本匿名組合契約の名称 | ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド |
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営業者 | リンクルージョン株式会社 |
出資金募集最大総額(口数) | 50,010,000円 (1,667口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:166口) |
会計期間 | 2021年4月1日~2025年3月31日 |
決算日 | 第1回 2022年3月31日 報告日: 2022年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第2回 2023年3月31日 報告日: 2023年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第3回 2024年3月31日 報告日: 2024年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第4回 2025年3月31日 報告日: 2025年5月30日 分配日: 2025年6月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 第4回決算日から90日以内 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) ![]() ![]() ![]() |
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が3,932,713,727円(税抜)以下の場合):
リクープ売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.75%÷1,667口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が3,932,713,727円(税抜)を超える場合):
リクープ売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口
+(3,932,713,727円(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.75%÷1,667口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-3,932,713,727円(税抜))×0.2%÷1,667口×1口
(1)為替レートの変動が一切なかったと仮定した場合の本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーション
シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(2)為替の変動による分配金額のシミュレーション
本匿名組合事業はミャンマーチャット(MMK)建てで行われますが、分配金額は円建て売上金額に応じて算出されます。したがって、本匿名組合事業がMMK建てで計画通り行われた場合でも、分配金額は為替レートの変動等により、大きく変動します。
①MMK建て事業計画売上高を達成した場合
以下のシミュレーションは、MMK建て事業計画売上高を達成した場合の、為替レートの変動による1口当たり分配金額の推移を示したものです。
※ 上記シミュレーションは、事業計画上の為替レート1JPY=14.286MMKに対して会計期間中の為替レートが15%チャット高円安の場合、1口当たり分配金額は為替の変動がなかった場合の42,461円から43,293円に増加し、15%チャット安円高の場合には40,153円に減少することを示しています。
②MMK建てリクープ売上高を達成した場合
以下のシミュレーションは、MMK建てリクープ売上高を達成した場合の、為替レートの変動による1口当たり分配金額の推移を示したものです。
※ 上記シミュレーションは、事業計画上の為替レート1JPY=14.286MMKに対して会計期間中の為替レートが15%チャット高円安の場合、1口当たり分配金額は為替の変動がなかった場合の30,000円から30,923円に増加し、15%チャット安円高の場合には26,086円に減少することを示しています。
1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 為替リスク
本匿名組合契約においては、申込者に円建てでご出資していただきますが、本匿名組合事業は、外貨(ミャンマーチャット)建てで行われるため、為替レートの変動により損失が生じるおそれがあります。具体的には、会計期間中にチャット/円の為替レートがチャット安円高になった場合には、本匿名組合事業が計画どおり実施された場合でも損失が生じるおそれがあります。政府や中央銀行の金融政策・為替政策の変更により、為替レートが大きく変動する可能性があります。
5. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
6. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
7. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
8. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
9. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
10. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
11. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
12. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。
13. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
14. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
16. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
17. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
18. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
19. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
20.サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、商品の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
21. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で提供するサービスについては、営業者の判断の下で提供されますが、提供時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
22. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
23. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業は開始から1年程度の新規事業であり、商品の安定的な確保、販路の獲得やサービス提供体制の整備等の運営体制の構築に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
貢献するSDGs | モニタリング指標 | 実績 | 目標 |
2020年8月 | 2025年3月 | ||
ゴール8: 働きがいも経済成長も |
契約商店数 | 548 | 50,000 |
ゴール10: 人や国の不平等をなくそう |
サービス提供村落数 | 123 | 10,000 |
ゴール5: ジェンダー平等を実現しよう |
契約商店主の女性比率 | 78.7% | 70%以上 |
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
リンクルージョン株式会社は、途上国に「新たな経済の流れをつくり、低所得や貧困のなかで暮らす人々が排除されることのない世界をつくること」を目的として、ミャンマー連邦共和国において、低所得・貧困層向け小口融資を行うマイクロファイナンス機関向けのシステム提供や業務改善支援、農村の小規模商店向けの食品・日用雑貨等の配達サービスの事業を行っています。
ミャンマーの地方部では物流インフラや流通網が未成熟で、女性店主が大半を占める小規模商店は1時間以上かけて仕入れに行かなければなりません。
リンクル―ジョン株式会社は、この課題の解決のため、配送拠点を整備し、商店が携帯電話での注文で仕入れができる仕組みをつくっています。
本ファンドは、上記の配達サービスを整備し、小規模商店へのラストマイル(顧客までの最後の区間)を届ける事業に活用します。分配原資は同事業より発生した売上で、拠点を増やしサービスの提供可能範囲を広げながら事業を拡大する計画です。
また、本ファンドでは、SDGsのうち、ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)、ゴール8(働きがいも経済成長も)、ゴール10(人や国の不平等をなくそう)への貢献をモニタリングし、その成果を出資者にご報告します。
事業の背景 | ミャンマーについて |
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ファンド対象事業 | ラストマイルをつなぐコマース事業 |
資金使途 | 拠点を増やすためにかかる費用を募集 |
事業計画 | 各地の農村へ拠点をつくり事業を拡大 |
応援コメント | MJI代表の加藤氏よりメッセージ |
貢献するSDGs | モニタリング指標 | 実績 | 目標 |
2020年8月 | 2025年3月 | ||
ゴール8: 働きがいも経済成長も |
契約商店数 | 548 | 50,000 |
ゴール10: 人や国の不平等をなくそう |
サービス提供村落数 | 123 | 10,000 |
ゴール5: ジェンダー平等を実現しよう |
契約商店主の女性比率 | 78.7% | 70%以上 |
・ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の拡大
テクノロジーの力で、よりよい金融サービスを、より多くの人々に届けます
・インクルーシブ・ビジネス(BoPビジネス)の創出
途上国の課題を解決する製品やサービス、そして収入機会を、より多くの人々に届けます
皆さん、こんにちは、
リンクルージョン黒柳です。
土曜日に始まった抗議デモは、今日も続いています。
主要都市だけではなく、私たちが営業している農村部にまで拡がってきました。
本社のあるヤンゴンでは、抗議のためクラクションを鳴らしながら車が走り、
窓から抗議を表す3本指が上がっています。
デモに対して軍の出動は無く、警察が抑制的に対応しており、
今のところ衝突に至っているケースは無いようです。
公務員が抗議離職する動きも加速しています。
公的医療機関、学校教員、技術者、中央省庁の職員からも続々と声明が出ています。
皆さんが日本の報道で目にする以上に、大多数の国民が抗議運動に参加しており、
全く諦めていません。
インターネットは不安定ながら繋がりますが、
主要SNSはVPN回避しないと繋がりません。
慎重に情勢を見極めながらですが、本日から配送サービスを再開しました。
ありがたい事に、従業員も再開を歓迎してくれています。
地域の人々に寄り添いながら経済を回すことで、
少しでも人々の力になれればと思います。
(写真はEleven Mediaからの引用)
リンクルージョン黒柳です。
多くのご心配の声を頂きありがとうございます。
街は引き続き平穏で、大規模なデモも控えられています。
慎重に検討してきましたが、来週の月曜日から配送サービスを再開することにしました。
予断を許さない状況に変わりはありませんが、危機対応手順を検討して最低限の安全確保ができる目途が立ちました。
何より顧客の商店から再開を求める声が大きく、地域の人々の生活を支えたいという従業員の声も後押しとなりました。
ミャンマーでは昨日からFacebookが遮断されています。
ミャンマーは「インターネット=Facebook」の世界でした。
企業のホームページや顧客窓口から政府の公式発表に至るまで、全てFacebook上で行われる経済のインフラです。
一時的に、インターネット上の抗議のうねりは抑えられていますが、それに比例して人々の怒りや反発は高まっているのを感じます。
引き続き慎重に状況を見極め、安全第一で事業を進めてまいります。
2月5日 9:50(ミャンマー時間)
リンクルージョン黒柳です。
いろいろバタバタありましたが、街は今日もいたって平穏です。
あまり報道されていないところでは、
・銀行、両替所、Gold販売店は資産保全のため客が列を作る
・SNSでの抗議運動は引き続き活発
・軍関連企業のボイコット、不買運動の動きが拡がる
・真偽不明の情報は多数ありますが割愛します
・夜20時にベランダなどに出て、一斉に鍋や金たらいを叩く、市民がという抗議行動が昨日から行われています。
https://twitter.com/KenKobayashi/status/1356615600710144000
(当社から撮影した映像をNIKKEI Asiaさんに提供、音に胸が熱くなります・・・)
契約商店に営業休止のお詫びと、要望を聞くための電話を手分けして行い、一軒一軒お話を伺っています。皆さん少ない在庫でしのぎつつ、どうしても必要な物は市場に買いに行っているようです。
ご迷惑をお掛けして申し訳なくジレンマがありますが、ほとんどの店主の方にはご理解頂けて、温かいお言葉を頂いています。
一日でも早く再開したいところですが、情勢を分析すると、まだ予断を許さない状況です。
このまま平穏が続くか慎重に見極めつつ、業務再開を目指したいと思います。
皆さま、引き続きミャンマーへの関心をお寄せ頂けると嬉しいです。
2月3日 23:00(ミャンマー時間)
こんにちは、リンクルージョン黒柳です。
ヤンゴンは平穏が続いており、身の危険はありません。
【現在の状況】
・携帯キャリア・インターネット通信は終日良好
・軍が市中に大規模な展開をしている様子はない
・大規模な反対デモや集会も今日のところはない
・スーパーなどは営業時間を短縮しつつ開いている
・銀行は営業再開したものの引出し希望者が殺到し午前中には窓口停止
・医療関係者など公務員の間で抗議のストライキや離職の動きが拡がっており、SNS上でそれを支持する投稿が拡がっている
・SNSはクーデターへの抗議の声で埋め尽くされている
・NDL(スー・チー氏の政党)の公式facbookに投稿されたスー・チー氏の「抵抗せよ」との声明はアカウントを乗っ取った軍による扇動だから行動を控えるべき、というメッセージが出回っている
・SNSではデモなどの行動は自制すべき、との呼びかけが出回っている
・情報が錯そうして真偽の検証が不可能な状態、市民の抗議活動は今のところSNS上で静かに行われている
【事業再開について】
コマース配送事業は今週木曜までの営業休止を決定し、幹部社員を除いて自宅待機を継続しています。
クーデターを受け入れていない国民が大半で、2月12日に建国記念日にあたるUnion Dayを控えており、予断を許さない状況に変わりはありません。
事業再開を慎重に検討していきます。
2月2日 23:30(ミャンマー時間)
皆さま
リンクルージョン黒柳です。
クーデターの一報から7時間余りが経過しました。
限定された情報しかありませんが、とり急ぎご報告します。
正直、報道以上の情報は得られていません。
ミャンマー最大都市の郊外にある自宅・オフィスの周辺は一見すると普段通りで、人も出ていますし車も走っています。
携帯電話キャリア全社の通信は朝から遮断され(今は断続的に使用できる状態)、一部プロバイダーのインターネットも不通となっています。
幸い当社のインターネットは2回線のうち1回線は今のところ通じています。
スーパーや商店には、食料品を買い込む人で混雑しています。
ATMは使えなくなり、銀行は一部を除き朝から営業していません。
とりあえず念のため従業員は自宅待機とし、本日の業務は休止としました。
様々な情報が錯そうしており、まだ状況を見極められる状況ではありません。
まずはオフィスに待機して情報収集にあたっています。
この後、インターネットの全遮断があるという情報もある中ですので、次のご報告がいつできるか分かりませんが、とり急ぎご報告まで。
皆さま、こんにちは。
リンクルージョン黒柳です。
ファンド募集も残り45日となりました。
本日は事業の近況報告をさせて頂きます。
2020年度第三四半期(昨年10~12月)のコマース事業の商品販売高は、
前期から150%増、昨年同期比で5倍超の成長となりました。
コロナ禍で外出規制など制約の中ですが、
事業メンバー一丸となり、さまざまな工夫をして事業を拡大できております。
温かく事業を助けて下さった農村部のお客様のお陰でもあります。
ミャンマーでは新型コロナの新規感染が落ち着いてきました。
厳しい政府の規制の成果かもしれません。
SDGsへの取り組み
ファンドの各指標は昨年9月からの約4ヵ月半で確実に進捗しています。
国際空港の閉鎖など、いまだに厳しい措置が続いていますが、
今後も農村部のニーズにしっかり寄り添って事業を拡げていきます。
皆さまからお預かりした出資金は営業エリア拡大の運転資金として、
また新たな倉庫や車両の調達資金として活用させて頂きます。
より多くのミャンマー農村の方々にサービスが届けられるように、
引き続きご支援をお願い致します。
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
リンクルージョン黒柳です。
今日は、お客様(契約商店)の一人をご紹介したいと思います。
タ・ピュー・サン村で食品雑貨店を営むエモンさん(32歳)です。
この村は一番近い市場までバイクで1時間かかる農村で、公共交通も存在しません。
▲商売していくうえで「お客様に正直であることが大切」とエモンさん
皆さま、こんにちは。
リンクルージョン黒柳です。
ミャンマーから明るいお知らせです。
ここミャンマーで新型コロナ感染が減少傾向に転じてきました。
厳しい移動制限の成果なのか、2週間ほど新規感染者の減少が続いています。
検査数に対する陽性率も10%前後が続いていましたが、1週間連続で5%を下回っています。
感染拡大の中でも、事業はしっかり継続してきましたが、
感染減少でさらなる事業拡大に希望が拡がります。
ミャンマー政府は、徐々に経済重視に舵を切り始めています。
国内線が再開し、少しずつ国内移動が緩和されはじめました。
国際線の再開検討も始まりました(ミャンマーは今年3月からずっと国際空港が閉鎖されています)。
今後の予測は難しいですが、油断せず、最悪のケースにも備えつつ、
さらにサービスを拡げていきたいと思います。
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12/29にオンライン開催されるイベントにゲストスピーカーとして登壇します。
ミャンマーで協働させて頂いているマイクロファイナンスMJIさんが主催するイベントです。
コロナ禍のミャンマーについて、
マイクロファイナンスについて、
ソーシャルビジネスについて
ご関心のある方はぜひお申込みください。
詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/
皆さま、こんにちは。
リンクルージョン黒柳です。
ファンド募集が始まって3ヵ月が経ちました。
200名を超える方にお申込みを頂いております。誠にありがとうございます。
本日は近況報告をさせて頂きます。
ここミャンマーでも、新型コロナの感染拡大の真っただ中にあります。
(実質これが第一波です)
厳しい移動制限や営業制限が課され、チャレンジが続きますが、
そんな中、3ヵ月連続で過去最高の販売流通額を達成しました!
第2四半期(7-9月)の販売額を、10-11月の2か月で既に超えました。
11月の配送回数は昨年同月比で4.5倍に拡大し、
コロナ禍で販売単価もコロナ拡大前の120~130%に伸びています。
SDGsへの取り組み
コロナ禍で思うように供給能力を拡げられない制約の中でも、
ファンドの指標は9~11月の3ヶ月間でも、確実に進捗しています。
今は、しっかりと既存のお客様に向き合ってロイヤリティを高めつつ
新しい倉庫の準備や、スタッフの採用と教育を強化しています。
引き続き、ご支援をよろしくお願い致します。
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12/29にオンライン開催されるイベントにゲストスピーカーとして登壇します。
ミャンマーで協働させて頂いているマイクロファイナンスMJIさんが主催するイベントです。
コロナ禍のミャンマーについて、
マイクロファイナンスについて、
ソーシャルビジネスについて
ご関心のある方はぜひお申込みください。
詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/
皆さま、こんにちは。
リンクルージョン黒柳です。
12/29にオンライン開催されるイベントにゲストスピーカーとして登壇します。
ミャンマーで協働させて頂いているマイクロファイナンスMJIさんが主催するイベントです。
コロナ禍のミャンマーについて、
マイクロファイナンスについて、
ソーシャルビジネスについて
ご関心のある方はぜひお申込みください。
詳細・申込はこちら
https://mji2020.peatix.com/
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【イベントについて】
この度、「こどもたちが貧困によって涙することのない世界」を目指して活動するミャンマーのマイクロファイナンス機関『MJI Enterprise Co., Ltd.』が、「ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス」というテーマを掲げて、日頃からご支援いただいている皆さまへの感謝と、コロナ渦のミャンマーにおいて行われているソーシャルビジネスの現状をより多くの方々へ知っていただきたいという想いを込めて、下記3社よりゲストスピーカーを招きオンラインイベントを開催させていただきます!!
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・同じくミャンマーにてマイクロファイナンス関連事業と農村部での流通事業を展開している『リンクルージョン株式会社』
・「機会の平等を通じた貧困削減」目指して全メンバーがプロボノとして活動している『認定NPO法人Living in Peace』
・小口から出資可能なインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営している『ミュージックセキュリティーズ株式会社』
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【開催日時】
2020年12月29日(火)16:00~17:30 (オンライン開催)
【プログラム】
第一部『MJI の現状報告とこの1年間の振り返り』(計25分)
・代表加藤より御礼と本会の説明(各団体の紹介を含む)
・「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド」の状況とファンド1の第1回分配報告
・MJIミャンマー現地スタッフより御礼並びに事業進捗報告
第二部『特別トークセッション~ウィズコロナのマイクロファイナンスとソーシャルビジネス~』 (計45分)
・新型コロナウイルスが経済と貧困に及ぼす影響と今後のマイクロファイナンス機関の役割
・コロナ禍でも前進するソーシャルビジネスの可能性
・ソーシャルビジネスと社会変革を支えるソーシャルインパクト投資
Q&A (計20分)
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