全量純米蔵

純米酒イベント2010年11月26日 10:35

【蔵元インタビュー】「田从」工藤華子さんに聞く

みなさん、こんにちは!

少し更新の間隔が空いてしまいました…(^_^;)

 

本日は秋田県舞鶴酒造蔵元、工藤華子さんのお話をアップします!

工藤さん、よろしくお願いします!(^^)

 

蔵元写真

 

 

Q:よろしくお願いします。まずは御社の純米比率についてお聞かせください。

 

A:弊社は「全量純米蔵を目指す会」に入会する2年前に、全量純米蔵化を達成しました。

 

 

Q:それは素晴らしいですね!しかし、全量純米蔵化するには相応の苦労があると聞きます。

 舞鶴酒造さんの場合、何か苦労はあったのでしょうか?

 

A:秋田という地域は普通酒文化が深く根付いており、その中で全量純米に切り替えるのはかなり大変でした。

 消費者から理解を得られない、というだけではなく、蔵人からもなかなか理解が得られませんでした。

 実際「これからは純米酒だけを造る」と話したときには、これに賛同できない蔵人が何人も出て、

 蔵を去って行きました。

 

 

Q:!?それは大事ですね…。

 

A:そうなんです。

 最終的には蔵元家族だけが残る形になりましたが、それでも蔵が生き残るためには

 純米酒造りに賭けるしかない、と強い気持ちで全量純米蔵化しました。

 ただ、未だに苦労が絶えることはないですけどね…(笑)

 

舞鶴蔵写真

 

Q:そんな中で「全量純米蔵を目指す会」に入会し、「全量純米蔵ファンド2009」にもご参加頂きました。

 投資家の方々に伝えたいことがありましたらお願いします。

 

A:未だに日本酒は「冷や」で呑むものと思ってらっしゃる方も多いかと思います。

 もちろん呑み方は人それぞれですが、純米酒の良さはやはり「お燗」にしてこそだと思います。

 特にこれから寒くなり、より一層純米燗酒が美味しい時期になります。

 ぜひ純米燗酒を呑んで頂き、またその美味しさを周りに広めていって頂ければ幸いです。

 

 

Q:私はもはや「夏でも燗酒」の人間になってしまいましたが、やはり寒い夜の燗酒は格別ですよね!

 さて、今年の造りの特徴などを教えてください。

 

A:今年は年が明けてから造りを開始します。 ファンドのお酒については山廃仕込みです。

 減農薬栽培の地元契約米で醸すお酒については、今までは山廃仕込みでしたが、

 今年は速醸でも仕込む予定です。

 

 

Q:ちなみに今年の夏は猛暑でしたが、そのあたりの影響はいかがですか?

 

A:地元米については、残念ながら高温障害の影響が大きく、収量が減ってしまいました。

 また、等級も2級米となってしまいました。

 しかし、造りさえしっかり行えば、美味しいお酒を醸すことは可能です。

 いつも以上に原料処理をしっかり行い、皆様にご満足頂けるお酒を造ります。

 

特典純米酒

Q:ありがとうございました。

 

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苦労を乗り越え全量純米蔵化を達成し、小規模ながら美味しい純米酒を造り続ける舞鶴酒造。

努力の結晶である「田从」、ファンド特典を通してぜひご賞味ください!

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