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被災地からのレポート2011年6月20日 19:30

【斉吉商店】 商品作りに向けてキッチンや設備を準備中

皆さん、いつも応援いただき、ありがとうございます。
おかげさまで、少しづつ、進んでいます。

 

 

かねてから、株式会社プラザ企画の佐藤専務と相談していましたが、16日社長さんとお会いし、
正式にプラザ企画さんのセントラルキッチンを時間を限って貸していただけることになりました。

仮設工場の建築許可までの進捗が遅い中、いつまでも商品が作れないのでは本当の復興のスタートにならないと、
20年来お世話になっているプラザインさんへお願いしました。

ぜひ斉吉さんのスタッフの手で商品の製造を始めてくださいと、工場の設備ごと使わせていただける事になりました。

 

エアーシャワーをくぐって工場に入り、スタッフの方たちが働いておられる様子に遭った時、
私たちの日常もこうだったと、ほんの一瞬、鼻が詰まりました。
しかし3秒で気持ちは切り替わり、また商品がここからスタートできる事が有難くて嬉しくてたまりません。
まさしく「石に刻む」ごとくのご恩をいただきました。

写真は、プラザ企画さんのいくつかあるホテルの中でも核となる、プラザイン水沢さんの前で菊池社長さんと。

 

 

斉吉には「炭火焼牡蠣のオリーブオイル漬け」という商品がありますが、この商品の牡蠣を作っていただいていた
盛屋水産の一代さんから牡蠣養殖の進み具合を聞きました。
さらに、「これからは、こうすっぺ(こうしょう)!」、「次はこんなごどしたらお客さんに喜ばれんでないの(喜ばれるのでは?)」と
盛り上がりました。

 

 

盛屋水産 ヤスタカ社長。

牡蠣は筏を使わず述べ縄形式でロープに吊るしているそうです。筏は杉も竹も切る時期ではないため、作れないから(他の資材も入ってこないとのこと)。
唐桑、鮪立湾は相変わらず、とてもきれい。

 

 

同じく気仙沼、唐桑地区の丸上さんへ。しばらくの間、さんまなどをカットする仕事を手伝っていただけるようお願いしました。 
丸上さんの工場は高台にあり、津波は来ませんでした地震での停電などによる被害がありましたが、工場は無事です。
お忙しいに、無理を聞いていただきました。ありがとうございます。

 

 

わかめやめかぶでお世話になっている、かみたいらさん。コンテナの仮設冷凍庫が届いたとのこと。

400V電源をつながなければならず、はじめは電気工事業者さんに難しいと言われたそうですが、社長自身で調べて部品を取り寄せているそうです。


かみたいら社長; 「おれ 前職 何だど思うっさ?」
斉吉 斉藤  ;「宴会部長 だすぺ?」
かみたいら社長;「機関長だでば」  ええーっかみたいらの社長はもと 大型マグロ船の機関長 エンジニアだったのです。
斉吉 斉藤  ;「社長とつきあい長いけんと、今までで一番かっこいいど思ったや」
かみたいら社長;「なあに、建築規制かがって何年かがっかわがんねけんと、俺だじ、熊でねえんだがら2年も冬眠してられねでば」(大笑)

 

本当です。「熊」じゃないのです。
社長これからも、よろしく冷凍庫、間借りさせてくださいね。

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