ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

sugi2018年2月25日 13:30

既存の金融システムでは解決が難しいこと

今日は、元部下の挑戦についてです。
先月末募集開始したファンドの中に、ミュージックセキュリティーズの元社員が立ち上げたファンドがありました。彼は2013年、私が大阪にいた頃採用した西日本支社のスタッフでした。当社を辞めていくメンバーの中には、自ら事業を起こすために辞めていく人が少なからずいます。

そういう人たちのことを、私はすごいと思っています。
私たちは、普段の業務の中で、素晴らしい事業や事業者さんに接する機会が多くあります。事業をすることの魅力を間近に感じます。なので、起業に憧れる気持ちを抱くのは自然なことです。しかし一方で、自分で事業をすることの難しさを痛感させられる機会も多くあります。事業計画をつくった時に思い描いていた将来と、現実は必ずしも一致しません。そのために投資家の方にはリスクを負っていただいていますが、実際にうまくいかなかった時、分配金がほとんど出せないような時、その会社が倒産してしまうような時には、本当に皆がつらい経験をします。

そんな中で、彼の決断と勇気、そして起業からわずか1年余りでセキュリテの審査をクリアし、ファンドを募集するまでに成長した姿に、心からの敬意を払いたいと思います。彼の起業家としての評価が出るのは、まだまだ先のことですが、とりあえず今、頑張っていること、とても嬉しく思います。

そして今回、この記事を書いているのは、その彼、株式会社アゲルの代表取締役 大塩 智史くんの言葉を紹介したいと思ったからです。
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(株式会社アゲル 代表取締役 大塩 智史)

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「募集開始してからわずか40時間程度で314名の投資家の方から満額の1,320万円をご出資頂き、この度無事3号店を出店できることになりました。

うちは創業してまだ1年ちょっと。既に借入も行なっているため、とてもじゃありませんが銀行から1,000万円を超える追加融資を受けることは難しい状態です

しかし、今波に乗っており、スタッフも順調に集まり育ってきて強いチームになりつつある。足りないのは資金だけ。このような経営環境の私どものようなベンチャーは多いのではないかと思いますが、既存の金融システムではなかなかこの問題は解決できません

思えば5年前のあの日、カンブリア宮殿を見て「何やこれは!これやったら事業者も投資家もwin-winで素晴らしい仕組みや!」と感動して、これを広めたいと思い、入社しました。

それを今回使う側に回り、改めてこの仕組みの素晴らしさを感じました。これからは当社の一方的なwinとならないように、まずはお客様に満足頂き、そしてその結果投資家の方のwinにも繋がるように事業を行って参りたいと思います。」(大塩くんのFacebookより引用)
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彼が入社してくれた時の想いや期待を、セキュリテではもっともっと実現していかなければならないな、とあらためて感じます。
セキュリテでは、まだまだベンチャー企業や創業間もない企業のファンドは少ないです。
彼の頑張りに負けないように、私たちももっと頑張ろうと思います。

最後に、ファンド募集開始の際、彼が私に個人的に送ってくれたメッセージの中で、最後まで諦めないこと毎月必ず投資家の皆さま向けの営業報告を行うことを約束してくれたことも、ここにご紹介しておきます。もし今後、弱音を吐いたり、投資家の皆さまへの毎月の営業報告をサボるようなことがあったら、それは約束違反ですので、その時はまず私が最初に率先して怒りたいと思います。

それはさておき、近畿エリアにお住まいの皆さま、または大阪出張を予定している皆さま、
大塩君のお店は、とっても美味しく、リーズナブルに天ぷらを楽しめるお店ですので、ぜひ機会をつくってお出かけください。

<ファンドの詳細はこちら>
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