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被災地からのレポート2012年8月6日 13:47

現地訪問レポート-復興はまだまだこれから

7月29日(日)に、「東北・ 復興支援スタディツアー」で大木代吉本店を訪問しました。

大木代吉本店

この店構え、伝統的な作りですが、なんとも言えないおしゃれさを醸し出していました。


大木代吉本店

ツアー一行が到着すると、まずは向かいにある地元の信金さんからお借りした会議室に移動しました。

大木代吉本店

大木社長によるプレゼンテーションで、会社の歴史や震災での被害などを、
まずはお聞きしました。

大木代吉本店

その間にも、冷たいお茶と「こんにちは料理酒」を使った牛乳羊羹を頂きました。
こんにちは料理酒が入るだけで、風味ががらっと変わるのが一口で分かりました。

その後、「発酵」を学ぶために、なんと、塩麹づくりの体験をご用意頂きました。

大木代吉本店

こちらがそのセットです。見るだけで、わくわくしませんか!?
こちらの塩麹づくりについては、次回のレポートで詳しく説明したいと思います。
この時に作った塩麹は、今頃、皆さまの冷蔵庫の中で、発酵しているはずです。^^

大木代吉本店

そして、お酒のタイプを解説していただきながら、いよいよ試飲タイムです。

大木代吉本店

初めは2グループに分かれていたのですが、あっという間にこの人だかりです。

大木代吉本店

作り手の方を前に、説明していただきながら、味わえるというのは、
本当に贅沢だと思いました。
普段はお酒を飲まない人も、興味津々に、少しずつ楽しまれていました。

大木代吉本店

大木代吉会長には、酒蔵の再建計画を模型を使ってご説明頂きました。
震災前、大木代吉本店には、14の蔵がありましたが、
震災後は全壊した蔵の他にも、いくつかの蔵は取り壊さなければならず、
(まだ最終的にはいくつ残るか、分からないそうです)
これから再建するにあたっては、必要な機能は保ちつつ、
建物は数を少なめに、統合して作っていく考えだそうです。

大木代吉本店

その後、外に行き、蔵の見学に移りました。
福島ということで、気にされている人も多いでしょうから、
ということで、まず、大木社長から、ガイガーカウンターを使って、
放射線量についての説明がありました。

大木代吉本店

古い蔵は、一見大丈夫そうでも、そのまま使えるかどうかは、外側の漆喰の壁を
剥がしてみないと分からないそうで、こちらは剥がした所の写真です。

大木代吉本店

こちらは、何とか残したい蔵で、今は、中身を空けて、修繕工事を待つような状態です。

大木代吉本店

こちらは、つい先日、解体工事が始まった蔵です。
8月中に3棟が解体される予定です。
1年以上経って、ようやく、この段階です。
この1年以上、日々動き続け、それでも、今まだこの段階であることに、
改めて復興はまだまだであること、津波が来ない地域でも、
地震の被害が甚大であったことを、
改めて感じました。

今回、私自身、こちらにお邪魔するのは初めてでしたが、
これからもずっと応援していきたい、と決意を新たにしました。


大木代吉本店


そして、最後に、参加者みんなで店舗の前で撮った1枚。
この日は大変暑かったのですが、参加者全員に凍らせたおしぼりを頂いたり、
また、おみやげを頂いたり、大木代吉本店の皆さまには、大変なお心遣いを頂きました。
日曜日にも関わらず、とても暖かく歓迎して頂きました、
大木代吉本店の皆さまに、改めて御礼申し上げます。

本当にどうも有難うございました!

次回、塩麹レポート、そして、大根そばもご紹介しますので、お楽しみに。

(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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 大木代吉本店を応援するファンド(1口1万500円)

 

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