さんいちファーム野菜ファンド ファンドニュース 2011年12月

被災地からのレポート2011年12月28日 10:00

【さんいちファーム】 平山さんインタビュー

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


さんいちファームの平山さんから寄せられたメッセージを紹介いたします。


- 震災前の事業内容と震災後の暮らしについて教えていただけますか。


私は兼業農家をしていましたが、もうじき定年退職を迎えますので、今後は農業に本腰を入れようと思っていました。自宅にハウスを建てようと見積もりを取った矢先、震災に会いました。しばらくは避難所で暮らし、現在は40数世帯、119名が共に暮らす仮設住宅にいます。

 


[インタビューに応じていただいた平山さん]

 

[平山さんの壊れたご自宅]


- 今回、水耕栽培に挑戦してみようと思ったきっかけを教えていただけますか。


兼業の傍ら農業を行っていた身としては、12月を過ぎると収穫がなく、生協に卸すものがなくなるということは厳しいと感じていました。


そこで、通年栽培可能である水耕栽培の話を聞き、「やりたい」と思いました。宮城、仙台の皆さんはまだまだ何か新しいことを始めることがおっかなびっくりです。でも、成功したという話を聞けば必ず皆ついてきます。私たちは皆さんの先駆者となり、この仙台、名取に力をつけたいのです。

 


[平山さんの住む仮設住宅]

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被災地からのレポート2011年12月27日 12:40

【さんいちファーム】 明日に向けて(年末のご挨拶)

明日に向け

 

先日(11月30日)は、セキュリテ被災地応援ファンド説明会においては、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
皆様に話を聞いていただき、心温まる思いと明日に向けて力強い勇気をいただいた思いであります。

 

現在、私たち株式会社さんいちファームは、平成24年1月11日の水耕栽培用軽量鉄骨ビニールハウスの地鎮祭に向けて準備中でございます。
ハウスは平成24年4月中旬完成予定です。完成後、水耕栽培の最初の種を植え始め、5月末に最初の収穫を目指しております。

 

皆様方には、重ねてのお願いとなってしまい大変恐縮でございますが、今後一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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被災地からのレポート2011年12月26日 13:00

【さんいちファーム】 瀬戸健一さんインタビュー

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


さんいちファームの瀬戸代表から寄せられたメッセージを紹介いたします。


- 震災前の事業内容を教えていただけますか。


震災前までは2.7haの農地をもち、そこで約30年間、家族やパートさんとともに、専業農業で米(ひとめぼれ)や洋蘭を生産していました。


- 震災時と震災後の様子を教えていただけますか。


3月11日は、花の出荷の準備をし、伝票をとりに自宅に戻ったときに余震がありました。ラジオから緊急震災速報が聞こえたときに本震が来ました。あわてて犬を抱いて外へ出て、ハウスの周りを確認していたところ、津波警報が聞こえたので、津波が来ないと思われるところまで犬と母とパートさんと走っていきました。


避難所に着き、テレビで津波を見て、すぐに自分の家も田も畑もだめだと思いました。案の定、次の日の午前中、自分の家の様子を見に行ったら家もハウスもすっかり流され、がれきの山になっていました。頭が真っ白になり、涙も出ませんでした。かろうじて残っていた農機具をまとめてはおきましたが、結局数日後には盗難されていました。

 

[瀬戸さんのハウスと自宅があった場所]


震災後しばらくは人探し、炊き出しの手伝いをしていました。10月からは復旧の臨時の仕事を得、現在は平日は駐車場の管理人、土日は被災した廃車置き場のガードマンを24時間やっています。農業一筋の私が今はガードマンです。時給は正直安いです。ずっとこの仕事をしていると、あまり「考える」ということがなくなり、「こんなもんかな」と思い、時間に流され始める自分がいます。でも、そうなってはいけない、やはり「考えて」「自分がやるべき何かを作り出して」生きていかなければと思うのです。


- 今回、水耕栽培に挑戦してみようと思ったきっかけを教えていただけますか。


瀬戸誠一さんから新しい水耕技術を一緒にやろうとのお話を頂きました。正直、土耕をやってきた自分にはまだどんなものか分からないですが、どんな可能性があるのか興味があります。一緒にこの未来をみていきたいと思います。


私は専業農家をやっていましたが、日本の農業は厳しい。これまでも、農産物生産だけでは厳しいと思い、小売したり、直売しようとしましたが、生産者は販売側に立つと交渉で負けてしまうということが分かりました。一方、お客さんの求めるものに合わせて栽培するのも今の流通方法だと時間の制約があって出来ません。お客様が何を求めているか調査して、計画的に農業していくことは農家にとってはなかなか難しいものだと思っています。


したがって、今回のようにリサイクルワンさんと組んで販路を確保・拡大していくこと、法人を集約化・グループ化して規模を武器に交渉していくことは、日本の農業が強くなれる第一歩だと思います。

 

[瀬戸さんが流された畑で栽培している野菜]


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被災地からのレポート2011年12月19日 11:00

【さんいちファーム】 瀬戸代表インタビュー

ミュージックセキュリティーズの神谷です。


さんいちファームの瀬戸代表から寄せられたメッセージを紹介いたします。

 

 


- 最初に、震災の影響を教えていただけますか。


私は、仙台市宮城野区で米・野菜を栽培していました。


震災で自宅・車・農機、そして家族では父が流されました。震災直後は不明者の捜索の手伝い、3度の食事の手配で必死の日々でした。2ヶ月間、体育館や市民センターでの避難生活を送り、全国の皆様のご支援もあり、なんとか家族一緒に住めるアパートに落ち着きました。


- 落ち着かれたときに、考えられたことは何ですか。


次に考えなければいけないことは、「明日」「将来」についてのことでした。友人、知人と話していて、JAはじめ金融機関は個人には融資しない、法人化しなければ融資は難しいということが分かってきました。そこで、行政や民間企業の支援をてこに再建する必要があると考えたのです。再建にあたっては、通年栽培可能な水耕栽培を選定しました。


- 水耕栽培は、瀬戸さんにとって初めての試みとなると思いますが、その理由を教えていただけますか。

理由は、今までの農業は「汚い」ということがありましたが、水耕・施設栽培はある程度「きれい」な職場であること、「腰の高さで作業が出来る」こと、通年栽培により年間の雇用・収入が安定するということ等です。


水耕栽培こそ、日本の農業、若者に賛同される農業技術だと考えます。この技術を使って、無農薬かつ健康に適した野菜を作ることが今後の私の使命です。自信を持って安心していただける野菜を作っていきたいと思っています。


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被災地からのレポート2011年12月11日 21:39

【さんいちファーム】 瀬戸代表が説明会に参加

ミュージックセキュリティーズの神谷です。

さんいちファームの瀬戸代表に、11月30日に開催された「セキュリテ被災地応援ファンド説明会」に参加していただきました。

説明会が始まる前の控え室で、お話をおうかがいすると、人前で話すことなどほとんどないので、緊張しっぱなしとのこと。そして、着てきていただいたスーツは、来るときに、誂えられたものとのこと。ありがとうございます。

とは言え、説明会が始まってしまえば、復興に懸ける想いを語っていただくのみ。時間的な制約はありましたが、思う存分、被災地での農家の皆さまが置かれている状況、瀬戸さんらが水耕栽培という「新しい農業」を始められる想いを話していただきました。


参加者の方からも、瀬戸さんへの多くの温かい声をいただきました。ありがとうございます。


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