三陸味処三五十ファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2011年12月15日 10:30

【三陸味処三五十】 来年春から夏の再開を目指して 現在の進捗状況

ミュージックセキュリティーズの神谷です。
三陸味処三五十(みごと)の大杉社長に、事業の進捗状況をおうかがいしました!


三陸の食材をつかったおもてなしを


三陸味処三五十は、岩手県山田町で地産地消をモットーにした営んできた飲食店です。和洋中100種類を超えるメニューのほか、各季節の旬の食材を活用したメニューを提供していました。

 

町の人の日常利用や冠婚葬祭、ロータリークラブなどの会合に利用されていたほか、山田駅前に立地していていたこともあり、観光客の方にも多くご利用いただいていたとのことです。

 

当初は東京の食べ物を山田町で提供するようなお店で、東京の料理が食べられるということで、町の人にも喜んでいただいたそうです。最近は観光客の方の利用も増えたため、素材を生かしながら、きちんと調理をした料理を提供して、「おもてなし」を心がけられていたそうです。

 


[改装前の三陸味処三五十。隣の「きたろう」は洋食屋さんとして経営]

 


[両店を統合したリニューアル三陸味処三五十]


山田町を今まで以上に元気に 来年の春から夏の再開を目指して


賃貸契約での営業から心機一転、土地を購入しお店も統合してスタートしたのが平成19年。3月11日の東日本大震災によって、山田町は数日燃え続け、わずか3年でお店も全焼、全壊となってしまいました。

 

 

[震災時の町の様子]

 

観光協会会長としての顔ももつ大杉社長は、「また山田町を元気にしたい、多くの方に訪れていただきたい、そして、来てくださった皆様に、三陸の一流の食材を召し上がっていただきたい」という気持ちから、2011年夏に、自宅の1階を厨房に改装し、仕出し弁当の受注や天然の海藻であり、たくさんの栄養素を含んでいるものの未利用であった「アカモク」を佃煮ににして、販売しています。


アカモクの佃煮は、「岩手県ふるさと食品コンクール」で最優秀賞を受賞し、幸先のよいスタートを切ることができました。現在は、大手の流通会社のおにぎりの具としてアカモクが使えないか、相談されているようです。


また、年明け1月から2月をメドに、中小企業基盤整備機構が建築する建物に入居する予定とのことです。合わせて、3月から4月には駅前の跡地に仮店舗を出せないか模索されているそうです。何と、店舗図面までできているとのことです!ただ、「町の動きが現在止まっているようで話が進んでおらず、何店舗もの事業者が戸惑っている状態とのこと」です。

 


[店舗図面]

 

そのようななかで、毎週お伝えさせていただいておりますとおり、三五十は、全国の物産展等に参加し、アカモクの美味しさを地道に伝え続ています。

 

スタートダッシュをかけられるように、「三陸味処三五十ファンド」へのご参加を心よりお待ちしております。


三陸味処三五十ファンドお申込はこちら
https://www.securite.jp/fund/detail/196

 

 

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