sugi 2019年7月1日 00:03

心機一転

この度、取締役を任期満了にて退任することになりました。

念のためお伝えしますと、クビになったわけではありませんし、会社も辞めません。
私の希望があり、社長の小松さんに相談し、このタイミングで役員としては一度区切りをつけました。
私にとっては、このタイミングはミュージックセキュリティーズ(MS)で10年、そして42才になったというタイミングでした。
MSにとっては、セキュリテローンチから10年、そして事業年度としては今期が第19期で、オリンピックイヤーである来年2020年が第20期、創業20年の年になります。

「働き方改革」とか「ワークライフバランス」という言葉があります。
私の場合、育った環境の影響だと思いますが、ワーク is ライフ なところがあります。
「世のため、人のため、動物のため」が口癖で、急患があれば夜中でも診療し、週末も年末年始もなく対応する、開業獣医師である父の働き方が私にとっての普通の働き方でした。
そして、日頃、私が共感し、尊敬するセキュリテの事業者さんの多くも、それに通じるものがあります。
特に、ファミリービジネスと言われるような小さい事業だと、それが自然なことなのだろうと思います。
私が入社した頃のMSも、社員は10人ぐらいで、まさにそんな感じでした。
とにかく夢中で働いてきた10年だったと思います。
気付けば社員も40人を超え、自分の家族を持つ人も増えました。
じわじわと、私も自分のワークとライフのバランスのとり方を、チューニングしたいと考えるようになりました。

私は今、海外事業を担当しています。
まだ事業は開始していませんが、今年の4月にはペルーにMusic Securities Peruという新会社もつくりました。
インパクト投資が求められる市場を見渡した時、それは全世界に広がっています。
セキュリテの次の10年、そして私の次の10年を考えた時、私は海外を主たるフィールドに据えていきたいと考えています。

先日、日経電子版のストーリーで私のことを取り上げていただきました。
軽い気持ちで受けた取材ですが、取材を通じて、自分の半生とセキュリテの取り組みをみっちり振り返ることになりました。
自分の原点とは何か、働く上で今後も大切にしたい価値観とは何か、自分の軌跡でありながら、記者や編集の方の目を通して書かれることで、あらためて客観的に理解することができました。
宜しければ是非ご覧ください。
復興の地に生んだ「小さな資本市場」ー脱藩金融人がゆく(4)(日経電子版 2019年6月2日)
(なお、 この記事にも紹介されている陸前高田での音楽イベントは、来年の開催になりそうです。)

今後ですが、少し長めに有給休暇を使わせもらいながら、次のステージに向けた助走を始めたいと思います。
ワークもライフも。
このブログも、取締役になったことをきっかけに始めたものですが、続けていくつもりです。
今までより時間ができる(はずな)ので、これまで書きたいと思っていても書けなかったことなども含め、もっと書いていきたいと思います。

今後ともご支援・ご鞭撻いただきますよう、何卒宜しくお願いいたします。



追伸:早速、まずはスリランカにて、憧れのアーユルヴェーダホテルにて、心身を整えてまいります。
スリランカに向かう、羽田空港にて。
(ミュージックセキュリティーズ・杉山)
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