本匿名組合契約の名称 | LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2 |
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営業者 | 合同会社quarante |
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
出資金募集最大総額(口数) | 51,000,000円 (1,700口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:166口) |
募集受付期間 | 2020年1月30日〜2020年4月30日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 ※営業者及び取扱者の判断により、募集期間終了前であっても募集を終了する場合があるほか、募集期間を延長することがあります。 |
会計期間 | 本貸付の資金の使用がミャンマーの規制監督官庁により承認された日から本貸付が完済された日(着金日) |
契約期間 | 本匿名組合契約成立日~本匿名組合契約に基づく分配金の支払いが完了した日 |
決算日 | 第1回 2021年7月14日 報告日: 2021年9月12日 分配日: 2021年10月12日 第2回 2022年7月14日 報告日: 2022年9月12日 分配日: 2022年10月12日 第3回 2023年6月30日 報告日: 2023年8月29日 分配日: 2023年9月28日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配方法 | 決算日から90日以内 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
営業者及びMJIの今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者、MJI及び取扱者は、事業計画を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額及び出資金の返還を保証するものでもありません。
(1) 事業計画について匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
営業者は、本匿名組合事業により会計期間中に生じた収益及び費用から損益を算定し、利益が出た場合には出資口数に応じて匿名組合員に分配します。なお、本匿名組合出資金は、営業者からMJIへ送金する際に日本円からMMKへ変換され、会計期間中はMMK建てで運用され、MJIから営業者に返済が行われる際に、MMKから日本円に変換されます。
・(本匿名組合事業の収益(※1)-本匿名組合事業の費用(※2)
(※1) 本貸付の支払い利息等
(※2) 取扱者およびLIPへの委託手数料や営業者の手数料、租税公課等
損失が発生した場合には、匿名組合員は、出資金の金額を上限として、出資口数に応じた額を負担します。また、営業者がMJIから出資金を原資とする貸付契約の元本を受領した場合には、出資金の返還として、匿名組合員に対して、損益の分配に合算して分配するものとします。
本匿名組合事業において、営業者はMJI に対して年利11%の条件で貸付を行う予定です。MJIから営業者へ返済すべき金額にはミャンマーにおける源泉徴収税15%がかかります。返済額は、MJIの事業計画の達成度如何によって影響を受けるものではありませんが、MJIの業績如何では本貸付債権が予定通り返済されず債務不履行となる場合があります。匿名組合員への分配がマイナスとなる場合は、最終分配時に元本から差し引かれます。
【条件】
・本匿名組合事業の支払利息等の収益は本貸付元本の11%/年
・ミャンマーにおける源泉徴収税率は15%
・本匿名組合事業におけるその他利益及びその他費用は0円
・取扱者・LIP・営業者の手数料:本貸付の元本の4.675%/年
・日本国内でかかる源泉徴収税率20.42%
・為替レートの変動なし
(注1)営業者はMJIに対して、年利11%の条件で貸付をする予定ですが、ミャンマー国内での規制環境の変化等により、利率が変更となる場合があります。上記シミュレーションは、会計期間1年間に予定している収益および費用を元にしたシミュレーションで、実際には3回の分配が行わる予定です。
(注2)本シミュレーションでは、その他の費用を0円と仮定していますが、その他費用が発生した場合には、匿名組合員への分配は減少します。
次の条件で3回の分配及び元本の返済が予定通り行われ、為替レートの変動が一切なかったと仮定した場合の分配予定表は以下の通りです。
【条件】
・本匿名組合事業の支払利息等の収益は本貸付元本の11%/年
・ミャンマーにおける源泉徴収税率は15%
・本匿名組合事業におけるその他利益及びその他費用は0円
・取扱者・LIP・営業者の手数料:本貸付の元本の4.675%/年
・日本国内でかかる源泉徴収税率20.42%
・為替レートの変動なし
・本貸付の資金の使用について、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁の承認に要した期間が1ヶ月
(注1)上記のシミュレーション表は、本貸付の着金後、資金の使用について、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁の承認に1ヶ月要した場合のものです。したがって第3回分配の1口分配金額中、損益の分配にかかる計算期間は11ヶ月であることにご留意下さい。承認に要した期間によって、第3回分配の1口分配金額は変動します。
(注2)第3回分配日における「1口分配金額」は、分配が会計期間開始から3年後に分配が行われた場合の金額になります。MJIから営業者への完済が遅延した場合は、分配金額が変動する可能性があります。
(注3)本ファンドの募集開始時点では、MJIが営業者へ支払う利息に対してミャンマー国内でかかる源泉徴収税率は15%、営業者が匿名組合員へ払う分配金に対して日本国内でかかる源泉徴収税率20.42%(復興特別所得税0.42%を含みます。)となっています。また、現在日本とミャンマー間においては、租税条約が結ばれていないため、二重で源泉税徴収が行われます。将来、税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。
(注4) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
本貸付はミャンマーチャット(MMK)建てで行われるため、本貸付の返済が予定通り行われた場合でも、分配金額は、為替レートの変動等により、大きく変動します。以下のシミュレーションは、本ファンドの1口金額の為替レートの変動による元本金額の推移を示したものです。本ファンドは、3回の分配を予定しておりますが、元本の返済は3回目に一括で行うことを予定しており、3回目の分配時の為替レートが償還率に与える影響が最も大きいことにご留意ください。
※ 上記シミュレーションは、送金時の為替レートが1JPY=13.5MMKと仮定し、最終分配時の為替レートが15%チャット高円安の場合にはそれだけで元本30,000円が35,294円に増加し、15%チャット安円高の場合にはそれだけで元本30,000円が26,087円に減少することを示しています。
※ 上記シミュレーションは元本の額の変動を示しており、IV.9.に定める分配金については含めていません。
1.本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における本匿名組合事業に係る損益に基づいて行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業に係る損益によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配が行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 為替リスク
本匿名組合契約においては、申込者に円建てでご出資していただきますが、本匿名組合事業に係る営業者とMJIとの間の貸付及び返済は、外貨(ミャンマーチャット)建てで行われるため、為替レートの変動により損失が生じるおそれがあります。具体的には、貸付期間中にチャット/円の為替レートがチャット安円高になった場合には、本匿名組合事業が計画どおり実施された場合でも損失が生じるおそれがあります。政府や中央銀行の金融政策・為替政策の変更により、為替レートが大きく変動する可能性があります。
5. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありますが、本匿名組合契約の会計期間中には借入金の元利金の返済は発生しない契約となっていること、本匿名組合事業以外の事業をしていないことから、一般的には営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等は極めて低いと考えられます。しかし、今後の事業の状況如何によって、もしこれらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業において利益が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
6. MJIの信用リスク
本匿名組合事業に係る貸付資金を用いて、ミャンマーにおいてマイクロファイナンス事業を行い、営業者に対する返済を行うMJIが、経営不振、支払不能又は破産等に陥り事業の存続が困難な事態となった場合には、本貸付の返済を期日どおりに行うことができず、匿名組合利益の分配はもちろん、出資金の返還が行われない可能性があります。MJIについては、外国の法令、諸制度、市場慣行等が適用されるため、日本の法令、諸制度、市場慣行等に存在しない事由又は日本において一般に破産等とは考えられていない事由が破産等と認定される可能性があります。
7. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
8. 代表者の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、代表者に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、MJIから営業者への弁済が滞った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
10. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及びMJIの事業計画の規模が縮小するリスクがあります。
11. 事実の調査に関するリスク
取扱者及びLIPが行う事実の調査は、取扱者及びLIPの独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者又はMJIへの質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査を誤るリスクがあります。なお、本匿名組合契約にかかる事実の調査のうち、MJIに関する調査等を含むその一部は、営業者、取扱者およびLIPの三者で別途締結した業務委託契約書に基づき、LIPが担っております。また、事実の調査に基づく取扱者のファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
12. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
13. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁より、本貸付を実行すること及び本貸付の資金の使用について承認が必要となります。また、これ以外にも関連する許認可等が必要となる可能性があります。営業者及びMJIが既に必要な許認可等を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可等が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
14. 訴訟等に関するリスク
営業者又はMJIの事業活動において、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては本匿名組合事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者又はMJIの社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
15. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、2020年12月31日までに、本貸付が実行されない場合、又は営業者がMJIに送金した後、MJIが2021年3月31日までに、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁より、営業者からMJIに対して行った本貸付の資金の使用について承認が下りない場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。ただし、出資金が既にミャンマーに送金され、ミャンマーチャットに変換されていた場合、出資金返還に際して、為替の変動の影響を受けるため、申込者に為替差損又は為替差益が発生する可能性があります。
16. ミャンマー特有のリスク
(1) カントリーリスク
ミャンマーの国情の変化(政治、経済、取引規制等)や内戦、洪水やサイクロン、地震や津波等の自然災害や疫病、また、近隣諸国との係争や関係次第では戦乱の可能性があり、そうした影響により、MJIの事業が計画通りに進まず、営業者への支払いが遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないおそれがあります。
(2) 送金リスク
営業者からMJIへの貸付契約に基づく支払利息の支払い及び元本の返済に関して、関連する認可の遅延若しくは認可拒否、又は取引決済手続きに影響を及ぼす政府介入により、悪影響を受ける可能性があります。また、今後、政治的経済的課題の変化により、もしくは国家利益のために、将来、外国通貨の日本への送金についての規制が行われないという保証はありません。
(3) 法制度が変更されるリスク
今後、本匿名組合事業に関係するミャンマーの法制度又は行政的取扱の変更が行われる可能性があり、これにより、本匿名組合事業が悪影響を受ける可能性があります。
(4) 税制が変更されるリスク
税務当局の裁量によっては現在前提としているとおりの税務上の取扱がなされない可能性があります。契約締結時に前提としている現行の国税及び地方税制(税率)並びに関連する諸制度等(通達などを含みます)の運用等が変更された場合には当初予想とおりの投資効果が得られないおそれがあります。なお、現在、日本とミャンマー間においては、租税条約が結ばれていないため、二重で源泉税徴収が行われます。
注1 | 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
セキュリテ会員のみなさまへ
平素より大変お世話になっております、『LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド』のMJI Enterprise Co., Ltd./ワラム株式会社です。
いつも、ミャンマーの状況、MJIスタッフやお客様の状況にご心配の声を頂き、気にかけて頂いており、本当に励みになっております。
ミャンマーでの混乱や暴力はまだ治ってはおりませんが、お陰様で、ここまで、ひとりの怪我人なく、現地での営業を続けられています。
そして2022年1月、新年の訪れと共に、新しい未来への芽が開きました。
「ミャンマー産コーヒー」を日本で広くお届けできる準備が整いました。
その第一弾として、セキュリテストアでご購入いただけます。
セキュリテストアミャンマー 自由ノ農園コーヒー【MJI × Genius Coffee プロジェクト発足記念】
『ミャンマー 自由ノ農園コーヒー』とは?
“自由ノ農園“、はまだこの世に存在していません。
そこは、MJIやミャンマーのコーヒーに関わって下さる方々と、いっしょに「造園」していきたい場所です。
コーヒーを作る人
コーヒーを運ぶ人
コーヒーを淹れる人
コーヒーを飲む人がいる。
淹れた人、飲んだ人の声が、現地で運ぶ人、作る人に届く。
みんなの声や関わりが、次のクロップをさらに美味しくする。
美味しくなったコーヒーは、さらに多くの人に届けられる。
淹れる人、飲む人に、その行動がどんな風に生産地に繋がっているのかが伝わる。
飲んだ人の幸せが、現地で作る人、運ぶ人の、経済・精神的な自由に繋がる。
”しあわせ”や”やさしさ”が滞りなく流れる場所。
『自由ノ農園』が現実の場所になるまで、
ミャンマーのコーヒー農家さんとそこに関わるみなさまと、
共に、コーヒーづくりに携わっていけたらと思っております。
ミャンマー産コーヒーと関わるひとびとについて
日本ではなじみが少ないミャンマーコーヒーですが、
諸外国からは『東洋のパナマ』と呼ばれ、
高品質な豆の生産が期待できる帯域『コーヒーベルト』にはいる、
成長可能性の高いエリアです。
そんな可能性をいち早く見出し、「誇りをもって働ける仕事を農村に」と、農家さんと一緒にコーヒーの生産をしているのが Genius Coffeeという現地企業です。
代表のNgwe Tun(グウェトゥン)さんは、元々IT業界に身を置いていらっしゃいましたが、経済開放され目先のお金に翻弄され変わっていく国を見て、この事業を始められました。
MJIは、グウェトゥンさんとGenius Coffeeさんと出会い、政変後2021年5月からコーヒー農業に特化した金融サービスの提供を開始しました。
現在は、92名の農家さんに融資を実行し、コーヒー生産に携わらせて頂いています。
▲業務提携開始前、シャン州のコーヒー生産現場を視察するグウェトゥン氏とMJIスタッフ
2社のキューピッドになってくださったのは、京都の坂ノ途中株式会社さんでした。
日本の新規就農者さんと身体にも心にも世界にもよいお野菜を食べたい人を繋いでくれるサービスを提供されています。
『海ノ向こうコーヒー』という名前で、世界各地から想いの詰まったコーヒーを日本にご紹介もされています。現地に赴き買い付けをするだけでなく、技術や情報のシェア、買い取りについても非常に柔軟に現地の状況にあわせてされています。
コーヒー事業で目指すもの
MJI及びLIPミャンマーMJI貧困削減ファンドでは、「貧困によって子供たちが涙することのない世界」を目指しています。
ただファイナンスアクセスを提供するだけでなく、事業を安定させて未来への夢や希望を持って、その事業収益が家計に還元され、子どもたちの教育に投資されるところまでを目指しています。
コーヒー事業においても、農家さんひとりひとりと向き合い、年次で事業・家計両面からモニタリングを行い社会的インパクトの測定を行なってまいります。
飲んでくださる方に、現地を知っていただける「ストーリーマップ」がこっそりついております。
また、栽培期間中の化学肥料使用禁止をお約束しています。
新型コロナウイルスなどにより輸送ルートの確保・海運コストの上昇は課題になっています。
コーヒーのロジスティックコスト及びその道のりにかかる燃料削減の観点からも、アジア域内での生産拡大によって得られる環境への正の影響が期待されています。
世界の社会課題に向き合うきっかけ、おいしく優しい「ひと粒」にまずはなりたいと考えています。
さいごに
ミャンマーは、控えめにいっても内戦状態であると言えます。
国軍と民の衝突は激しさを増しています。
短期的には経済も事業もリスクが多く、衝突のあとは民主化されても荒野のような光景が想像されます。
社会的インパクトを目指す金融の分野でも、戦争等の脆弱な市場にインパクトを目指す資金を投入するか?は課題とされています。
荒野にも美しい花が咲ける。
それを、コーヒーを作り、運び、飲むことで関わって下さるみなさまと共に証明していきたいと、この事業を開始するにあたり心に強く持っております。
ファンドだけではない、LIPミャンマーMJI貧困削減ファンドの新しい取り組みを見守っていただけますと幸いです。
MJI Enterprise Co., Ltd./ワラム株式会社
加藤侑子並びにスタッフ一同
セキュリテ利用者のみなさまへ
この度、弊社MJI Enterprise Co., Ltd.並びに親会社のワラム株式会社は以下の通り、ミャンマー現地でコーヒー生産を通じて素晴らしい社会的インパクトの創出に情熱を傾けていらっしゃるコーヒーブランド『Genius Coffee』を展開するAung Nay Lin Htun Co., Ltdさまと業務提携をしましたことを発表致しました。
アジア経済ニュース:コーヒー農家にマイクロ金融 日系MJI、ジーニアスと提携
https://www.nna.jp/news/show/2236675
PR TIME:ミャンマーのコーヒー生産を通じたソーシャルインパクト創出を目指し、業務提携・協働合意
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000072739.html
コーヒー農家さんにあわせた金融商品の開発やその他のサービス提供、サポート、そのインパクトの計測。
安心して、美味しいコーヒーづくりに熱中できるような環境を関係者のみなさまと作り出し、
そのコーヒーができあがっていくまでの過程も含めて、多くの方に体験していただけるものにしていきたいと考えております。
この提携を記念して、9月18~25日に沖縄県恩納村で開催される「持続可能な開発目標(SDGs)」を考えるためのイベント「グローバル・ゴールズ・ウィーク・ハッピーアースフェスタ2021」でミャンマーのコーヒーをカフェで提供、コーヒー豆の販売をします。
イベント終了後も、融資対象エリアでとれたコーヒーをみなさまに飲んでいただけるように準備をしております。
準備が整いましたら、改めてご案内をさせて下さい。
▲ファウンダーのNgwe Tun氏からコーヒー苗木の育成について学ぶMJIスタッフ。まずは「知る」こと、それが最初の一歩。
▲まだ若い未熟な果実。この苗木や豆たちのように、ミャンマーの国もひともそこに関わる全員に、明るい未来への可能性があるはずだと信じています。
ミャンマーは、クーデターの発生以降の混乱から、現在は新型コロナウイルス第三波の影響を強く受けており、決して楽な状態ではありません。
農家さん達が頼りにしていた農業銀行、マイクロファイナンスはもちろん、インフォーマルレンダー(違法な金融業者)ですら今まで通り資金供給ができていないエリアも多くあります。
それでも、次の年を少しでも良い年に、少しでも良い未来をこどもたち・次の世代にと、笑顔を忘れることなく、今も生活・事業を営んでいらっしゃいます。
「まだまだ立ち止まるような時間じゃない」
わたしたちにもまだ出来ることがあると信じて、また一歩を踏み出しました。
こうした挑戦をさせていただけるのも、支えて下さる出資者のみなさま、ミュージックセキュリティーズやLIPなど業務提携先、パートナーのみなさま、そしてミャンマーのひとびとのおかげだと、深く深く感じております。
ひとつでも多くの明るい光を、このプロジェクトから生み出せるよう、関係者一同邁進してまいります。
今後とも、ご支援・応援、そしてご指導ご鞭撻賜れますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd./ワラム株式会社
社員一同
LIPミャンマー貧困削減ファンドにご参加くださっている投資家のみなさまへ
セキュリテをご利用のみなさまへ
ミャンマーにおける国家非常事態宣言とMJI並びに現地の状況を報告させて頂きます。
2月8日より営業を再開しておりましたが、その後の状況悪化に伴い、従業員の安全確保と長期的な事業活動の継続のため、以下の通り社内体制を一部変更して経営にあたることを決定致しました。
みなさま、こんにちは。
「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド」営業者のMJI加藤です。
日本でも世界でも、引続きミャンマーに関するたくさんの報道がされております。
昨夜はNHKクローズアップ現代でも取り上げられていました。
わたくしからは、MJIと支店などのある地方に関する情報を報告させて頂きます。
都市部に近い農村部でも、離れた村でも、抗議活動が行われています。
正しい人数の把握は困難ですが、参加者は数百万とも言われています。
そして、首都ネピドーであった発砲は地方都市にも広がっており、未確認情報ですが今朝約5か所でもデモ隊への攻撃があったと伝わっています。
まずは、各支店から届いている写真を共有させてください。
▲ヤンゴン管区トンテイ支店:行き慣れた街のゲート、公務員の方が中心に抗議活動
▲ラカイン州グワ支店:知っている方が拘束されたとの情報があり心がとても痛いです
▲マグウェイ管区パコック支店:域内の交通要所、バイクに乗っての抗議活動
▲バゴー管区バゴー支店:ヤンゴンの隣で工場地帯の多い場所。現在は抗議デモがより大きくなっています。
MJIは2月1日の非常事態宣言後一旦営業を見合わせましたが、
現地の経営メンバーと相談の上、2月8日の営業再開以降今週も営業を続けて参りました。
抗議活動は、波を持ちながら拡大しており、都市部に近い支店から営業継続が困難なエリアが出てきているのが現状です。
抗議活動(Civil Disobedience Movement:通称CDM)は、
役所、税務署、労働局、教師、鉄道旅客など公務員のかたがたが国軍が政府となった事を受けて不服従を表している他、医療関係者や銀行職員なども多く参加しています。
そのため、PCR検査やワクチン接種、国内送金などビジネスインフラにも影響が出始めております。
他にも、電気水道代税金などの支払いを止め、国軍系企業の製品・サービス不買によって資金源を断とうとする動きもあります。
スタッフからは、「村へ行くと、お客さまや周りの人にCDMに参加していない事を咎めらるんです。」という声が寄せられています。
2020年11〜12月は新型コロナウイルス感染防止対策と経済回復のため、政府がマイクロファイナンス機関の営業を一部エリアで止めていました。
村や街の中は、交通量も少なく、普段より一段しんとしていたそうです。
新年とともにこれが明け、2021年1月はお客さまも生き生きとこの再開を楽しんでいらしたことが回収率の回復などに現れていました。
しかし、わずか1か月後。
「朝、目が覚めたら、とつぜん“パワー”によって、自由や権利を失っていた」
日常が戻ってくると思っていたのに。
今や、日中は抗議活動で声を枯らし、
夜は恩赦で放たれた囚人に怯えて、
朝が来たら合間を縫って食べていくために少し働く。
手を抜いていたら、自由が、アメースーが取り戻せない。
※アウンサンスー・チー氏の呼び方の一つ。「アメ―」は母を意味する。
ローンの更新時期が近いお客さまは、次の資金繰り目処が立たずに難しい曲面である方が少なくないはずです。
いつも、子供たちの未来に向けて動かしていた手は、子供たちが再び自由を無くすことのないよう、高く3本の指を掲げています。
いつも、家族を見て優しく細めていた目は、涙に濡れながら、鋭く、取り戻すべきものを見ています。
昨日まで自分たちが暮らした日常ではないことを、みなさまが心から理解していらっしゃいます。
わたくしどもも、今までの常識から一度離れて、事態に向き合っていかなければならないことは間違いありません。
もうしばらく、投資家の皆さまにはご心配をおかけする日々が続くと思います。
出来るだけありのままのお話を、引き続きこちらでお伝えして参ります。
政治、国際問題、みなさまのお考えがございますので、「応援してください」とは言いづらいですが、
ミャンマーとミャンマーの人々にご関心を寄せて頂けますと、それが大きな応援に繋がります。
引続き、何卒宜しくお願い申し上げます。
▲ヤンゴンの大通りに描かれたメッセージ(友人のfacebook投稿よりお借りしてきました)
MJI Enterprise Co., Ltd.
加藤侑子並びにスタッフ一同
LIPミャンマー貧困削減ファンドにご参加くださっている投資家のみなさまへ
セキュリテをご利用のみなさまへ
ミャンマーにおける国家非常事態宣言と、状況下におけるMJIの状況を報告させて頂きます。
先のニュースで、1週間をめどに影響停止する旨をご報告させて頂いておりました。
7日日曜日、現地スタッフと協議・現場確認の結果、8日より営業を開始する運びとなりましたことを報告申し上げます。
参考:ミャンマー連邦共和国の国家非常事態宣言についてファンドからのご報告
報道のとおり、軍の事実上クーデターに対し、ミャンマー全土でデモ活動が広がっております。
MJIの営業エリアでも同様のデモ活動は確認されておりますが、
現在のところいずれも、警察隊及び軍部との衝突は確認されておらず、本決定に至りました。
融資の実行並びに回収その他関連サービスを再開を致します。
余談は許さぬ状況ですので、今後も状況の変化に応じ対応して参ります。
ミャンマーで平和のために祈る方々に、農村に、ファイナンスライフラインを絶やさぬよう、引続き邁進して参ります。
重ねまして、ミャンマーのニュースに目を通し、ミャンマーの現状に少しでも目を向けて頂いていることに、
ミャンマーとミャンマーのひとびとに関わる一員として心から感謝申し上げます。
誠にありがとうございます。
みなさまの温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd. / ワラム株式会社
加藤侑子
LIPミャンマー貧困削減ファンドにご参加くださっている投資家のみなさまへ
セキュリテをご利用のみなさまへ
報道がされております、ミャンマーにおけるアウンサンスー・チー氏の拘束や、
ミャンマー国軍による国家非常事態宣言と、状況下におけるMJIの状況を報告させて頂きます。
ニュース等ををご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、まず、ニュースや外務省の報道を参考にご覧いただけますと幸いです。
以下は、参考にURLを記載します。他にも多数報道はございます。
ミャンマーでクーデター国軍が全権掌握スー・チー氏らを拘束(2021年2月1日 8:18 日本経済新聞)
ミャンマー最大都市、クーデターで混乱 携帯一時不通(2021年2月1日 19:13 日本経済新聞)
ミャンマーで軍政復活-スー・チー氏「国民はクーデターに反対を」(2021年2月2日 8:57 ブルームバーグ)
ミャンマー国内情勢について(令和3年2月1日 外務大臣談話)
※外部サイトに接続されます
MJIでは、モバイルインターネット通信が回復し始めた日本時間16時半ごろ、従業員全員の安否確認が取れました。
ご心配をいただいたみなさま、まことに有難うございました。
また、状況を鑑み、同時刻に行いました緊急会議で、まず1週間営業を停止する旨の決定を致しました。
従業員の安全確認が取れ、その後、ミャンマーにいる友人たちとも安全の確認がとれました。
その中で、「わたしたちの国がこんなことをしてごめんなさい。」と、掛けられた言葉が、悲しく心に刺さっています。
あなたが悪いわけじゃないこと、国民が望んでいないことは誰もが知っているよ。
でも、国民としてミャンマーを信じてくれた人に申し訳ない。
未来あるミャンマー若者が口にした言葉でした。
今後、本ファンド事業だけでなく、ミャンマー全体動向を注視し、現地並びに本ファンド事業提携先のみなさまと連携し、自体の把握と対応に努め、投資家様に向けてニュース内でご報告を続けさせて頂きます。
投資家のみなさまにおかれましては、ご不安もあるかと思いますが、
スタッフの安全を守りながらも、最善の策をとって進んで参りますので、引続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd. / ワラム株式会社
加藤侑子
お世話になっております。
MJIの伊藤です。
この度、12月29日(火) 16時より、日頃からご支援いただいている皆さまへの感謝と、コロナ渦のミャンマーにおいて行われているソーシャルビジネスの現状をより多くの方々へ知っていただきたいという想いを込めて、マイクロファイナンスとソーシャルビジネスに関するオンラインイベントを開催します。
当日はゲストスピーカーとして下記の御三方にご登壇いただき、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」をテーマに特別トークセッションも行いますので、ご興味のある皆さま是非ご参加ください。
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・同じくミャンマーにてマイクロファイナンス関連事業と農村部での流通事業を展開している
『リンクルージョン株式会社』より、黒柳 英哲さん
・「機会の平等を通じた貧困削減」目指して全メンバーがプロボノとして活動している
『認定NPO法人Living in Peace』より、龔 軼群(キョウイグン)さん
・小口から出資可能なインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営している
『ミュージックセキュリティーズ株式会社』より、杉山 章子さん
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<イベント概要>
ミャンマーMJI 年末大感謝祭
〜ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス〜
日時:2020年12月29日(火)16:00~17:30
会場:オンライン ※お申込み後URLをご案内します
主催:MJI Enterprise Co., Ltd.
参加費:無料(寄付受付有)
スピーカー:
加藤 侑子(MJI Enterprise Co., Ltd)
龔 軼群(キョウ イグン)(認定NPO法人Living In Peace)
黒柳 英哲(リンクルージョン株式会社)
杉山 章子(ミュージックセキュリティーズ株式会社)
申し込み方法:下記のリンクより申し込みください。
https://mji2020.peatix.com
お世話になっております。
MJIの伊藤です。
この度、弊社代表の加藤が今年の社会企業家として選出され、
コモンズ投信株式会社さま主催の「第12回コモンズ社会起業家フォーラム」へ登壇させていただくことになりました。
当イベントのテーマは『あなたの未来を信じる力を教えて下さい。』となっており、
その他にも様々な方法で社会課題解決のためにご尽力されている、計11名の方々がご登壇されます。
ご視聴いただける最大人数に制限が設けられているため、ご興味のある方は是非、お早めにお申し込みいただけますと幸いです。
イベント概要は以下のURLよりご確認いただけます。
https://www.commons30.jp/forum12/
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開催日時:2020年10月3日(土)13:00~16:50(受付開始 12:50)
参加費:無料(オンライン開催)
定員: Zoomウェビナー:ご希望先着500名 / Youtubeライブでも当日限定公開配信
イベント概要:社会課題解決のために自ら行動を起こした11名のリーダーたちが
マイク一本と想いだけを手に7分間のスピーチリレーをします。
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今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd.
伊藤 幹二
ミャンマーからこんにちは、
MJIの加藤です。
まもなく、募集期間が終了します。
出資者さまとセキュリテ会員さまへの御礼はお伝えさせて頂いてきたのですが、
まだ御礼を言えていない、一緒にファンドを支えて下さった関係者のみなさまへ、
この場を借りて御礼を言わせて下さい。
ファンド1組成当時・・・
ミャンマーでの資金調達は容易でなく、わたくしとMJIの実力では叶わずもがいておりました。
当時は、強い自信も持てず、会社経営が出来ているのも本当にラッキーだと思っていました。
他外資MFIよりずーっと小さい。
親会社などの資金調達ラインも持っていない。
他で功績がある有名な経営者でもないわたし。
唯一、MJIが自信を持てたのは、
目の前にいるお客さまと、
お客さまとこれまで築いていた関係だけでした。
唯一、わたくしが自信を持てたのは、
お客さまとその関係を築いてくれたスタッフと
師匠から暖簾分けしてもらったマイクロファイナンスメソッドだけでした。
セキュリテは、そんなMJIとわたくしに新しい自信と目標を持たせてくれた存在です。
それを支えてくださったLiving in Peaceのお話です。
LIPは、全員がプロボノという「本業を持ちながら才能+本業以外の時間を使って」世界を変えようとするとんでもない組織です。
ファンド1では、資金調達のいろはも分からないわたくしにDDチームの会計財務専門家のみなさまが本当に丁寧に質問に質問を重ねて、本来10分で済むであろうものに10倍以上(当社比)の時間を割いて、MJIの進む先を数字とエクセルに載せてご理解を下さいました。
ファンド組成の条件を整えるための日本での各種手続きについても、細かく丁寧におんぶに抱っこに近い(とわたくしは思っています)状態でご指導とサポートをいただきました。
ミャンマーにお越しくださったDD=審査メンバーも、みなさま暖かい心で文化を受け入れて下さり、その上でプロの目線で各支店スタッフとお客さまへの面談など本当に丁寧に対応下さいました。
最初は「審査」「面談」と聞いて、不安そうな本店マネージャーたちでしたが面談後は本当に生き生きとして、彼らの目に「DDにきた外国人の人とちゃんと1対1で話せた、聞いてもらった」という喜びと達成感が溢れていました。
そして投資家さまが400名を超えたファンド1では、スタッフも眼を丸くして驚き、心から喜んでくれていました。
その後、月次のモニタリング(出資者さまにお届けしているレポートのもと)でも先の経験が生き、時々突拍子もないお返事をしてしまうことがありますが、とてもスタッフが安心と責任感をもってモニタリングへの対応をしている姿があります。
先ほど申し上げました通り、LIPはプロボノで構成される組織であり、
本業の担当や異動によって長くご一緒できないこともあります。
ここまで思い出として書いたストーリーの中にも、今はもう所属していない方もいます。
●ファンド組成以前から心を支えて下さったKate Spadeとフラミンゴが東京1似合う文学女子
●一時の父になり今はソーシャルディスタンス越しに見守ってくださっているスーパーバンカー
●今でも変わらず事業計画に叱咤激励(という指摘)を下さる天才的会計チーム
●イベント(と酒の席?)等でしか会えない重鎮陣
●ファンド2、人手が少ない中誰よりも心と時間を注いでくださった本当は会計専門(とお聞きしている)なのに超マルチスキルな才女
●イベントの度にオンライン&オフライン問わず駆け付けて下さるプロテイン男子
●いつかいつかと言いながら無理を聞いて下さり実現した研修担当ノンファイナンスチーム
●LIPのノンファイナンスチームから思い切ってこのミャンマーに飛び込む決意をしてくれたかんじさん
●これからもっとご一緒できるファンド2モニタリング&特典チームのみなさま
嗚呼、本当はもっと伝えたい方がいますがもう限界!(行数と投稿時間が)
本当にすべてのLIPメンバーに感謝しています。有難うございます。
本当はミュージックセキュリティズのみなさまの分も全部書きたいのですが、長くなってしまうので、今日はおふたりだけ!
●いつもこの酷い乱筆乱文を細かなメッシュで素早く確認し出来たて熱々の状態で出資者さまと投資家さまに届けてくださるまだ見ぬ美女
●常にミャンマーの事情に配慮してファンドの運営を頼もしく守ってくださる蹴球美男
●そして、何度も現地に脚を運んでくださったLIP代表キョウさん、MS杉山さん。
究極的に、立場だけでいってしまうと、
セキュリテは資金調達の窓口であり、
LIPは審査とモニタリングを担う組織です。
でも、
どちらもMJIにとって、
わたくしにとって、
それ以上の存在であり、それ以上の価値のある人々であり関係です。
そして、このセキュリテを通じで出会えた投資家のみなさまにも、同じ思いを常々持っております。
「愛は伝えないと伝わらない。」
ここから、投資家さま関係者のみなさまにたくさんの愛を伝えられるよう、走っていきます。
募集期間終了はわたくしたちのスタートです。
募集終了日だから、少しわがままをいって書かせていただきましたこと、どうぞお許し下さい。
引続き、ご支援と応援そしてご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd.
加藤侑子並びにスタッフ一同
PS:
ミャンマーでも国花であるパダウーが今日咲きました
みんな外出を控えているから採ってしまう人が少ないらしく、毎年より黄色がたくさんのミャンマーより
ハナハハナハハナハサク
ミャンマーからこんにちは、MJIの伊藤です。
『LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2』、募集最終まで残り7時間となりました。
(MJIによるセキュリテジャックは続いております)
代表の加藤より簡単ではございますが、みなさまからご出資いただいた大切な資金の使い道や今後の私たちの取り組みについて、ビデオメッセージにてお伝えさせていただいておりますので、是非ご覧いただきたく思います。
(以下の画像をクリックしてご視聴いただけます)
ファンド募集締め切りまで残り7時間、終了のホイッスルが鳴るまで私たちは全力疾走で頑張って参ります。 終わりのその瞬間まで、みなさまにもお付き合いいただけますと幸甚です。
引続き、ご支援と応援、 そしてご指導ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd.
伊藤&加藤&スタッフ一同