳しくありません。




星のり店の漁師たち。
2代目(3人左)、3代目(右端)、4代目(3人右)、渡辺さん?(3人真ん中)。3代目・博さんだけが作業をやっているように見えますが、この時だけです。多分。



休憩のおにぎりタイム。
このおにぎりの、また旨いこと!
しっとりお米に、歯切れのよい海苔が絶妙なマッチング。
ちなみに、
海苔・・・海苔の鉄人 
米・・・つや姫 
具・・・すじこ 
ほぼ完全栄養食品の米に、海苔が合わさることで完全栄養食品になるおにぎりは、至高の食べ物ですね。
愛は地球を救う。海苔はもっと地球を救う。




乾いた網を冷凍庫に入れるため、たたみます。



テトリスみたいにはまっている陽子さん。



たたんだ網を袋に入れて、冷凍庫で保存します。
冷凍庫に入れる直前に、袋の空気を抜いて、口を縛ります。
直前にやることにより、太陽下での熱膨張を減らして、真空に近い状態で保存できます。




海苔を使ったマフィンです。
星のり店応援団員による手作り。
これは、ひょっとしたら今後のイベント出展などで、ウリになるかも知れませんね♪
旨かったです!




星さんのところの柿を泥棒している人たちを発見。
堂々たる盗みっぷり。


※星さん公認の泥棒なので、ご安心下さい。

本養殖が楽しみですね~。今年も素敵な海苔ができますように!!

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被災地からのレポート2012年10月3日 11:44

海苔種の育苗(いくびょう)作業開始!

御出資・応援して頂いております皆様へ。

9月29日 例年より数日遅れましたが、海苔種の育苗(いくびょう)作業が始まりました!
 9月中旬に陸上採苗(さいびょう)施設で海苔網に種を付ける作業をいたしました。その後大きな冷凍庫で一時ストックしていた種網(たねあみ)を、9月末から4~5日かけて松島湾の浮上いかだへ張りこむ作業に取りかかるのです。
今回のレポートは、9月中旬に行った陸上採苗の作業現場の様子です。
今年は例年に比べ残暑が長引いた影響で、9月になっても海水温が下がらず、やむなく深夜に陸上採苗の作業をすることになりました。

星のり

↑上の写真は、海水温を19度に設定した冷水機で海苔種胞子を熟成させています。

↓胞子が熟して種が出やすくなったのを確認し、採苗機用の水槽へ移動します。

星のり

↓冷水機から引き上げ、採苗機用(水車)の水槽に設置された種貝

星のり


星のり

↑水車に網を巻きつけて固定していきます。1つの水車につき、網を100枚巻きつけます。そして水車が回転し下部の水槽を通過すると網に胞子(種)が付着していく仕組みです。
草木も眠る、丑三つ時・・・深夜2時の作業です。

星のり

↓3~5分間隔で網の糸を切り、顕微鏡で何個付着したかを確認し種付けます。
胞子の付着数は、100倍視野(0.9㎜)で10~20胞子。

星のり


星のり

深夜12時からの採苗作業・・・、ちょっと一息と思ったら、もう夜明けでした。

星のり

↑水車を10分程回転すると胞子が満遍なく網に付着します。

↓水車から網をはずし、網は海での育苗時期まで冷凍庫で休眠に入ります。

星のり

松島湾での海苔種育苗も海水温低下をじっと待ち、ようやく23度にまで下がってきてくれたところでの作業です。冷凍庫で眠っていた海苔の胞子は、初めて海へ出て、胞子から海苔の葉に成長します。今年も海苔の種網を松島湾へ浮かべられることが出来ましたのも、皆様のご支援のお陰でございます。大変感謝いたしております。

今回使用した浮上いかだ支柱は、8月末にご出資者方々のお手伝いで出来上がった支柱です!おかげさまで、今松島湾でしっかり役目を果たしてくれております。育苗作業に間に合い、本当に助かりました。猛暑の中での作業ありがとうございました。

次回は、その浮上いかだが種網をしっかり押さえてくれている様子をお伝えいたします。

星のり店 星 陽子


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