LIVING IN PEACE BLOG

Chance Maker マンスリーニュースレター2011年7月10日 00:42

Chance Maker マンスリーニュースレター vol.6

チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第6号(2011年6月号)をお届けします。
平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第6号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)LIPメンバーからのメッセージ
第6回 クッキー
(3)活動報告1 「第1回キャリアセッション」
(4)活動報告2 「第1回筑波愛児園スタディツアー」
(5)今月の記事 『The Economist』
(6)ニュースレター バックナンバー公開開始のお知らせ
(7)今月の愛児園ニュース
(8)LIPメンバー募集のお知らせ 



(1)寄付の状況

寄付者数     71名
寄付金総額   488,000円
※5月の寄付金 99,000円
(※2011年5月31日現在)

 

(2)LIPメンバーからのメッセージ

第6回 クッキー
 
私がLIPの活動を始めた経緯は、現在の支援先である筑波愛児園を初めて訪問した時「楽しかった!またこの子どもたちに会いたいな!」と感じ、あまり深く考えずに活動への参加を決めたのが正直なところです。始まりはそのような軽いノリでしたが、気付けば活動を始めて1年半も経っていました。その過程で、昔は知りえなかった子どもたちが抱える問題を目の当たりにすることにはなりましたが、結局のところ、今も毎月子どもたちに会うのが楽しみで、終わった後は会えてよかったなと思えること、それがLIPを続ける上で一番のモチベーションとなっています。今関わっている子どもたちが大人になったら、一緒にご飯食べたり、呑みに行ったりできるような関係を築くことが目標です!
 

(3)活動報告1-5月22日(日)「第1回キャリアセッション」

これまで、子どもたちとは月一回のペースで食事会を半年間重ね、関係作りをしてきましたが、今回初めて、筑波愛児園の中高生を対象にキャリアセッションを開催しました。また、これまでのセッションはつくば周辺で行ってきましたが、今回は社会勉強も兼ねて子どもたちを東京に招くことを試みました。セッションでは、LIPメンバーの職業についてクイズ形式で考えてもらい、子どもたちに様々な職業について知ってもらう機会をつくりました。途中、子どもたちが自発的に場を盛り上げてくれることも多く、終始リラックスしたムードで会を進めることができました。当日同行してくださった愛児園の職員の方にも好評でした。今後も楽しみながらできるセッションを開催していく予定です。
 

(4)活動報告2-6月5日(日)「第1回筑波愛児園スタディツアー」



6月5日(日)Living in Peace 教育プロジェクト主催 児童養護施設 筑波愛児園スタディツアーを開催しました。 第1回目の今回は、今後定期的にスタディツアーを行っていくために、これまでLIPが開催した「Chance Maker Night」と「Chance Maker Hour」にご参加いただいた方の中から希望者を募り、開催致しました。参加者6名と共につくば駅から20分ほどバスに揺られ、筑波山の麓に位置する愛児園に到着すると窓から子どもたちが手を振って迎えてくれました。子どもたちと同じ昼食をいただき、園長先生、統括主任(H.K)先生と懇談させていただきました。児童養護施設が抱えている課題やとりまく状況をお話いただき、スタディツアー参加者との意見交換や質問に丁寧に応じていただきました。その後の施設内見学や子どもたちとの交流を通し、児童養護施設が直面している課題がより身近なものであると気付くきっかけとなりました。
 
次回号では参加者からの感想をご紹介いたします。ご期待ください。また、今回の参加者や施設側のご意見を取り入れ、今後も引き続き児童養護施設スタディツアーを企画して参りたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
(5)今月の記事



今月はイギリスのビジネス誌『The Economist』から、寄付の在り方について考える記事を紹介させて頂きます。
http://www.economist.com/node/18679019
 
この記事は「従来の寄付は本当に役に立っているのか?」という問題を投げかけ、慈善活動(philanthropy)やその活動を行う人々(philanthropist)に対して、記事内で紹介している3冊の関連書籍からの引用も含めて、以下の批評をしています。
 
●“役に立つ”寄付をするのは、お金を稼ぐより難しい
世界トップクラスの資産を持つアメリカの著名投資家、ウォーレン・バフェットは「お金を稼ぐより、そのお金を役立つよう寄付することの方がはるかに難しい。」と断言し、その理由を「ビジネスでは実行可能なプランを遂行すればいいが、慈善活動は “モチベーションを失った都市部の子供への教育法”や“地方の貧困の撲滅”という、本質的に難しい問題に取り組んでいるからだ」としています。
●誰のための寄付か?
寄付は往々にしてその活動に携わる人たちの精神的な自己満足に終わってしまい、実際にどれくらいの効果があったかのチェックがほとんどなされていません。「意味のあるものにするためには、心と同時に頭も使って考えるべき」と指摘しています。
●目標設定の大切さ
記事では最後に「多くの慈善活動参加者や非営利団体は、目標設定や過去の反省を怠っているが、これを行うことによって緊急かつ重要な問題においても大発展が遂げられる」と提言しています。
 
記事を読んでいて、私たちLiving in Peaceにとっても非常に示唆が多い内容だと感じました。特に「誰のための寄付か」は私たちの活動でも常に重要なポイントです。メンバーだけで議論をしていると、子どもたちや施設の職員の皆さんが本当に必要としていることとのズレが生じる可能性もあるので、常に彼らとコンタクトをとりながら進めることを心がけています。(Aotearoa
 


(6)ニュースレター バックナンバーの公開開始のお知らせ

2010年12月より、Chance Makerにご登録いただいている方を対象に、このChance Maker Newsletterを毎月お送りして参りましたが、今月より、そのバックナンバーをLIPサイトにて公開させていただくことといたしました。

ニュースレターの情報を公開することにより、寄付をこれから検討してくださる方を含めたより多くの皆様に私たちの活動について知っていただき、施設の子どもたちの養育環境の改善につなげていきたいという思いから、バックナンバーを公開することといたしました。バックナンバーは今月より順次公開して参ります。これを機に、より一層皆様に楽しみにしていただけるような情報をお伝えして参りたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

 

(7)今月の愛児園ニュース

今月から、Chance Makerの皆様にご支援いただいている愛児園の出来事や子どもたちの様子について、お届けして参ります。
 
『施設の移転改築が大きく前進!』
Chance Makerを通じて皆様にご支援いただいている筑波愛児園の施設の移転改築事業について、愛児園より嬉しいお知らせが届きました。施設の移転改築について交渉が難航していた地域の同意書をついに得ることができ、順調に進めば平成25年度内に移転を終えられる見通しが立ちました。施設の移転そしてグループホームへの改築により、子どもたちはより家庭環境に近い少人数の施設で暮らすことが可能になり、また、職員の人数も増やすことができるため、養育環境の大きな改善が期待できます。LIPではこれからもChance Makerを通じて、移転改築事業の支援を続けて参ります。皆様の引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
 

(8)LIPメンバー募集のお知らせ

LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。
見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。
 http://goo.gl/de2nr

このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。


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