sugi 2017年8月10日 09:01

宿題

本ブログの開設記念として行ったトークイベントでは、たくさんの宿題をいただきました。(イベントの開催レポートはこちらをご覧ください)

最も根源的なところではこちらの質問です。

「『SDGsをインパクト投資の審査や効果測定の評価基準に組み入れていく』検討をされているとのことですが、具体的にファンドあるいは事業の評価にどのように反映していくのか、可能な範囲で教えて頂ければと思います。また、それ以外に、非財務的なリターンを測る取り組みを既にされていましたら、教えて頂けますでしょうか。」

この質問は、イベントのお申し込みフォームにご記入いただいたものですが、古くて新しいとても難しい課題です。

実は、2009年に「日本初のマイクロファイナンスファンド」として「カンボジアONE」を募集した時、ファンドの正式名称は、「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド『カンボジアONE』」で、英名は、「LIP Microfinance Fund for MDGs」としていました。MDGsは、SDGs以前の開発目標でミレニアム開発目標と言われるものです。

つまり、セキュリテ立上げ当時から、私たちはSDGs的な価値観をとても大切にしていました。イベントの最後、小松も言っておりましたが、これまでも審査においてSDGs的な観点はみてきました。「共感性」につながる部分です。ただ、それは多くの場合、定性的なもので、ファンドのプロジェクト概要の文章やファンド設計の中で反映されるもので、一般の方が投資する際に、何か定量的な形で見えるものではありませんでした。また、ファンド実施後のインパクト評価も、まだまだこれからです。
今回、あえて公言することで、今後の実現に向けて、自分にプレッシャーをかけたいと思っています。

ところで、
「最近マイクロファイナンス貧困撲滅ファンドが組成されない理由を教えて頂きたい。」

というご質問もいただきました。
理由の回答はさておき、大変お待たせしました。次のファンドが間もなくご紹介できそうです。
もう少し整いましたら、ここでもいろいろ書かせて頂きたいと思います。

さて、その他には、
・セキュリテ大忘年会をする
・セキュリテモニターを募集する
・9月に熊本被災地応援ファンドのセミナーをする
・ブログは週に1回は更新する 

等々の宿題が残りました。大忘年会は、現在、場所を当たっております。200人ぐらい入って、交通の便がよくて、ケータリングの他、食材の持込や簡単な調理などもOKな、素敵な会場に、お心当たりの方がいましたら、ぜひ情報をお寄せください。
熊本セミナーは本日告知開始いたします。
その他、順次取り組んでいきますので、どうぞお楽しみに。

(ブログの更新は、早速遅れてしまいましたので、ちょっとしたことでも、小まめに発信して挽回したいと思います!)


/data/blog/archive/original/36726.jpg

会員登録はこちらから(期間限定キャンペーン実施中)
セキュリテ公式Facebook
セキュリテ公式twitter
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.