のり工房矢本ファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2012年12月21日 10:30

ご挨拶

 

のり工房矢本代表津田清美です。出資者の皆様、忙しいのを理由にご無沙汰してしまいました。


主人が所属する矢本漁業協同組合でも、グループ化することによって国からの支援を受け、今年の秋より海苔養殖を再開することができました。震災前から比べるとまだまだ規模は追いつかないのですが、浜は再び海に出て仕事できる喜びに湧いてます。11月11日より摘採(てきさい:海苔の摘み取り作業)も始まり、今は約1ヶ月がたったところです。今年の出来は?とよく聞かれますが、今のところ沖での管理も行き届き、良質の製品ができていると思います。


まだ新しい機械に慣れない私は、毎日製品の仕上がりに一喜一憂しているところです。海苔作りは、常に目をかけてやらないと病気の発生に気が付かなかったりするので農作物と一緒です。そして過酷な条件で育てることが必要だったりするところは、子育てのようでもありますね。これから寒い冬を越えて、4月いっぱいまでが漁期です。これからも、自然の恵みに感謝しながら頑張ります。


のり工房矢本も、再開から1周年を迎えることができました。思い起こせば何もなくなった所から皆様の応援で機械を買い、乾海苔を仕入れ全て1からやり直しだったけど、たくさんの人の善意に、諦めないでもう一度頑張ろうと何度も繰り返し踏ん張ってきた一年でした。今年からは、また矢本の海苔を待ちわびて下さってたお客様に、美味しい商品を販売していけるよう気持ち新たにスタッフ一同取り組んで参りますので、これからもどうぞ変わらぬ応援よろしくお願いいたします。


私達おばちゃんを一年間懲りずに支えてくれたO君は、私達の真面目に仕事をして、普通にしていることがよほど面白いらしく、パシパシ写真を撮って大笑いしてます。そうして発見してくれた何気ない事で、嬉しかったことが有りました。


職人まきちゃんは一年前あまり笑顔ではありませんでしたが、今はとても笑顔がステキな職人になって皆に「若くなったよね!」と言われます。ムードメーカーのカズちゃんは、話してるうちによく涙を拭いてることがありました。今は機械の操作も任せられる頼もしいムードメーカーです。最近は笑いすぎて涙を拭いてます。GMと私は義姉妹だけど仲良くやっており、本当に頼れる妹です。そして新たに息子の嫁と新メンバーが加わり、ますます賑やかな一年になることと思います。


どうぞ皆様にとっても新しい一年がご健勝で素晴らしい年になりますようお祈りします。