本匿名組合契約の名称 | 広島 空き家/移住で地方創生ファンド |
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営業者 | 株式会社リタ・パートナーズ |
出資金募集最大総額(口数) | 13,020,000円 (434口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:166口) |
会計期間 | 本匿名組合事業の顧客を初めに獲得した日の当月1日 |
決算日 | 第1回 会計期間開始日より1年後 第2回 会計期間開始日より2年後 第3回 会計期間開始日より3年後 第4回 会計期間開始日より4年後 第5回 会計期間開始日より5年後 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) ![]() ![]() ![]() |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について営業者は設立3年目の会社です。創業以来、飲食店の運営及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. 移住ポータルサイトの構築
営業者は募集開始日現在、広島県を中心に移住に関する情報及び空き家情報を紹介するポータルサイトを構築中であり、2022 年 1 月には試作版が完成する目途が立っております。
b. 顧客不動産業者の獲得
営業者は広島県等の不動産業者に対する自社営業で移住ポータルサイトの認知度向上を図ること、SNS 等にて情報発信すること、無料掲載期間を設けること、グループ不動産会社の取引業者からの紹介等により顧客となる不動産業者を獲得することを計画している他、グループの不動産会社で空き家を取得し再生させて販売することで空き家流通の成功事例を作り、不動産業界に宣伝することで、不動産業者に空き家の取扱を促すことも想定しています。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×36.9%÷434口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が195,600,000円以下の場合):
リクープ売上金額(税抜)×36.9%÷434口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×2.8%÷434口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が195,600,000円を超える場合):
リクープ売上金額(税抜)×36.9%÷434口×1口
+(195,600,000円(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×2.8%÷434口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-195,600,000円(税抜))×1.4%÷434口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過であり、一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、営業者が2023年4月末までに本匿名組合事業の顧客を獲得できなかった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売するサービスについては、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業は新規事業であり、ポータルサイトの完成、販売体制の整備等の運営体制の構築や当該事業に関する市場の認知や浸透に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
13. 兼業に関するリスク
営業者の代表者は株式会社GFパートナーズグループ及び株式会社NREIB Holdingsの代表者として活動に携わっていることから、営業者の代表者がこれらの会社の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者が匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定している場合、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
※本ファンドに出資者特典はございません。
事業の特長 | 『移住はしたいけど、、』を解消する情報を集約 |
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資金使途 | 『iju-』開設のための費用 |
事業計画 | 空き家活用の実績をつくり顧客数を増加 |
大変お待たせいたしました!
構想から約1年4か月。開発に約1年近くをかけ、ようやく形となり運用を開始することとなりました。
クラウドファンディングを通じて応援してくださっている方々を始め、ミュージックセキュリティーズ社様、構想段階から関わってくださった方々、開発に関わってくださった方々のお陰でこの日を迎えることができました。
今回構築しましたポータルサイト「イジュー iju- 」は弊社の移住事業において肝となる装置です。(サイトページリンクは下に貼り付けております)
作成して終わりではなく、まずはサイトの認知向上に努めます。
また、今後は情報発信のアップデートも行っていく計画でおりますので、今後もイジューの内容にも注目頂けますと幸いです。
改めまして、広島県移住ポータルサイト「イジュー iju- 」(以下、イジューと表現する)の意義ですが、
広島県の各地(各市町やもっと狭い単位での地域)に興味を持ってもらうことを仕掛けとし、横断的に各エリアを見て頂けるように構成を工夫しました。
こうすることで、キーワード入力に至らない知名度の乏しい自治体も視覚的にフックをかけることで、インターネット上でのつながりを持つキッカケになると考えています。
移住に関して、各自治体を始め地域のNPO団体や個人の方々が内容の充実したータルサイトを作成されています。弊社の活動下で知り得たサイト等を集約させて頂き、利用者にとり各地域の下調べが簡素化される点と、予算等をかけて内容のあるものを作成されている物とがつながりやすくなることを狙いとしています。
現代においての情報発信ツールに「動画」が多くを占めています。
「動画の伝わりやすさ」は文字や写真と比較してもワクワク感を掻き立てられ、リアルが増すと考えます。イジューにおいてもYouTube動画を集約し、まとめサイト的な役割を担います。
移住検討者が下調べ段階でインターネット上で何枚もページを開かなくても済むように構成しました。
■イジューの全体感として、
フェーズ1では、移住のハードルを下げることを目的に、観光目線で魅力発信を行っています。
行ったことがあり、好きな場所であれば移住へのハードルも下がるだろうとの考えです。
その為にも観光人口を増やすための仕掛けとして、アクティビティやグルメなどを中心に地域の紹介を行っています。
フェーズ2では、空き家バンクの役割を充実化することを計画しています。
具体的には民間の不動産業者が空き家活用に対し関わりやすくする取り組みです。
すでに古民家再生を実施されている会社もあることから、流動性を高めたいと考えています。
こういった取り組みを行っていることが表面化されれば、個人の空き家保有者が保有物件の処分を検討してくれやすくなると考えており、空き家情報がもっと捉えやすくなると考えております。
フェーズ3以降では、空き家活用のビジネスモデルを自社でも構築し明示させることで、空き家活用ビジネスの市場を広げていく仕掛けを考えております。
そうすることで不動産業者の空き家活用が加速し、中古市場へと成長することが期待され、売買単価も向上することで仲介手数料も向上することとなると考えます。
結果的に空き家活用策がより具体的な形として見える化となり、個人保有者含め市場形成につなげたい考えです。
同時に空き家紹介ページも充実化を図っております。こちらも整備され次第オフィシャルリリースさせて頂きます。
■弊社移住事業の取り組みについて
イジューという装置をうまく活用するため、認知活動向上を継続的に行います。
※InstagramやFacebookもリンク付けておりますので、ぜひフォロー拡散をお願い致します。
イジューの認知が進むことで移住検討者が増加し、相談件数も伸びてくると考えます。
各地域において移住コーディネーター的役割の個人や団体と連携しネットワーク構築をすることでカバーしていきます。
こういった点はデジタルよりもアナログ的に人とのつながりでネットワーク構築を進めて参ります。
また、行政・民間・非営利団体などが敵対することなく互いの強みを生かし活動することで、効果を高めて参ります。
■最後に
広島県は山・海・島があり、自然が豊富に感じられる地形でありますが、広島市や福山市を筆頭に程よい規模の都市があります。車で約1時間から1時間半で移動できる範囲です。
また、宮島・原爆ドームという世界遺産がある点、被爆都市としての世界的な知名度を誇る広島市をハブとして、周囲の島や山間部へも足を延ばしていただける面白味はあると考えます。
実際に住むとなるとそれだけでなく、温暖な気候がありおいしい食材も豊富です。
こういったことは、恐らく各都道府県お持ちなのではないかと感じており、どう世の中に発信し仕組化することができるか?にかかっていると考えます。
今回のイジューをきっかけに、リトルトーキョーを作るのではなく、都会の真似をするのではなく、過疎が進んでしまっている地域の魅力を再確認し自信をもって発信し続けることの一助になればと思います。
イジューの取り組みは始まったばかりです。
まだまだ応援をよろしくお願いいたします。
【各リンク先】
〇ポータルサイトイジューのURL:
https://www.iju-hiroshima.jp/
〇イジューインスタグラムURL:
https://www.instagram.com/iju_hiroshima/
〇イジューフェイスブックURL:
https://www.facebook.com/ijuhiroshima/
【さかさま不動産との連携につきまして】
この度、さかさま不動産広島支局の開局に伴い、連携をさせて頂くこととなりました。
■さかさま不動産HP
さかさま不動産 | 借りたいヒトのやりたい想いと貸したいヒトの想いをつなぐ不動産WEBサービス (sakasama-fudosan.com)
さかさま不動産は、利用する方と使ってほしい方の「想い」をつなぐ仕組みです。
イジューとのマッチングも非常に高いと感じており、また「オフィシャルに物件公開をしてほしくない」という保有者のニーズにも合わせられる点から、イジューの仕組みを補完してくれる存在となり得ます。
イジューの認知度向上にもつながり、
「広島県への移住を考えている方で物件を幅広く探したい。」「広島の各地域のことを知りたい。」というニーズへ応えられると考えております。
こういったように、いろいろな地域で活動・活躍されていらっしゃる方が多くいて、互いに連携を取ることで、社会問題化している部分が1つでも動くことにつなげていければと思います。
ついでになりますが。。。
現在、中四国初の「不動産特定共同事業法(不動産クラウドファンディング)」を開始する県内企業の代表者とも連携のお話をしております。
※まだオフィシャルにはできませんので、追ってお知らせいたします。
【FacebookとInstagramのアカウントを作成しました!】
この度、FacebookとInstagramのアカウントを作成いたしましたので
ぜひフォローをよろしくお願いいたします。
■Facebook
>>>
https://www.facebook.com/
■Instagram
>>>
https://www.instagram.com/iju_
すでに投稿を開始しており、江田島の移住者の実体験ストーリーを載せております。
非常に面白い内容ですので、ぜひご覧ください。
【RING HIROSHIMAへのエントリーを実施いたしました。】
▶挑戦者|RING HIROSHIMA|ひろしまサンドボックス【広島県】 (hiroshima-sandbox.jp)
この度、広島県内におけるイジューの認知向上を目的に「RING HIROSHIMA」へエントリー致しました。
すでにエントリーシートを提出し、ズーム面談を終えております。
採択結果は2022年7月4日の予定となっております。
採択されますと様々な面でサポートが得られることもあり、エントリーする判断を致しました。
多くの方を巻き込んで、賛同者を増やしていきたいと思います!
大変ご無沙汰しており、申し訳ございません。
久々の投稿をさせて頂きます。
■進捗報告
〇WEBページにつきまして
今回の事業の要でもあります、移住ポータルサイト「イジュー iju-」の完成のめどがつき、
6月中には第1フェーズが完成し、オフィシャルに見れる状態として開始致します。
第1フェーズと設定した背景としまして、
■雑談からの本題
突然ですが、私には人生の目標とコンセプトがあります。
目標:「奉仕活動ができる人間になりたい」
コンセプト:「カッコイイ大人になりたい」
なぜ、このような思考になったのかを自己分析すると。
いくつかのきっかけがあります。
大きなきっかけとして、UC時代の同期の言葉にあります。
彼との雑談の中で、「人間の究極は奉仕活動だ」という発言に影響を受けました。
同期ではあるのですが年齢は3歳年上で、しっかりとした考えを持っている人間です。
本当に勉強させられる影響を受けたお一人です。
彼が言うには、資本主義社会で成功している人物はだいたい奉仕活動をしている。
十分に稼いだ人はそこに行きつくのではないか?ということを分析していました。
「なるほどな」と思いつつ、ずっと頭の片隅に残っていて、今に至ります。
もう一点は海外旅行です。
私自身、海外旅行が好きで、日本とは違う文化に触れることで、新鮮で刺激を受けます。
特にヨーロッパが好きで、いわゆる観光地の街散策をしながら建物や街を見るのが好きです。
なぜ、海外旅行が奉仕活動のきっかけになるのか?ですが、
イギリスの大英博物館へ行ったとき、エントランスの真ん中に募金箱が置いてありました。
その中はお金でいっぱいになっていて、もちろん世界有数の観光施設ではあると思いますが、多くの方がその運営を支えている様子を感じました。
私自身、日本国内の生活や観光をして、神社のお賽銭以外での寄付行為をしていないため、その行動や思いが希薄であると気づかされました。
同時に、日本は裕福な国であるとつくづく思います。
フランスで行った商業施設や地下鉄のエスカレーターはよく止まっていて、ほぼ階段になっています。復旧にも時間がかかるようで、ここは労働観の違いはあるかもしれません。
イタリアで乗った電車は改札が壊れていて、切符を入れても出てこず、駅員に言ってももう一度買えと。(イタリア語話せませんが、同じ人間なので言わんとしていることが伝わってきます笑)
治安の面でもそれを感じます。
地下鉄に乗るとだいたいスリに出遭います。合計、10回に満たない程度遭っています。
お金は全くとられていませんが、カバンのファスナーが必ず開いている回数です。
これが本当に感心するほどうまい。
彼らは5~6人1組のチームになって業として、している印象です。
地下鉄に乗るタイミングで妻が先に乗り、その間に入られ、おしくらまんじゅう状態にされます。もちろんはぐれたくない気持ちになるので、「追いつかないと」と思うので気が散ってしまう心理を利用しているのではないかと思います。
私は現金を持たず、分散していますので、カバンに入っているのは折りたたみ傘と地球の歩き方だけです。スリの人からするとハズレでしょうね。
電車には結果的に乗れるので、そのあとはスリの人たちと一緒の車両にいたりもします。
目つきでだいたいのチームのメンバーはわかるのですが、中には子供もいます。
非常に。。。なんというか。悲しくなります。
余談ですが、妻とのルールで、こういうケースに遭った時は無理せず乗らず、次の駅で待ち合わせすることにしています。
お店の営業時間でも感じます。
だいたい20時くらいには閉まりますね。
日曜休みは多く、24時間営業365日年中無休は皆無ではないでしょうか。
シンガポールではダイソーがありますが2ドル均一です。
ヨーロッパにはない。
それぞれ日本ではどうでしょうか。
エレベーターやエスカレーターが定期点検以外で止まっていることに遭遇することは稀です。
止まってもすぐにメンテナンスの方が来て復旧も早いでしょう。
改札はどうでしょう。
システムも構築され、利用者はスムーズに通れます。もし故障しても駅員さんも事情の理解が早いのではと思います。(言葉の壁はあると思いますが)
スリに関しては言うまでもないですよね。
24時間営業のお店は多種多様。
ダイソー等の100均店舗に行くと、これも100円あれも100円。そのクオリティの高さは本当に感謝しかありません。
昨年、「親ガチャ」という言葉が流行語大賞にノミネートされました。
派生で「国ガチャ」や〇〇ガチャなど色々連想されました。
日本に生まれることができたことは恵まれていることなのだと感じなければならないなと思います。
その中で、自身にできることはないか?というのがきっかけとなった理由です。
理想的なことを言うと、奉仕活動のゴールは、特にアフリカや東南アジアで学校に行きたくてもいけない子供たちに教育を提供できるようになりたいと考えています。
そうなるためには、資金力はもちろん人的ネットワーク、時間的余裕を整備していく必要があると思い、それができる限り早く実現できる職業として「経営者」か「地主」ではないか?と安易に考えました笑
地主は土地を持っていないのですぐにはなれないと、消去法で経営者だなと思い経営者を目指して今に至ります。
〇なぜ移住?につながっていくのか?
自身の今までの人生を振り返り、比較的自由に判断し行動させてもらえているなと感じています。
充実した日々を送るとともに、多くの方々に支えられ影響を与えられ生かされているなと感じます。
日本国内の「自己実現」を叶えたい方々のサポートをできないか?が移住事業のきっかけであり、移住サイト「iju- イジュー」は自己実現サポート装置としての位置づけを担います。
今回のファンドでは、出資者の皆様への御礼として物は設定していないですし、
形として成果物が見えにくく、伝わりづらい事業なのではないかと、私自身思っています。
こういった私の考えを見て頂くことで共感して頂ければすごく嬉しいですし、励みになります!
色々な方に訪問し、それぞれに考えや理念、軸があり、合う合わないも見えてきています。
こちらの理念を押し付けるのも違うので、共感してくださる方々と密な連携を取っていくことでモチベーションを維持しております。
(ここのセルフコントロールは得意な方なので全然大丈夫なのですが笑)
長くはなりましたが、
自己実現サポート事業として捉えて頂き応援して頂ける方々もチームです。
いろいろな形でかかわって頂けますと幸いです。
■生い立ち⑨
今回は不動産業について記していきます。
改めて、不動産業は参入障壁が高いなと感じます。
私はUCの期間があったことで、宅建を持てていたことがようやく役立ちました。
REGAO時代の店舗開発でも、独立してからも発揮することなく、資格だけ持っていました。
きっかけは2020年冬ごろ、すみれ事業も軌道に乗り始め(2つ目の事業となると、仕組化するのも早くなります!)おかげさまで収益も見込める段階となったため、将来の為に投資を始めよう!と自身の中でなりました。
元々マンション営業だったこともあり、マンションの相場観やブランドなど何となくの価値観があったので、やってみようという思いになりやすかったこともあり、不動産投資を始めることとなりました。
対象案件は、立地は広島市中心部に当たる4区内、築年数は30年前後(価格が下げ止まり安定してくる)、ファミリータイプ。と条件を限定し始めることとしました。
一番重要なのは情報だと思っていたので、元々のお付き合いのあるネットワークから信頼できる方をご紹介頂きました。
その方にアドバイスを頂きながら半年が過ぎようとしたころ、「不動産業として法人立てて、業としてやればいいのに。」と一言言われ、「じゃあしようかな」となりました。
「宅建取らないといけませんね。」となったので「持ってます(笑)」と私。「えっ(笑)」のやり取りを今でも覚えています笑
不動産業を通じて、改めて実務的な流れや不動産活用の視点が経験できてきたことで、この度の移住事業へとつながっていきます。
ふとした時、「最近、地方移住ってよく耳にするけど、移住用の物件ってどうやってみんな見つけてるんだろう?」と感じました。
実際に調べてみると、「スーモ」や「アットホーム」など、大手検索サイトは掲載件数こそ多いものの、「駅から徒歩〇分」など、いわゆる一般的な利便性にウエイトを持った物件がほとんどだと気づきました。
移住して住まう住宅って、本当にそういう利便性が優先順位高いのかな?と考え、自身が移住するとしたら何がしたいか?という観点で見る必要があることに気づきました。
私自身、畑いじりや人と会わないような生活、海の見えるリビングのあるお家。などなど。
夢と希望が膨らみます笑
同時に、そのような環境は都市部では現実的ではなく、いわゆる「田舎」立地の物件こそがマッチングが高いのではと感じました。
現代では田舎の空き家は社会問題の1つであると捉えています。
今回の移住事業の仕組化が実現できれば、空き家問題や過疎問題、地方創生が同時進行的に解決につながるのではないかと考えつきました。
とても社会的意義のある事業だと思っています。そこにしっかりと収益性をつけることができるとなお、素晴らしいことだと考えています。
移住や空き家について調べていくと、多くの自治体が移住のポータルサイトやハウトゥーサイト、空き家バンク等が整備されていることを知りました。
また、個人や団体も非常に素敵な移住ポータルサイトや取り組みをしているサイトなど、多くの皆さんがすでに動いていることも知りました。
非常にもったいなさを感じたのが、「これの情報にみんなどうやって行きつくのか?」「その地域の名前ってそもそもどうやって知るんだろう?」でした。
自治体の知名度って大切だと改めて感じました。
恐らく広島県内で知名度のある自治体って、「広島市」と「尾道市」くらいではないかな?と。あとは「宮島」ですかね。宮島は廿日市市ですが、広島に住んでいる人間からすると、廿日市市って住宅エリアで、広島市のベッドタウン的な地理的要素があるので、移住のイメージにはつながらないな。などエリアの特性があるけど、特性を知って頂けるような発信の仕方も必要だと感じました。
空き家バンクも自治体によって濃淡があり、物件によっては写真がまったくなかったりと、ユーザー視点ではないのが残念なものもあります。
こういった目線で整備することで、本質的な空き家解決につなげられたらと思います。
これらの気づきを通じて、広島県内23市町でまずは「総合的で見やすい横断的なストーリー性のあるポータルサイトとして「移住サイト iju- イジュー」」が構築できないか、というのが今回の事業の全体感です。
サイト内では各市町の名前を知らなくても行きつくように、地図を配して興味のある場所をクリックして頂くことで市町ページにリンクします。
市町ページでは、観光の視点をベースに、エリア紹介をします。エリア紹介でも動画や外部サイトリンクを整理してフックを散りばめることで、「多様化した移住先での自己実現」のきっかけにして頂きます。
そのエリアで紹介している物件(空き家主体としますが後々は整備した物件も載せる計画でいます)につなげていく。
物件紹介も掲載者に紹介情報を確実に掲載させるようにフォーマット化することと、物件紹介が無機質にならないように見せ方や、物件周辺でできるアクティビティ(農業やマリンスポーツなど趣味的要素含む)も合わせて特性を持たせていくことで、見ていて面白い内容となるように計画しています。
サイト構築ができてしまえば、装置として有効活用できます。
〇各エリアの紹介や物件のアップデートを随時していくこと。〇イジューというサイトの存在を発信し続けること。
で移住に興味のある方、観光で探しついた方、空き家活用に興味を持っている方。を中心にブランディングしていければと考えています。
そこに市場が開放されてくれば、民間企業(主に不動産業者)の参入が始まるのではと想像しています。
特に空き家活用は可能性を秘めていると考えています。
所有者さんにとっては、「安くてもいいから手放したい」というニーズはあり、現実に空き家バンクにも100万円台の物件は多く載っています。
個人がそのまま購入しリフォームすることもできますし、しっかりとプロが改装しすぐに住めるようにして再販売するのも仕組化できると、需要と供給が成立すると考えています。
その為にもイジューというブランドを高めていくことを継続していきます。
まずは自社で保有・改装・再利用の実績を持ち、成功事例として紹介していく動きをします。
※現在、江田島市及び安芸高田市で計画中です。
このような細かい動きをフットワーク軽く動くことは、自身の強みですので多くの仲間にご協力頂きながら、各エリアでの成功事例を重ねて、仕組化につなげて参ります。
■生い立ち⑧
今回は新規事業のやきとり家すみれ事業の体験について記していきます。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「やきとり家すみれ」は全国チェーンです。
本部は東京ですが、鳥取の大山(だいせん)どりを使用した大山どり専門店です。
全国とはいえ首都圏中心に全国89店舗(2022年2月現在)弊社の広島の店舗が最西端です。
まず、このチェーン店をしようと思ったきっかけについて
実はREGAO時代から、「すみれ」は知っていました。約10年ほど前ですが、中国地方でエリア本部をする計画があり、上長とともにすみれに見学に行ったことがあります。当時も今も非常においしいやきとりが提供され、魅力的に映っていました。
REGAOでのエリア本部は結果としてしませんでしたが、記憶に残っていました。
REGAOの経験もあることから、何かしらの飲食店チェーンはしたいと考えていたこともあり、すみれは選択肢にありました。もちろん牛角や温野菜も選択肢の1つでした。
島根県松江市にもやきとり家すみれがあります。
松江店オーナーの松本さんが友人で、大きなきっかけを下さいました。
SE事業が落ち着いてきて、比較的自由な時間が取れ始めたこともあり、松本さんに連絡をして松江店の見学をさせて頂くこととなりました。
松本さんとは、REGAO時代の担当加盟店のマネージャーをされておられ、10年以上前からのお付き合いで仲良くして頂いています。
独立してから、焼肉屋さんと焼き鳥屋さんを始められておられ、順調に収益も伸ばされていたところです。
その松本さんから「すみれやった方がいいよ!」とシンプルなお話を聞き、本部の社長の湯澤さんに合わせて頂けないか?のご依頼をしました。
皆様お忙しい中で調整頂き、東京訪問が実現しました。
湯澤社長も大変優秀な方で、多くのご経験をされていて、センスも抜群。すみれは年に2回のグランドメニュー変更があり、若い女性にも支持されるようなメニュー開発をしてくださります。やきとり=赤ちょうちんやおじさん、煙もくもくのイメージがあるかもしれませんが、家族連れや若い女性も利用しやすいお店をコンセプトの1つにしています。
松本さんにも同行頂き、私自身の話もさせて頂いた上で、加盟させて頂く旨お伝えし、テナント探しへと進んでいきました。
なぜチェーン店ばかりをするのか?
結論的に言ってしまうと、商品開発やレシピ研究、ブランディングなど得意な人がしているのであれば、時間を費やして0から作り上げるより、ロイヤリティをお支払いして利用させて頂く方が、費用対効果として高いと考えているからです。
私自身、料理人でもなければスーパーコンビニ店員でもないです。
もちろん、現場に立ち経験を重ねれば料理の知識は多少なりともつきますし、レジスピードも速くなります。
大手チェーンの場合、本部社内にプロフェッショナルがいますし、私よりも格段に優秀な方々の集団であると私は思っています。
また、物流ルート網や仕入・開発コスト、広告等の露出などなど、本部の持つ機能は多様であり、数の原理から享受できることはたくさんあります。
こういったことから、本部が多くの失敗の上に培ったスキルやノウハウが利用させて頂けるのであれば、毎月お支払いするロイヤリティは合理的であると判断します。
いよいよ開店の準備です。
2019年冬、テナント候補が出てきて準備が本格化していきます。お付き合いのある金融機関へテナント条件ややきとりブランドの説明、自社の事業計画を持っていくのですが、思いの外難航しました。
難航した理由は小売業(コンビニ事業)から飲食事業への事業拡大はリスクが高いとの回答が多かったです。
私としては、REGAOでの経験を生かせると繰り返し説明をするのですが、なかなか銀行の方を説得することは難しいと感じました。
銀行ってリスク負わないなと他責の念にかられる日々。私は、取る金利を上げてでも融資することで経済は活性化するのではという考えです。
そういった時こそ、担当者が可能性を代弁して頂き、上司の方や支店長を説得して頂けないのか、と感じました。(もちろん担当の皆さんは説得に動かれて頂いていました。)
メインバンクには前年の秋から相談はしていましたが、融資課長さんだけが反対だったようで、最終的に融資しない解答でした。
やはりここは地元の信用金庫、そして政策金融公庫です。
信用金庫とも取引はありましたので、メインとしてついて頂き、協調融資で成立はしたのですが、もう一波乱。
保証協会です。それはもう保守的です。
信用金庫の担当者の方と次長さんも一緒に、直接訪問しました。
そこでも、テナントの賃貸借契約書ややきとり屋さんの加盟契約書を持ってきなさい。と。
そこから初めて、融資するかどうか?を考え始めると。
こちらとしても、少なくとも融資の内定がもらえないと、テナント契約も加盟契約もできない現実はあるのですが、理解して頂けず。
最終的には次長のご決断で保証協会なしで融資して頂けることとなり、しっかり利益を出して返済しなければなと思います。
融資の内定が決まったところで一気に進み始めます。
が、スムーズにいかないものです。
今度は工事業者が決まらない。ここが東京本部との距離感を感じました。
広島に工事業者のネットワークがなく、ここでも少し躓きました。
工事も予定通り進まず。2か月程度遅れましたが、無事2019年6月に開店することができました。
そんな苦労をしてようやく開店したおいしい焼き鳥屋さんですが、ご存じの通り、年明け2020年2月ごろよりコロナ禍となり、今に至ります。
もちろん乗り越えますので!!
今回も長くなってしまいました。すみれ事業についてのお話はこの辺で。
次回は不動産業についてのお話を少し記したいと思います。
■生い立ち⑦
今回は法人設立と2号店を開店してからの体験について記していきます。
2017年夏ごろ、2号店を持つこととなり、法人を設立。
法人を持ったことによる気づきは後で記します。
2号店は引継ぎということもあり、それまで在籍していたスタッフのほとんどが残ってくれました。引継ぎ前までに全スタッフとは面談し、方針説明をさせて頂きました。
基本的な仕組化は同じシステムのチェーン店舗なので、導入はスムーズなのですが。
やはり難しいのは人です。従来のやり方を変えられることにストレスを感じるスタッフはいます。ここが経営者として許容できればいいのですが、そうでなければ退職して頂く話になります。
引継ぎ直後は、それはもう大変でした。
オーナーが違えばやり方が違いますから。私は比較的細かい人間ですので、時間やマナーなど、特にREGAO時代にも鍛えて頂きましたので、その価値観でいます。
時間を守らない点やシフト作成、人員が曖昧。これでは人件費管理できないではないか?
バックヤードにも私物が置かれ、事務所は乱雑。深夜はお客様の来店が少ないので、事務所に籠り、ジャンプを熟読(ジャンプは悪くない)
気合が足らないと思いました。
若い20代の時代ですと、直接的に即座に帰らせたりしていましたが、私も少し年を重ねたため、まずは我慢。自分自身がきびきび動くことを、働くことが普通である環境に変えていく行動をするようにしました。
そうすると結果的に、合わない人は「辞める」と言います。それも揉めずに。
私もまだ、自分自身がシフトに出る覚悟でいましたので、辞められても大丈夫。と自分に言い聞かせながら、内心シフトのやりくりで1号店とを行ったり来たり。大変でした。
今でこそ、笑って話せますが。
こういった環境を通じて、人の価値観を変えられないし、押し付けるべきではないかなと感じられるようになりました。
合わなければ互いにストレスですし、合う環境で働いた方がいい。
自分自身で変えられそうだったり、変わりたければ変わればいい。それくらいの距離感で労働環境は組む方がいいのではないかと感じます。
だからこそ、辞めやすい。辞めさせやすい。両方ほしいのですが、まだ日本の法律では厳しいですね。
SEシステムの中で「会計」があり、P/LやB/Sは本部が管理してくれます。
1号店開業の頃から、お金の流れ(キャッシュフロー)を勉強したくて、会計から毎月送られてくるP/L、B/Sをエクセルに打ち換えていました。
REGAO時代はSVをやっていましたが、数値管理なんぞ知ったかぶりだったように思います。
経営の実務をやっている社長でしか体験できないものがあると改めて感じます。
1号店時代の数値入力だけでは、あまり勉強にならず。
また個人事業主ですと、国民健康保険や事業上の経費は確定申告時の計上になるので、厳密には毎月のP/Lははっきりしていないと感じていました。
キャッシュフローがずれます(表現が正しいかどうかはわかりませんが)
単純には私がしていなかっただけでしょうが。
法人になると、毎月のP/L等が明確化されますのでここでようやくお金の流れが見えてくるようになりました。
ここについては日々勉強ですので、わからないところを顧問税理士の方に質問しながら減らしていっています。
2号店も含め、社員5名体制まで成長し仕組化も進んだこともあり、他事業への拡大を計画し始めました。
法人設立と2号店を開店してからのお話はこの辺で。
次回はやきとり家すみれ事業についての体験エピソードを記したいと思います。
■生い立ち⑥
今回は個人事業主として独立してからの体験について記していきます。
2013年夏ごろ、お世話になったREGAO社を退職し、個人事業主登録をしセブンイレブン事業を開始しました。
なぜセブン?とよく聞かれます。
正直、コンビニはそれまで使う側であり、なおかつ私自身の利用頻度も一般の方より少ない利用だと思います。始めて知ることがたくさんありました。
不動産会社時代のつながりで、山口でセブンイレブンをしているオーナーに知人がおり、独立に向けての相談をしていました。
セブンイレブンは開業にあたり自己資金が少なく始められることを知り、また本部の規模からシステムやバックアップ体制、商品力などの背景を味方にすることで、数年後には店舗を複数経営し、任せられる人材を置き、セブンイレブン事業に専念しながらも事業拡大を図れないかの計画をしました。
まずは開業から3年で2号店を出店することを目標に始めました。
1号店開店直後から、事業の大変さに気づきました。
まずは思いのほかアルバイト採用が進まず、早朝や深夜にシフトに入ってくれるアルバイトが来ず。不足の状態での開店でした。
元々、自身が人件費削減も考え深夜早朝勤務の約16時間程度は入ろうと考えていたので、覚悟はありましたが、体力的には相当きつかったように思います。
当時の自分を振り返ってみても、ストレスからの八つ当たりや思い通りにいかない苛立ちなど、理想とする経営者像からは程遠い人物だったと感じます。
開業から丸2年間は休まず働き続け、その間どうすれば業務を委譲できるか、仕組化を考え続けました。
24時間営業365日営業の中で、直接会えない、コミュニケーションを取れないスタッフへの周知徹底をすることが、まずのハードルでした。
ここについては、徹底的に発信を続けるほかないので、LINEやメール、共有ノート、ホワイトボードなどを利用した掲示板、貼り紙など、あらゆるツールでしつこく発信することでした。
それでも漏れはありましたが。仕方がないと考えるしかないです。
1年くらい経つと、自身の働くペース配分やSE事業のイベント関連の流れもつかめてきて、少し軌道に乗ってきたように感じていました。
各時間帯にも自身の方針に理解してくれるようなスタッフも増えてきて、まとまりができてきた矢先。労働基準監督署から業務改善の指摘を受けました。
匿名での通報があったとのこと。当時、高校生のスタッフで、よく頑張って働いてくれていたと印象のあったスタッフだったのですが、実は私や店長の仕事の仕方に不満を抱いていたようで、知らないところで残業をしていたと主張され、労基署に相談したとのことでした。
匿名ではありましたが、周辺スタッフにも通報するとのことを漏らしていたようで、直後にすぐ発覚しました。
本人とは、面談し残業代を支払って退職する結果となりました。
なかなか頑張って働いてくれているなとこちらが思っていても、相手が思っていることは計り知れないことを、まざまざと感じさせられました。
同時に、私自身の労務管理の怠慢も指摘を受け、労基署の担当官にアドバイスを頂きながら、改善報告書作成を通じて、SEシステムでできていない点を整備し、店舗独自のルールや管理方法を取るように改善しました。
実体験ほど勉強になるものはないと痛感しました。
同じころ、もう1つ難儀がありました。
開店1年くらいして、大学時代の同級生を店長として雇用しました。
これが全然働いてくれず笑
作業はしてくれるのですが、仕事は発展性がなく、なかなか厳しいなと思っていました。
雇用して1年程度経過したころ、さすがにこれ以上雇用し続けるのは、経営的にも余裕はなく、他のスタッフにも示しがつかない状況になり、退職して頂きました。
※簡単に数行で書きましたが、実際にはもっと深く気を使いつつの取り組みでした笑
これも経験
仲のいい友人とは、一緒に仕事を(自分の会社では)しない方がいいと学びました。
うまくやっていらっしゃる方もいると思いますが、私には合わないなと。
退職者が続いていくと、なぜだろうか、良い人が入ってくる。
不思議なものです。
何とも、体内がきれいに浄化されるような、悪い血が流れ出て、きれいな血に入れ替わるように。(無宗教ですのでご心配なく笑)
早朝のアルバイトスタッフで他のバイトと掛け持ちをしていたスタッフから、社員になりたい申し出がありました。
もともとそのスタッフには、社員になってほしい旨を伝えていました。
当時20歳ですが、今も働いてくれていて2店舗管理をしっかりしてくれています!
その後も、他店舗のオーナーさんからSVを通じて、社員紹介があり戦力が増えていきました。
そうなってくると、シフトも安定してきて心にゆとりが出てくるものですね。
私自身の業務も少しずつ委譲できていき、私がしなければならない業務とそうでない業務とで分けていき、分担が進みました。
3年が過ぎたころから本格的に新規出店を目指して、本部の出店担当者とも話しながら日々を過ごしていました。
4年目に差し掛かること、1号店の近くのSEオーナーが引退するということで、店舗を引き継げないか、の持ちかけがあり2号店としてリニューアルオープンさせて頂くこととなりました。
これと同時に法人化をし、いよいよ会社経営へと成長?していきました。
個人事業主として独立してからのお話はこの辺で。
次回は法人設立と2号店を開店してからの体験エピソードを記したいと思います。