三陸とれたて市場ファンド ファンドニュース 2011年10月

被災地からのレポート2011年10月31日 21:30

【三陸とれたて市場】 あちらこちらが壊れたまま

かよさんの船が泊まっていた浜。ここには何十艘の船が繋がれ、ホタテや牡蠣、イカ釣りやかご漁など、のどかな景色の中にも活気ある瞬間が、毎日どこかかしこにあったところでした。


この大津波で船の大半は大破または行方不明。泊まる船も全く無い上に、岸壁が大きく地盤沈下し、水没する事もしばしば。


流出防止用の土嚢が大きく詰まれた港の一角には、うずたかく積まれた絡まりあったロープの残骸。悲壮感が漂います。


でも、東大・日本財団が共同で行ってくれた先の海底調査では、海の中は大津波で長年の疲れも洗い流され、穏やかな砂地に戻っているところが多数で、生産能力の回復が期待されます。


そんな明るい言葉を思いながらも、どうにもならない規模で壊れたこの港町に深い絶望を感じつつ、今日という日がまた過去のものとなり、新しい日の出を迎えます。


振り返ったら、後ろには、小さいながらも道が出来ていました。息を切らしながらも、途切れそうな道がつながり続けていました。


一人夜中に「ぽきん」と折れて・・・。まだまだ続きそうです。
(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/  )


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被災地からのレポート2011年10月28日 12:00

【三陸とれたて市場】 どん! 60キロの大物です。

朝、大騒ぎの後に運び込まれた本日の一品はこれ。全長1.5メートル程度もある60キロを超える大きな魚はメカジキです。


2人がかりで包丁が入れられ、手際よく捌かれていく大物。包丁の走る後にチラチラ見えるその身質は、めっちゃ旨そうとみんなで言い続ける程なのです。


輪切りにしたり、柵にしたり。そして何よりも切り落としや削いだ身などのお得な商品も続々と作られていきます。


CAS冷凍とメカジキの相性がなぜか強烈に良く、旨味が向上するのが不思議なところ。しばらく水揚げが無かったメカジキを、早く仕込みたいとみんなで待ち望んだ水揚げでした。


手際よく処理されたメカジキは、各規格に切り分けられて、順次CASで処理をされていきます。


おまかせ便に入ることもありますので、是非お刺身でこの魚の魅力をお楽しみいただければと思います。
(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/


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被災地からのレポート2011年10月19日 20:00

【三陸とれたて市場】 八木代表がNHKスペシャルに出演

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


今週22日(土)のNHKスペシャル(第一部19:30~)に、三陸とれたて市場の八木健一郎代表が出演します。


テーマは「“食の安心”をどう取り戻すか」。

(以下NHKホームページより引用 http://www.nhk.or.jp/shinsei/
「米、魚、畜産物・・・
私たちの食卓を支えてきた産地が、大震災と原発事故によって壊滅的な被害を受け、
これまでの生産、流通、消費のあり方が改めて問い直されている。


どうすれば、今なお苦しみ続ける産地を甦らせることができるのか?
そして、どんな仕組みを作っておけば、
将来にわたって「食の安全・安心」を確保していくことができるのか?


被災地の生産者たちが始めた挑戦をヒントに、スタジオで徹底討論。
「わたしたちの食」の新たなあり方を探る。」


第一部ゲスト
■永島敏行さん
■相田翔子さん
■神里達博さん 東京大学大学院特任准教授
■藤沢久美さん シンクタンク・ソフィアバンク副代表
■堤清二さん セゾン文化財団理事長
■八木健一郎さん (有)三陸とれたて市場社長

 

第二部ゲスト
■長浜博行さん 内閣官房副長官
■小泉武夫さん 東京農業大学名誉教授
■杉浦紳之さん 放射線医学総合研究所 センター長
■近澤靖英さん イオン(株)執行役
■神里達博さん 東京大学大学院特任准教授
■藤沢久美さん シンクタンク・ソフィアバンク副代表
■岩本裕 解説委員


どうぞ、ご覧ください。

 

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被災地からのレポート2011年10月11日 10:30

【三陸とれたて市場】 大型冷蔵庫CASの設置作業も順調

タクシー1台!のノリでバックフォーが呼ばれ、突如造成が始まった「CAS冷凍機室外機」の設置作業も、連日の作業により、その姿が日に日にあらわになっていきます。


コンクリを打っていたら間に合わないと、固まる砂利が放り込まれ、ならされたら機械がどんどん入り、配管作業に平行して、室外機の建屋作りも進んでいきます。


当社がいつもお願いしている地元の冷凍庫屋さん、CAS製造元ABI社の応援、そして船を流した漁師さんみんながこの場所に入り乱れて、それぞれの仕事に励んでします。


「おぅ、漁師にもう大工をさせるなよ いい加減飽きたど」つい先日までこんな会話が飛び交っていたのですが、CASの工事となれば話は別。だれよりも欲しかったこの機械のためなら、大工工事だろうが大雨だろうが何でもいい話。


いっぱいいっぱい夢を見ながら、ここから始まる小さくて大きな一歩を、みんなが楽しいでいるのです。いつ動くんだぁ 早く動かせ~ あばら家に笑顔がこぼれます。


(三陸とれたて市場HPより引用: http://www.sanrikutoretate.com/tayori/?num=1002


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