鵜の助4人の漁師ファンド ファンドニュース

被災地からのレポート2013年3月27日 15:31

漁師の1日-昆布漁編-その3

既に「漁師の1日-昆布漁編-その1その2」の2回にわたってご紹介している鵜の助の昆布漁ですが、今日は、動画でご紹介します。素人がi phoneで取った動画ですが、写真とは違う臨場感があります。鵜の助の皆さんの仕事ぶり、ほんの一部ですが、ぜひご覧ください。

なお、はじめての方に、まずは1日の流れをおさらいすると、昆布は基本的に、収穫→茹でる→塩水に漬ける→水をきる→選別して袋詰→出荷、という流れで市場に出ていきます。その1その2では、写真で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひ見て下さい。

■収穫 (動画:5分26秒)

鵜の助は4人の漁師が2人ずつ2船に分かれて漁にでます。私は、阿部さんと西條満さんの船に乗船させてもらいました。この日は、4時前に出船でした。

■収穫した昆布を加工場に運ぶ (動画:50秒)

収穫を終え、港に戻ると、順番にフォークリフトで陸に上げていきます。無駄の無い連携プレーです。1人でやっている時は、港に戻るタイミングで、奥さんに待機してもらっていたり、家族の負担も大きかったそうです。そして、そのまま、数百メートル奥の加工場に運びます。

■茹でる (動画:1分57秒)

昨年のシーズんは、まだ茹でる加工場がなく、外での青空作業でした。今年は少し状況が進展する予定です。それについてはまた近々ご報告します。

■塩に漬ける (動画:22秒)

昆布が空気をたくさん含んでおり、水につけるのも、かなりの重労働です。簡単そうに見えますが、かなり力をいれて押し込みます。水に浸かった後、塩を入れ、水を循環させ、朝まで置きます。

■一晩おいて取り出す (動画:4分45秒)

取り出す際には、昆布の見た目がきれいになるよう、残っている塩や泡を手でゆすいで落とします。泡は、塩によってできたものです。海水が泡立つのと同じです。

■水を切る (動画:4分15秒)

巨大な石を3つ乗せ、翌日までよく脱水させます。

ここまでは、男たちの仕事です。この後の、選別や袋詰め作業は、お父さん、お母さん、奥さんと、家族も協力して、みんなで行います。その様子は、下記の動画の2分47秒頃から、ご覧いただけます。




いかがでしょうか。一つ一つは短い動画なので、ぜひ見てください。もくもくと、しかし、チームワークよく仕事をする漁師たちの様子がよく分かります。震災前は、一人で海に出て、一人で作業をしていたのが、こうして4人で集まったことで、作業の効率や規模に大きな変化があったことが分かるかと思います。

以前は、用事があれば1日休みにしなければならないところ、今は一人ぐらい用事があったとしても仕事がまわるという面、また、みんながいるから、手が抜けないという面など、ささいなことの中にも、1年以上一緒にやってきて、最近あらためて、4人で一緒にやっているよさを実感しているそうです。

昆布の収穫は5月から6月初旬にかけてです。わかめの収穫が終わる直後に始まります。昨年の昆布は売り切れてしまっています。昆布漁が終わりましたら、今年の昆布を出資者の皆さまに、特典としてお届けして行きたいと思いますので、もう暫く、楽しみにお待ち下さい!


(ミュージックセキュリティーズ・杉山)

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