藤田商店わかめウニファンド ファンドニュース 2012年09月

被災地からのレポート2012年9月28日 07:47

ワカメ養殖の準備

只今、今シーズンのワカメ養殖の準備に追われております。

砂利を買い、土嚢袋に詰め、養殖いかだを動かないようにするためのアンカー代わりに使うためです。

5,6年前までは、全て手作業で行っていたため、大変な作業でしたが、今はフォークリフトを使って詰めるので

だいぶ楽になりました。

ど賞

震災前は、藤田商店として、1シーズンで、トラック5台分、約1200個を詰めておりましたが、

今年は、国の補助事業で、土嚢の代わりにコンクリートブロックを只今海に投入しているので、

土嚢の数がだいぶ減って助かります。

とりあえず300個詰めて終了しました。

土嚢だと袋が破れると使い物にならなくなります。

ブロックは、2年に一回くらい、潜水でロープのつなぎめを確認し、ダメなときは交換する位なので、あまり手間がかからないこと、

津波などが来なければ一回海に沈めれば動くことが無い事、土嚢のように毎年詰める必要が無い事が利点です。

来年からは、仕事の能率が良くなる予定です。

 

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被災地からのレポート2012年9月25日 06:19

藤田商店さんの倉庫もできました!


被災地応援ファンド応援団の山田です。

八木澤商店さんに続いて、
8月から新たに応援ファンドの募集を開始した
気仙沼・藤田商店さんの近況をお知らせします!

藤田商店さんの仮工場はすでに出来上がっていますが
藤田さんはご自宅も、その隣にあった倉庫も、工場も、
すべて津波で流されてしまっているので、これから本格化する
わかめ作業に向けてはまだまだ準備が必要になります。

※仮工場の様子はファンド立上げ以前に伺ってますのでこちらをどうぞ
 http://yamada.da-te.jp/e504309.html


それで先日、八木澤商店さんに行った後に、
そのまま気仙沼の藤田さんに会いに行ったら、
新しく建てたご自宅がもうすぐ完成するというところでした。

なんといっても、やっぱり生活の拠点は大事ですから
早いうちにご自宅が出来上がって本当に良かったですね。


で、そのご自宅の隣に、倉庫も建設していました!



仮工場はあっても、倉庫はまた別に必要になるんですよね。
ここに、発送に使う発泡などの包装資材や、漁具などを
保管しておくんだそうです。





これでいよいよ体制も整ってきたでしょうか。
10月からワカメ作業も始まりますから忙しくなりますね。


そしたら、現場の工務店さんに混ざって、作業する人の姿。。。





あ、藤田さんのお父さんじゃないですか!!
そうです、こちらが藤田商店さんの社長さんです。


何してるんですか?と聞いたら、
建築現場で使うコンクリの残りを、
飲み終わった使用後の紙パックやペットボトルに詰めて
ワカメの養殖に使う「重し」を作っているところだそうです。
(これで養殖ロープを沈めて高さを微調整するとのこと)



なるほど、これは漁師の知恵ですね~。
こういう細かいものも一から作る必要があるんですね。

わかめ作業が始まったら、また現場にお伺いして
その様子をレポートさせていただきたいと思いますので
どうぞお楽しみに!!


ということで最後は、藤田さんを親子でパシャリ☆



ちょっと強面ですが、心優しい素敵な親子です(^^)v


藤田商店わかめウニファンドは只今100人を超えて
絶賛受付中ですので、ぜひ一緒に応援しましょう!!
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=327



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被災地からのレポート2012年9月23日 19:11

祝。100人

藤田商店を応援してくださる方が100人になりました。

本当にありがとうございます。

全国の皆様より、頂いている頑張れという気持ちを励みにますます頑張っていきたいと思います。

本日、道の駅川崎の被災地応援復興市を終え、帰ってきました。

大勢の皆様に来場いただき、本当にありがとうございました。

本日は、曇りと雨で売上的にはぼちぼちでしたが、地元川崎の人や、秋彼岸で帰省の皆様など、いろいろな人に出会い、

刺激を頂き、今後の励みにしようと思いました。

ワカメも本格化してきます。今年は個人での収穫となります。

初心に戻り、少しでも多く、良いものを収穫出来るよう頑張りたいと思います。

今後とも、当店の応援よろしくお願いいたします。

藤田商店

 

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被災地からのレポート2012年9月20日 11:15

9月22、23日、道の駅川崎の被災地復興応援セールに出店します。

9月22,23日に岩手県の道の駅川崎で開催される、被災地復興応援セールに当店も出店します。

道の駅川崎では、被災地の復興を応援しようと、道の駅にテントをはり、被災地の商店などが商品を販売するスペースを設けてくれて、

応援を後押ししてくれています。テナント料も、被災地応援ということで、無料でやって頂けます。本当にありがたいです。

今回で3回目の出店となり、少しは私もなれてきたと思います。

前回出店の時、地引網で毎年来て頂いていたお客さんが、出店を聞きつけて、一関からわざわざ来て頂きました。

道の駅川崎

震災後は、自宅もわかっていたので、みんな流されたと思っていたと、涙ながらに再開を喜んでくれました。

 

当店の他にも、大島から島っこ市さんや、大船渡おさかなセンターさんや、大船渡漁師のカキ小屋さん、祥丸水産さんなどが出店致します。

当店も含め、ワカメや、クキワカメ、昆布やふのり、まつも、トロロといった海草系から、焼き立ての殻付きカキ、ツブ、サザエやいかぽっぽ

生イカや、サンマなどを販売いたします。

漁師のカキ小屋

地元の花を栽培している方たちは、秋彼岸切り花コーナーで、たくさんの種類の花束なども販売いたしております。

道の駅川崎の中でも、とれたて野菜をはじめ、団子やがんづき、おこわや、パン、惣菜なども販売しております。

一関と気仙沼の中間地点にありますので、お近くにおいでの際には是非、寄って行ってください。

 

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被災地からのレポート2012年9月18日 08:16

広報誌に載ってます。

 兵庫県明石市の9月の広報誌に私が載ってます。

先月、明石市の市役所職員が、震災の時の話や、復興にあたり問題点や、再起にかける思いなどを

聞きに来ました。1時間位でしたが、明石市と、私の住む、階上地区との接点なども見つかり、

いい勉強になりました。

 

 

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被災地からのレポート2012年9月12日 07:26

藤田商店お店紹介

藤田商店です。

先日初ブログを投稿したのですが、長くなってしまい、当店の紹介が載せられませんでした。

当店は、震災前は、夏のシーズンはお伊勢浜海水浴場という所で海の家「かもめ食堂」を経営しておりました。

ホタテ焼き

その海水浴場を使って、地引網体験などもしており、地引網でとれた魚などを自分たちで調理し、

みんなでお昼を食べたりして頂いておりました。

まんぼう

ちなみに、地引網に迷ったマンボウの子供が入ったこともありました。

6月からはメインのウニの発送、塩ウニという、ウニの塩辛づくりが本格化します。

当店では、殻つきで食べるだけにして発送しますので、大変好評でした。

保存料、ミョウバンなどを使わないため、ウニ本来の味が楽しめます。

関西方面までは、生きている状態で届いているはずです。

トゲが動いていてビックリされました。

塩ウニも、保存料などは使わず本来のウニの凝縮した味を楽しめます。

ウニ

秋には、秋サケを網でとり、全国発送したり、いくらのしょうゆ漬けや新巻きサケと言う塩サケなどの

加工も手掛けておりました。

冬は11月~1月までは決まった日にアワビをとったり、

アワビ

タコかご漁でとったタコを、煮タコとして、全国の市場や、一般家庭、地元の人などに販売したり、

生タコ

煮タコ

ホタテや、タコ、カキやワカメなどの海産物のセットをお歳暮セットとして、全国発送しておりました。

1月からはメインのワカメの養殖の収穫作業が5月まで続きます。

ワカメに関しては、種が見え始めてきているので、随時成長をブログで更新していきたいと思います。

これに、一年を通して、網漁をして、アイナメや、タナゴ、カレイやヒラメをとったりしております。

春になると、ふのりや、マツモ、ヒジキといった磯草の開口が開かれます。

ウニや、アワビ、ふのりやマツモに関しては、毎日採ることが禁止されています。

漁協から何日~何日までとっていい日ですよ、とか何日の何時~何時まで良いですよと

連絡が来てはじめてとれます。それを地元では開口日と言います。

ざっくりですが、当店の一年間の流れを書いてみました。

震災後はだいぶ状況が変わってきましたが、今年に入り、タコも1トン位、とったり、買い付けしたりしております。

サケも採れ始めると思います。

今後は魚たちの写真もたまに載せていきたいと思います。

今朝、ワカメの種を見に行ったら、目が出始めていました。

肉眼で見えるか見えないかだったため、写真にはおさめてきませんでした。

近いうちにupします。

 

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被災地からのレポート2012年9月8日 13:02

藤田商店です。どうぞよろしくお願いします。

宮城県気仙沼市の藤田商店です。


当店も3月11日の東日本大震災により、自宅、加工場、車、船、

そして、ワカメの最盛期であった養殖いかだ、原料を保存していた冷凍庫など、

全てを津波により、全壊、流失してしまいました。


震災後、始めは仕事がどうこうというより、私の住んでいた自治会が、建物1つ残さず完全流出、

高台にあった避難所も流され、300人中100人が亡くなるという、被害が大きかった地区でしたので、

始めの2か月は、生存者、けが人の搬送から始まり、遺体の収容、遺体捜索等、

自分の事を考える余裕もない毎日に追われていました。


気仙沼は警察署も流されてしまったため、とにかく、地元消防団、若手が中心となり
活動しておりました。

そんな中、電話がつながり始めてからは、全国のお客様や、多くの方より励ましと支援を頂き、

「他の店の物は買わないで待ってるからね」

「藤田さんのワカメが出来るまでワカメは食べないから」

「はやくあの生きているウニ食べたいな」など、

とにかく少しでも早くお客さんたちに藤田商店の海産物を食べさせたいと強く思うようになりました。

 

しかし、今まで、自分で捕ったもの、地元で取れた水産物を買い付けし、

取り扱っておりましたがので、地元の海のものが取れ始めるには2,3年かかるだろうなと
思っておりましたが、まさか翌年にワカメの収穫が出来るとは夢にも思いませんでした。

昨年のちょうど6月頃、セキュリテ被災地応援ファンドの事を知り、説明を受けました。

その時は、水産物がいつ頃取れ始めるかわからない中、投資家の方々より投資して頂くのは、

当店の理念に反していると言う事で辞退させて頂きました。

しかし、今年はワカメがとれ、タコが取れ始め、秋にはサケも戻ってくる予定です。

冬にはアワビを捕り、春にはワカメやふのり、マツモなどの海藻も取れ始めます。

少しずつですが、地物の海の幸も取れ始めたので、当店の新しい出発と共に、

ファンドの参加を決めさせて頂きました。

そして、地元漁師、海産物の早期の復活、当店の頑張っている姿を

見て頂くことが支援を頂いた方への恩返しになると思い頑張っております。

食の安心、安全に務め、漁師の目利きで本物の海の幸を少しでも

多くの全国の皆さんに発信していきたいと思っております。

まだまだ、商人というより、漁師な私達ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

藤田商店 

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