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被災地からのレポート2012年10月3日 11:44

海苔種の育苗(いくびょう)作業開始!

御出資・応援して頂いております皆様へ。

9月29日 例年より数日遅れましたが、海苔種の育苗(いくびょう)作業が始まりました!
 9月中旬に陸上採苗(さいびょう)施設で海苔網に種を付ける作業をいたしました。その後大きな冷凍庫で一時ストックしていた種網(たねあみ)を、9月末から4~5日かけて松島湾の浮上いかだへ張りこむ作業に取りかかるのです。
今回のレポートは、9月中旬に行った陸上採苗の作業現場の様子です。
今年は例年に比べ残暑が長引いた影響で、9月になっても海水温が下がらず、やむなく深夜に陸上採苗の作業をすることになりました。

星のり

↑上の写真は、海水温を19度に設定した冷水機で海苔種胞子を熟成させています。

↓胞子が熟して種が出やすくなったのを確認し、採苗機用の水槽へ移動します。

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↓冷水機から引き上げ、採苗機用(水車)の水槽に設置された種貝

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↑水車に網を巻きつけて固定していきます。1つの水車につき、網を100枚巻きつけます。そして水車が回転し下部の水槽を通過すると網に胞子(種)が付着していく仕組みです。
草木も眠る、丑三つ時・・・深夜2時の作業です。

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↓3~5分間隔で網の糸を切り、顕微鏡で何個付着したかを確認し種付けます。
胞子の付着数は、100倍視野(0.9㎜)で10~20胞子。

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深夜12時からの採苗作業・・・、ちょっと一息と思ったら、もう夜明けでした。

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↑水車を10分程回転すると胞子が満遍なく網に付着します。

↓水車から網をはずし、網は海での育苗時期まで冷凍庫で休眠に入ります。

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松島湾での海苔種育苗も海水温低下をじっと待ち、ようやく23度にまで下がってきてくれたところでの作業です。冷凍庫で眠っていた海苔の胞子は、初めて海へ出て、胞子から海苔の葉に成長します。今年も海苔の種網を松島湾へ浮かべられることが出来ましたのも、皆様のご支援のお陰でございます。大変感謝いたしております。

今回使用した浮上いかだ支柱は、8月末にご出資者方々のお手伝いで出来上がった支柱です!おかげさまで、今松島湾でしっかり役目を果たしてくれております。育苗作業に間に合い、本当に助かりました。猛暑の中での作業ありがとうございました。

次回は、その浮上いかだが種網をしっかり押さえてくれている様子をお伝えいたします。

星のり店 星 陽子


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