※二十歳未満の方に対しては、酒類の販売は致しません。
 

送料込熨斗・ギフト可

内容
酒一筋 純米吟醸 金麗（720ml）×1
赤磐雄町（720ml）×1
 

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雄町米を復活し、精魂込めて醸した幻の酒

幻の米 雄町米

　日本酒の旨さは、原料米で決まります。
「雄町米(おまちまい)」は大粒で心白が大きく軟質で麹のはぜこみがたいへん良く、昭和初期には「品評会で上位入賞するには雄町米で醸した吟醸酒でなければ不可能」とさえ言われていました。

     そんな雄町米が“まぼろしの米”と言われるようになったのは、草丈が1.8メートルほどにまで成長するため強い風に弱く、病害虫にも弱いため、栽培にた いへんな手間がかかり、戦後の機械化優先の農業には不向きとされたためです。農業が近代化されるに従って雄町米は栽培面積が減り、一時は6haにまで落ち 込みました。しかし、昭和40年代後半、『良い米で本当の酒を』と決心した利守酒造四代目・利守忠義は、かつて“酒米の帝王”と呼ばれた雄町米の中でも最高とされた軽部産・雄町米の復活に乗り出しました。



　利守をはじめ様々な人々の努力により、雄町米から純米「酒一筋」が生まれました。昭和59年には「酒一筋・純米大吟醸赤磐雄町」が、全国 新酒鑑評会金賞の栄誉を獲得したのを皮切りに数々の賞を受賞し、「酒一筋・赤磐雄町」はその評価を不動のものとしました。“まぼろしの米”の復活に間違いのなかったことを確信した忠義は、その後も雄町米の普及に尽力し、現在では自社田での栽培を増やしています。因みに雄町米の藁は、備前焼を焼く際、作品を巻く為に大変重宝がられています。これは作品を置く棚や他の作品との接触による損壊を避けるためです。また焼成した際、巻かれた部分がきれいな緋襷（ひだすき）の赤い線になって表れたりもします。
※赤磐雄町（あかいわおまち）は利守酒造の登録商標です。


 

備前焼大甕（かめ）での仕込み

桶での酒仕込みが始まる15～16世紀まで、酒は甕（かめ）で造られていました。幻の米「雄町米」（赤磐産）を復活させ、『本物の酒』を志す利守酒造が次に目指したのは、この500年前と同じように大甕を使用した酒造りでした。もちろん、その大甕は本場岡山の備前焼、造りも昔のままで――。



　大甕による酒造りには、従来にはない数々の苦労がありました。上薬を塗らない備前焼には細かい穴が空いているので、甕の洗浄に洗剤は使用できず、お湯しか使用できなかったり、甕の細かな気泡から漏れてくる酒に対応したり――。しかし、これまでにはない手間をかけて醸した昔造りの大甕仕込みの酒は、上質の酸と赤磐雄町米が生み出す旨味とが上手く手をつないだ、豊かな風味に仕上がりました。この備前焼大甕で醸した酒が「酒一筋・天下人（てんかびと）」です。
 

赤磐雄町

幻の米と呼ばれる”雄町米”（おまちまい）を使用し、精魂込めて醸した純米大吟醸酒です。
口中で広がる”雄町米”ならではの旨味をご堪能下さい。



原料米：雄町米、精米歩合：40％、日本酒度：+4、酸度：1.3、アルコール度：15度以上16度未満"


 

酒一筋 純米吟醸 金麗

雄町米”の旨味を十二分に引き出した味吟醸。
すっきりとした味わいの中にも、しっかりとした米の旨味がある、備前の銘酒をお楽しみください。



原料米：雄町、精米歩合：56％、日本酒度：+3、酸度：1.6、アルコール度：15度以上16度未満

作り手のご紹介

利守酒造株式会社

「地米・地の水・地の気候と風土」で醸してこそ、地酒は真の地酒たりうるのだと利守酒造は考えます。地米である「雄町米」を復活し、「雄町米」の旨味を十二分に引き出せる酒造り。一杯目よりも二杯目、二杯目よりも三杯目と飲んだ時に旨いと言って頂ける酒を醸して行きたいと考えます。



◆沿革
1868年 創業
1955年 法人設立

◆受賞歴
赤磐雄町
・Premios CINVE  Awards　Sakes
　　　2022　Grand-Gold
　　　2021　Grand-Gold
　　　2020　Grand-Gold　
・Kuramaster　
　　　2019　Gold

　　　
酒一筋 純米吟醸 金麗
・Kuramaster　
　　　2022　Gold
　　　2021　Gold
　　　2020　Gold
　　　2019　Plutinum
 

 

商品詳細

商品名	利守酒造 「雄町米」セキュリテセット
内容量	酒一筋 純米吟醸 金麗（720ml）×1 赤磐雄町（720ml）×1
原材料	米（国産）、米こうじ（国産米）
賞味期限	製造年月より1年間を目安にお召し上がりください。
保存方法	冷蔵庫または、冷暗所にて保管してください。開栓後は、お早め（1週間以内）にお召し上がりください。
製造者	利守酒造株式会社