三陸とれたて市場ファンド ファンドニュース 2013年04月

被災地からのレポート2013年4月11日 10:00

漁業を根底から強くする!

 

陸のカッパ暮らしが2年近く続いた漁業者達も、春を前に自らの春を迎えるかのごとく海に戻っていきました。


でも、決してそれは順風満帆なものではなく、幾多もの問題を抱える危ういものでもあるのです。 魚価安、魚食離れ、漁具資材の暴騰や燃料の高騰・・・。数え上げれば凹むだけです。


だからこそ、全てを失い1から作り直すこれからの漁業の形は、これまでのあり方をただ単に元に戻す復旧であってはならないと考え、定住再生産が可能な形への舵きりをゆっくりとみんなで行っているところです。


漁業者が不便に思うこと、問題を感じるところ、効率が見込める方策などを自らの事として聞き出して、解決策を模索します。


この場所で、科学技術振興機構の研究事業が始まります。


衛星からの水温分布図、水深200mの水温変化、潮流予測や気象情報が全て船の上で確認できる。そんな漁業支援サービスの確立を目指し、実証実験がスタートします。


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被災地からのレポート2013年4月11日 10:00

第一弾新施設完成間近!

 

どこもかしこも砂利や残土が山と積まれて、さながら採石場の様になってしまった町があった場所のはずれに、この数日ニョキニョキ伸びていく白い建物が目立っていました。


天井高は危うく6メートル。50坪のサイズで建てられているのは、海チーム「三陸漁業生産組合」が整備を進める浜の生産拠点、漁具資材置き場と簡易荷裁き場なのです。


いつまでも同じ敷地にいればいいじゃん!と声を掛けていたのですが、「我が城をしっかり整備して、お客様に喜ばれる商品を作る拠点施設にしたい。」とのことで、当社から歩いて3分ほどの場所に作り始めたのです。


建物の裏側は直ぐに防潮堤。これだけの被害を受けながらも、やっぱり海の近くでなければ支障が出るのがこの仕事の常。


それでも海抜が10m弱はあるので、海抜からちょっとしかない岸壁に建てるよりかは幾分安心できる状態なのかなと。


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