山口放牧牛

休耕地を活用し、自然の中でのびのびと育てる
休耕地を活用して育てる「山口放牧牛」
株式会社つなぐファームの山口放牧牛は、山口県の秋穂二島で放牧肥育されています。
放牧地には、休耕地であった場所を活用しています。自生する草木などを食べ、牧草地を歩き回りながら育ちます。
この手法の良いところは、「休耕地の雑草を刈る手間が省けること」だけではありません。
休耕地の荒廃の防止・農地の維持で地域への貢献
後継者や担い手不足によって休耕地となった農地でも定期的な手入れは必要ですが、広大な農地の手入れには膨大な労力が必要です。
そこで、休耕地で放牧を行います。放牧牛が草を食べることで、雑草の繁茂を抑え、休耕地の荒廃を防ぎます。
再び農作が行えるよう農地を保全するだけでなく、秋穂二島の美しい景観の維持にもつながります。
また、放牧牛が放牧地を歩き回り、放牧牛の体調管理のために人が出入りすることで、放牧地には野生動物が住み着きにくくなります。
これは周辺の農地の鳥獣被害の軽減につながります。
つなぐファームの休耕地での放牧牛肥育は、地域への貢献でもあるのです。
放牧牛のストレスを軽減し、自然の中で育つ
柵で囲っただけの広い休耕地で放牧する事で、放牧牛は自然に近い環境でのびのび育ちます。
牛舎に閉じ込め容器で飼料を次々と与える育て方よりも、ストレスを軽減することができます。
放牧牛に優しく健康的であり、アニマルウェルフェア(動物の福祉)にも配慮した肥育方法です。
また、休耕地の雑草を食べる分、穀物を大量に使用した配合飼料の使用を抑えることにつながります。
株式会社つなぐファームは、素牛の購入から『焼肉つなぐファーム』での提供までを一貫して管理しています。
放牧牛の生産過程がはっきりしていて、消費者も安心して食べることができます。
作り手のご紹介
株式会社つなぐファーム
株式会社つなぐファームは、「山口型放牧」の手法を一部取り入れた肉用牛の肥育および焼肉レストランを運営している6次産業の会社です。
山口市二島の自然豊かな環境で放牧で育った「山口放牧牛」はストレスフリーで健康的です。
放牧牛ならではの脂肪分が少なくヘルシーな赤身は、旨味が凝縮されており驚くほど美味しいです。
この「山口放牧牛」を、たくさんのお客様に知って頂き、味わって頂きたいと思っております。