LIVING IN PEACE BLOG

勉強会・セミナー2011年6月21日 10:21

テクノロジーと手触り感の二面性-「マイクロファイナンス現地視察報告会」開催報告 前編

曇り空を舞台にして、アジサイたちが色とりどりの共演を繰り広げています。
みなさん、こんにちは。
LIPマイクロファイナンスプロジェクトの高橋です。

今回は、次回とニ度に分けて、18日に開催された「マイクロファイナンス現地視察報告会」についてお伝えします。

当日は、雨天にもかかわらず多くの方にご来場いただき感謝いたします。
なお、当日の様子はこちらからもご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/recorded/15454815

報告会は、代表の慎による私たちの活動の紹介から始まりました。
LIPは、機会の平等を通じた貧困削減、また、パートタイムによる事業モデルの創造を主軸に国内外の課題に取り組んでいます。

私たちは専従職員を持たない団体ですが、技術革新がこの形態を可能にしていると言えるでしょう。電子メールを始めとしたオンライン上でコミュニケーションの普及が私たちのような活動形態を生み、発展をさせています。このような技術により、メンバーは、活動する時間帯、時期をそれぞれが調整することができ、また、海外とのやりとりも以前よりずっと簡単になりました。

しかし、私たちがそれと同じくらいに大切にしているもの、忘れてはならないものは、慎の言葉にあった「手触り感」だと感じました。

日本でもマイクロファイナンスに関わる機関が増え、大手の金融機関も参入するなかで、この感触は、LIPの特徴といえるかもしれません。金融の専門職等に就くメンバーも含め、皆がパートタイムの立場や時間、そして知識を有効に使うことで、定期的に発行されるモニタリングレポートは十分なクオリティを維持しています。しかし、このクオリティは、私たちが現地マイクロファイナンス機関との電子メール上のやりとりだけではなく、互いの国を継続的に訪問し信頼関係を積み重ねていることにもよるでしょう。

テクノロジーと手触り感、相対するような二つは、実は私たちを支えています。
そして私たちは、この二つにそれぞれの情熱を添えて、この時代が抱える課題の解決と好ましいと信じる未来へ進んでいきます。

lip-cambodiaflower

さて、次回は、メンバーによる訪問先での様子についてお伝えします。



*特定非営利活動法人LIVING IN PEACE(LIP)は特定のファンドの勧誘、募集・売出し等の取扱い行為は一切行いません。。
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.