お知らせ 奈良公園 鹿と共生 雑貨づくりファンド2018年09月
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2018年9月14日 21:00
声にださない“がんばれ”
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皆さま、こんばんは。
大型台風の被害状況が、各地から聞こえてきたかと思っていると
想像もしなかった北海道の大地震。
大切な人や、ものや、日常生活、
さまざまなものを一瞬で失くされた方々が多く
かけるべき言葉がみつからないままです。
何もできない自分、
日常の中で、ふと、その事実自体を忘れてしまいそうになる自分、
もどかしくて、ふがいなくて。
同じような気持ちを持っていたときがありました。
もう3年半ほど経つのでしょうか、熊本を襲った地震です。
知人がいたこともあり、連絡がついたときは本当にほっとしました。
しかし、伝わってくる現地の惨状は耳を疑うようなものでした。
何もできないけど、気持ちは向いているから、応援するから。
そんな思いをどうしても伝えたくて
ちょうどその時に立ち上げた寄付金付きのノート(ノーモ)にも
急遽仲間入りさせました。
「何か役に立てるのならフリーで使ってください」という方の写真サイトがあり、
阿蘇の雄大な風景画像を拝借させていただきました。
奈良公園に暮らす「ゆにしか」たちが、遠く離れた熊本に一生懸命気持ちを届ける様子です。
私だけでなく、奈良の人々、それだけでなく色んな方々のエールを代弁しているつもりです。
私にとって、とても大切な一冊です。
“微力”とはこういうことですね。
でも、何かの力にはなれると信じています。
心の中で「がんばれ、がんばれ」と誰かにエールを送ること、
それが大事だと思っています。
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2018年9月1日 20:00
9月、新しい気持ち。
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皆さま、こんばんは。
明け方から大雨となった9月のスタートです。
私たちのファンド募集期間ですが、
当初ひとつの区切りとして8月末を設定していました。
が、まだまだ皆さまの応援をいただきたく、
来年2月末まで延ばしていただきました。
さらに気持ちをひきしめて、新しい気持ちで、
いま進めていることに向き合っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
少しずつ形になってきた“奈良公園おさんぽ袋”
製作会社さまとやりとりをしていく中で
最初は考えていなかった仕様がどんどん出てきます。
持ち手として結ぶのに長さが足りない!結びにくい!
じゃぁ、コットンテープを縫い付けてみよう…
というのもそうです。
そして今回は、かや生地の縫製方法を変えてみました。
下の画像は普通のかやふきんです。端はロックミシン仕上げ、薄い生地を重ねて作るので等間隔でミシンをかけています。
当初の予定では、このまま使おうと思っていました。
でも、実際にあずま袋にしてもらうと…
かやふきんは最初“のりづけ”されていますので、
すぐ使っていただきたい袋にするには、一度洗いをかけてもらいます。
すると、端の部分がどうも落ち着かなくて、
何本もあるミシン目部分の縮み率が高くなるようで、???な感じです。
そして提案していただいたのが“袋縫い”です。
字の通り、重ねた生地を中表で縫い、ひっくりかえして袋状にしたものです。
こうすると生地をおさえるためのミシン縫いが不要になり
端も表面もすっきりした感じになります。
当たり前ですが、美しいものは手間がかかります。(もちろんコストも)
でも、やっぱり気持ちにすとんと落ちるものが作りたいので、
こちらでお願いすることにしました。
あとは最大の難関、“色”ですね。気持ちに落ちる色、探しています。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。がんばります。