ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~

sugi2017年10月11日 14:25

行って楽しむ特典

セキュリテには、旅館やホテル、ゲストハウスなど、宿泊施設のファンドも結構あります。
多くの場合、ファンドの出資者特典として宿泊の割引特典がついています。

時々、会員の方から、「行かないと使えない特典は、(行けないので)モノをもらえる特典に変えてほしい」というご意見をいただきます。遠方にお住まいの方もいるでしょうし、様々なご事情から、行くことができないというのは、確かに分かります。

一方で、セキュリテは、出資者の方にとって、気軽に事業に出資を通じて参加し、分配金や特典を受け取る仕組みであると同時に、事業者さんにとっては、資金調達と同時にファンづくりの仕組みでもあります。事業者さんは自社の商品やサービスを知って頂くことによって、これまでその会社を知らなかった方にもファンになって頂きたいと考えています。そのためにたくさんの想いや期待をこめて、設定して頂いているのが投資家特典です。

当然、モノをつくっている会社にとっては、その商品をお贈りすることが直接ファンづくりにつながります。
しかし、宿泊施設や飲食店などのサービス業ではどうでしょうか。来れない方のために、その地域の特産のお酒や野菜などを送ることがその事業のファンづくりにつながるでしょうか。当然そうした商品は、事業者さんがわざわざ仕入れて、出資者にプレゼントする形になります。

事業とは関係ないそうしたことにお金を使い、送付の手間(普段、発送業務の無い、サービス業をしている方にとっては、特典送付の作業は、大変な負担になります)をかけるのは、事業を応援するという趣旨からすると本末転倒ですし、そもそも、お酒や野菜だったら、出資者の方が自分で好きなものを買えばいいですよね。

宿泊施設のファンドにとっては、実際に来ていただくことに、特典をつける意味があるのです。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今日は、「行って使える特典」を利用して実際に出資先を訪ねることが、とても素敵な経験で、セキュリテの醍醐味の一つですよ、ということをお伝えしたくて、こちらの記事を書いています。

◇ ◆ ◇

皆さんが、イメージしやすいよう、今日は、私が出資している「あまみ温泉 南天苑ファンド」を例に、簡単な宿泊特典体験レポートをお届けします。

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(南天苑の山﨑社長と女将さんと。ファンド資金でリノベーションをした離れ家「清流亭」の囲炉裏を囲んで)

まず、こちらのファンドですが、募集期間が1年程ありました。その間に、何度も説明会などを行い、少しずつ出資者を増やしていきました。最後は、新聞やテレビに紹介されて、一挙に満額まで集まりました。
ファンドが満額となった後は、早かったです。すぐにその資金を活用して(さらには事業者さんの自己資金も投入し)、予定していたリノベーションを行い、事業を開始しました。そして、会計期間が始まる頃、投資家特典の優待券が郵送されてきました。

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南天苑ファンドでは、ファンド期間中、何度も行って楽しめるように、様々な特典が設定されています。
今回は、その中から本館で利用できる「素泊まり券」を利用しました。2人で使えるところ、贅沢にもお一人様満喫プランで、活用させて頂きました。

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平日の夕方、ちょうど日暮れ時の空の美しい時間に、南天苑に着きました。難波から40分。天見駅を降りると自然豊かで、鳥や虫の声が響く別世界が広がっています。

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素泊まり無料券でしたが、この日は別途お願いしていた会席料理を堪能し、温泉にゆっくり浸かり、広々とした和室にふかふかの布団でぐっすり眠り、更には朝には贅沢朝ごはんもつけて、出資者ライフを満喫したのでした。

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ミーティングや説明会など、ファンドの仕事で何度も通った南天苑でしたが、実際に泊まったのは初めてでした。
泊まったのはファンドで改装した離れ家「清流亭」ではなく本館のお部屋でしたが、自分の小さな1口で、少しでもこの事業につながっているんだと思えるのは、幸せなことでした。
私はたまたま当時、大阪勤務で南天苑には近かったのですが、次は関東から家族を連れて、清流亭にも泊まってみたいと考えています。

◇ ◆ ◇

最後に。「行って使える特典」は、つまりは「ぜひ来てください」という、事業者さんからの想いと期待が込められたメッセージと同じです。
行かないから、と決めつけずに、まずはファンドのプロジェクト概要を見てみてください。そこには、これまで自分が知らなかった地域の魅力などが書かれていると思います。
もし「いつか行ってみたいなぁ」と思ったら、その時はぜひ出資してみてください。
出資をすることが、「いつか」を現実のものに変える後押しになるはずです。

(2018年5月23日 内容を一部修正)