酔仙酒造ファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2012年6月12日 23:55

まるで製材所!?

造りが終わった酔仙酒造・玉の春工場では今、新工場で使う道具を手作りで製作中です。

造り酒屋なのに鳴り響く音は製材所のような音ばかり。


酒の香りを邪魔しない様に材料は杉材、工場の間取りに合わせて

自分たちの使いやすい道具になるよう、出来るだけ自分たちで造ることにしました。


最初は出来上がった麹を一時保管するための「ストッカー」を造っていたのですが、

「そう言えばあれも必要だよね」とか「こんな道具もあったよ」と、

次から次へと造らなければならない物が増えてきました。


新工場の完成~引き渡しは8月20日。

「雪っこ」を10月1日に出荷するためには8月23日の初洗米。

今のうちにやれることは出来るだけ前倒しでやらないと、とても間に合いそうにありません。



製作中の「ストッカー」。

下にキャスターがついていて、出来上がった麹を仕込みタンクのそばまで運ぶことができます。

写真は記念すべき第1号機です。



実は同じ物をあと5台造らなければなりません。

既に材料は調達済み。これからカンナをかけてカットして・・・先は長そうです。



麹はステンレスの網の上に乗ります。

作業時に手を切らないようにみんなで切り口を面取りしています。



麹室や釜場で使う「米かき」たち。

津波の前はみんな当たり前に蔵の中にあるものだったのに、どこへ流れて行ったのやら・・・




建設現場では、先日ようやく鉄骨が建ち始めました。

同時に仕込タンクの搬入も開始しています。ここからはおそらくとても早いと思います。


これから完成~引っ越しまで忙しさはピークになると思いますが、最後まで気を抜かずに準備を頑張ります。